イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

輸入をはじめて長い年月~そしてふれあい。

2024年05月21日 | Weblog

タリアングレーハウンドを飼い始めて25年を過ぎました。最初は、この犬は何という犬種なの?すごい美しい犬!欲しいわぁ~から始まりました。

当時は専門のブリーダーさんも少なくてネットの情報もなく・・一生懸命にイタリアングレーハウンドを探しました。探し当てたとしてもすぐに売れてしまうので、ゆっくりと選べる状況ではなかったです。

そして迎えたのは2匹の女の子・シルビアとジュリアでした。2匹ともアメリカンでした。

2匹とも美しくてカッコ良くて、IGを迎えることができて嬉しかったです。その当時はIGの登録数が100頭を少し超えるほどの少なさでした。

とてもうるさくて、落ち着きがなくて手がかかる犬たちでしたが~私はイタリアングレーハウンドの虜になりました。

その後色々と調べていくうちに、イタグレにはヨーロッパのタイプがあることを知りました。ヨーロッパのIGの写真を見て、私はますますハマりました。その当時は日本ではヨーロッパの犬を持っているブリーダーさんは(公には)一人しかいませんでした。

私はその方とは接触はしませんでした。その方の H・Pやブログを何度も見ましたが・・・。何となく違和感がありました。

そして~無謀でしたが、自分でヨーロッパから輸入したいと思うようになりました。まだfacebookが普及していない時代でした。海外からの輸入は大きな賭けでした。毎日のようにネットでヨーロッパのブリーダーさんを調べました。

輸入することは大変でした。お相手と信頼関係をしっかりと築いていかないと、成功しません。お金を払えばよい!という考えでは成立しません。

そして~よいブリーダーさんとのめぐり逢いがあり、私のことを信用してくださり、無事に輸入することができました。最初の子・ロナルドは2000年産まれでした。骨格のしっかりとした性格の明るい男の子でした。ロナ君は、今のイノセントの礎を創ってくれました。

輸入は色々とクリアしなくてはならないことがあって、ロナルドが無事に来日できたのは、2003年の春でした。ロナルドは大人になっていたので、出生地での滞在保管期間(6か月が必要)は過ぎていました。ですから輸出のための検査や書類が整っていれば早くに来れたのですが。

書けば長くなる問題が発生しまして・・・ 私の元へ無事に来たのは、お話しがまとまってから1年以上の時間がかかりました。それでも無事に来てくれたロナルド君。無名だった私に輸入ができたことは、奇跡のできごとでした。

それからは、私とブリーダーさんとの信頼関係はしっかりとしており、次の子も譲っていただきました。20年の時間をかけて(3~4年ごとに)6頭の子を譲っていただきました。ワンたちはショーに出して 全員がJKC・CHを完成しています。

前置きが長くなりました。

今日のブログは、微笑ましい写真が撮れたので紹介したく、そのために前置きが長くなりました。

レッドの女の子はルクレッツア・13歳です。初代の輸入犬・ロナルドのあとにエニオが来日して~その後3頭目に初めて女の子・ルクレッツアが来ました。ルックちゃんが来てくれてとても嬉しかった。

私がヨーロッパのIGを輸入してから、イノセントへのバッシングがすごかったです。当時はアメリカのIGの全盛期でした。ヨーロッパのIGを良く思っていないブリーダー達から⇒ヨーロッパの犬は、貧相で駄馬であると叩かれました 

ある人は、ひどい形の犬の写真を載せて(わざとです)ヨーロッパの駄馬犬と書いていました。ヒドイ人ですイタリアングレーハウンドのブリーダーと名乗るのでしたら、批判するのではなく、それぞれの良いところを尊重する気持ちをもって、切磋琢磨するべきだと思います。

声を大にしますが~ヨーロッパのIGは上品で美しいですよ20数年前から、先生がいない一匹オオカミ・・レールのないデコボコの山道を切り開いて歩いてきた私でしたが。いつの日か、ヨーロッパのイタリアングレーハウンドの美しさを分かってもらいたいとコツコツと歩んできました。

また・・イノセントはブルーしか産ませていない。ブルーは不健康なのに松村の繁殖はおかしい?と。身体に白が入っていなくて気持ち悪いと 数名のブリーダーさんがブログに書いており、間接的に非難を受けました。確かその当時はブルーが人気でした。

それらを信じた方々からの質問のメールや電話が後を絶たず、私はブルーの子の祖先からの説明と対応におわれました。いわゆる風評被害です。

その当時は、2ちゃんねるという書き込みがありまして、私のことをひどく書かれていました。何ページにもわたり・・しつこく書かれていました。パソコンを開くのに、気が重たく憂うつな日々でした。

笑い話ですが=イノセントババは、熟女パブで働いている!と書かれていました。

熟女パブ そんなお店があるの?変な気持ちでイヤでした。批判の対象は、私の着ているショーの服のことまで書かれていて・・。さほど派手な服は着ていないのですが~何でも悪く書きたいのね~ とクスッ!と笑う部分もありました。ショーの勝ち負けのことも面白おかしく書かれていたので、ショーの犬界の方が書いたと思われます。

現在だったらSNSの書きこみも問題視される時代ですが、その当時は黙っていました。早くこの場が終わるようにと、静まるのを待っていました。

今日の本題。13歳のルクレッツアによりそう、2歳のコマンチ。2匹は同じ犬舎からの輸入です。おばあちゃんと ひ孫くらいの年の差。13歳と2歳です。

このような仲良しの姿にほのぼのと癒されています。

そこへ、他のワンズが合流してきました。

12年前に来たLUCREZIAと、1年前に来たCOMANCHE。同じヨーロッパの犬舎から来たワンたちが10年の月日が経って・・同じ匂いがするのかな。仲良くしています。嬉しい姿です。私のブリーダーさんが見てくださっているので、アルファベットを入れました。

今日の出窓はこんな感じ。右端はOPERA・10歳(4頭目の輸入犬)です。

私をバッシングした人たち。すでにショーは10年以上前からやめています。そして、繁殖犬をヨーロッパの牡犬に変えています。バカみたいです

アメリカ!アメリカが王道 と言っていた人たちですよ。アメリカはサラブレッド!ヨーロッパは駄馬である!と上から目線で威張っていた人たち。あの頃のプライドはどこへいったの しかもショーはやめて、繁殖&子犬を売るだけなのにヨーロッパから輸入しています。白が入ると売れゆきが悪いのでしょうか。それでソリッドへ変えていくのでしょうね。カラーを変えても、元々の骨格・お顔の形・耳の位置などは違いますよ。見る人が見たら分かります。

私は、どこのブリーダーもソリッドに変えているのが悲しくなります。その時代の流行を追いかけているようにみえます。

ショーに出すためであれば、FCIの規準に沿うためと納得できますが。

仔犬を売るためにソリッドへと変えているブリさんが多いことに~はぁ~あなたまでそうしているのと驚いています。

反対に、アメリカのよいIGを創りだしているブリーダーさんには拍手を送ります アメリカのIGも素晴らしいです アメリカの惚れ惚れとするサイトハウンドの美しい姿 伸び伸びとした美しい歩様。明るいキャラクターを絶やすことなく保持して、これからも頑張っていただきたいです。

アメリカもヨーロッパの区別は関係なく、イタリアングレーハウンドは美しくカッコよい犬種です。

人の悪口をいうことは簡単です。しかし、面白おかしく無責任な言葉をネタにして笑うことは、相手を傷つけています。

言われたほうは忘れていないです。だからと・・それでへこんで やめてしまえば相手の思うつぼです。ショーを長く続けていくことは容易ではないです!私はへこたれませんでした。いつも前を見ています。目標を立てて、それに向かって進んでいます。

自分のできる範囲で、ショーも繁殖もマイペースでやってきました。これからも同じです。そして今後も、子犬を通しての新しい出会いを楽しみにしています。

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コメント (4)
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