今回のパピーちゃんたちの両親犬です👇
うちに残したワン達、イノセントのワンコは、私のオーナーハンドラーにてショーに参加してきました。パパもママもC・Hの称号を持っています。これは偉いとは申しませんが。
イタリアングレーハウンドの専門犬舎としては、各犬の犬種ごとに定められているスタンダードを守ること。沢山の審査員の方々から、この子はスタンダードに近い良いIGだと認めてもらうこと。それは当たり前のことと考えます。
ショーにて評価されていない子・男の子と女の子を掛け合わせて生まれた子もイタグレには違いありません。しかし自由な繁殖をすれば、犬種が定めているスタンダードから外れた、大きすぎる子、立ち耳の子などが氾濫します。犬に罪はありませんが、イタグレの良さを残す
こだわりを持っていれば、ショーに出すことは必要と思います。
私は、ショーにて優秀とみなされてカードを獲得したワンからのみ、子孫を残してきました。
イタグレ専門犬舎とかかげていても、ショーで評価していただくことをせずに、ただ女の子に子犬を産ませて売るだけの犬舎は、専門のシリアスブリーダーではなく、人間の生活をワンコたち支えてもらっている繁殖屋さんだと思います。それが良くないとは言いませんが、人を支えて利益を生み出してくれている動物たちを、仲間として大切に扱ってほしいです。
今回の両親犬たちです👇

パパ・コマンチ君。BOSとは、その犬種の性別の中で(男の子)一番という意味です。この時は1歳7カ月でした。まだ幼児体系ですね。
コマ君のお立ち台写真はたくさんあるのですが、膨大な写真の欄の、期日の文字が消えてしまっているので・・なかなか見つけられずに、この一枚が最初に出てきたので載せました。現在のコマ君、この頃よりも身体が引き締まって、実物はもっとカッコいいです。
ママはユリイカちゃんです👇

1年前です。まだジュニアクラス(1歳半以下)でした。
ママは出産して2か月が過ぎて、ショーに復帰します。
ゆんぼは、私の親戚のお家に嫁ぎました。
ゆんぼの素晴らしい身体や性格に惚れて・・私は姪っ子に、ゆんぼをショーに出させてほしい~!そしてママにもなってほしい~!と声を掛けました。それを承諾してくれたO家のみなさま、ありがとうございました。
子育てでの授乳の時期は終わっています。子犬が離乳食を食べるころから(歯がしっかりと生えてきます)お乳は栄養もなくなるので、与える必要もなくなります。
でも、ゆんぼは最近まで与えていました。それはご飯を与えるというよりも親子の触れ合い。スキンシップだからです。
お乳を与えようとするときに、私が➡おっぱいはあげなくていいよ!と言って制止するので、言葉を理解してあげなくなりました。
数日前から断乳を始めたので、身体のラインも出産前に戻ってきました。子犬を産ませて終わるだけではなく、素質のあるママには出産後もショーに復活してもらいます。子犬を産んだほうが身体もしっかりしてくるし、性格もどっしりとして落ち着きます。
練習を始めた頃は👇

えっ?ワタチ、こんな高いところに乗せて何するの
怖いわ
状態でした。
この場所は大きな道路に面していて、大型車やバス・バイクの音がけたたましくウルサイです。ショーに出る子には、あえてこのような場所に連れていき、大きな音や騒音に慣れさせます。
しかも北海道は、暑くて
暑くて
連日32℃~35℃です。
ワンも暑いけど、私も暑くてクラクラ
それでもお外で練習しなくては前に進みません。家の中では練習になりません。ただのお遊びです

北海道~後ろにはラベンダーのお花。今の時期・・どこにでもラベンダー
が咲いています。

さあ~では一歩入った静かなところで。1mの高さです。
ここは少しは静かなので怖くないね。ゆんぼも少し落ち着きました。
イノセントの子は美しくて(ブリバカでゴメンね)ママになってもらうだけではもったいないです。女優になれるのですよ。頑張りましょう⇒わたくし、ハンドラーが頑張らなくてはいけません。