イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

お庭遊び・全開!ストーカーもどき(?_?)

2011年05月30日 | Weblog

わん達はお庭に出る時間が楽しみです。 私の家は、野中の一軒家ではなくて・・・住宅街にあるので、お庭に出る時間は決めています。周りの方々もガーデニングや家庭菜園をされていて、それぞれのお庭でお手入れをされているので・・・わんの声で、ご近所にご迷惑をかけるわけにはいきません。学校の下校時間帯には、絶対に犬を出しません。 小学生達が~わぁ~犬が沢山いる と寄ってくるので、ワンワンワンの大合唱になります。 せっかくのわんのお楽しみの時間に・・・私が周りに気を遣って、わん達を⇒コレコレ!と叱るはめになるので、そんなイヤな事はさけたくて、子供たちが帰宅している時間帯にはお庭には出しません。わん達&私の好きなお庭です。 ↓



今の季節が一番いいね! 寒くもなく~暑くもなく~気持いい季節



随分伸びてるよ。早く刈らなくちゃ  芝刈り機を持ち出すと⇒ これなぁ~に と近寄って興味津々。


去年あたりから、芝刈り機の調子が悪くて、今年使い始めたら・・・空回りしてダメ  新しく買いました。 電動式を買うつもりだったけど・・・面倒くさそうだし、重たかったので、結局前回と同じく手動式にしました。 主にパパさんのお仕事なのですが・・・パパさん、土日はテニスやゴルフに行って・・・家にいなかったので、私が芝刈りをしました。機械が新しいから、よく刈れていい感じ芝はなくなり、大半は雑草ですけど



さくらんぼの木の回りは、草がなくなってハゲてきました。栄養分を吸い取られているようです。比例して、さくらんぼは巨大化するばかり。 将来・・孫ができたら・・・ここに砂場でも設置しますか。。。 and すべりり台もね


随分前になりますが、ご近所にストーカーさんのようなご家族がいまして・・・わん達をお庭に出すたびに、見に来る人がいました。見るだけでなく、お孫さんを抱いて、ツカツカと庭まで入ってくるのです。わんたちにとって、この庭は自分たちのテリトリーです。知らない人がいきなり入ってきたら、当然ですが⇒ くせものっ ワンワン と吠えます。それも普通よりも強く吠えます。そのご家族は、毎回くるのです。ストーカーのように、私がわんたちを出すのを覗いているのです。だって、出してから・・・数十秒後に、すぐに来るんですから。孫をつれて、○○ちゃん、わんたちと遊ぼうね~なんて言って勝手に入ってくるのです。その子はまだ3歳くらいの幼児です。 大勢のわんに吠えられて、怖そうにとまどっていました。


お孫さんは、さくらに使われているだけで、自分・大人のほうが見たかったというか、うちに興味があってきたかったのでしょう。孫がぐずって泣いていると⇒ では、わんわんを見に行こうね~なんて言って家の前に来たりしました。とんでもない勘違いですよ。どうしようもない常識のない人だなぁ~と思いました。でもご近所さまなのでトラブルは起こしたくなくて、あまりきつく言うこともできずに、さりげなく・・・やめてくださるようにもっていきました。このご家族は、仔犬が生まれたら見せてください としつこくて・・・何度かはお見せしたのですが、そうすると、またしつこくピンポーンと鳴らすので・・・そちらのほうも、相手を傷つけないように、毎回はお見せできかねないとお断りいたしました。


このご家族のストーカーぶりというか、非常識な態度は数年間続きました(私も意思表示をしましたので、押さえ気味ではありましたが)そこの娘さんもうちのわんに興味をもって、ことあるごとにやってきては私をイライラさせてくれました うちの息子に、仔犬が生まれたら見せてね!といつも言っていたそうです。だから私は、生まれても内緒にしていてね・教えないでよ。と言いました。教えようものなら、毎日ピンポーン・ピンポーンです。イヤです。生まれて間もない、免疫力もないデリケートな仔犬を、赤の他人で、仲の良いわけでもない人に、はいどうぞ~なんて見せるわけないじゃないですか わたくし&ママ犬の大切な宝物ですよ。おいそれと第三者に見せることはしません。そのご家族のお陰で、私はストレスが溜まって・・・当時は、本気で引っ越しをしたくなりました。 毎日、お庭に出すたびに、キョロキョロして、今日はこないでちょうだいよ!と気にしていました。せっかくの楽しい庭遊びの時間が、ストレスになっていました。わん達にも悪いことをしました


しかしそれは、あることでおさまりました。 当時、主人は関東に勤務していて単身赴任でした。この家には住んでいませんでした。 つまり、私が一人で住んでいたことを知っていたので、来やすかったのです。その後主人は札幌勤務になりました。 覗き見家族の家からは、うちの家が丸見えです。主人には運転手が付いていて、朝・夕に自宅まで送り迎えしてくれます。


その様子を毎日見ていたのでしょう。 それ以来、ぴたっ!とうちには近寄らなくなりました。あんなにしつこく干渉していたのに。自分の庭のように覗きに来ていたのに・・・ウソのように止まりました。 女性一人で住んでいると⇒ 甘く見られていたのですね。いや~感心しましたよ。助かりましたよ。男性・旦那の存在って大きいですね。旦那さま・世帯主の存在は、セキュリティをもしっかりしてくれることを身をもって知りました。話には聞いていたけどね。本当なんですね。 おもしろかったかな・よかったらワンクリックお願いねにほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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窓際に、勢ぞろい(^^♪・爪切りについて。

2011年05月29日 | Weblog

うちの子たちは・・・出窓が大好きです。 暖かくなると→出窓に勢ぞろいします。 そんな時・・あっ!シャッターチャンスだ とカメラを取りに行くと、あらら・数匹は出窓から降りてしまいます。 ですから、集合写真は滅多に撮れません。 しかし⇒ この時は降りないで静かにしていました。 逆光なので、このようにシルエットのような写真しか撮れませんが(逆光の撮り方をマスターしていない(-_-メ)、なかなかいい写真でしょう



私が、こっち向いてね~と声をかけると、カメラ目線をしてくれました。 言うことが分っているね


私が、生まれている仔犬たちの写真を撮るときは、成犬たちはハウスに入っています。そうしないと、気が散ってうまく撮れません。一生懸命に仔犬をあやしたり、、音を鳴らして⇒ 汗だくになって撮っている私の姿を見て・・・成犬たちは、お母さん~よくやるよね。パピーちゃん、あきてきてるのに(ホントに、あきて疲れています) もうそろそろ終わりにしたらと冷ややかなお顔で見ています。成犬たちは、何年もその姿を見ているので、この人は(私です)、仔犬の写真を撮るのが仕事なのだ・・・と分っています。


ですから、自分達にカメラが向けられたときも、比較的じっとしてポーズを取ります。これは、仔犬の写真撮りを見てきているから・・・慣れですね。学習しています。



同じ時に撮ったのですが、カーテンの高さを変えても、じっとしていました。私が写真を撮り終えると、そのまま気持よさそうに寝ていました。写真終わったよ。ありがとうね~と言ったら、安心したような様子でした。何でも分っています。このような何気ない普段のわん達の姿に、幸せを感じます。私の愛おしい仲間達です


昨日はわんの爪切りをしました。10わんの爪切りはちょっと大変。。。 年を取ってくると、爪の先のほうが空洞になってきます。ですから神経も伸びていなくてさほど痛くはありません。スポッ!と切れます。空洞が長いので比較的ラク。 しかし、若いうちは神経も伸びています。長い時間爪切りをさぼっていると・・・神経も一緒に伸びてくるので、爪を切るときに神経まで切ってしまうので、すごく痛がります キャインと鳴きますし、出血もします。


一度でも痛い爪切りをされると、犬は覚えていて、爪切りを嫌がります。爪切り器具を出しただけで逃げます。これは当たり前です。痛い思いを忘れていないからです。基本的に爪切りを好きな犬はいません。爪切りをすんなりさせるかどうかは、飼い主様の腕しだいです。


そんなことも知らずに・・・ねえ松○さん・・・うちの子、爪切りが嫌いなんです。嫌がってさせないんです・と相談してくる飼い主さんがいます。まるで、犬が悪いような言い方をされていますが・・・とんでもない!悪いのはあなたです。 犬を叱りながら・・ガミガミと・・押さえつけてしたことがありませんか。イヤなことをされるうえに、ガミガミ叱られながらされたら、犬は益々恐怖でイヤになります。それでも主従関係が、飼い主のほうが上だったら、なんとかガマンしながらさせますが・・・飼い主のほうが下だったり、犬が暴れるからと、途中で爪切りをやめてしまったら、犬は、暴れればやめてくれることを学習し、次回からも毎回暴れて、させないようになります。つまり、犬に負けているのです


私は、犬は爪切りを嫌いなことは分っているので、話しかけながら切ります。主従関係ができているので、わん達は、イヤではあるけれどもガマンしています。抵抗する子は、ジュリアとレイラだけです。抵抗しない子はすぐに終わります。抵抗しても、逃げたりはしません、私が切り始めると、ヒェーンと声を出し、ちょっとだけ足を引っこめる程度です。長々とすると、逆効果です。パンパンパンと短時間で終わらせます。比較的痛がらない後ろ足からするといいかもしれません。一本切るごとに、ほら・痛くないでしょう!おりこうねぇ!と褒めます。全部終わると~すごい上手だぁ・いい子だったねぇ~と褒めまくります。 その後1時間くらい経って・・・爪見せて⇒ と言って爪を触りながら⇒ わぁ~綺麗になってる。綺麗だねぇ~いい子だったね~と爪を切ったことを、ことごとく褒めます。翌日になっても、爪を見て⇒ わぁ、綺麗になったね。昨日切ったもんね!よかったねぇ~と褒めます。要は爪を切ることは良いことだと植えつけます。そうすることで、犬は、飼い主がそんなに喜んでいるのならと、次回からはガマンすることを覚えます。これは私流のやり方です。


ただこれは飼い主のほうが上の立場の場合です。どうしても切らせない子は、初期の時点で抵抗すればやめてくれることを覚えてしまって、絶対に切らせないし、大暴れしたり、噛みついたりします。そのような場合はイヤなことを無理強いさせても仕方ないので、お店でお願いしたほうがいいですね。


これは歯磨きにも言えます。歯磨きは、爪切りほどは嫌がりませんが。 歯磨きも終わったあと褒めてあげます。その後また、歯を見せてね~と言って歯を見て、わぁ~綺麗ね~と褒めます。爪切りも歯磨きも、肛門腺絞りも、みんないいことだと教えます。爪も口もおしりも、どこを触ってもビビったり、嫌がったりしないように育ててくださいね。


最低のやりかたは・・・人の気分で行動する人です。犬が何かワルサをしたときに⇒ そんなことしたら、おまえの嫌いな爪切りするぞ歯磨きするぞそんなに汚したらお風呂にいれるぞおやつはあげないぞ などど言ってお仕置きする人です。犬は飼い主の品物ではないのです。犬の習性も勉強しないで、自分の思い通りにしようなんて⇒ 最低の飼い主です。犬を支配しているつもりでも、犬には何も伝わっていません。犬の習性⇒犬は尊敬できる、犬が自分よりも上だと思っている人の言うことに従い、その業を褒めてもらうことに至福の喜びを感じる動物です。


エニオは可愛いです。爪切り器を持ってくると、本当は爪切りは好きではないのに・・・ワンワンと吠えてジャンプしながら近づいてきます。そして、早く切ってよ~と催促します。抱っこして切り始めると、じっとガマンしています。ショードッグは爪を短くしなくてはなりません。わたしは爪切りは下手なので、たまに深爪して血を出してしまいます。その度にエニオはヒュンと鳴きます。でも終わるまでガマンしています。そして爪切りが終わって⇒ すごく褒めると、エニオは満願の笑顔で、得意げなお顔をして飛び回って喜びます。いつまでもおこちゃまで可愛いです 痛いことをこれからされると分っていても、嫌がらずに近寄ってきます。ロナルドもそうです、私が何をしても嫌がりません。この従順でフレンドリーなキャラクターは、ポーランドの犬舎のステキな特徴です。


爪は、長く放置していると神経も一緒に伸びるので、切った時に神経に届いてしまい痛がります。血もかなり出ます。ですから、2週間に一度くらいの割合で・・・先のほうの神経の通っていないところだけを切って・・・痛くないんだよ!と慣らしていくとよいでしょう。こまめに切ることです。痛くないことが分かれば嫌がりませんよ。爪切りのコツ⇒ 爪の下の肉球と爪の根元を指ではさむと、爪がグイッ・と伸びます。爪を見やすくなります。そうして、爪の先の神経のない所を切ります。頑張ってくださいね よかったらワンクリックお願いします。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村


 

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ディジーが教えてくれたこと・3

2011年05月26日 | Weblog

ディジーが教えてくれたこと・・・それは、一言でいえば・・・犬は、自分では出産したいとは思っていないことです。このように文章に書けば、ごく簡単・当たり前のことです。でもブリーダーの仕事を選んだのであれば、わん達に出産をしてもらうことが⇒お仕事になります。矛盾していますが・・・この難しい問題は、長く経験している人にしか分らないでしょう。生まれてくる赤ちゃんは可愛いです 天使です~ 癒されます。。。でも、産んでくれるお母さん犬は命がけです。自分の身を削って子育てをします。その姿を長年見守ってきた管理人は、仔犬の誕生が嬉しいだけでなく、お母さん犬の負担に関しては、辛いものがあります。

私は外で働く仕事が好きでした。勤めていた会社でも、受付カウンター業をしており、物件・マンションの販売・案内・別荘地の案内などに出かけ、軽井沢にも何度も出張しました。人間関係もうまくかわし、接客業が好きで楽しかったです ですから結婚して専業主婦になり、子育てや転勤と・・全く違う世界で過ごすようになり、とまどいました。特に官舎の生活には四苦八苦しました。共同で草刈りの日など行事も沢山ありました。奥さま達はみな、良妻賢母な方ばかりで、花嫁学校に入居したようでした。東京(おもに新宿)で、飲みにばかり行って、自由気ままに暮らしていた私にとっては、驚きの世界でした。新婚でいきなり八戸に転勤になったものですから。八戸がイヤだったわけではないのですが・・・東京に戻りたくて・・・涙を流していました。

しかし~朱に交われば赤くなる・・・です。すっかりまじめな主婦となった私は(笑) 結婚して十数年間、子育てと主人を支え、家族の為に縁の下の力持ちに徹して、家事・育児に励みました。何でも一生懸命に頑張る管理人です。お陰で、子供達も良い子に育ち(今でも仲がいいです) 主人も会社内の難関といわれているCGS試験にも合格し(この勉強中も、ひたすら耐えてフォローしてきました) まあまあ、出世しました。40代半ばから運転手付きになりました

そうして子育てが一段落した頃、本来自分がやりたかったことをしたくて、ブリーダーになりたいと思いました。本当は訓練士にも興味があったのですが・・・私の年齢では、時すでに遅し・・・と考えました。その頃は素人だったので、沢山のブリーダーさんに色々と教えていただきました。17年前に犬舎登録をしました。名前は イノセント です。汚れを知らない・純粋無垢な仔犬 イノセントしか思い浮かびませんでした。

そして迎えたシュナのディジーは、すごく可愛らしく健康で良い性格でした。一年後に5匹の仔犬を産んでくれました。子育ても上手で、一番大切な母乳も沢山でました。出すぎてありあまるくらいでした。私は初めてだったのでこれが普通かと思っていたのですが・・・後で分りましたが・・違っていました。後に、母乳がでない母親・難産で苦しむ母親を経験しました。 ディジーは毎回安産で、帝王切開なども一度もなくて、母乳もたわわに出るので、私はお産に関して、すっかり天狗になってしまいました。

私よりも、ず~っと先輩のブリーダーさんから、あなた⇒ 本当のお産の怖さを知らないのよ。ディジーがたまたま台雌として向いているだけよ。そのうち怖さを知るでしょう。。。。と言われました。 少しむっ!としましたが、それは本当でした。 数年後に本当にやってきました。 ディジーの後に迎えたヨーキーのルビーも、同じよう安産で、母乳もよく出て、よいお母さんをしてくれました。ディジーよりも母性が強くて、仔犬をよく守っていました。可愛い子でした。 ディジーとルビーが素晴らしいお母さんだったので、私は益々調子に乗っていました。その頃は仔犬は、仲の良いペットショップの女社長に買ってもらっていました。この女社長には沢山のことを教えてもらい、とてもお世話になりました。彼女は離婚して、新たにお店を開店したばかりだったので、彼女に協力していました。仔犬の買い取価格は安いです  それでも専業主婦から脱却したかった私にとってはありがたいお金でした。

そのショップはシュナウザーを得意としていました。お相手の男の子も、そちらの男の子でした。女社長は、ディジーちゃんの仔犬は可愛いからね~ すぐに売れるのよ~ Mさんは綺麗にして大事に飼っているから安心よ。パピーミルからは絶対に買わないのよ! と言って、うちでよくコーヒーを飲みながら、業界のことなどを話してくれました。

この頃の私は、ディジーが安産で子育てが上手なことに甘えてしまい、本当のディジーの気持ちを考えていませんでした。5歳の頃、ディジーは近所で自家栽培しているお家の、農薬の匂いを嗅いで・・・肝臓を悪くしました。肝臓が治るまで、しばらくお薬の治療をしました。その間、当然繁殖はしていません。そして、肝臓が完全になおりました。ディジーはすごい食欲で元気になりました。

それから一年くらい経って、ディジーに発情がきました。ディジーは8歳になっていました。元気なディジーの様子から、最後に、もう一度だけ仔犬を産んでほしいと思いました。私に魔がさしたのです。何年か休んだのだから大丈夫だろうと・・・バカなわたし。この私の考えが、ディジーの身体をさらに痛めてしまいました。 例の女社長のお店に交配に行く時、ディジーはバリケンの中で暴れました。 あまりに暴れたので、バリケンがひっくり返りました。私は辛かった。 あとから考えると、ディジーはもう、仔犬は産みたくなかったのです。それなのに・・・社長との約束を破ることもできず、交配を遂行してしまったわたしでした。 鬼でした。バカでした。

そんなに抵抗していたディジーは2か月後に6匹の赤ちゃんを産んでくれました。 6匹も生まれたのは初めてでした。多くても5匹でしたから。すごい!ディジー ありがとうね。たくさん褒めてあげました。ディジーは産みたくはなかったけれど、お母さんが喜ぶならと、頑張ってくれたのです。犬って本当に、好きな人の為に・好きな人を喜ばそうと頑張ってくれるのですよ。ディジーも嬉しそうに笑ってくれました。これで最後だからね。これからはお産は引退して、ゆっくりと過ごしてね。そう、毎日話しかけていました。

ところがこの頃・・・すでにディジーの体内は病魔に侵されていたのです。表向きには何も現れていませんでしたけど・・・その病気は数ヵ月後に起こりました。ハウスで寝ていたディジーがガタガタ  とすごい音を立てて痙攣を起こしているのです。目は白目が出ていて、身体は激しくのけぞって、口はガチガチとなり、今にも死にそうな形相で、すざましい痙攣でした。 私はの姿を見て、驚いたなんてものじゃありません。あまりの衝撃で、血の気が引き・自分のほうが倒れ込みそうになりました。 それまで何の前触れもなく、ご飯も良く食べ・・健康だったディジーが、どうしてこんなことに

その日のディジーは痙攣を何度も繰り返しました。病院で治療してもらっている間にも激しく発作が起こり、治療は夜中の11時過ぎまで続きました。何とか一命を取りとめたという感じでした。それからは闘病生活が続きました。病名はすぐには分りませんでしたが、お腹に一つあった小さなしこりが、またたく間にいくつも増えてきたので悪性の腫瘍⇒ ガンが広がっているようでした。 闘病中の写真はこちらです。↓

ディジーは週に1~2回点滴を打ちに行きました。それでも、段々と元気がなくなり、歩くことが困難な日もありました。

 当時生まれていたルビーの最後の仔犬・ラブリーちゃんがディジーのハウスに入って行くと、おいで~という感じで歓迎していました。仔犬のことは大好きで、自分の産んだ仔犬でなくても可愛がっていました。

治療の経過で、ひんぱんにてんかんの発作があるのは、脳に腫瘍ができている可能性があるとのことでした。お腹の乳癌といい、多分身体が癌に侵されていたと思われます。乳癌は体力がついたら手術しましよう。という話をしましたが、何しろ、てんかん発作が来るたびに、ディジーの体力は弱ってきて、段々と歩くことさえ困難になってきたので、私は時間をみはからって・・・チーする?と話しかけ、おトイレに連れていきました。チーをすると、またハウスへ戻してあげていました。私はディジーのお世話・介護ができることが嬉しくて仕方ありませんでした。当時、犬はイタグレが増えて7匹になっていました。ディジーが倒れてからは、私はディジーに付ききりでした。ディジーもそれが嬉しかったみたいで、私の姿を一日中、目で追っていました。 そのお顔は、お母さん、やっとわたしのことを見てくれるようになったのね。この時が来る日を待っていたのよ・と言っているようでした。

もうひとつ涙が出ることがあります。ディジーが倒れたのは12月でした。その翌年、娘が成人式の為に帰ってきました。子供時代を共に過ごした愛おしい家族です。大人になった娘を見て、ディジーは喜びました。そして、成人式を終え、東京に戻るために身支度をしていると、それまでほとんど歩くことができなかったディジーが、のそっ!と起き上がり、娘の元に来て挨拶を始めました。私たちはびっくりして、ディジー、身体がきついでしょう。無理して起き上がらなくていいのよ。と言いました。でも、彼女は、玄関先まで来て、去っていく娘の姿を、いつまでも見送っていました。その時の姿を、娘は忘れられないと言っています。 ディジーの中では、娘に会うのはこれが最後だと分っていたのでしょう。あとから聞いたのですが、この前日の夜も、ディジーは娘の枕元に座り、じっと見つめていたそうです。きっと、お姉ちゃん、沢山の想い出をありがとう!もう会えなくなるのよ。さようなら とお別れをしていたのだと思います。

それから一進一退を繰り返しましたが、ディジーは食欲は旺盛でご飯をよく食べていたので、まだまだ生きてくれると思っていました。けれども、癌の進行は早かったです。2月12日の夜から、今までにない激しい痙攣発作が起きました。それはすざまじくて、途中で止まることがありませんでした。私は一晩中看病し、舌を噛まないように口にデニムをくわえさせ、けいれんが収まるように首のツボを押したりして、ディジーを抱きながら・・・どうか、止まって・止まってと祈りました。しかし、激しいけいれんは止まることはありませんでした。その苦しみはすざましくて、息も絶え絶えとは、まさにこのことでした。ディジーが苦しがって⇒ハアハアーと吐いた息・あの悶絶の苦しみの表情は、私の身体から抜けてることはありません。ディジーの苦しみかたが異常だったので、私は、神様~もうイジワルはやめて!と泣きながら叫びました。こんなに悲しいこと、一生忘れることはありません。

そして翌朝、急いで病院に行きましたが、成すすべはありません。彼女は次第に意識がなくなってきました。家に帰ってから、私はディジーをずっと抱いていました。夕方、他のわんたちのご飯作りがあるので、ちょっと待っててね!と席をはずしました。そしてまたお布団に戻ってディジーを抱きました。そしたら・・・待っていてくれたのでしょう。私に抱かれて旅立ちたかったのでしょう。抱きながら~お母さんが悪かったね~ごめんね~と話しかけているうちに、ディジーがお口を2~3回開けて何か言いました。そうして、その数十秒後に心臓がぴたっ!と止まりました。 何と言ってくれたのでしょうか。きっと、ありがとう・・・とは言ってくれてないと思います。 ディジーに関しては、良い飼い主ではなかったから。私はこの子のことがこんなにも好きだったのに、ディジーの優しさ・ふところの大きさにに甘えてしまい、私のほうからは何もよいことをしてあげられなかった。。。ディジーが亡くなったあと・・娘のティアラがギヤンギャンと声を出して騒ぎました。まるで、お母さん!起きて!と言っていたのでしょう。私はディジーとティアラの親子を抱いて号泣しました。

私はディジーに関しては、申し訳ない気持ちばかりで、できることなら始めからやり直したいくらいでした。その、後悔の念が強かったからか・・・ディジーを亡くしたあと、泣いてばかりの日々でした。スーパーでディジーの好きな食べ物を見るだけで~こんなことなら(ディジーは、ダイエットしていました)自由に食べさせてあげたかったと・・・涙ボロボロでした。どこに行ってもディジーのことしか頭になくて、ディジーに懺悔の気持ちばかりでした。私は食べることができなくなり、食べ物を受け付けなくなりました。体調を崩しました。

最後の仔犬を産ませていなかったら、もっと長生きできたかもしれない。交配に行く時、あんなにバリケンの中で暴れたのは、自分の寿命を知っていて・・・お母さん、わたしは病気になっているのよ。早く気が付いてよ!パピーは産みたくないのよ!と訴えていたのでしょう。それなのに、私は気が付いていなかったのに・・立派に産んでくれた。 こんな愚かな飼い主だったのに・・・犬は飼い主を裏切らない。ごめんなさいディジー。ディジーを死なせてしまったのは、私なんだ。。。そんなことばかり考えて、私はペットロスの状態になりました。ウツになり、夜も寝られなくなりました。苦しくて・苦しくて生きて行くことがイヤになりました。でも、そのような状態では、家族や他に残されたわん達に申し訳がない。そうして自分も病院に通い~何とかウツなら脱出しました。 ディジーの為に供養してあげたくて ↓ このようなモニュメント・お墓を創りました。

このお墓は、御影石にディジーの姿を彫っていいただきました。ディジーの写真を送り、シルエットを彫っています。天使や花びらのイラストも私が考えたもので、彼女が安らかに天国に行けるようにと~天使に囲まれて幸せになれますように、と私からの祈りです。

このモニュメントを創って、お庭に設置し毎日眺めているうちに、私の心も落ち着いてきました。飼い主がいつまでもメソメソしていたら、ペットもあの世にいくことができず、この世とのはざまで苦しむそうです。快く送り出してあげたら、またイノセントに生まれ変わって帰ってきてくれるでしょうか。イタグレの中に、ディジーに似ている子がいます、もしかしたら、生まれ変わってきてくれたのでしょうか。何よりも一番解決してくれたのは時間でした。

 私は忘れません。ディジーが自分の身を削って教えてくれた 命 の大切さを。 女の子がお産をすることが、どんなにか大変であるのか。飼い主の誠心誠意のフォロー・愛情がなくてはしてはいけません。時に天狗になっておかしくなっていた私に、ディジーは身を呈して⇒お母さん、それではいけないよ! 目を覚ましてね!と教えて・気づかせてくれたのです。デイジー、ありがとうね。ディジーはお母さんの大先生でした。お母さんはディジーの死を無駄にしないよ。未熟だったために一番大切なわんを亡くしてしまったんだもの。

私がいつも言っている言葉・・・仔犬はもちろん可愛いけれど・・・それよりも産んでくれた母犬のほうが愛おしい・尊敬して敬意をはらいますと。。。これはディジーが教えてくれたことです。 それ以降は、益々ママ犬を大切にしています。

今日の長い文章に付き合ってくださった方々、ありがとうございました。書きながら涙 涙の管理人でした。 よろしかったらワンクリックお願いします。にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへ
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ディジーが教えてくれたこと・ 2

2011年05月25日 | Weblog

子供の頃から常に犬や猫を飼っていました。 そのほとんどは、公園や神社に捨てられていた仔犬や子猫でした 雨風にさらされて、元々弱っていた身体のうえ・・・当時はワクチンも発達していなかったし、リードでつなぐ風習もなかったので、交通事故や伝染病で亡くなってしまう子もいました。当時の犬の寿命は短かったです。 ミックス犬だったので、元々持っている性格が凶暴だったり、反対に従順だったり、色々な性格の犬達がいましたが、私が愛情をかけていることは分ってくれたので、みんな私の言うことをよく聞く、良い仲間でした。


かたや叔父さん(父の弟)の家では、ジャーマンポインターやイングリッシュセッターを数匹飼っており(叔父さんは趣味でハンターをしていました)・・・訓練が行き届いていたので、すごく賢くて 素晴らしい犬達でした。   訓練ができなかった・・まだ子供だった私は→ うちで飼っていたノラ君と、叔父さんが飼っていた高級犬 の違いをさまざまと見せられました。犬は訓練してこそ活かされる⇒良い犬に育つと感じていました。


学校を卒業した後も、動物の仕事をしたかったのですが・・・その当時は、動物に関する仕事はほとんどなくて→ 断念 そして、住宅に興味があったので、住宅の関係の仕事に就きました。私の両親は、住宅の新築モデルルームを見学するのが好きで、子供の頃から一緒に付いてモデルルームを見て回りました。そのような経験も影響していました。


私は仕事が好きでした。仕事に就いて半年後・・・国家試験・宅地建物取引主任者の試験に合格しました。このときは短期集中ですが、勉強しましたよ。会社は新宿駅前にありました。そこから水道橋の会館まで通い、宅建集中10回コースという講座を受けました。これが分りやすくて、この講座のお陰で、高い得点で合格しました。なぜって~試験後に、住宅新報社~という新聞に、試験の解答が出るのです・そこで答え合わせをしたら・・・ラクラク合格でした私は学生あがりだったから、まだ頭が軟らかくて受かりましたが・・・実務で不動産の仕事を長年されている方々には厳しい試験です。法律ですからね。細かい細部まで覚えなくてはいけません。実際講座を受けている方々は、すごく年配の方々ばかりで、私のような若い女の子(当時22歳)はいませんでしたね。


その後、仕事に向上心のあった私は・・次は司法書士を目指そうと、会社の反対の西口にある、法科アカデミーだったかな?の司法書士科に通いました。やる気だけはあったのですが~きつかった  仕事で散々疲れている上に、週2日くらいのコースだったけれど、教室には100人くらい詰め込まれていて・・・講師の説明がへたくそ   何を言っているのかさっぱり分からなかった。終わるのは夜9:30~10:00 睡魔が襲ってきました。 宅建講座の分りやすい説明とは雲泥の差でした。 専門学校ってピンキリですね。


な~んて言い訳していますが、宅建と比較すると、司法書士は格段と難しいです。この仕事は不動産・土地や建物の権利書・登記簿・謄本を・持ち主に代わって代理で法務省に登録する仕事です。財産を扱う仕事ですから重要です。一応先生と呼ばれています。 当時私は精神的に参っていました。この時代はセクハラ・パワハラ⇒ 言いたい放題で、女性社員の地位は低かったです。お茶運び・コピー・茶碗洗いが当たり前の世界でした。それでも、イヤな顔ひとつせずニコニコと仕事をこないました。でも、宅建に合格してからは、風当たりが強かったです。(試験に落ちた男性社員が多かったから) 取引主任になったのだから、早く帰らないで男性と同じように夜訪しろ~とイヤミを言ってくるのです。


どうしようもない上司がいまして、セクハラもすごかったです 毎日・毎日そばに来て、バカみたいなことばかり言うんです。今の時代だったら訴えられますよ。なのに、偉い人にはペコペコしていて・・ホント、アホな男でしたね。また、すごいストーカーのような人もいまして・・ホント、空気の読めないヤツでしたね。きもち悪かったです 今となっては笑い話ですけど。仕事は大好きだったのですが、人間関係は大変でした。そのような数年間を送っているうちに、わたくしは~精神面でも肉体的にも疲れていて(ストレスで胃潰瘍になりました)・・・不動産の勉強をする気力も失せてしまい、司法書士の試験を受けることはありませんでした。 ただ自分に根性がなかっただけのことです。


おっとっと~またディジーーが教えてくれたこと。から横道に脱線してしまいました。 単なる私の昔話になってしまいました。もうすぐ、お昼の庭出しの時間になるので、またもや尻切れトンボで終わりそうです。


結婚してからはペット禁止の官舎生活。私も子供達も犬を飼いたくてたまりませんでしたが、いつかその時がくるまで待っていました。主人の勤務地が東京~千葉と関東が続いたあと、90年代に入って札幌になったのです。そして、私たちは札幌の地が気に入り、一軒家を購入しました。そして、一年後にシュナのディジーを迎えました。嬉しかったです。念願の仔犬でした。迎えるまで一年あったので、その間、札幌のあらゆるペットショップを巡りました。17年前です。当時はP・Cは普及していませんでした。



可愛い可愛いディジーちゃん。家族と一緒にルスツにキャンプに行きました。


私は久しぶりに仔犬を飼うので、力が入っていました。きちんとしたしつけをしようと、躾本を何冊も買って読んでばかりいました。褒めながらしつけをしなくてはいけないのに・・・この頃は叱ってばかりでした。あとから考えると申し訳なくて涙がでました トイレを失敗するたびに、私がイライラしてしまうので、それがディジーに伝わってしまい、彼女はオシッコ・ウンチをすること自体がいけないことだと思ってしまい・・私が見ていないうちにTVの後ろなどに、隠れてするようになりました。私と目があうと、あわててチーもウンチもやめるのです。私の教え方が悪いのに、ディジーは深く傷ついていたのです。ピンポーンのチャイムで吠えると、私はガツガツに叱っていました。 ピンポーンは、誰か来たよ~お母さん知ってる?と教えて吠えているだけなのに、必要以上に厳しく叱っていたので、ディジーは私の顔色ばかりを見るようになりました。そして、反対にわたしの心の中を察知し、とてもよく言うことを聞くようになりました。


これはディジーが良くできた犬だったからです。決して私のしつけかたが良かったからではありません。 ディジーはその後もわたしの心の中をくみとり、毎回安産で仔犬を産んでくれました。私はその頃は天狗になってしまい、ディジーがあまりに良い子だったので、デイジーに甘えてしまっていました。



ディジーが産んでくれた赤ちゃんです。可愛かったね


ディジーが教えてくれたことを、今日は書ききれませんでした。わん達をお庭に出す時間がきました。また次回書かせていただきます。いつも、ありがとうございます。 ワンクリックお願いしますね。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村

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ディジーが教えてくれたこと。

2011年05月24日 | Weblog

私が最初に飼ったシュナウザー・ディジーが亡くなってから8年が過ぎました。 この子は、私が一番愛していた子です。今でも忘れることはありません。ディジーを迎えたのは1994年でした。 今住んでいる家を購入した後・・・主人は転勤族なので、またここ札幌を出ることになるために→犬を飼いたかったけれど、すぐには飼わないでガマンしていました。


そして、一年後、主人に転勤の辞令がでました。新たな地は、同じ北海道の帯広でした。札幌からは4時間ほどの所です。多分、関東に戻るだろうなぁ~と思っていたので、同じ道内は意外でした。でも、それがきっかけで犬を飼えることになりました 主人には、この先は単身赴任をしてもらうことにして、私・母親と子供達は、この家に住み続けることになったのです。。というのも、子供達も年頃になり(小学生中学年です)これ以上転校をくりかえすと可哀相だと考えたのです。それまでには2年ごとに幼稚園・小学校の転園・転校をしてきました。やっと新しい地に慣れた頃にまた転校でした。


時にはいじめられて、学校に行きたくない・・・と泣いたこともありました。転校生は持っているピアニカや給食エプロン・体操服も違います。まずはそこから責めてきて、いいカモになります。私は子供を守るために、常にPTAの役員や地域の子供会の役員をしていました。子供は、いじめられたことを相手の親にチクると、ますますいじめられるので・・・お母さん、相手の人に言わないでね  ただお祈りするだけでいいの 今日は・・○○ちゃんが私のことをいじめないように・・・お母さん祈っていてね。と言うのです。けなげでした。親の都合で転校を余儀なくされて・・・お母さん・私が守らなくて、誰が守ってくれるのよ!という心境でした。 私は子供には内緒で先生に相談し・・・いじめているような現場を見たら、しっかりと注意してくださいね。と頼みました。


学校の行事には必ず参加し、いじめている子のようすを観察しました。家庭環境を調べました。。すると色々な例が出てきました。そして、いじめる子は共通しています。その子達は、家庭に問題があることを察知しました。くわしくは書きませんが、家庭環境は大切です。子供が両親から愛されて育ち、笑いの絶えない幸せな家族と過ごしていれば→その子は他の子をいじめたりはしません。いじめている子は、心が寂しいのです。


おっとっと・・・横道にそれてしまいました。子供を育てるということは、親も子供から育てられているということです。子供を育てながら、沢山のことを学びました。子供の為に、お付き合いしたくないお母さんともガマンして付き合うことも必要でした。← これ、分る人には分るよね  そして・・・それは犬育てにもいえます。 ディジーは、私に沢山のことを教えてくれました。


前置きが長くて・・・本題を書こうとしたら夕方5時近くなってしまい、わんたちのお庭出しの時間になってきました。あわわ~



12年前の写真です。私も若かったねぇ~(笑)右がディジー・真ん中がディジーの娘のティアラ・左はヨーキーのルビーです。3匹とも亡くなっています。友人が九州から遊びにきました。このときイタグレのシルビィもいました。友人はシルウビィを気に入っていましたね。シルビィは飛び跳ねて→写真には写っていませんね


私は子供のころから犬に囲まれて育ったので、犬のことはよくわかっているつもりでしたが・・・実は、この頃は分っていいなかったのですね。おバカ飼い主でした・・・後から考えるとね。 そんなおバカな飼い主に、犬というものを分らせてくれたのがディジーでした。ディジーは何年もかけて~そして、自分の身を削って、わたくしにたたき込むように→ 犬というものを教えてくれました。そのことを書こうと思っていたのに、時間がきてしまいました。一日のスケジュールが決まっているので、今日は書けなくなりました。続きは次回書かせていただきますので、よろしかったらお付き合いください。  プチッ!とよろしくお願いします<(_ _)>

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運命を感じた・・話。。。

2011年05月22日 | Weblog

仔犬たちが巣立ってから~20日ほど経ちました。 3匹一緒に居なくなったので・・・空いてしまったハウスがガラ~ンとしていて寂しかった しばらくは片づけないで、余韻を楽しんでいました。ガラ~ンとしたハウスを見ると、本当に居なくなったんだな、と実感します。(いえいえ、単にナマケモノで、掃除をしなかっただけとも) そして、ついに数日前にハウスをたたみ、お風呂場で綺麗に洗い→ 空いたスペースにモナのハウスを置きました。わん部屋が少し広くなりました。


今回巣立った次男・ラファエル君のパパさんは、不思議な体験をされました。まさに運命を感じるような ラフ君の飼い主様は福岡に住んでいらっしゃいます。ラフ君は、ママさんのほうが一生懸命に探されて・・・うちの子とめぐり会ってくださいました。 パパさんは、わんのことはママさんにおまかせだったそうです。そんなパパさんが、ある日出張で→大阪に行きました。 その大阪の心斎橋で~キレイな2匹のイタグレちゃんと遭遇したそうです。そのイタグレちゃんも飼い主様も、とても上品でステキだったそうです。パパさんは、うちにももうすぐIGがくるんですよ~ 北海道から来るんです・・・ええっ!うちの子も北海道からきたんですよ~ もしかしたら、イノセントの子ですか~ そうですよ え~うちもイノセントの子です ええ~そうなんですか ってな具合で、偶然にもイノセントで繋がったそうです。


パパさんは、その2匹のわんちゃんを写メールで撮って、私の元へ送ってくださいました。その写真が ↓ こちらです。



可愛い~ この子たちに見覚えはありませんか?と聞かれ、わたしはすぐにベレッツアちゃん&ラガッツアちゃんだと分りました。


自分の元で生まれ、育てた子供たちだもの・・・すぐに分りますよ。。相変わらず、お上品で可愛いですね。


そしてその後、ベレッツア&ラガッツアちゃんのパパさんに確認してみると、間違いなく心斎橋で会いましたとのことでした。福岡のパパさんとお話している最中にも、わんちゃんの回りに、たくさんの人だかりができたそうです。 福岡のパパさんの出張が一日でもズレていたり、心斎橋をあるく時間帯が違っていたら、まず遭遇することはありません。これは本当に何か赤い糸で繋がっているように感じました。 ベレッツア&ラガッツアちゃんの美しさに感心したパパさんは、ラフ君が来る日を益々楽しみにされたそうです。


せっかくですから、ラガッツアちゃん&ベレッツアちゃんの写真をお載せします。沢山いただいていますが、その一部です。



ベレッツアです。わたしもママもお上品なのよ。



ベレッツアよ。いつもステキなお洋服を着せてもらってるの。パパがね、すごくお洒落なのよ。



右が妹、ラガッツアちゃんです。パパと東京ビックサイトのショーに行ったの。左は、ショーに出たエニオです。


ベレッツアちゃんは5歳になります。ラガッツアちゃんは3歳でしょうか。二人とも元気にしているそうです。パパさんは、もっとわんが欲しいよ~とおっしゃっていましたが・・・ママさんからブレーキをかけられているそう。。。そうですよね、お世話するのはママさんです。大変ですよね(笑)パパさん、お電話ありがとうございました。関西にはイノセントからは沢山の子が巣立っています。関西人は→ちと違うよ!という声を時々耳にしますが・・・うちの子を迎えてくださった方々は、みなさんステキでお上品な方々ばかりです。関西人→ バンザイ ですよ。


最後の一枚は、巣立つ前日に、それぞれの毛布をベッドに入れて撮った写真です。匂いが付いた毛布をクレートに入れてあげると落ち着きますからね。明日はお別れよ~ 3匹そろった最後の写真でした。



3匹とも新しい家族と、新たに幸せな日々を送っています。それが私の願いです。ありがとうございました。


 そうそう、次男のラフ君のママさんが、mixi・ミクシィ のほうでブログをされています。ラフ君の様子が見れますよ。mixi をされている方は、ラフ子 で検索してくださいね。mixi に入っていない方はメールをくだされば紹介いたしますよ。 よろしかったらワンクリックお願いしますね。いつも、ありごとうございます。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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恐ろしき・・似たもの姉妹。

2011年05月15日 | Weblog

我が家のミユリは、いつも大胆な寝かたをしています。出窓がポカポカで気持ちがいい季節になると、このように仰向けになって足を広げて寝ています。この写真です。↓



すごいでしょう!わたち、気持が良くて~太陽を 独り占めよ~ 太陽さん~いらっしゃ~い。



ときにはママのジュリアもやってきて・・ミュウを枕にしています。


この親子、とにかく仲がいいの。 ミュウはおとなしくて、どちらかというと気は強くないのだけれど、いつも強いジュリアに守られていたから、大きい顔が できていたの。言わずと知れた→ ストーブの番人ですこのように無防備に堂々とお腹を出して寝れるのは、何の不安もなく、おもいっきりリラックスできているからです。ステキな寝ぞうです。


この姿に笑いをもらい~癒されていた私ですが、少し前に、さらに笑わせていただきました。それは、ミユリの同腹であり、姉妹のノエルちゃんも、同じ寝かたをするそうです。その写真を見せていただいて→ わぁ 同じ寝ぞうだぁ~さすが~姉妹だと驚きましたね。その写真はこちらです。↓



これは、ノエルちゃんが気持ち良さそうに寝ているので、毛布をめくったら、このような格好をしていたそうです。ミュウとそっくりですね。恐ろしき・・似たもの姉妹です(笑)



懐かしい写真です。8年半前・・生後一カ月くらいかな。。左がミユリ・右がノエルちゃんです。今年の11月で9歳になる姉妹です。まだロナルドが日本に来る前でしたので、一生懸命にお父さんを選びました。私の好きなタイプの、ヨーロッパの血液の入ったお父さんでした。そのパパ・ケーシー君は、すでに数年前に亡くなっています。



ジュリアママが産んだ、初めての仔犬たちでした。4匹生まれました。 右後ろの2匹は男の子です。管理人は、自分で飼い主様を見つけようと、P・C教室に通って勉強しました。この子たちの誕生がきっかけでP・Cを購入し、独学で説明書とにらめっこして、しばらく経ってからH・Pを作りました。最初は小さなH・Pでしたが、フレームを付けて徐々にコーナーを増やしました。私の回りにはP・Cの得意な人がいないので(@_@;) すべて自力で調べて(分らない事を)頑張ってきました。


お陰さまで、このときの飼い主様とも年賀状のやりとりをさせていただいております。


目標があれば、いくつになっても頑張ることができます。わんたちがいなければ、わたくしは→ P・Cができない・・・しないで終わっていたかもしれません。もしくは、できたとしても、インターネットを徘徊するだけで終わっていたかも・・・そう考えると、わんのお陰で、何とか時代から取り残されないで・・どうにかこうにか、ついていけていると思います。わん達は、ありがたい存在です<(_ _)> よろしかったらワンクリックお願いしますね。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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巣立った子からの・・お便り。

2011年05月14日 | Weblog

ゴールデンウィークに巣立って行ったパピーたちの、その後のお写真をいただきました。ありがとうございました。新しいお宅に嫁いでから数日間は、慣れるまで時間がかかったようです。 そうですね~イノセントで生まれて、2ヶ月間過ごしたわけですから、イノセントの生活が当たり前だと思っていたパピーたちです。 お別れの日、朝から車に乗せられ・・・飛行機に乗るまでの待ち時間・・・機内での大きな音・気流の変化・・・そして、新しい飼い主様とのご対面・・・新居への到着と、仔犬にとっては、いったい今日は何が起こるのだろう? ドキドキびっくりの一日だったと思います。今回の飼い主様は、室内犬は初めての方々だったので、当初は大変だったようですが・・随分と慣れてきてペースがつかめたそうです。 まずは、長女のゆずちゃんです。↓



わたちね~新しいおうちに慣れたのよ。元気よくて、子供ちゃん達とも仲良しよ。夜も一人でハウスに寝れるのよ。


そして、次男・ラファエル君です。3姉弟の中ではおとなしくて、聞き分け・要領のよいクールなオトコだったのですが・・・意外な展開になりました。ママさんを好きになり→ママさんから離れないくっつき虫 甘えん坊さんになって、ママさんは嬉し~困ったり~ 大変だったそうです。



ボクね~ママさん  になって、ストーカーと化したの。ママさん、これではいけない!って随分と悩んだんだよ。


その後、パパさんと二人きりでお留守番した時に、男同士の話しをして、男同士の友情が芽生え→ ママさんへのストーカぶりが随分とおさまったんだよ。パパさんは、サッカーのお仕事をしていて(スポーツマンですごくカッコいいんだよ。イノセントママさんがステキ!って惚れてた・笑)指導してるの。それで、子供達の心をつかむのが上手なんだ。 だから、ボクも心をつかまれちゃった。 でへへ



首輪を付けてくれたの。まだ大きめだからカミカミして遊んでいるうちに・・・



目がトロ~ンとしてきたよ。 眠くなっちゃった。。。



可愛い~ 寝ている姿は天使ですね~。


長男君・ジョン君は、写真はないけれど、とても元気で、よく言うことを聞く良い犬だ~と褒めてくださいました。堂々としたおもしろキャラでしたからね~安心しています。


初めてわんちゃんを飼うときは、良い子に育てようと、しつけ本やネット上の相談コーナーを見て試行錯誤されると思います。それらに書かれてあることは一般論ですので、必ずしもIGにあてはまるとは思いません。大型犬・小型犬によって接し方は違ってくると思います。 うちの子は、見た目の美しさだけではなく、性格も重視しています。性格のよい両親犬を選んで繁殖しています。人より上になりたがる子や、臆病で飼いづらい子はおりません。元々持っている資質は、穏やかで従順な性格です。 最初からしつけばかりを優先してガミガミいうよりも、信頼関係=愛情を重視して育てるほうが、良い子に育ってくれます。


 犬は、その人の事を好きになり、尊敬できる存在だと決めたら、厳しいしつけなんて受けなくても→その人・ご主人と決めた人の言うことに従います。おやつやエサを使わなくてもです。おやつやエサで従わせるのはその場だけのものです。おやつが欲しいから、その場だけ言うことをきいているのです。わんはおやつをくれる人の元に群がります。一時的なものです。


何度も書いていますが、犬は尊敬できる、自分よりも上とみなしているご主人に指示を出してもらい、それに従ったときに、十分に褒めてもらうことに至福の喜びを感じます。 それが犬の習性です。ですから、その犬の習性を反対に利用して、うまくしつけできる人が、しつけ上手です。おトイレのこと、お散歩のことなど、また次回書かせていただきます。ありがとうございました。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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お誕生日・・・アイーダちゃん。。

2011年05月12日 | Weblog

5月8日は、うちから巣立ったわんちゃん・アイーダちゃんの2歳のお誕生日でした。 アイーダちゃん、おめでとうございます。今まで、病気や怪我をしたこともなく、元気にすごしているそうです。このように定期的にわんの近況を報告していただけることを、私はとても嬉しく思います。



左アイーダちゃん  右ラダメス君


偶然ですが、先住のラダメス君は、イノセントの親戚犬でした。 このようなこともあるのですね~飼い主様共々、ビックリしました



可愛いですね~ わたくしの好みのタイプです。 あっ・当たり前ね~わたくしが創ったのですから。。。



両方ともステキです。 お首のチョークが似あっています。



お誕生日には、ごちそう(お肉)をいただいたのですね。 待て!をしてるの。 偉いね


そうそう・・アイーダちゃんは、どこかの知らない人が(?) アイーダちゃんをモデルにして写真を撮ったそうで、その方が・・何かの写真の大会で 賞 をいただいたそうです。そのお礼の電話をパパさんが受けたそうですが・・・パパさんは、よく意味がわかっていなくて・・・何の賞なのか・・・闇の中


ママさんが考えるには・・・ドッグショーに行ったときかなぁ~と思い出してはみるものの⇒ いつなのか分らない???とおっしゃっています。ショーに行かれたのは去年の初夏~夏の、広島・岡山あたりのショーだそうです。 ネット上での写真のコンテストはたくさんありますね。その写真を見たいのですが・・・さっぱり分りません。 どなたか思い当たる方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしています。 しかし~難しいよね


アイーダ&ラダメスママさん、ご報告ありがとうございました。


他の飼い主様からも写真をいただいております。ありがとうございます<(_ _)> 差しさわりがなければ紹介させていただきますね。よかったら、プチッ!と押してね。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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巣立って行ったよ・・・番外編。

2011年05月09日 | Weblog

私は、普段は特に用がないと外出しないタイプです。 買いたいものがあるときや、イベント参加の用事があるとき以外は、めったに出かけません。ただぶらりと見るだけのショッピングをするとか~時間つぶしにあちこちを訪れることはしません。ですから、千歳空港に仔犬たちを送ったあとは、ひとつの仕事を終えたという安心感で・・・気分転換に寄り道をします。(札幌から空港までは、約1時間半です)


この日は、まだ長男&次男は送り届けていなかったけど、長い待ち時間の間、パピー達が車のクレートの中で、気持ち良さそうにお昼寝を始めたので・・・その間、大急ぎでアウトレットモール内を散策しました。かなり広いモールですが、その一角にペットのコーナーがあります。ドッグカフェやペットショップ~ドッグランもあります。



ショップ内です。夏物のお洋服がいっぱいでした。可愛いですね このコーナー→オール¥1000 でした。お安いですね。



お店に隣接してドッグランがあります。小型のチワワちゃんやTプードルちゃんが遊んでいました。



2面に分れていました。 う~ん・うちの庭のほうが広いかな~?


ショッピングモール内を急いで一周しながらも、パピコが気になって仕方のない私でした。こちらのアウトレットは開店して6周年目です。お店も徐々に増えています。来る度に広くなっています。 小樽オルゴール堂も入っていました。でも、本店が立派すぎる(広い)ので、・・・こちらのお店は品数が限られていました。子供の遊び場所スペースが増えていましたね。ゴールデンウィークですから、やはりキッズ中心です 


この日は寒くもなく、暑くもなくちょうどいい温度。車に戻るとパピコ達は、そのままぐっすりと寝ていました。 それからまた、車内でしばらく遊んで→ いよいよ空港へ→GOです。


空港貨物カウンターに着き、長男と次男をそれぞれのクレートに入れた時、アクシデントが発生  長男が、クレートの奥に入れておいた梱包したドッグフードの袋をバリバリと破り始めました。かなり頑丈に何重にも包んでいたのですが・・・このまま一緒に乗せてしまったら、袋を食い破って中味を食べてしまうおそれがでてきました。なんせ4時間の長旅ですから。



フード&おやつの袋を取り出して・・・しばし思案


それで、ドッフードを取りだし・・・空港の職員さんに相談・・・クレートの上にガムテープでくくりつけていただけますか? はい。いいですよと一旦くくりつけてくれました。 しかし~そうすると容積重量が10kgをオーバーするので輸送料が2倍かかってしまうとのこと。動物の輸送料は、重さ・容器の大きさ・輸送先の距離によって違ってきます。距離が遠いほど、重さが重いほど、容器が大きいほど→高くなります。このサイズだと¥8000ですが・・・フードをくくると2倍=16000です。


私はおもわず言いました。 今日だけで3件送っているのですよ。過去にもANAさんばかり利用させていただいています。データーを調べてくださいよ。サービスしていただけないですか? 過去の長年の経験から、この程度のオーバーですと、ああ・いいですよ~と目をつぶってくれるのです。フードを破りそうなので、カゴにくくって送ってくれた職員さんは過去に何人かいらっしゃいました。でも、この日の担当者は見た目にも若いお兄さん風でした。きっとまだ経験が浅くて、融通がきかないのだな、と思いました。その方はANAの袋に入れ直して、もう一度クレートの中にいれよう!と言いました。


とんでもないです。それでも仔犬が破って食べてしまったら、お腹をこわして病気になります。危険な要素が残っているうちは、それはできません。そこで、フードだけを別口で、荷物として送ることができると説明を受け・・別口で送ることにしました。2kgまでですと¥840で送れるそうです。一件落着



この日は飛行機に乗るので、酔って吐いたりしては可哀想なので、、朝ごはんは通常の半分しかあげていませんでした。常識的には、乗る前にはご飯は食べさせないほうが良いとされています。福岡行きまで時間が長かったから、わんもお腹がすいていたのですね。


それにしても、フードの匂いを嗅ぎつけて、すぐにバリバリするなんて大物です。ほとんどの子は、初めての場所・空気の違いなどで緊張しており、フードをバリバリなんて気にはならないのですよ。ますます、どこででも生きていける長男だ!と思いました。


今回の飼い主様達は、3人とも、室内でのわんを飼うのは初めてのビギナーさんです。みなさん、初めてのわん育てに四苦八苦されているようです。お譲りしたあとも、何度もお電話やメールで相談をお受けしています。しつけ本のとおりにしなくていいですよ。IGはしつけ本とはあてはまらないところがあります。

わんは真っ白な状態でそれぞれの飼い主様のお宅に行きました。仔犬は、自分からしつけを覚えるのではありません。飼い主様からの指示・コマンドを見て、それを基本に覚えていきます。 飼い主様が上手にコマンドを出し・・それが出来た時に褒めてもらえることを、喜びとし(飼い主様も一緒に喜んでくださいよ)飼い主様に喜んでもらおうと頑張って・・・しても良いこと・・・してはいけないことを覚えていきます。
飼い主様が一番勘違いされていること→ それは、犬ができないのではなくて→ 飼い主の教え方・接し方が正しくないのです。どのようにしいてほしいのか?が犬に伝われば、犬は必ず言うことをきいてくれます。


初めてだと、力も入ってしまうし・・犬のことで一喜一憂してしまうでしょう。細かいことはいつでもご伝授させていただきます。それも私の仕事です。どうぞ何でもご相談くださいね。私はいつでも待っていますよ。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村

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巣立って行ったよ \(^o^)/ 3・長男。

2011年05月07日 | Weblog

3姉弟の中では一番元気がよくてリーダー格だった長男・J君です。 頼もしい存在でした。それは、飛行機の時間を待つ・・・車の中でも発揮してくれました。私の膝の上で、おとなしくしている次男・R君とは反対に・・・↓



ガジガジ・・・ギアを覆っている袋を破ってしまった。。。



身代わりお地蔵さんのお守りを、何度も引っ張っていました。こちらは無事でした(笑) 身代わりしてくれたのね。



ねえママさん・・早く帰りたいでしゅ。。。ボクたちはどこに行くんでしゅかぁ~? そんなお顔をしていました。



空港に着いて・・いよいよ出発です。  とりゃ~っ! ボクも行くんでしゅかぁ~



ぶひっ~ 分りました。行きますよっ 可愛がってもらいますから。


一番強かった長男君が・・不安そうにクーンと鳴く姿は、私の胸をしめつけました でも今日は、おめでたい門出の日だからと、うしろを振り向かないで車へ戻りました。 母の願いはただ一つ→ 幸せになってね


長男に関しては沢山のお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。 この子たちは多分、ロナの最後の子になるでしょう。長男の、何事にもものおじしない堂々とした性格・わん好き&人好きな社交性のある明るさ。しっかりした骨格・顔立ちから、私は手元に残してオナハンでショーに出したい気持ちにもなりました。ロナの息子は我が家には一匹も残していません。欲しかったけれど。。。 また他犬種のショーブリーダーさんから、(ショーに)ぜひ出したいから・・と打診をいただきました。ありがとうございます<(_ _)> けれども今シーズンの北海道でのショーは、震災の影響で、ほとんどのショーが中止になりました。


この子を手元に残したとしても、今年はこの子が活躍できる場がない。。。この子が幸せになれるのは、普通のご家庭で、家族の一員として可愛がっていただくことです。そう考えていくうちに、ステキな飼い主様とめぐりあいました。 ぜひぜひ (お迎えしたい)と熱心に何度もお電話をくださいました。 私も、この方だ・ピン!とくるものがありました。


長男に興味をいただいて、お問い合わせしてくださった方々、ご安心くださいね。長男は幸せになりますよ。気にかけてくださり、ありがとうございました。今回、ご縁がなかった方からも、たくさん勉強させていただきました。嬉しいメールもいただきました。感謝・感謝です 何でもプラスの方向へと吸収させていただきます。またいつかご縁があれば嬉しく思います。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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巣立って行ったよ \(^o^)/ 2・次男R君

2011年05月06日 | Weblog

巣立って行った3パピー達は、新しいお家で元気にしているそうです  みなさん、実物と会うと、実物は写真よりも小さくてカワイイ~ と言ってくださいました。 写真で見ると大きく見えるようですね。 うちの子の場合、2カ月過ぎの時点で、体重は2kg前後です。今回のママ犬はお乳がたくさん出るので、パピー達は大きめでした。 でも、成長するに従って体重の増加は止まります。身体の大きさは親犬からのDNAを受けているので、最初からだいたいは決まっています。一般的に、6カ月までは肥満にならないと言われています。この時期はしっかりとした骨や身体を創る大切な時期です。便がやわらかくならない限りは、沢山食べさせて良い骨格をつくってあげましょう。


さて、長女・ゆずちゃんを見送ったあと・・・長男&次男の乗る飛行機まで、時間がかなり空きました。それで、管理人は近くの千歳アウトレットモールへ行きました。ここは、わん連れでもO・Kのショッピングモールです。でも、まだワクチンを一回しか打っていないし・・・何よりも、大切なパピーを人通りに連れて行くなんてできません。ですから、車を駐車場の端っこのほうに止めて、わん達と過ごしました。



次男R君は、私の膝にずっと座っていました。そして、お洋服の飾りのヒモをカミカミです。じやれて遊びました。



そのうち長男・J君も、ヒモやボタンをカミカミ。 いいのよ~いいの!二人とも九州に行くんだもの・・・もう会えない可能性が→大です。お洋服がバリバリになっても、なんてことないよ。それも、よい思い出だもの



助手席にシートを敷き、オ○ッコよ~ チーよ~ と声をかけると、ちゃんとしてくれました。おりこうさんでした。お陰で、福岡空港に着いた時は2匹とも、クレート内にはチーもウ○チもしていなかったそうです。パチパチ



さあ、いよいよ出発です。すこ~し悲しそうなお顔をしてクンクン鳴いていましたね。でもしばらくしたら諦めたのか、このようにお休みの体制をとっていました。これから待ち時間を含めて、約4時間の長旅です。頑張ってね!



2匹とも同じ便に乗ります。隣同士に置いてくれるから、少しは気も紛れるかな。準備が終わると、このように網で囲ってくれます。人が手を入れて触ったりしないよう、衛生上のこともあるようです。長男・J君は、ちょっとしたアクシデントがあり、準備に手間どっています。また、後ほど(笑)


そして、2匹も無事に旅立っていきました。 さようなら~ 私が大切に育てた宝物でした。


次男R君は、新しいお家では、ママさんにべったり→ ストーカーになったそうです  いつもべったりとくっついて離れないそうです。おトイレの中まで入ってくるそうです  我が家に居たときは、わん同士で遊ぶほうが好きで、割とポーカーフェイスで、私の元へはあまり来なかったのですよ。でも環境が変わり、わん仲間がいなくなっったら、また違った面がでてくるのですね。 R君のママさんとお電話でお話させていただくと、R君の意外な面・甘えん坊さんが見えてきて、可愛くて嬉しくなりました。R君のママさんは、とてもステキな女性です


R君のママさんは、イタグレをずっと探していて・・・何度か見学にも行き・・・でもなかなか・・これだ!というピン!とくる子とはめぐり会えなかったそうです。そうしているうちに、イノセントのH・Pにたどりつき、うちの仔犬を気に入ってくださいました。ありがとうございます そして、R君のパパさんは、IGつながりの→ 運命のできごとがあったんですよ(こちらは確認してからご報告します)


ですから、管理人は、次男は→ Rママ&パパさんのお宅に行く運命だったと思ってしまいました。 R君が幸せになることは分っていますから・・・R君頼むよ、ママ&パパさんを幸せにしてね。そして大人になったらママさんを守ってあげてね  よろしかったらワンクリックお願いします&にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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巣立って行ったね \(^o^)/ ①

2011年05月04日 | Weblog

ゴールデンウィークも中盤にさしかかり・・・我が家で生まれたパピーたちも巣立って行きました。 この日に向けて、管理人は着々と準備を進めてきました。ただ送るだけではありません。個々の飼い主様の為に、仔犬飼育の簡単な説明文を書き、印刷します。そして、ワクチン証明書と領収書を同封します。輸送中に仔犬が少しでも安心できるように、うちで使っていた毛布をゲージに敷きます。仔犬輸送のゲージはそのつど購入します。次から次に新しい形のゲージが出てきます。最近のゲージ・クレートは屋根が開くようになっているのでそのタイプを選びます。段々と使いやすくなっています。スタンダード内のIGでしたら、このとき送ったゲージが、そのまま大人になっても使用できます。


今回は偶然でしたが~3匹が同じ日に旅立つこととなりました。だから・・・2~3日前から、準備で忙しかったけれど・・・それはお迎えしてくださる飼い主様も同じことです。この日のためにわんグッズを揃え、どれだけ首を長くして待ってくださっていたことか そのお気持ちにお答えしようと、常々がんばっている管理人です。


まずは関東のYちゃんの便に合わせて、朝8時に自宅出発 3匹を膝に乗せると→ うぁ~ あっちゃ~こっちに分散して、気が散って運転に集中できないので、大きめのクレートに入ってもらいました。レイラが普段使っているクレートです。



まあまあ・・あくびなんかして、リラックスしていますね~



いつも3匹一緒にくっついて寝てるから~ かえってこのほうが良かったみたい。安心してぐっすりと寝ていましたよ


そして、空港に到着。 出発時の1時間前までに手続きを済ませなくはなりませんが・・・待ち時間を最小にするために、ギリギリまで車内で待機しています。 そして、いよいよお別れの時が。。。



Yちゃんはゲージに入ると、おとなしく座っていました。鳴くこともなくおりこうさんでした。新しいおうちに行くのが分っているような感じでした。この毛布が気に入っていたから・・・安心したように包まっていました。 Yちゃん、さようなら


そして、それから3時間半後に送られてきたのが、こちらの写真です



無事に会えました~と携帯から写メールでいただきました。嬉しかったです 感激でした  Yママさん、ありがとうございました<(_ _)> 私が、急に初めての人に抱かれると驚くので、最初は毛布にくるんだまま抱いてね~と言ったので、その通りにしてくださいました。お嬢ちゃんの笑顔が可愛くてステキです。


1匹ずつ送りだすたびに、その子の飼い主様とのやりとりを思い出します。Yちゃんママさんからのお問い合わせは、去年の冬でした。今すぐではなく、来年の春以降に飼いたいのです。女の子を希望していますとのことでした。その後何度もメールのやりとりをさせていただき、その人柄が好きになり~3月に女の子が生まれてくれればいいなぁ~と強く思っていました。そして、第一子・女の子が生まれた時は・・・それはもう・嬉しかったですよ  その時に生まれたYちゃん・・・やっとご家族様と会うことができました。わたしもとても嬉しいです。


私がブリーダーをしていて一番嬉しいのは、仔犬をお渡ししたあとに、新しい飼い主様から・・・きてくれて良かった~ わんのお陰で家族が明るくなりましたよ・幸せになりましたよ・と喜びのお声を聞かせていただけることです。 逆に同棲中のカップルが仔犬を迎えた後に、破綻した・・飼った後、仲が悪く離婚したご夫婦・・飼ったあと、アレルギーが判明し飼えなくなった・等の話しが耳に入ると→ 最悪ですね。とても悲しくなります。


ですから、飼い主様選びも慎重になります。と言ってもプライバシーまで聞くことはできませからね。。だいたいの長年のカンです 今回の3匹はとてもステキな飼い主様とめぐり会いました。大切に可愛がってくださることは間違いないので、安心して送りだすことができました。 仔犬たちとはお別れと言うよりも→ 旅立ちです。おめでたい門出です。 飼い主様を幸せにしてね  男の子たちは、明日更新します。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへにほんブログ村にほんブログ村 犬ブログ イタリアングレーハウンドへにほんブログ村


 

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もうすぐ・・・卒業。。。

2011年05月01日 | Weblog


我が家で大切に育ててきた可愛い宝物たちが、もうすぐ巣立って行きます。乳児の頃は母犬に愛情たっぷりと可愛がられ、守られて~ 歩くようになると、沢山の成犬達にいじられ~ 走り回るようになると、老犬たちはパピーたちを避けて・・・出窓に上がっていました(笑)仔犬は出窓までは上ってこれませんから。  最後まで遊んで鍛えてくれたのは、若いモナリザ・レイラ・リカ&エニオでした。ガウガウ言いながら、楽しそうに遊んでいました。


朝一番にハウスから出した時が一番威勢が良くて→ キチガイのように走り回っていましたね。まさに、水を得たさかなでした その走りの早さに・・・パピーの姿が動画に収まることができず、とうとう撮れませんでした.その姿を見せてあげれなかったことが・・残念です。 しかし~新しいお家へ行ったら、イヤというほど見せてくれるでしょう 今回はゴールデンウィークの期間にお渡しできれば・・・と思っていたので、少し早めの巣立ちです。


パピーたちのあまりのハイパーぶりに、成犬たちもタジタジです。どこにでも付いて行きます。成犬達が用を足しにおトイレに行くと、ぞろぞろと付いて行き、成犬めがけてジャンプ攻撃です  オ○ッコはなんとかできるのですが、ウ○チは気が散ってできません。だから、私が~ほら~邪魔になるよ~とパピーたちをリビングに連れていきます。私がシュシュ!と床や壁のオシッコ掃除をしていても、手にまとわりついてきて離れません。


パピー達は成犬のおトイレにも、チーやウ○チをするようになりました。教えなくても匂いが付いているので、ここがトイレだ!と分るようです。それともう一箇所・・・わん部屋のテレビの後ろです、ここにシーツを敷くと、可愛らしく→ してあります。この写真です。↓



わん達は、ここがトイレだと決めているのですね。 わんが決めた場所と人が決めた場所が一致すれば、それでいいわけですよ。



そして、ストーブの前を デ~ンと3匹で陣取っています。エヘン 出世したでしょう。


もうすぐイノセント学校、卒業だよ 沢山の想いで・・・癒し・・愛をありがとう。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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