今日は、ヨーガスートラ講座第5回講座受講のため、ほぼ普段と同じ時間に起床した。いいお天気。予想最高気温は19度、4月の陽気だという。
朝食の支度を整えて夫を起こす。洗濯機を廻し、ぱぱっと食事を終えて(昨夜で吐き気止めや疲労止めの薬がなくなり、今朝からはミヤBM、コデイン、タケプロンの通常3種類に戻った。)、最低限ビデオに映っても失礼にならない程度の身支度(フェイスパウダーとかつら装着)を整え、書斎へ移動。
Zoomに繋いだところに、母から携帯に電話があって慌てる。
今日は実家でエアコン取付工事がある日だ。工事の時間が分かれば夫が出向いて同席し、私も家事等片付け次第後から追いかけることにしていたが、母の話では朝一番であと30分で到着するという。
これは大変、そんなに早いとは。私はもう講座が始まってしまい身動きできない。慌ててリビングにいる夫にLINEで連絡。夫は洗い上がった洗濯物を干してから出かけてくれた。本当に出来た夫である。
10月はホテル泊で、ZoomのURLトラブル。11月はエンハーツ投与3日後の体調不良中の受講。12月は体調上がり調子ながら、2度あることは3度ある、で我が家のWi-Fi不具合のため前半の瞑想部分を聞き逃すというトホホな状況が続いていた。今日こそはと繋いだところ、問題なく、ほっとする。
Sさんとご子息T君の姿、瞑想ヨーガ指導者養成講座でご一緒したHさんやNさんの姿が見える。冒頭、T君からは「本年もよろしくお願いします」と可愛らしいご挨拶があり、皆の笑顔がこぼれ、拍手。2歳半の男の子、お喋りがとても上手である。可愛いなあ。
1月から参加開始の方たちも数名おられ、画面は賑やかである。
先月第4回は神(イーシュヴァラ)なる意識を中心に学び、自分を振り返ることで、グサッときたという感想も多かったという。
今日はこの世界の始まりから終わり全てを表し、内なる喜び、平和、安らぎ等の本質を呼び起こすॐ(オーム)を唱える瞑想を繰り返す(ジャバ)を体験する。まずはパタンジャリのシュローカをSさんについて詠唱。
第1章1-31 心を乱す9つの障害があるとともに出てくるサインは、悲しみ、苦痛、身体と意志の不一致、不安定な呼吸である。
1-32 障害を取り除く方法は、自分で一つのことを選んで続けることである。
1-33 人付き合いの鍵は4つのタイプ別に持つべき感情があり、これを知ることで心の穏やかさを保てる。幸せな人には親しみを、不幸せな人には思いやりを、徳のある人には喜びを、罪深い人には無関心を、である。
1-34 呼吸の調整でも心が安定する。
1-35 五感の活動に意識を傾けることによっても心を落ち着かせることが出来る。
1-36 幸せな感覚でいることを練習すれば心は落ち着く。(不幸な感覚は無知から来る、癖のようなもの)
1-37 悟った人のことを思うと、心は落ち着く。(いつも明るく好きな人を思い浮かべる。)
1-38 夢も見ずに眠っているときは全てを手放し、ただ休んでいる、心が落ち着いている状態である。
1-39 最も好ましいと思えるもの(一つに絞る)を瞑想すると心は落ち着く。
1-40 心が落ち着いてくると小さなものから大きなものまで世界のもの全てが応援してくれるようになる。
サンスクリット語でSさんが詠唱し、皆で復唱した後、事例等によって解説して頂くスタイルである。
1章は51詩節まで、残り10詩節である。今日もボリューミーで講座時間はちょっと延長。詩節説明の終了後も皆さんなかなか名残惜しく退室しがたいと見えて、質問タイムに残っている方たちが多かった。他の方たちからの質問にSさんが回答されるのを拝聴する時間は、毎回のことながらとても楽しい。
T君のエピソード等は、自分が息子を必死に育てていた頃のことを思い出し、懐かしくも胸キュンで拝聴する。
9月から始まったこの講座も残すところ来月のみ。次なる第2章の講座の詳細も大分決まってきた模様で、ご案内が楽しみだ。
気づけば予定時間を大幅に過ぎ、終了予定時間の30分以上も。夫が既に出かけてくれた中、私も後を追わねば、とご挨拶して退室。ベランダには沢山の洗濯物が翻っている。
食洗器を廻し、洗い物を済ませ、身支度をして急いで家を出る。夫は1時間前のバスに乗ったようだが、15分に1本のバスを待っているより電車の方が早そうだったので駅を目指す。結果、JRへの乗り換えも、JR同士の乗り継ぎもことのほか上手くいってスイスイ。
大抵1時間半はかかる実家まで、ドアツードアで1時間ちょっとで到着することが出来た。1時間早く出た夫に遅れること30分ほど。最速記録である。実家最寄り駅前のフラワーショップで春らしいスイートピーとカスミソウの花束を買い求めた。
既に古いエアコン2機は取り外され庭に出ている。見れば2006年と2010年製だった。2人の工事の方が見えていて、和室とリビングの取り付けもほぼ終わり、もろもろ調整中。追加工事もなく、予定通りの時間で無事終了。それでも2人でたっぷり3時間以上かかったようだ。説明を受け、試運転をして、お支払いを済ませお2人を見送った。お1人は私の住まいの近くにいらっしゃるそうだ。親切な方たちで良かった。
その後、3人で鰻屋さんへ遅いお昼に。夫も息子も実家を訪れる度に鰻を所望しているが、私も久しぶりに頂いて美味だった。ランチ営業時間終了30分前ということで、最後に入店した客となったが、相変わらず賑わっていた。すっかりお腹も心も満ち足りたところで(夫はお酒迄頂いて赤い顔。本当はお昼寝したかったようだが)、母には直接帰宅してもらい、私たちはそのまま駅前までもろもろの買い物に。隙間風防止のテープやらデスクスタンド等を調達した。
夫にはまだ頑張ってもらわなければいけないので、カフェで珈琲を飲んで酔い覚まし。その後、いつもの和菓子屋さんで和菓子を買って帰宅した。ダウンジャケットを着ていたけれど、本当に暖かくてただの荷物になった。セーターで十分のバカ陽気である。明日がちょっと怖い。
せっかくエアコンを取り替えてもあちこちから隙間風が入ってくるのではたまらないので、引き戸やアコーディオンカーテン等の問題ある箇所には全てテーピング。持つべきものは器用な夫である。
あれこれ済ませ、ちょっとぐったり、ということで、母にさよならを言ってタクシーで帰宅した。
今回のエアコンのこともそうだけど、母は、父がいなくなってから自分なりに工夫して少しでも快適に過ごそうという意欲は見受けられない。コロナ禍で否がでも応でも家にいる時間が長くなるのだから、少しでも快適なお家時間を過ごしてほしいものである。
帰宅後は洗濯物を取り入れ、畳み、もろもろ片付けて夕食は手抜きで簡単に済ませる。
ここ数年暖冬が続いていたけれど、今年は寒くなりそうだという。これからの寒い時期に間に合って良かったし、思い立ってから1週間で全て終了したのは上出来だ、と思う。