イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

3姫、在宅中。

2024年03月25日 | Weblog

子供達、学生さん達の春休みが始まりました。

我が家にも・・春休みとなった子供たちが帰省しました。

3姫が来ると分かってから、まずは北海道での必需品を揃えました。雪国仕様のブーツです。2月中に購入しておかないと、3月からは春ものになり店頭には並ばないので。

もう一つの必需品は、こちらのスキーウェァ&ジャンプスーツ(これは主に幼稚園児ですね)雪の中で遊ぶには不可欠です。これを着用していないと凍えます。遊ぶことができません。

外遊びのグッズを揃えました。

なにしろ、雪を見たこともなく、雪で遊んだこともない孫たちです。

本当は、去年の年末年始に~サッポロばぁばのお家に行きたい~!と孫たちからの希望があり、札幌に帰っていいですか?と娘から言われたのですが。

その頃は・・2胎のパピーちゃんのお世話で忙しくて、とても余裕がなくて・・娘家族のお願いを断りました。とても手が回らない状況でしたから

その後・・パピコちゃん達も無事に巣立って行きました。わたくしも、やっと時間に余裕ができたので今回の3姫たちの帰省となりました。帰りたいです・・とお願いされてから3か月後となりました。

孫たちの願いは、雪遊びしたい。

札幌は連日暖かい日が続き、日に日に雪解けが進んでいます。雪遊びができるのは、時間との戦いです。普通の道路は雪が溶けてしまって全く雪はありませんが。住宅地の庭先にだけ雪が残っています。 👇

我が家の庭にも雪は残っています。暖かくなっているのでサラサラの雪ではなくシャーべットのようなざらざらの雪です。地元の子は フン と相手にしない質の悪い雪です。 しかし、雪を見たことのない孫たちは⇒大興奮です。

孫たちは、大喜びで遊んでいます。スキーウェアが、雪をはじいて全く冷たくないよ~!と喜んで、長い時間雪で遊んでいます。

主人も頑張って滑り台を作りました。ざらざらの雪で固いので汗だくになったとオーバーに~ゼイセイ言っていました。

今日は、小さな子が遊べるスキー場に行ってきました。 

初心者が遊べる優しいコースです。

遠く離れている孫や娘たちの久しぶりの帰省です。もうしばらく(長く)滞在しています。

ワンとは別の忙しさで・・また体力を考えながらの日々です。

彼らが帰った後には、4月7日のジャパンインターを控えています。私の参加は7日のみです。詳細はまたお知らせします。

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2頭目を迎えた時の、先住犬のきもち。

2024年03月19日 | Weblog

前回のブログの続きです。

エステルちゃんのお家の先住犬のミカエル君は、4年間のあいだ一人っ子として大切に育てられていました。特に次男さんのことが好きで、次男さんと一緒にお風呂に入ったり、次男さんが勉強中も、彼の服の中・セーターの中に入って抱かれていたりと・・・一心同体のようなラブラブさんでした。

ですから、2頭目をお迎えしたいですと連絡をいただいた時~イノセントから再び迎えてくださる喜びとともに・・大丈夫かなぁ~ あんなに可愛がられたいるミー君は、焼きもちを焼いてストレスにならないかなぁ~との気持ちもよぎりました。

しかし、ご家族がとても仲の良い親子さんたちなので、上手に2匹を扱ってくださるとの想いが強かったです。Oさんなら大丈夫 と私なりの確信がありました。

そして迎えたエステルちゃんです。👇、

エステルちゃんが来た時、最初はミー君は驚いて2階へ駆け上がった(非難した)そうです。ご家族が、ミー君・妹だよ~降りておいで~と声掛けしてくださっている動画を拝見しました。エステルちゃんは子犬だから遠慮はないです。あそぼ~とミー君に絡んでいくと、ミー君は ガウッ!と怒っていました。

ミカエル君の心の中は複雑です。今までボク一人で、みんなしてボクをかまってくれて、ボクのことで喜んだり心配してくれたりで、みんなの気持ちは⇒ボクのこと一筋・一本だったのに。

なのに∼なあに~あの子はどこの子。きっと遊びに来ているんだな!早く帰ればいいのに。

いつまでいるの?早く自分のお家に帰ってよ!

そんな気持ちで新参者を見ています。特に、大好きな次男さんとエステルちゃんが仲良くしている姿を見るのは、耐えがたい気持ちです

しかし~新参者はいつまでも帰らないので、もしかしたらボクのお家の子になるの?と段々と気持ちが変わってきます。

あの子がボクのおうちの子になるなら、考え方を変えなくちゃ。先住のワンちゃんがそのように考えるようになったら、あとは時間が解決してくれます。ミカエル君はやさしい性格なので、段々と頭の中を切り替えていったことでしょう。

子犬のほうは屈託がなく思いのままに行動します。そばに行きます。でも先住のワンちゃんは、すぐには心を許しません。べったりとくっつくことを拒みます。

ですから、オーナーさんは先住犬が少しでも仲良くしてあげた時には、沢山たくさん褒めてくださいね。そうそう~仲良しだね。あなたの家族なんだよ~!その言葉を犬は理解しますので、仲良くすると褒められることを覚えます。特に一緒にオモチャで遊んだ時には、上手上手~とオーバーに褒めてください。

そのように飼い主が仲の良い時に褒めることは、2匹の距離を縮めます。そして先住犬は、新しく来た子はボクのうちの家族になるのだと認めます。

そうなってくると、どんどんと仲良くなり~この子が来てくれて楽しいな!もうこの子がいないとボクは寂しくなっちゃうよ。との思いを持つようになります。そこで家族のきずなが生まれます。

やがて、くっついて寝るようになります。

エステルちゃん、良かったね。お兄ちゃんはエステルちゃんのことを家族と認めてくれましたよ。

このようになると、お互いにかけがえのない存在となります。元々、犬はワン同士で遊ぶことが人間と遊ぶよりも満たされます。遊んでいるときのお顔が生き生きとします。ワン同士には暗黙のルールがあります。

多頭飼いをすると、今までは人間だったと錯覚していた犬が=自分たちは人間ではなく犬なのだと認識します。そして~通常の飼い方をしていれば、人間を犬よりも上に見るようになります。

 

今ではとても仲良しになった兄妹たちです。オーナー様曰く、多頭飼いになったことにより、ますますミカエル君のことが愛おしくなったそうです。1匹だけでは見えなかった部分が、新たな発見があり見えてきます。お兄さん犬が妹犬を気遣う様子など。これからお外に出かけるようになると、ますますそのような状況に遭遇します。よそのワンと自分の家族のワンを区別するようになります。自分のうちのワンをかばうようになります。

Oさんもファミリーが増えて、この先がますます楽しくなったそうです。ありがとうございました。

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新しいお家でのエステルちゃんと、過去の懐かしい写真。

2024年03月18日 | Weblog

前回のブログにて紹介したナム君。その兄妹であるエステルちゃんです 👇

そろそろ4か月になります。大きくなったでしょう。どんどん美人さんになっていきます。

エステルちゃんのお家には先住犬のお兄ちゃんがいます。そのお兄ちゃんは、イノセント出身のミカエル君です。ミカエル君が産まれた当時の写真を探していたら、懐かしくてあの当時を思い出しました。

2019年に生まれた3兄妹でした。

可愛い!左から、おまつちやん、ハミル君、ミカエル君です。

約5年前です。

レッドの女の子、ルクレチアからの子供は諦めましたが~それから年月が経って、イノセントでもレッド系・シール系・ブラック系の子犬たちが産まれてくれるようになりました。

5年前のなつかしい写真です 👇

左にはジェニーの姿が。右にはミケランジェロの姿が。のちにこの二人は夫婦となり、美しいレッド系の子供たちを創ってくれました。

話を戻して、エステルちゃんの先住犬、ミカエル君たちの子供時代です。

3姉弟で遊んでいる姿。

紅一点で産まれたおまつちゃんは、のちにはJKC.チャンピオンとなり、その後もショーで活躍してFCI、インターナショナルCHまで登りつめてくれました。そして去年のショーで活躍した、年間のショードッグの最高峰・2023年・ロイヤルカナン・アワード犬をイタリアングレーハウンド女の子部門で受賞しました。そのことはまたのちほどね。

この無邪気に遊んでいた5年前には、そのようなことを想像すらしていなかったです。

さてさて、エステルちゃんご兄妹です👇

約4年半の間~大切に一人っ子として育ててもらっていたミカエル君です。新しく妹がきたことをとても戸惑ったそうです。

当たり前ですよね。ボクは、このまま一人っ子だと思って生活してきたのですから。

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続きます。

 

 

 

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ナム君の成長。

2024年03月14日 | Weblog

11月23日生まれの次男君、ナム君の紹介です。ナム君は、5姉弟の4番目に産まれました。頭数が多いとお産が長引く場合が多いです。前の3頭が無事に産まれて~少し仮眠していた私でした。ママ犬はおとなしくて、何にも言わなくて静かに先に産まれた子犬達に授乳していました。

その後・・・はっと気が付いた時は、次男君は産まれていました。身体を包んでいる羊膜はママ犬が破ったのでしょう羊膜からは外れていました。。身体はママ犬が舐めてキレイにしてありました。へその緒だけはつながったままでしたので、私はあわててへその緒を切り、子犬をタオルに巻いて揺さぶりました。

最初はおとなしかった次男君でしたが、すぐに ピーと元気な声をあげました。それからは、よく飲みよく食べて健康優良児でした。 

オーナーのS様からいただいた写真です。 いただいた順に載せますね。👇

この頃はまだあどけないですね。

そして徐々に大きくなりました 👇

ストーブの前で。可愛いです イタグレはストーブの前が温かいと知つているので、この場所が好きですね。

そして~こんなにカッコよくなりました。3か月くらいかな。

ステキですね ナム君・モデルもいいけど、パパさんの写真も上手です

Sさま、ステキな写真を、ありがとうございました。

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ルクレチア、続きです。

2024年03月10日 | Weblog

ルックはショードッグとしての素質はあまりなかったと言えます。ショーに向いているのは、見た目、触った時の骨格構成・お顔や身体の美しさ・歩様の美しさ・ショーのリンク上にて、アピールできるキャラクター。明るくものおじしない性格など。それらをハンドラーが上手く魅せることにより、よい成績へと繋がります。

ルックは繊細な性格だったので、CHを完成するまでには時間がかかると思って覚悟をしていました。長い目で育てていこうとの気持ちでした。お外にどんどんと連れていき、世の中に馴染ませようと努力しました。

初詣、北海道神宮にも連れていきました。境内内は入れません。

雪の中でも歩かせました。これも練習です。

その甲斐もあって、リンクを歩くことは平気になりました。

楽しそうでした。

オランジーナパパさん、いつも応援ありがとうございました。

11年前ですね。インターCHへのキャシブカードをいただきました。

千葉、幕張にて開催されたイタリアングレーハウンド単独展にてM・カードをいただきました。

この時から一か月ほど経って、JKCから通知が届きました。JKC・CHへの資格であるカードが揃いました。CHへの登録手続きをしてくださいとの内容でした。

当時、CHへのルールを把握していなかった私は・・えっ ルックはCHへのカードが揃っていないはず? ウソでしょう 悪い冗談はやめてよ~ とヘンな気持ちになって・・須〇会長に電話をして・・調べてもらいました。

 

そしたら、カードが発生した試合に、スチュワートさんが私にカードを渡すのを忘れていたそうです。それが2回もあったそうです。なんだぁ~!そんなことがあったのか~

普通は、CHへのカードが揃った時点で⇒やった~よかった!おめでとうと喜ぶのですが。ルックの時は、拍子抜けした感じのCH完成となりました。ショーを始めた夏場から~完成した11月まで、わずか数か月でした。ですから、ショーに関しては運が良い子だと思います。

CHまでは時間がかかると思った子が早くに完成したり~反対に、この子はいけるよ!早いだろうと思った子が、なかなか完成できなかったり、分からないものです。

しかしその後が右王曲折でした。人間の理想通りにはいきませんでした。ワンにも意思があり、イヤなことはイヤなのです。

私は念願の濃いレッドの女の子が来てくれたので、CH完成後はルックに赤ちゃんを産んでもらい、イノセントに残すことを楽しみにしていました。

初めてエニオと交配をした後、お腹がどんどんと大きくなったので、妊娠したと思いました。嬉しくてワクワクが止まらずに、お腹に毎日話しかけていました。

しかし日にちが経つにつれその喜びが、不安へと変わりました。お腹の大きさが尋常ではなくパンパンに膨れたのですこれは妊娠ではないわ!!そう直感した私はすぐに病院へ行き診察しました。

そしたら予感は当たり、妊娠ではなく子宮蓄膿症との診断でした。子宮蓄膿症は、比較的年齢が高くなったアダルトからシニアの女の子がなる病気です。ルックはこの時、まだ2歳半でした。ありえないです。

通常なら子宮を摘出する手術を行うのですが。私は先生にお願いしました。この子はまだ若いです。外国から輸入した子です。この子の子供・血筋が欲しいです。外科的な手術ではなく、内科的なお薬で治療できるなら、その方法でお願いしますと。

先生は、まずはお薬で治療しましょう。しかし様態が良くならなければ、すぐに手術に変更しますよと。ハイお願いします。そう答えて、ルックは入院しました。子宮に膿が貯まる病気なので、処置が遅れると命にもかかわります。命が大事なので、私は・・いつでも手術に切り替えてくださってよろしいですよ、と申しました。

そして点滴にて毒素というか膿を外に出す治療です。ルックは頑張りました。ゲージの中で横たわり、ずっと点滴を受けていました。元々おとなしい子なのでガマンしていました。

そして一週間ほどすると先生は、松村さん、膿が外に出て減っています。子宮内はキレイになっていますよ。このようすだと手術は必要なく完治できそうですね。

嬉しかったです。ルックも回復して元気になりましたし、この子の子供が欲しいという私の夢も叶うと思いました。そして無事に完治して退院して一年間は身体を休めました。

一年が過ぎ、先生からも交配をしても大丈夫ですよとのお墨付きをいただきました。待ちに待ったルクレチアの子供、レッドの子を見ることができると期待していました。

しかし~ルックはなかなか妊娠しませんでした。発情は半年ごとにきちんと来るのですが。男の子を誘うしぐさも健在でした。でも赤ちゃんを授かることはできない。そこで、札幌では不妊治療を手伝ってくださる病院を探しました。

その病院で検査したところ、この子は排卵が少ないです。普通の自然交配では、まずは妊娠は難しいです。とのお言葉でした。それまでの経過で、だいたいは予想していた結果ですので、落胆はしませんでした。

その病院には不妊を専門としている先生がいらして、熱心にしてくださいました。その先生は、北大の獣医学部で不妊を学んできた先生です。犬だけでなく、馬をされていたそうです、サラブレッドも血筋を残すために色々とあるそうです。

その病院でルックは、排卵を促すホルモン注射を打ってもらいました。それを行うと、今までできなかった子が50%の確率で授かったそうです。

しかしそれを行ってもルックは授かりませんでした。その半年後の発情の時に同じようにホルモン注射を行いましたが・・2回目もできませんでした。先生は・・おかしいなぁ~50%の確率なので2回に1回はできるはずですが。わざわざ輸入されたのですから。次は北大の動物病院・獣医を紹介しましょうか?とおっしゃいました。

でも私の気持ちは決まっていました。それは望みませんでした。そこまでして、子供を授かったとして、それは自然に逆らって人間が行ったことになります。子供を産むためだけに輸入したのではないの。ルックが来てくれただけで、沢山の幸せをもらいました。ブルーカラー中心のイノセントにレッドの子が来てくれただけで画期的でした。

ホルモン注射は、痛いそうです。注射した時、ルックは悲鳴を上げて痛がり、肛門腺からも液体が飛び散りました。可哀想に こんな思いはもうしなくていいよ。帰りの車の中で、ぐったりと疲れて寝ているルクレチアを見て・・涙がこぼれ落ちました。

来日してからも、ワン見知り人見知りで、主人にもなついていません。私だけになついて好き好き攻撃で膝に乗ってきます。

あとから考えたら、2歳の若さで子宮蓄膿症になるのもおかしいです赤ちゃんができない要素があったのだと思います。

ルックちゃん、このままイノセントでゆったりと過ごしてくれればそれだけでいいから。仔犬が欲しいという気持ちは人間・私のエゴでした。

今までイノセントに残した女の子に不妊の子はいませんでした。ママ犬たちはどの子も安産で、お産も軽くて子育ても上手でストレスなく過ごしていました。私が十分にケアーするし、たくさん褒めていたから。そのような安産ママにしか産んでもらっていません。

ですが、ママになりたくない子もいるのです。ルックはそれを身をもって教えてくれました。ワン達にも意思があります。それ以降はまだ若かったルックは交配することもなく、ゆったりと過ごしています。

彼女は大きな病気はしたことはなかったけれど、女の子に良くあるお乳の回りに腫瘍ができました。

3年前に腫瘍を取る手術を受けました 👇

その時の写真です。洋服で隠れていますが、左の乳首の回りに数か所の腫瘍ができて全部取りました。現在の13歳とあまり変わっていない姿です。

現在の13歳のルクレチアです。ずっと若いままです。

可愛い可愛いルクレチア。とても元気です。長生きしますよ。

でもオペラと仲が悪いです。きっかけがあると、すごい大喧嘩をします。おとなしいルックによくそんなパワーがあるものだと感心します。女同士の喧嘩もすごいですよ!たまに首回りに傷があって血が出ていますから

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ルクレチア、13歳の記録。

2024年03月09日 | Weblog

今年13歳になるルクレチア⇒正式には ルクレッッアというのですが、我が家ではルック!と呼んでいます。

昨日撮ったばかりのルクレチア 👇

13歳とは思えないような若々しさです。身体もしっかりしていて老犬ではないですブリータイムには走り回っています。

お口の周りは白くなりましたが、それ以外には白髪もなくて、ミッキー君にはなっていません。食欲も旺盛でぺろりと平らげて、お腹も丈夫です。性格も穏やかで人に従順で癒される子です。

しかし天は二物を与えず・・でした。性格がビビリで、人見知りワン見知りがひどかったです。輸入時には1歳になっていたので、この性格はなかなか変わりませんでした。

この写真、来日したばかりの頃です。きっと住んでいたお里を恋しく思っていたのでしょう。

わたち・・生まれ育ったおうちに帰りたい・・帰りたかったよね。いつも寂しそうにしていました。

他のワンとも仲良くすることができず、孤独な姿 ただただ~私のことだけを頼りにするルックでした。

ショーも好きではないけど、私だけが頼りなので付いてきてくれました。触診も嫌いでしたが、少しずつ慣れてくれました。

こうやってステイをするのよ~おとなしく従っていました。来日のストレスで食べても太りませんでした。食べさせるのが私の使命でしたが。

私が髪の毛をアップしていた頃なので、10年以上前です。この頃の写真は消えてしまいましたので、わずかに残っている写真から投稿しています。

歩くことは好きで、まあ普通に歩いていました。性格が従順なので、最初から人間を上とみている子でした。

この頃はイタグレは他の犬舎からは出ていなかったので対戦相手がおらず、一頭一席でした。それではカードはでません。同犬種3頭が揃わないとカードがもらえないので、トーナメント戦で勝つしかない。10グループ戦で・・勝ちぬいたBOB同士で入賞しないと、カードは発生しませんでした。

ルックはショーにおいては、強運の持ちぬしでした。

時間が来ましたので、続きます。

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動物保護法により、新たな動きが始まっています。

2024年03月05日 | Weblog

まずは4か月になったイノセントの子。琥珀君とダイヤ君の写真を紹介します。 👇

長男の琥珀君ですね。落ち着いて、賢いそうです。

2匹の仲むつまじい姿です。2匹を一緒に迎えてくださったので、そのまま仲良く元気に遊んでいるそうです。Sさま、ありがとうございます。

さて・・・今日のタイトルにしました、少し真面目な内容です。他のブリさんが書かないようなことをお伝えしたくて、下記に記しました。

動物保護法が厳しくなり、表向きには動物の命を守って良い方向に向かっているかのように見えますが。内情に詳しいわたくしの見解としては その法律により困っているブリーダーが 今までにない動きを起こすために⇒それを逆手に取った新たな業者が(保護団体を名乗っているようです)たくさん現れてきます。

色々と法律が変わってきましたが、一番変わったのは、女の子の場合、生涯お産をするのは6回までとなりました。年齢は6歳未満までということです。パピーミルの場合は、発情ごとに出産させる方も少なくないので、極端な話、3歳~4歳で6回の出産をしている女の子も珍しくないです。その後・・7回目の出産をした場合、JKCは血統書の作成をしません。過去のデーターは保存されています。JKCは拒否をして、申請書が返還されることになっています。

血統書がなくても、犬の代金はもらえます。ペットショップのミックス犬たちは血統書はありませんが、血統書のあるワン達と同じ値段で売られています。血統書がなくても売買は成立します。

動物愛護法の改定で6回までとなったわけで、それを守るのはブリーダーとして常識ですが、守らずに裏工作をする人も出てくるでしょう。

しかし~そのような背景になったのですから、6回出産した女の子を手元に置くことを大半のパピーミルのブリ達はしないでしょう。お金を得るためには、若いワンを入れる必要があるので、用済みになった子を他の団体(ボランティアを名乗っています)に渡します。

そのボランティア活動を名乗っている団体の中に、悪だくみをする者もいます。新たな商売を考える人たちです。

5~6歳のワン達ですから、残りの犬生のほうが長いです。まだ若いと言えるワン達です。繁殖場所での犬生は、狭い中に入れられたままでお散歩をしたこともなく、人に抱かれて話しかけられたり、なぜられたこともない愛情をもらったこともないワン達です(多分)

ひたすら繁殖に使われて、身体も精神もボロボロになったワン達には、残りの10年を幸せに暮らして欲しいと切に思います。

ボランティアとして引き取った方々の中には、繁殖引退犬を本気で幸せにしてあげようとの気持ちの方も多くいらっしゃると思います。それがボランティア精神です。

しかし、法律の変化に目を付けて、必ず浮上してくる者がいます。動物愛護法の改定を逆手にとって、ブリから無償にて引き取ったワン達を・・・有償にて、新たな飼い主を探して転売している方々が多く現れています。私の知人が、直接その業者と接触して、内情を知って驚いていました。

ボランティア活動を装い、実際は犬の販売業者だったそうです。いわゆる横流しですね。譲る犬は無償ではなく、ワクチン・検診・餌代・維持費等の名目を付けて二桁の代金を要求。その上・・引退繁殖犬への寄付金として会員登録をさせられて、その後も寄付金を要求されたそうです。可哀想な犬だから、寄付金をお願いします!と言われたら、弱いですよね

ある業者が、ボランティア活動をテレビで報じられたところ、全国から寄付金が集まって莫大な金額になったそうです。あまりに大きな金額だったのでその中のトップの2人が頭がおかしくなって大金を持ち出して雲隠れして逃げそうです

私はよく知っているしっかりとした団体・北海道盲導犬協会には寄付をしてきました。北海道の動物病院には、ほとんどの病院に募金箱が設置してあります。オレンジの箱です。オレンジ以外の、盲導犬協会と名うった募金箱も目にしますが、それはまがい物です。そのお金はどこに使われるのやら?気を付けてください。

しかしそれ以外の団体には、どのような目的でどのような活動をしているのか分からないので、寄付はしていません。立派なH・Pやインスタを掲げているサイトもありますが、心が動きません。

私が申し上げたいのは、本当に犬のために使ってくれるのであれば、寄付金は惜しくないですよ。しかし主導権は人間がとっている団体です。

繁殖引退犬の譲渡 繁殖引退犬のその後・・などで検索するとサイトが沢山出てきます。先月はNHKでも放映されたそうです。(私は見逃してしまいましたが)

その放送を見ていなくても、わたくしは現実の動物業界の裏側を何度も見てきました。表には出せないような(書けないような)場面も多々ありました。

繁殖引退犬や保護された野犬を迎えることはよいことだと思います。高いお金を出して購入した犬も、保護された野犬も、同じ命のある生き物です。コロナ禍で家にいるために高いお金で購入しても、あまり飼育の大変さに手放す人も多かったと聞きました。

動物は、人間と同じ尊い命です。終生飼ってあげる覚悟のない人は、最初から買わないでください。

動物を救うために新たに法律ができた時、環境大臣は、よい法律に改訂できたと自身の功績を自慢げでした。しかし政治家の方々は現実を何も分かっていません。繁殖引退犬、まだ若い犬たちが6歳ころから放出されている現実を。保護団体に引き取られたワンはまだよいです。しかし中には山の中に捨てられた話も聞きます。

イタグレに詳しい方々には記憶に残っている出来事があります。かつては、イタグレのパピーミルで有名な犬舎がありました。その業者は、廃業した時に大量のイタグレを山の中に捨てました。埼玉だったかな?何か所かの山の中で数十頭のイタグレが見つかって、捕まえることができた子は保護されました。

そのニュースが流れた時、誰もが・・あの犬舎だな!と想像しました。それくらい沢山の犬で(100頭越え)溢れかえってたようです。

私はパピーミル・大量生産の業者を悪いとは言えません。彼らはその職業を選び、彼らなりに頑張っています。彼らも家族の生活を支え、子供達には教育の場を広げてあげたいだろうし・・生活をするためにはお金が必要です。6歳で引退犬となった子を、その後10年間もお世話をするのは無理でしょう。その子達を捨てるのではなくて、きちんと後々のフォローをしてくれる施設に渡してほしいと願います。若い頃はそのご家族にお金を産み出してくれた恩人・恩犬であったとの意識を忘れないでほしいです。

法律上ではよい方向に向かっていても、動物業界を動かしているのは人間です。この業界に熟練した大人の人たち。何十年経っても常に、動物たちは、人間に動かされて翻弄されています。

引退繁殖犬や保護犬を迎えてくださることは、ワンたちの命や幸せを求める為には良いことです

ただそれらを仕切っている方々・団体の方々のことを良く調べて、ご自分が十分に納得されてから行動を起こしていただきたいと思います。

少しでも参考になればと思い、書かせていただきました。

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お洋服を注文しました。

2024年03月01日 | Weblog

うちのワンたちは、基本はだか族です。イタリアングレーハウンドは、そのボディを見せてこそ価値のあるワンと思っています。

ですから、私が洋服を着せるのはファッションではなく実用本位です。

うちの子で洋服を着せているのは、冬場の老犬と、ワンコのハウスの場所が窓に近くてすきま風が当たる、寒いハウスに寝ている子です。

しかし例外はあります。ショーに出る子で寒い季節には洋服を着せています。それで今回は、ファミリーさんの⇒ ジータ&レオナルド君のママにコートを作っていただきました。

細部までサイズをお伝えして、出来上がりました。このようなスナップ写真をお送りしましたが、キレイにレイアウトしてくださいました。

コマ君、ちょうどよいサイズで似合っていますよ!

私が送った写真をセンス良くレイアウトしてくださったジータ&レオママさん、ありがとうございました。

このようなステキなレイアウト写真になりました。

10歳のオペラです。

コマンチ君。

カッコいいね!

10歳と2歳です。孫とおばあちゃんの年齢差です。共に輸入犬です。血のつながりはありません。

サイスも細かく聞いてくださいました。ファーの部分、首の長さもぴったりです。着心地も良くてワンたちは気に入っています。

オリジナルのお洋服だけでなく、人が着なくなった素材からもリメイクして下さいます。私は、2~3度着ただけの洋服が沢山あります。次回はリメイクしていただこうと思っています。

興味を持たれた方は インスタ madonna_k.style をご覧下さいね。

ジータ&レオ君のインスタは zita_iggy_happysmile1024 です。

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