イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

老犬たち。

2023年01月15日 | Weblog

パピーちゃんが可愛いのは当たり前のこと。あどけなくて素のままで、何をしても可愛いです。

でも私にとっては~老犬たちも、もっと可愛いです。彼らの身体中からかもし出される様子は、生きてきた歴史がにじんでいます。

11月の写真です。ストーブは付けていましたが、天然のお日様の温かさを好んでソファの上に置いてあるクッションでくつろいでいました。 ↓

老いても美しいと思います。白髪やしわが歴史を刻んでいます。

ほとんどの時間を寝て 過ごしています。

インスタに投稿した写真です。 ↓ インスタは opera1306 です。

11月の後半からは、ストーブの前に移動してきました。右側にストーブがあり暖かいです。白内障でも目は見えてます。

見返り美人のミケ君。実の親子です。仲が良いです。エニオはヨーロッパから2頭目の輸入犬でした。初代のロナルドは亡くなっています。ミケランジェロはエニオの最後の息子です。現在4歳6か月になります。

私はミケが産まれる前は、そろそろ男の子を輸入しようかな?と考えていました。自家繁殖の男の子を残すことは考えていませんでした。しかし~ミケの成長とともに⇒この子はイノセントに残そうと決めました。男の子を一度も残さなかった私が、それほど惚れた子です。

ミケはイザベラカラーの美しさを教えてくれました。サイズもよくて(ちと大きいけど)性格も生まれながらの貴公子のように上品です。所作も美しいです。親バカですが・・ この子の子供たちは、ますますヨーロッピアンで彫の深い外人顔が産まれてくるようになりました

その後12月になって、老犬達は毎日ストーブの前で過ごすようになりました。北海道の本格的な寒さが増すと~ココが一番暖かいことを察知します。

トイレと食べる時以外は寝ています。

ご飯を喜んで食べること。これは普通のことですが、老犬になると、食べている姿が愛おしくて嬉しくなります。

12月に入ってからエニオじぃじは食欲のない日がありました。このまま食べなくなったら、私は東京インターに行くことをやめるつもりでした。しかし~食欲が落ちても、手で食べさせると食べてくれました。ドッグフードを食べているうちは心配ないです。それで主人に、手であげてねと・・お願いして行きました。

東京インターが18日でした。深夜に帰宅すると、エニオは喜びました。食欲が落ちるのは、身体が老衰しているので、段々と受け付けなくなるのです。

インターから戻って4日目くらいから普通のフードだけでは食べなくなりました。それで病院でいただいた栄養価の高い食事を与えるようになりました。a/d缶を与えると下痢気味になるので、病院食にしました。その病院食だけで8か月も元気だったネコちゃんもいるそうです。

エニオは私を東京インターに行かせてくれたのです。それまではガマンしてくれていました。練習していたのを見ていましたから。お外は氷点下の日々なので、室内で練習していました。練習するときは⇒エン坊⇒ハウスに入ってね!と言うと自分から入っていました。

若い時はエン坊も出てたのですから。私が他の子の練習をすると=横に並行してエン坊も歩いていました。いじらしいその姿に⇒昔とったきねづか・・の言葉がよぎり胸が熱くなりました。

犬は(うちの子は)何でも分かっています。お母さんが東京インターに行くまでは、ボクも頑張ろう!と普通のフードを食べていました。行かせてくれて、ありがとうね。

エン坊~もうどこにも行かないよ。お母さんがあなたのお世話・介護をしますよ。喜んでしますよ。病院食がエニオにとても合ってようで、食べてくれます。エン君は元気にしています。

来日した時のエニオ。ポーランドのショーでの由緒あるメダルもいただいたので首にかけました。この日から14年が経ちました。美しいエニオでしたが、今のエニオのほうが輝いていて美しいです。

そしてレイラも。

私をショーの世界へと導いてくれたレイラ。

これからあなた達を見守り、介護していくことが私の喜びです。今年、16歳を迎えられますように。私の宝物です。

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