ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.1.16 エンハーツ9クール目 さらに減量5回目投与後10日目のこと ヨーガスートラ講座5日目その後実家詣で

2021-01-16 22:33:37 | ヨガ

 今日は、ヨーガスートラ講座第5回講座受講のため、ほぼ普段と同じ時間に起床した。いいお天気。予想最高気温は19度、4月の陽気だという。
 朝食の支度を整えて夫を起こす。洗濯機を廻し、ぱぱっと食事を終えて(昨夜で吐き気止めや疲労止めの薬がなくなり、今朝からはミヤBM、コデイン、タケプロンの通常3種類に戻った。)、最低限ビデオに映っても失礼にならない程度の身支度(フェイスパウダーとかつら装着)を整え、書斎へ移動。
 Zoomに繋いだところに、母から携帯に電話があって慌てる。

 今日は実家でエアコン取付工事がある日だ。工事の時間が分かれば夫が出向いて同席し、私も家事等片付け次第後から追いかけることにしていたが、母の話では朝一番であと30分で到着するという。
 これは大変、そんなに早いとは。私はもう講座が始まってしまい身動きできない。慌ててリビングにいる夫にLINEで連絡。夫は洗い上がった洗濯物を干してから出かけてくれた。本当に出来た夫である。

 10月はホテル泊で、ZoomのURLトラブル。11月はエンハーツ投与3日後の体調不良中の受講。12月は体調上がり調子ながら、2度あることは3度ある、で我が家のWi-Fi不具合のため前半の瞑想部分を聞き逃すというトホホな状況が続いていた。今日こそはと繋いだところ、問題なく、ほっとする。

 Sさんとご子息T君の姿、瞑想ヨーガ指導者養成講座でご一緒したHさんやNさんの姿が見える。冒頭、T君からは「本年もよろしくお願いします」と可愛らしいご挨拶があり、皆の笑顔がこぼれ、拍手。2歳半の男の子、お喋りがとても上手である。可愛いなあ。
 1月から参加開始の方たちも数名おられ、画面は賑やかである。

 先月第4回は神(イーシュヴァラ)なる意識を中心に学び、自分を振り返ることで、グサッときたという感想も多かったという。
 今日はこの世界の始まりから終わり全てを表し、内なる喜び、平和、安らぎ等の本質を呼び起こすॐ(オーム)を唱える瞑想を繰り返す(ジャバ)を体験する。まずはパタンジャリのシュローカをSさんについて詠唱。
第1章1-31 心を乱す9つの障害があるとともに出てくるサインは、悲しみ、苦痛、身体と意志の不一致、不安定な呼吸である。
 1-32 障害を取り除く方法は、自分で一つのことを選んで続けることである。
  1-33 人付き合いの鍵は4つのタイプ別に持つべき感情があり、これを知ることで心の穏やかさを保てる。幸せな人には親しみを、不幸せな人には思いやりを、徳のある人には喜びを、罪深い人には無関心を、である。
 1-34 呼吸の調整でも心が安定する。
 1-35 五感の活動に意識を傾けることによっても心を落ち着かせることが出来る。
 1-36 幸せな感覚でいることを練習すれば心は落ち着く。(不幸な感覚は無知から来る、癖のようなもの)
 1-37 悟った人のことを思うと、心は落ち着く。(いつも明るく好きな人を思い浮かべる。)
 1-38 夢も見ずに眠っているときは全てを手放し、ただ休んでいる、心が落ち着いている状態である。
 1-39 最も好ましいと思えるもの(一つに絞る)を瞑想すると心は落ち着く。
 1-40 心が落ち着いてくると小さなものから大きなものまで世界のもの全てが応援してくれるようになる。
 サンスクリット語でSさんが詠唱し、皆で復唱した後、事例等によって解説して頂くスタイルである。

 1章は51詩節まで、残り10詩節である。今日もボリューミーで講座時間はちょっと延長。詩節説明の終了後も皆さんなかなか名残惜しく退室しがたいと見えて、質問タイムに残っている方たちが多かった。他の方たちからの質問にSさんが回答されるのを拝聴する時間は、毎回のことながらとても楽しい。

 T君のエピソード等は、自分が息子を必死に育てていた頃のことを思い出し、懐かしくも胸キュンで拝聴する。
 9月から始まったこの講座も残すところ来月のみ。次なる第2章の講座の詳細も大分決まってきた模様で、ご案内が楽しみだ。
 
 気づけば予定時間を大幅に過ぎ、終了予定時間の30分以上も。夫が既に出かけてくれた中、私も後を追わねば、とご挨拶して退室。ベランダには沢山の洗濯物が翻っている。
 食洗器を廻し、洗い物を済ませ、身支度をして急いで家を出る。夫は1時間前のバスに乗ったようだが、15分に1本のバスを待っているより電車の方が早そうだったので駅を目指す。結果、JRへの乗り換えも、JR同士の乗り継ぎもことのほか上手くいってスイスイ。

 大抵1時間半はかかる実家まで、ドアツードアで1時間ちょっとで到着することが出来た。1時間早く出た夫に遅れること30分ほど。最速記録である。実家最寄り駅前のフラワーショップで春らしいスイートピーとカスミソウの花束を買い求めた。

 既に古いエアコン2機は取り外され庭に出ている。見れば2006年と2010年製だった。2人の工事の方が見えていて、和室とリビングの取り付けもほぼ終わり、もろもろ調整中。追加工事もなく、予定通りの時間で無事終了。それでも2人でたっぷり3時間以上かかったようだ。説明を受け、試運転をして、お支払いを済ませお2人を見送った。お1人は私の住まいの近くにいらっしゃるそうだ。親切な方たちで良かった。

 その後、3人で鰻屋さんへ遅いお昼に。夫も息子も実家を訪れる度に鰻を所望しているが、私も久しぶりに頂いて美味だった。ランチ営業時間終了30分前ということで、最後に入店した客となったが、相変わらず賑わっていた。すっかりお腹も心も満ち足りたところで(夫はお酒迄頂いて赤い顔。本当はお昼寝したかったようだが)、母には直接帰宅してもらい、私たちはそのまま駅前までもろもろの買い物に。隙間風防止のテープやらデスクスタンド等を調達した。

 夫にはまだ頑張ってもらわなければいけないので、カフェで珈琲を飲んで酔い覚まし。その後、いつもの和菓子屋さんで和菓子を買って帰宅した。ダウンジャケットを着ていたけれど、本当に暖かくてただの荷物になった。セーターで十分のバカ陽気である。明日がちょっと怖い。

 せっかくエアコンを取り替えてもあちこちから隙間風が入ってくるのではたまらないので、引き戸やアコーディオンカーテン等の問題ある箇所には全てテーピング。持つべきものは器用な夫である。
 あれこれ済ませ、ちょっとぐったり、ということで、母にさよならを言ってタクシーで帰宅した。

 今回のエアコンのこともそうだけど、母は、父がいなくなってから自分なりに工夫して少しでも快適に過ごそうという意欲は見受けられない。コロナ禍で否がでも応でも家にいる時間が長くなるのだから、少しでも快適なお家時間を過ごしてほしいものである。

 帰宅後は洗濯物を取り入れ、畳み、もろもろ片付けて夕食は手抜きで簡単に済ませる。
 ここ数年暖冬が続いていたけれど、今年は寒くなりそうだという。これからの寒い時期に間に合って良かったし、思い立ってから1週間で全て終了したのは上出来だ、と思う。
  

 
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2021.1.15エンハーツ9クール目 さらに減量5回目投与後9日目のこと エンハーツ開始半年、脱毛その後

2021-01-15 20:14:33 | かつら

 在宅勤務である。今日は昨日とは打って変わって曇天の寒い一日になるという。なるほど、確かに寒い。洗濯物の始末は明日、暖かい日に先延ばしにする。
 夫が出かけてから勤務開始までの1時間ほど、圧力鍋で夕食のポトフ(寒い日はこれに限る我が家のお助けメニュー)を仕込み、クローゼット内の湿気取りの取り換え等細かい家事が出来て有難かった。
 私は、最低限の化粧しかしていないので、下地からかつらを被って身支度完成まで、ものの15分もかからないのだけれど、それでも朝の15分プラス通勤時間の存在は大きい。

 さて、今日でエンハーツ開始からちょうど半年が経過する。脱毛の確率は半々と言われていたけれど、初回から毎回のようにひょろひょろと抜け続け、2か月ほどで外出時はかつらを被らざるを得なくなった。ただツルツルの禿げ頭になったわけではなかったので、毛量の少ないごく軽く涼しいかつらを新調した。

 抜け毛で痛んで敏感になっている頭皮を刺激しないように、かつらを固定させるクリップをつけずに、そのまま地毛の上からただ被っている。しっかり止まって絶対外れない、というわけではなさそうだけれど、インナーキャップで頭を締め付けられることもなく(これが結構頭痛の原因になるし、夏は2重に被っていることになり、とても暑い。)ストレスフリーで助かっている。

 その頭髪、毎回投与後3週間すると抜け毛が多くなっていたが、このところそれが大分落ち着いてきているように思う。コロコロクリーナーの登場回数が減っている。シャンプーするとその後始末で暫く浴室か出られなかった(具合の悪い時は下を向きながら吐き気は増すし、貧血になりそうだった。)けれど、今はチョイチョイと片付ければ済む。

 もちろん鏡を見ればクリクリ坊主だけれど、頭全体がちょっと黒くなってきた感じ。思うに、この半年間で弱かった毛根から生えていた髪の毛は一旦全て抜け落ちて、薬にめげない丈夫な髪の毛が残っているのに加え、少しずつだけれど、新しい髪の毛が生え始めているように感じる。もちろん、だからといってこのまま外に出るわけにはいかないのだけれど。就寝時に頭が寒くて帽子を被って眠らないと風邪をひくということもなさそうだ。

 また、いつ美容院に行けるようになるかはわからない。けれど、このまま抜け毛が落ち着いて少しでも髪の毛が生えてくれるなら、エンハーツを続けていてもかつらを卒業出来る日が来るかもしれない・・・と捕らぬ狸の皮算用をする、早くも1月折り返しの夜である。

 

 
 

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2021.1.14 エンハーツ9クール目 さらに減量5回目投与8日後のこと 31回目の結婚記念日

2021-01-14 20:28:14 | 日記

 昨夜は1週間ぶりに食後に紅茶を淹れ、お茶菓子を摘まむことが出来た。これも体調が上り調子になってきた証拠である。
 このところ、ドラマの録画等を見ている時間がやけに長い。コロナ禍の中、我ながら頭も目も腐りそうなほどドラマや映画ばかり視ている。こんなにテレビのお世話になっているのは生まれてこの方初めてではないか。一方、積んである本がなかなか読めないのが困ったものである。

 今日は31回目の結婚記念日だ。特に何かイベントがあるわけでもなく、淡々と職場と自宅を往復しただけの一日。夕食は夫の好みのものを用意した。
 夫は職場帰りに直行で歯科クリニックを予約しているという。帰宅するまでちょっと時間の余裕があったので、アウトレットモールに寄って、ニットを2枚買った。家で着ているカーディガンがかなりへたっているのが気になっていたのと、ちょっと洒落たセーターを見つけたので。

 これまで夫に何か贈る時、特に最近は、カードやメッセージ等は用意していなかったのだが、先日職場の後輩から(コロナ前に出かけたという)海外旅行のお土産です、と頂いたメッセージカードを使うことにした。
 くださった彼女は、海外に出かけるとレターセットやカードを買ってしまうのだという。私も同じで、既に一生使いきれないくらいストックがあるのに、見るとついつい買い込んでしまう悪い癖がある。

 唯一違う点は、私は死蔵品にしてしまっているのに、彼女は何かの記念日ごとにカードを書いて、ご夫君に送っているということ。家の中でカードが移動するだけですが、と仰っていたけれど、なるほど、それはよいアイディアだと私も真似してやってみることにした(あまり断捨離の助けにはならないけれど・・・)。

 今日は予報通りとても暖かい一日だった。昼はハーフのダウンコートの前を開けても全然寒くなく、日差しが溢れてポカポカ。明日はまたぐんと冷えるというけれど。

 31年前の結婚式は、アメリカ西海岸の教会だった。抜けるような青空が広がるいいお天気で、とても暖かかった。式とハネムーンが一緒で、式もツアー中の自由時間内だったから、添乗員さんやツアーの方たちからお祝いに、と素敵なブーケを頂いた。

 2つ持って行ったスーツケースのうちの一つは持ち込んだドレスで満杯。開けたらかなり皺になっていて、慌ててバスルームに吊ったのだった。ツアー中はちょっと厚手のジャケットを羽織っていたけれど、日中はそれも要らず、ニット一枚で歩けた記憶がある。

 式では、ああ、こんなに遠く離れて夫と2人なんだなあ、とちょっぴり心細く、それでもこれからちゃんと幸せになるぞ(幸せにしてもらう、ではない。)、と強く思ったものだった。
当時、成人の日は毎年1月15日と決まっていたから、翌日が休みだから、結婚記念日には寄り道をして帰りが遅くなっても大丈夫、なんて話していたのが懐かしい。

 子育てが一段落して、息子が家を巣立った25周年からは、毎年ご褒美と称して結婚記念日旅行を続けてきた(昨年の真珠婚式には息子も同行して家族3人旅だった。)。けれど、今年はコロナ禍、緊急事態宣言発出で残念ながら中止になった。

 安心して旅行を計画出来るのはいつのことだろう。海外旅行が出来るようになるまでちゃんと生き延びなくては、と図々しくも思う結婚31回目の記念日の夜である。

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2021.1.13エンハーツ9クール目さらに減量5回目投与後1週間のこと 4か月ぶり造影CT検査~頸部から骨盤

2021-01-13 21:07:53 | 治療日記

 今日は在宅勤務。明け方お手洗いに起きたら、もうその後眠れなかった。4時間半ほどの睡眠、まだ寝足りない感じ。なんとなくまだ気持ち悪さが残っている。嫌だなあとベッドでウダウダすること1時間半。

 昨朝、トースターの網部分が不具合のようなので夫に見てもらったら、壊れているという。ようやく今日からはトーストを頂くぞ、と思っていた矢先のこと。早速、今日仕事帰りに家電量販店で買ってくると言う。
 ちょっと待って。確かいつか景品で貰ったポップアップトースターがあって、納戸の死蔵品と化している筈。こういう時に使わずしてそのまま朽ち果てさせる気か、ということで出してみた。焼き色に息子の好きだったとっとこハム太郎が付くものだ。ポップアップもちゃんと出来て、こんがり。一体日の目を見るまでに何年経過したことか・・・。件の息子は家を離れて既に久しい。
 ということで、8日ぶりにナウゼリンを飲むことなしにトーストの朝食が頂けた。青汁も復活したし、スムージーも果物も美味しい。復調を実感する。嬉しい。

 雪が降った昨日と比べて、今日は大幅に気温が上がるという。雲一つない冬の青空が広がるいいお天気だ。勤務開始前に溜まった洗濯物をベランダ一杯に干す。夕食は簡単に鍋にすることにしてその下ごしらえも済ませる。
 
 今日は午後から休暇を取ってエンハーツ効果測定のための第2回目の造影CT検査だ。前回の検査は3クール終わったところだった。それから6クール投与した。3クールまでは規定通りの5.4㎎/kg。4クール目は4.4㎎/kgと減らし、5クール目から9クール目まではさらに3.2㎎/kgで続けてきている。
 果たして減量してもしっかり奏功してくれているのか。間質性肺炎等の副作用は出現していないのか、ということだ。

 本当は体調が完全に復調してからの予約が望ましかったのだけれど、来週は結婚記念日旅行を予定していた。まあおそらく難しいだろうなとは思っていたけれど、緊急事態宣言でツアーキャンセル確定となった。先週の通院時に、延期して頂くお願いをすれば叶ったかもしれないけれど、それも申し訳ないのでそのままにして、今日を迎えた。

 秋以降、一時は息切れ、咳、胸痛からもほぼ解放されていたので、これは凄い!もしかしたら未踏の寛解すら夢ではないかもしれない!と図々しいことまで考えた。けれど、寒くなるとやはり胸痛はあるし、マスクをすれば坂道でも階段でもどこでもかなり息苦しいことも事実なので、そう望み過ぎてもいけないな、この体調が続くのなら御の字なのだ、と思うことにした。

 午前中の仕事を片づけて、昼食抜きで病院に向かった。出かける間際に生協のお届けもあり、大急ぎで取り込んで冷蔵庫などに納めた。
 明後日までは、疲労止めエルカルチンとセットで吐き気止めカイトリルを飲んでいるせいもあり、お腹をマッサージしても相変わらずの便秘である。下痢が酷くて電車に乗るよりは良いのだけれど。

 今日も着替えをしないでいいようにブラトップ、プレーンなタートルニットとゴムのロングスカートにした。手指の痺れや痛みもあるし、装飾物の類も一切なし。着替えなしで、荷物をロッカーに入れたらそのままCT装置に寝っ転がれる。病院滞在時間は短縮、糊のきいた検査着を汚すこともなく一挙両得。いつも通りである。
 予定通りの電車に乗れてスムーズに移動。

 日中の快速電車は空いている。先日読みかけにしていた文庫を読みながら、あっという間に病院最寄り駅に到着。
 1週間ろくに食べられなかった反動でやけに空腹を感じる中、予約時間の20分ほど前に病院に入った。自動再来受付機は待つことなくすんなり。エスカレーターで2階の放射線受付へ向かう。待合椅子に座っている方は数人。それほど混んではいない。

 殆ど待たずに受付が済み、CT準備室の前廊下へ移動した。ここではお一人待っていたが、ほどなく準備室で名前を呼ばれ、予約時間の15分前には入室。荷物をロッカーに預けて、造影剤注入のためルート確保の針刺し。造影剤用の針は太くて採血の時よりも痛いのだけれど、今日の看護師Mさんは早業で、殆ど痛まなかった。新年早々ラッキーだ。お礼を言うと嬉しそうにされていた。

 10mlの生食入りシリンジを渡され、点滴棒がないのでとても身軽。予約時間ちょうどに呼ばれた。
 ベッドに寝て顎を上げ加減にして万歳の姿勢をとり、最初は造影剤なし、次に造影剤を入れて、2回の撮影。この流れはもうすっかりお馴染み。所要時間は10分とかからない。造影剤が注入されるや否や、薬液の匂いがツーンと鼻を突くし、味覚にも嫌な後味が残る刺激があって、口の中が気持ち悪い。血流と共に瞬く間に造影剤が体中を駆け巡り、体の芯までカーッっと熱くなってじわーっと痺れる感じ。

 「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して終了。看護師さんから針を抜いてもらい「止血しますので、外廊下でお待ちください。」と言われ、ロッカーから荷物を出して廊下で待つ。時間が来て外して頂き、無事終了。放射線受付に戻ってファイルを戻し、会計へどうぞと言われる。

 1階の会計に向かうと、待合椅子がそれなりに混んでいたが、10分ほどの待ち時間で自動支払機で8,000円ほどカード支払。本日の病院滞在時間は1時間弱だった。順調だ。まだランチタイム終了まで余裕がある。

 外に出ると、なるほど暖かい。先週に続きまたタイ&インドレストランに。前回はインドカレーセットだったけれど、今日はタイ風焼きそばとグリーンカレーのハーフセットをチョイス。他に2組ほどお客さんがいたが、4人テーブルを1人で広々使わせて頂くのはいつものこと。造影剤を使った後は水分を心して摂るように言われるので、それに従い、マンゴーラッシーを氷なしでたっぷり。
 
 帰路の車内には下校中の高校生が沢山いたけれど、無事席を確保。読みかけだった文庫を読んだ。
 なんとか明るいうちに帰宅が叶った。さすがにまだ本調子とは言えないので、疲れて夫が帰宅するまでリビングで横になってちょっとウトウト。明日はまたお仕事である。
 いよいよ関西圏等でも緊急事態宣言発出である。短期決戦になるのかどうか。
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2021.1.12 エンハーツ9クール目 さらに減量5回目投与6日後のこと 寒くて、痛い 雪まで降って・・・

2021-01-12 20:25:38 | 日記
 昨夜は今日の出勤に備え早めにゆっくり入浴し、久しぶりに日付が変わる前に眠りにつけた。
 今朝、気持ち悪さは少し改善したようで、眩暈も耳鳴りも落ち着いた模様。ベッドに逆戻りすることなくゆっくりと起き上がれた。降雪注意というほどの冷え込みの予想だったが、窓の外は普通どおりに地面が見えていてほっとする。
 夫の方が既に起きている。はあ、申し訳ない。せめて心穏やかに、と瞑想のみ5分座る。

 小さなカレーパンを温めて一つ、ラ・フランス、りんごをひとかけずつ、みかんをひと房、いちご、ぶどうを一粒ずつ。久しぶりにヨーグルトとプルーンゼリーもお腹に入れた。極上はちみつ紅茶をマグカップ一杯と、バナナスムージーをコップに半分ほど。
 固形分・水分全てにおいて摂取不良だったからか3日近く便秘だったが、今朝はウサギさん状の便を若干排出出来た。

 寒いからなのかいきなり胸痛が始まる。この痛みはどうしたことか、骨か、そうではないい痛みか・・・と深呼吸しながらゆっくりさする。コデインを飲んでもダメならロキソニンも重ね飲みしようか・・・ドキドキしながら厚着で出勤する。
 外は予報通り寒い。3日半全く外を歩かなったのでふらつくかと思ったが、それほどでもなかった。必死に歩いているうちになんとなく痛みが気にならなくなった。

 出勤すると三連休後の職場の冷えていること。机上の温度計では11℃しかない。
 外から入ってくれば眼鏡も曇るし、温かいと感じるけれど、この気温はコートなしでは過ごせないものだ。だんだん人が増えてきても14℃程度。様子を見ながらストーブを弱で点けたらいきなりブレーカーが落ちてしまった。嗚呼。

 もうひたすら我慢して重ね着するしかないのか。皆、カイロを携帯したり、ストールを腰に巻いたり、夫々出来る限りの対策はしているけれど、この状況で平然と仕事をせよというのは過酷だ。若くて元気な人たちでさえ「寒い、寒い」と震えているのに、定年まであと1年ちょっとの、治療中のポンコツおばさんにはこの寒さは厳しすぎる。かといってあまり着込んでしまうと、今度は肩こりが辛い。本当にどうしたものか。

 寒さがあまりに強烈すぎたのか、気持ち悪さが相対的に順位を下げた。それでも気持ち悪さが全てクリアになったわけではない。
 昼休み、外に出たら雪が降り出していたので、傘を取りにロッカーまで戻った。積もりそうな気配。一番近いカフェが今日はお休みであると分かっていたので、駅前まで繰り出さねばと覚悟していたら、生協食堂が珍しく営業していた。思えばコロナ禍の中、営業再開してからずっと振られ続けており、入れたのは初めてのこと。
 見れば緊急事態宣言のため、当面12時から1時間だけの営業だという張り紙がある。助かった。既に12時半を10分ほど回っていたけれど、滑り込みセーフで温かいラーメンを注文した。以前は使えなかったクレジットカードも使えるようになっていた。

 が、給湯器等皆が手を触れられるものは全て片付けられており、頼んだメニュー以外には水もお茶も飲むことが出来ない。薬が飲めないとは思わなかった。だからレジでペットボトルを売っていたのだと気づいたのは後の祭り。ラーメンのスープでナウゼリンを流し込むとは・・・。れんげもプラスチックの使い捨て、箸も割りばしに変わっていた。それ以外何もなし。これではとても長居は出来まい。
 食後のエルカルチンとミヤは、仕方ないので席に戻ってから飲んだ。

 コロナ対策のため、扉や窓が開けっ放しで換気扇が最大出力で回っている事務室には、外の風がぴゅーぴゅー入り放題。身体が縮こまって余計な力が入り、それだけで疲れる。なぜか(せめてもの風除けのつもりらしい。)ブラインドが下げられていて、事務室からは外の天気がわからなかったが、雪は積もらず止んでくれていた。

 這う這うの体で帰宅し、頑張って食事を作った。とにかく頑張って肉を食べよ、と身体が命じている感じ。素直に従ってナウゼリンを飲んでからしっかり頂けた。寒さのせいか朝から再燃している胸痛は気になるけれど、こうして食べられるようになれば復調が始まった証拠だろう。

 とりあえず明日は午前中在宅勤務をした後、検査通院だ。
 家にいる間だけでもせめて暖かくして消耗した体力を少しでも回復させて乗り切りたい。

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