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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.4.19 採血後ハーセプチン179回目(3倍量39回目)、ジェムザール(5割減量)5クール1回目

2017-04-19 23:05:34 | 治療日記
 昨夜は仕事を終えてから6週間ぶりにSさんの瞑想ヨーガのクラスに出た。スタジオは土日にセミナーに行ったばかりだったので中1日空いただけだったけれど、「ただいま」の気分でとても落ち着く。セミナーやリトリート、指導者養成コースでご一緒した方たちが複数いらしていて、クラスが始まる前の時間、お喋りに花が咲く。いつものことだけれど、クラスもとても充実して、愛と微笑みに満ち溢れていて幸せ一杯になるいいクラスだった。

 急に気温が上がり蒸し暑かったせいか、足の怠さと浮腫みが酷く、クラスの後、Iさんに均整術をお願いした。腰も張っていたのだけれど、おかげさまでスッキリ足が軽くなって本当に楽になった。Iさんと駅までご一緒して、私鉄とJRに乗って病院最寄り駅に移動、通院に備えて前泊した。

 前回の宿泊までは暖房を入れていたホテルの部屋が、昨夜は冷房に切り替え。いきなりの夏日で、身体がついていかない。程よく身体を動かし適度に疲れていたせいか、よく眠れた。

 今朝は夫にモーニングLINEした後、恒例の熱めの浴槽足湯。昨日は象足のようだった足首がちゃんとあってほっとした。瞑想の後、治療後の悪心に備えて食べ過ぎないように焼きたてデニッシュとスープ、ジュースの朝食を済ませ、チェックアウトして病院へ向かった。今日も朝から気温が高い。引き続き夏日の予想だ。2週間前にはまだ1,2分咲きだった病院前の桜並木はもう葉だけになっている。僅かの時間であっという間に緑がぐんぐん勢いを増して、季節が進んでいる。

 自動再来受付機でIDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見ると、9分待ちで、少し待つと採血室へどうぞ、となった。今日はコートも着てこなかったのでエコバッグ1つ分荷物が少ない。その代わり日傘がある。

 前回とても針刺しが痛かった男性の姿が見えて、了見が狭いのは承知の上だが、(どうか当たりませんように)と願った。そのおかげか、女性看護師Fさんに呼ばれた。今日はマーカー測定も含みフル検査なので4本。ちょっぴりチクッとしたかしないかでストレスフリーに終了。思わず「今日はいい日です!」とお礼を言うと、「一日120人くらい採血するのですが、そういって頂けるのは1人か2人なので、今日はもう怒られるだけかしら」と謙遜される。「いえ、沢山お礼を言われるいい日でありますように」と言って採決室を後にした。

 止血しながら腫瘍内科受付に移動。待合椅子はそこそこ埋まっている。いつもの席を確保して、読書を開始。今日は文庫が2冊読めた。どちらも面白かったので、読書記事は明日以降、なんとか書き残しておきたい。
 1時間ほど経って、そろそろ掲示板に番号が出るのではないかというタイミングで血圧測定へ。96-61、脈拍は85。予想通り5分ほどして中待合に入れ、30分ほどして先生がお顔を出された。

 「さて、2週間(お加減は)いかがでしたか?」と問われ、「ナウゼリンは土曜日の昼まで飲み切りました。そして木曜日の夜、なぜか9度4分の熱が出ました。クラビットを飲み、夜中には8度に、翌朝には6度台に下がって事なきを得ました。その翌日、胸痛で夜にロキソニンを飲んだ程度で体調は安定しています。お腹も快調でした。ここ急に蒸し暑くなって、気圧のせいか足の浮腫みが気になりました。」とご報告。

 採血の結果、白血球は3,600で相変わらず低め。それでも好中球は1,400で前回同様問題なし。今回は5割に増量してみましょうとのこと。次回も出来ればそのまま5割で投与したいと仰る。好中球がその段階でそれほど下がることもないので、発熱に関してはあまり心配いらないでしょうとのこと。

 気になるマーカーCA15-3は1割弱の増。年明けから3回連続で下がっていたのだけれど、どうしたんでしょうと首を傾げられた。まあジェムザールを始める前、1月に下がり始めたことを考えればあまりあてにならないかもしれません、と先生の弁。いずれにせよ次回はそろそろレントゲンを撮っておきましょうとのこと。

 ジェムザールは、前クールは4割で750mgだったものを、今日5クール目は欲張らずに、ということで若干少な目の5割、900mgで手配してくださった。
 次週、5月の連休明け、翌週と3回分早手回しに予約を入れてくださった。水曜日は予約が入りづらくプラチナチケットになりつつあるという。

 吐き気止めは、お腹の調子によって変えられると有難いので、ナウゼリンとノバミンの両方を5日分の処方して頂き、3週間分の漢方2種と、デノタスチュアブル、ロキソニンと熱発に備えてクラビットを2回分6日間の処方となった。診察室での検温は6度7分。ご挨拶をして診察室を後にした。

 化学療法室へ移動。待ち時間には今日も夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。待合椅子は満席。30分ほどしてようやくKrさんから声がかかって、内側のリクライニング椅子に案内された。その後、20分ほど待ってKrさんが針刺しに見える。今日もちょっと痛い、程度で助かった。

 薬量の変更(増量)があったせいか、届くまでに小一時間。今日もハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の4本だ。Okさんが点滴を始めてくださり、ハーセプチンから開始。1時間ちょっとかけた後、吐き気止めは20分弱。

 途中、前回Mさんからまたこちらで働き始めたと伺っていたKwさんが挨拶に来られる。眼鏡をコンタクトにされたとのことで、大分感じが変わっていらしたが、「声ですぐにわかりました。」とお話する。5年ぶりの復帰だそうだ。「全然お変わりなくお綺麗ですね。」ともったいないお世辞を言って頂いた。息子さんは、と問われ21歳と言ったら、高校生でしたものね、と。月日が経つのはなんと早いことか。

 ちょうど本を読み終えてしまって急に眠くなったので、珍しくジェムザールの30分と最後の生理食塩水の15分ほどの間、眠ってしまった。
 始まってからは2時間半かからずに終了。抜針はKwさん。やはり衝撃はあるものだなあ、とちょっとしょんぼり。血圧は97-58、脈拍は62。看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。計算時間を見計らって自動支払機へ移動。カードを通し採血と点滴、3割負担で5万円弱をカードで支払う。

 外に出ると青空。風が強く日傘をさすのが大変。それでもコートどころかカーディガンも要らないかもという陽気。薬局に入ると、椅子が満席だ。スマホのニュースで帰りに乗るJRで人身事故があり運転見合わせの情報を得る。食事を済ませて電車に乗る頃には復旧していますようにと願いつつ、小一時間待ってようやく薬を受け取れた。「今日は(化学療法を)されてきたのですか」と問われ、「はい。今日は若干増やして5割でした。」とお話しながら、袋一杯の薬を受け取る。3,000円に満たないのでカードが使えず現金払い。

 病院と薬局の滞在時間はたっぷり6時間強。なんとかランチタイム内に駅ビルに入ったが、前回1階が混んでいたのに懲りて、最上階の静かなイタリアンに入った。
 夜になると間違いなく食欲がおちるし、ナウゼリンを飲んでゆっくり時間をかけて頂いてきた。事故から3時間ほど経っていたので、電車はおかげさまで平常通りだった。乗り込むと早速ウトウトしてしまう。疲れている。乗換駅では買い物もせずそのまま帰宅した。

 帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。夫が宴会なのをいいことに、食事は作らないでOK。全く食欲がなく、ウトウトダラダラ。とにかく怠くて眠くて、何もする気が起きない。とはいえ、何にも食べないわけにはいかないから、果物とスープだけお腹に入れて薬を飲んだ。
 明日は定例の会議だ。お風呂に入ってリラックスしてそのまま休みたい。

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2017.4.15-16 ディグ・ディーパーセミナー、無事修了

2017-04-16 22:36:03 | ヒーリング
 昨年の1月、2月にヒーリングセミナーの基礎コース、応用コースを修了してから1年あまりが過ぎた。その後は瞑想ヨーガ講師養成コースに半年通ったため、それだけでもう目一杯(どころかアップアップ)。とてもヒーリングの復習をする余力はなかった。

 そんな中、ちょうど休薬週の週末に、以前から気になっていたディグ・ディーパーコースの開催されることを知り、早速申し込んだ。今回は2日間14時間のスケジュールだから、休暇を取る必要もない。体力温存のために、またSさんの主宰するスクール最寄駅に近いホテルに1泊することにした。
 
 土曜日。
 いいお天気だ。いつもより早く起きて出発。まだ満開の桜が愉しめる駅までの道々、夫が見送ってくれた。予定通り開始時間より20分ほど早くスクールに到着し、事務局Aさんにご挨拶して受付を済ませる。スリッパが用意されているが、なんと参加者は4人!?

 スタジオの窓側半分にゆったりとテーブルとイスがセットされている。その数Sさんの席を含めて7名分。穏やかな春の日スタジオの大きな窓からは満開を少し過ぎ、葉桜になり始めた大きな桜の木が見える。本当に素敵。都心とは思えない静けさだ。久しぶりに訪れたけれど、またしても「ただいま!」という優しく幸せな気分になる。

 Sさんにご挨拶し、席に着く。ほどなくしてあと2人がお見えになる。AkさんとKさんにご挨拶して、あとお一人は?と思うと、指導者養成コースでもご一緒したAさんだという。つまりは4人とも皆顔見知りだった。アシスタントの方はお二人。お一人はIさん、もうお一人は事務局のAさんだ。

 4人の受講生にアシスタントが2人と講師のSさんというのだから、なんと贅沢な環境だろう。もうそれだけでワクワクする。セミナーの認定申込書に記入した後、全員集合したところで、皆で手を繋いで輪になって始まりのお祈り。また新たな学びのためにここに集えたこと、送り出してくれた人たちとその環境に感謝を込め、うまくいきますように、と心穏やかに祈る。席について自己紹介を終える。

 このクラスはDig Deeperという名前のとおり、“掘り下げ”をきちんとやろうというクラスだ。午前中おさらいをしたら、午後から明日にかけてはずっとセッションのワークだという。
 私は恥ずかしながら全く復習もせずに、1年2か月ぶりにずうずうしくも参加したが、他の方たちはあれこれと別のコースやセルフワークを積んできておられる様子。それでも少人数で顔見知りの方たちばかりで、恥ずかしさもどこへやら。これだけの人数なので、どうぞリラックスしてわからない部分、忘れた部分については遠慮なく質問してください、というSさんの暖かいお言葉に甘えておさらいに集中。

 色々なレベルの「思い込み」について、それはなぜ存在するのか、から確認していく。ヒーラーとして避けたいことなども復習。
 テキストに沿って掘り下げマニュアルを学ぶ。覚えておく重要なことが箇条書きに記載されており、それぞれにそってSさんが具体例を盛り込みながら判り易く説明されていく。少しずつだが基礎や応用コースで学んだことをあれこれ思い出してくると、知識が繋がってきてその面白さが増してくる。

 まずは「恐れ」と「憤り」というネガティヴな感情のワークからスタート。掘り下げの基本を確認し、大きな流れを掴んでからペアワークに入る。用意されたカードを選んでペアの相手を決める。最初は隣の席のKさんとペアになった。Kさんもお久しぶりだということで、2人で緊張しながらもなんとか最初のワーク終了。

 お昼はずっとご無沙汰していたタイ料理レストランへ。他の方はお昼を用意されてスタジオ内で召し上がるということだったけれど、私はどうしてもタイ料理が頂きたかったので一人でレストランに向かう。珍しく全く待たずにテーブル席に着くことが出来た。やっぱり美味しい。満足してスクールに戻る。

 午後も引き続きマニュアルの続きの説明を受ける。抱えている問題によってその土台を見つけるために使われる8つの近道を学ぶ。
 ここには、私にとってとても興味深い内容が含まれていた。なぜ病気が作られたのか。病気がどのように役に立っているか。病気が治った未来を想像し、完全に健康なら何が起こるかというアプローチだ。

 そのほか「願望の実現」というアプローチの方法について、SさんがKさんをクライアントに模擬セッションをしてくださった。こんなふうにやりとりをしていくのだと実に興味深い。
 その後、実際に病気が治った未来を想像するというセッションをAkさんと行った。まずはプラクティショナー(施術者)役をAkさんが、クライアント役は実際に病気と共存している私が務める。実際に土台の部分に触れる時にはどの程度まで行って良いのかなどセッションの後、質疑応答をして随分すっきりする。

 気づけば、あっという間に修了の時間を過ぎ、外には次のクラスの方たちが到着している模様。机や椅子を片付けてスタジオを明け渡す。

 7時間、心の深いところに触れ続けたので、今度は身体を動かしてみたくなる。せっかくこの時間にこのスタジオにいられるのだし、今夜は泊まれるのだから、と急きょK先生の均整術師養成コース体験ワークショップのクラスに参加させて頂くことにした。

 スタジオには一面にマットが敷かれ、30分前までの座学の空間とは別の空間に。瞑想ヨーガのクラスの後に何度も均整術を施して頂いているIさんがアシスタントで入っておられたり、クラスでご一緒したことのある顔見知りの方も何人かいらして、心がほぐれる。

 K先生の話術は相変わらず素晴らしく面白い。笑い声が絶えないクラスだ。均整術の歴史から始まり、前屈、後屈、三角のポーズなど、2分足らずでビフォー・アフターがはっきり変わるのがそれは面白い。身体の中に体液が流れ始めると本当にポカポカと熱くなってくる。

 前後・左右・捩じりの動きや肩こり開脚等々、皆さんのお悩みポイントをあれもこれも包含して、あっという間に1時間半のレッスンが終了。7月から養成コースが開始するので、興味のある方は是非どうぞ、とのこと。去年の瞑想ヨーガ指導者養成コースでも何度か体験させて頂き、体調次第でこれまた参加したいという気持ちがむくむくと湧き上がってくる。

 着替えを終えて先生にご挨拶し、スタジオを後にしてホテルへチェックイン。
 最上階のレディスルームで態勢を立て直したら結構遅い時間になってしまった。あまり重たい食事も入らず、カフェで軽くサンドイッチを頂き、コンビニで明日の朝食も調達して部屋に戻った。心も身体も心地よい疲れ。のんびりゆったりと入浴し、手足を伸ばせば、ああ、極楽である。

 日曜日。
 昨夜は早めに眠りに着き、朝も目覚ましより2時間も早くすっきりと目覚めてしまった。興奮しているのかどうか。徒歩10分もかからずスタジオに到着してしまう距離なので、ベッドの中で本を読み、熱めの浴槽足湯でじんわり身体の芯から温め、瞑想をし、ノートを見ながらざっと昨日の復習をしてのんびり。軽く朝食を摂り、チェックアウト。

 外は朝から日差しが強い。東京は夏日の予想だという。持ってきた日傘が活躍する。
 スタジオに到着し、今日もガネーシャ神に朝のご挨拶とお祈りを済ませる。時間どおりに全員が揃い、今朝もお祈りからスタートする。

 席に着いてまずは昨日からの自分の様子を各自がお披露目。私は均整術ワークショップに出席して、身体も心も心地よく疲れたせいかとてもよく眠れ、自己肯定感が高く幸せな感じだとお話する。皆がそれぞれ色々な気づきをされている。そうしたことを聴くのがとても勉強になる。

 今日は遺伝や歴史レベルの思い込みについてのワークからスタート。カードで3人チームに別れ、リーディングからスタート。KさんとアシスタントのIさんとでリーディングの結果をシェアし、それをもとにペアワークに進む。だんだん慣れてきてコツがつかめるとワークをするのがとても楽しい。

 Iさんのリードが上手だということもあるのだろうけれど、ずうずうしいくらいリラックス出来ているのがいいのかな、と思う。そしてワークが終わった後は、なるほど、と腑に落ちることも多くとてもスッキリしていた。

 続いて不可能だと思うことに働きかけるワークに進み、お昼休みに。外はポカポカで上着もいらない。半袖を着ている親子連れの姿も。昨日はまだ花びらが大分残っていた桜の木もすっかり緑の葉が優勢になっている。

 午後の前半はSさんからセッションのポイントが説明されて、後半はラストワーク。今体験している困難からどのような恩恵を受けているか、人生の経験から何を学んだか、まずはセルフワークをした後、Kさんとペアを組んだ。最終的にそれぞれがその報告をし、Sさんから講評。セッションをすることで自分がクリアになるので、あとは実践あるのみ、練習をすればするほど上手になるので、今の感じでセルフワークをやめないように、とお話があった。

 各々が修了証書を頂き、無事終了。皆で記念写真を撮影し、満足してSさんにお礼を言ってスタジオを後にした。

 スタジオ最寄り駅まで夫が迎えに来てくれて、駅ビルの中華料理店で夕食を摂って帰宅した。地元の桜も昨日の朝の姿とは打って変わってすっかり葉ばかりになってしまっていた。
 明日からまた新しい1週間が始まる。そしてまた5クール目の治療が始まる。副作用がきつくなく、万事うまくいきますように。



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2017.4.12 桜満開、1年半検診無事クリア

2017-04-12 22:01:15 | 日記
 漸く満開になった地元の桜。昨日の無情な雨風で散ってしまうのではと案じたが、今年の桜は私のモットーどおり、細く長くしぶとく頑張って咲いている。それにしても、昨日は4月とは思えない寒い寒い一日だった。

 今日は3か月ぶり、母の直腸がん術後経過観察通院の日だ。昨日と打って変わって青空で、暖かくなるという予報に胸をなでおろした。先週のうちに母が造影CT撮影と採血を終えて、今日は結果を聴くために同行することになっていた。

 お世話になったT先生が4月1日をもって異動され、今日は後任のS先生と初対面の日。前回は約束通り予約時間前に病院に着いたのに、母が一人でさっさと診察を終えてしまい、泡を食った。今回は勝手に2階に上がらずに、1階のエントランスで私が到着するまでちゃんと待っているよう昨日電話で念押した。
 病院までの道々、車窓から見える桜はまだまだ満開だ。風が吹くとはらはらと花びらが舞うのがなんとも美しい春の日だ。

 いつもはそう長い待ち時間がないのに、今日はどの科もかなり混雑している。結局、中待合に入るまでに1時間以上待ち、中待合に入ってから診察室に入るまでに30分以上かかった。母は、普段は話し相手もいないで、1人で待つのでは退屈でとてもではないとこぼしていた。まあ、1時間半の待ち時間は私から言えばごくごく普通で、有難い読書時間なのだけれど。
 採血の結果、貧血も改善し、腫瘍マーカーの異常もなかった。CT画像も丁寧に説明してくださったが、再発転移の兆候もどこにも見られず、1年半検診も無事クリアとなった。

 S先生は色白で目の大きな方だ。T先生と同じ年代だと伺ったが、タイプは全然違う感じ。おっとりと母のテンポに合わせて丁寧に説明してくださるので、チャキチャキテキパキとハイテンポだったT先生に圧倒され気味だった母は、ずいぶん安心した模様。

 時折眠れないことがあるので、と眠剤等を処方して頂き、自分からもあれこれポツポツと報告していた。次回は3か月後、採血後診察とのこと。手帳を見るとちょうど私の通院日とバッティングする。先生に実は現在再発乳がんの化学療法中で2投1休のスケジュールなのですが、とお話したところ「無理されず、付き添いがなくとも大丈夫でしょう。」と言って頂き、母もそれなら一人で大丈夫と言うので、お役御免となった。

 会計も珍しくかなり時間がかかり、自動支払機も長蛇の列だった。病院を出て向かいの薬局も15分待ちとあったが、もう少し時間がかかった。薬の処方を待っていたらテレビで浅田真央選手の引退記者会見の最中だった。
 病院と薬局の滞在時間は2時間半以上。前回はあっという間だったのに、今日はお昼近くになってしまった。

 その足で、普段お世話になっているケアマネのSさんにご挨拶に伺ったが、会議中でお目にかかれなかった。事務室の方に無事1年半検診が終わったこと、来月は別の大学病院で眼科の手術があることをご報告。実は母は来月末に黄斑前膜の手術が控えているので、まずは3か月後の経過観察よりそちらをクリアしないといけない。それにしても色々あるものだ。

 帰宅途中にもう一つの懸案事項を済ませる。実家の表札がかなり痛んでいるのは前から気になっていたのだが、母がその気がなかったので放置していた。父のもろもろの後処理もなんとか一段落し、漸くその気になったというので、注文してきた。ご近所のお店なので出来たら届けてくださるとのこと。

 実家に立ち寄るのは2か月半ぶり。母とは外で何度かランチをしたりしていたが、1月末の薬治療変更から体調不良もあり、すっかりご無沙汰を決め込んでいた。そんなわけで父にも不義理を詫びつつ焼香を済ませた。

 母の入院手続き書類等をざっと見て、来月GW中にでもゆっくり記入することにした。さすがにお腹が空いて、母とバスで隣駅の駅ビルに移動し、おやつのような遅いランチを摂った。
 その後、帽子や日傘など、自分ではなかなか決められないというので、パッパと見立て、無事購入することが出来た。買い物を終えて母は再びバスで、私は電車でそれぞれ帰宅。
 色々気になっていたことが一つずつ解決出来た良い1日だった。

 昨日届いたお花のこと。ピンクと深紅の薔薇が2本ずつ、白、黄色と珍しい紫のアルストロメリアが1本ずつ、可愛らしいいちご草が2本。花言葉は「愛らしい」、「寂しさ」、「友情」だそうだ。花瓶はすっかり春爛漫になった。

 明日はまた東京横断の出張。往復4時間半なので、休薬週で助かった。とにかくあと2日頑張ればまた土日がやってくる。
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2017.4.8‐9 呼吸・瞑想・ヨガワークショップwith シュリシュリ~幸せを噛み締めた2日間

2017-04-09 22:27:43 | ヨガ
 土曜日。
 金曜日の午後はひたすら眠って体力回復に努めた。そのためか、昨夜はなかなか寝付かれず。クラビットのおかげで熱は平熱に戻り、ひとまず好中球減少症による発熱ダウンのピンチを脱出してホッとする。
 明け方トロリとしたせいで、結局朝の連続テレビ小説をベッドで見てから遅い朝食。またしても夫に用意させてしまった。4日ぶりに食欲が戻りいつもどおりたいらげることが出来た。
 窓の外はせっかく咲き誇った桜にそぼ降る雨。今年も意地悪な空模様だ。のんびりと掃除を済ませ、昼前に雨がやんだところで洗濯を干す。

 今日・明日と“呼吸・瞑想・ヨガワークショップwith シュリシュリ”に申し込んでいた。シュリシュリさんによる、インドの伝統に根差した呼吸法と瞑想、ヨガを気軽に体験できる2日間の入門ショップだ。
 「リラックス法として、想像力を高める方法として、また自分らしく生きたい方にお勧めです。」という触れ込み。チラシにはシュリシュリさんご本人も一部同席とのこと、インドを代表するヨガマスターから直接指導を受けられる貴重な機会です、とあった。治療の日程から実際に参加できるかどうか賭けだったけれど、なんとか体調を整え参加したいと思っていた矢先の熱発。

 2週連続都心への移動。しかも今回は、今日の夕方からと明日の朝からの、2日間にわたる合計5時間である。本当に焦ったが、結果オーライ。夫に会場隣のホテルに同行してもらった。

 ホテルにチェックインして荷物を整理、着替えを済ませ受付時間と同時に会場入り。エレベーターを乗るところで、瞑想ヨーガの指導者養成コースでご一緒したAさん、Jさんに合流。午前中から午後にかけてSさんのスタジオでレッスンを梯子してきたとのこと。さすがである。
 一番乗りくらいの気分で出向いたのだけれど、既に階段の下まで列が出来ている。受付でもちょっと手間取っている模様。

 ようやく順番が来て受付番号を言い、名札と事前のアンケートを頂き、ホールに入る。既に1列目、2列目にマットが敷き詰められている。せっかくなので、と3人で1列目と2列目と陣取る。どんどん詰めて結果的に結構真ん中に近いベストポジションになる。
 開始まで小一時間。お財布も持って出てこなかったので、本やCD等のグッズなどを売っているのに購入できず、残念。

 どんどん人が増えてくる。インドの方はもちろん、金髪の外国人の方も沢山だ。まさにインターナショナル。Sさんによると、シュリシュリさんは先週東京、翌日大阪、翌々日沖縄、さらに東京に戻った後、今日はウラジオストックから駆け付けるというハードスケジュールなので、今日は指導はなく明日になるのでは、とのことだったが、実際は途中からお見えになるとのことで、早くも会場は興奮のるつぼだ。

 まずはAさんというインド人男性によるレッスン開始。Hさんが同時通訳で、前にはSさんとCさんが座ってお手本のポーズを示す。今日明日とずっとKeep Smiling!これがお約束だ。ヨガとは自分を整え、回りと幸せを分かち合うものであり、すべての調和をもたらすものというお話の後、人は呼吸で肺の3割しか使えていない、呼吸で9割の毒素が出るので肺をフルに使うことが大切ということで、full Yogit breathからカパラバディへと進み、ウオームアップで身体を動かしていく。そして神経系に良いという蜂の(羽音の)呼吸を皆で実践。

 続いて、昨年3月ニューデリーで行われたワールドカルチャーフェスティバル(155か国、375万人参加)のビデオを見た後、シュリシュリさんご本人が登場。

 皆が立ち上がって拍手で歓迎する。私のお隣の方は感極まって泣いていらした。あちこちにティッシュの箱が、そういうことだったのかと思う。それほどの尊い師(グルジ)なのである。前回は大きな公会堂で小さく見えていたそのシュリシュリさんが、今日は前から2列目なので細かい表情も目線もしっかりと拝見できる。お茶目に日本語を挟みながらゆっくりと英語を話し、なんともユーモラスでチャーミングな大聖人の姿に感動して自然に笑顔になる。

 ちょっと疲れている人は、と問うと会場からパラパラと手が上がる。リフレッシュするためにライトを絞って仰向けになりヨガニードラを行う。30分ほどの間、あまりに気持ちよくつま先から手先まで動かし、なんだか夢心地だった。ラストの「宇宙に溶け込み、大地と一体になっています。」という言葉で、知らないうちに湧き上がってくる感情を抑えることが出来ず、嬉しい涙が頬を伝った。

 沢山のヨガの智慧を簡単に、軽やかな伝え方で行うのがシュリシュリさんのスタイルだ。「今」にいることで生命力はアップし、プラーナのレベルが上がる。自分を勇気づけることが出来るのは自分だけ。過去も未来も全ては夢のようだと気づくことが出来れば、人生はかくも力強く美しいという言葉に本当に癒される。

 悟りの特徴は2つ、①過去を悔やみ文句を言わないこと。それは無意味である。②未来はベストのことだけが起こることを分かる、である。
 どの言葉も心に染み渡り、本当に幸せに包まれて癒される。

 さらに30分近く質問タイムが設けられた。どんどん手が上がる。ぱっと見、がん患者さんではないかと思える方が複数いらした。頭髪からもそれ以外からも。
 沢山の質問の中で心に響いたのは「神に愛されている」ということはどうして分かるのか、に対するシュリシュリさんの回答だ。それはすなわち呼吸が出来るということ。それがその証拠である。地球はあなたを拒否していない、太陽は大地はあなたを拒否していない、と。会場全体から拍手が沸き上がる。

 そう、皆が神に愛されているのだ。またしても涙がこぼれている。私ってこんなに人前で涙が出る人だったかしら、とびっくりする。20年来痛みとともにある方についての質問には、「今この時も痛いのか、痛みはひどくなっているのか弱くなっているのか、もし弱くなっているのなら明日はもっとそれがキープできる。今日は寝る前に深く呼吸して学んだことを心に思い浮かべましょう、続きは明日。」と締めくくってお開きになった。なるほど、と思う。

 そして宿題が2つ。①今まで誰か他人の長所を引き出したことを思い出す②自分は幸せになるのに何が必要で何が欲しいか、それを書いてくること。である。僕のツイッターもぜひフォローしてね、とリクエストがあり、沢山の方からプレゼントを手渡されたりして大人気の聖人が退場された。

 感動冷めやらぬ中、指導者養成コースの皆さんとお別れをして、ホテルに戻った。着替えを済ませ、夕食の下見をしてくれていた夫と街に繰り出した。
 以前から気になっていたショッピングモールのオーニックイタリアンで“桜のコース”を頂く。前菜もスープもメインもパスタもデザートも、どれもすべて桜尽くし。夫とスパークリングウォーターで乾杯。目と舌が喜んで、本当に幸せ。来られてよかった、元気になってよかった、と言い合い幸せを噛み締める。

 心もお腹も満ち足りて、桜色にライトアップした界隈を散策。福徳神社で患者会のお友達の軽快もお祈りする。桜の花のライトアップが本当に綺麗で幻想的。夜桜見物に酔いしれながらホテルに戻った。
 明日も皆受付前から並ぶのだろう。せっかく前泊しているのだから、皆の分の場所も取っておきたいと思う幸せな夜である。

 日曜日。
 入浴後部屋が暑くてなかなか眠れず。興奮していたせいもあっただろうか。夫があっという間に鼾をかき出して、これまた焦ってますます眠れず。結局、今日も途中お手洗いに起きたりして、眠れたのは4時間足らずか。
 起きると外は本格的な雨になっていた。目覚まし時計にセットした時間より30分ほど早く起き出して、恒例の浴槽足湯を済ませ、レストランで和洋折衷の簡単な朝食を済ませる。

 昨日は、開始1時間前の受付時間で既に階段下まで列が伸びていた。
遅れないように、と土砂降りの雨の中、1時間15分前に到着する。さすがに受付近く並ぶことができたが、既に15人ほどの方たちが先着。Jさんも少し前に並んでおられる。LINEでAさんからも、今駅に着いたとの連絡が入る。お隣で待っている方とお話が弾む。
 
 30分程経って受け付け開始。靴を脱いでホールの場所取りに皆がダッシュ。なんとか最前列をキープすることが出来た。マットがあっという間にぎっしりと敷かれる。
 昨日買い損なったグッズの出店に向かい、書籍、CD、DVDやアーユルヴェーダの歯磨き粉等を購入してご満悦だ。

 そうこうしているうちにスタート時間となった。昨日と同じAさんが、シュリシュリさん到着までの講師を務められる。体を鍛えるにはエクササイズという努力が必要、心を鍛え、集中力アップするためにはリラックスが必要というお話をされながら、体をほぐし、呼吸、エネルギージャンプを行う。続いて昨日の宿題を確認。各自が用意してきた答えを3人組になってシェアする。Nさん、Kさんと私で各々が感じたことを伝え合い、様々な感謝や気づきを得た。

 さらに片鼻呼吸、カパラバディの呼吸を経て自然に瞑想に入った。目をゆっくり開けて・・・という誘導のもと、目を開けるとそこにはタペストリーの陰から現れたシュリシュリさんが立っておられた。このチャーミングな登場の仕方といったら。一同拍手。

 さあ、いよいよシュリシュリさん自らがヨガのウオームアップを指導される。わくわく感が止まらない。身体を少しずつ動かしつつ「次は何をしようかな~」と呟きながら楽しく動いていく。自然に笑顔になっている。幸せだ。そして、昨日同様仰向けになってヨガニードラ、30分の瞑想だ。お腹を意識してアオムの音、肺を意識してイオムの音、最後に頭を意識してマウムの音を唱える。心が洗われ、穏やかに微笑みが自然にこぼれているのを感じる。ゆっくり目を開けて、終了。

 瞑想アプリのご紹介があり、グループで瞑想することでエネルギーがアップし、成長が早まるので週1回でも行うことというお話があった。
 次に、昨日と同様30分弱の質問タイム。個人的なものは日本語でよいので紙に書いて渡すように。スタッフが翻訳して回答する。心配は持ち帰らずに、すべてここで自分に渡して会場を後にしてほしい、とのありがたいお言葉。

 それ以外の質問を、ということで会場のあちこちからどんどん手が上がり、スタッフの方々がマイクを持って走る。自分にフィットした瞑想について、子育ての悩み、何を信じたらよいか、などなど。皆悩みは尽きないようだ。それぞれに適した色々なプログラムを用意しているので是非受講してくださいとのこと。

 本当はもっと一人一人の話を聞きたいけれど、残念ながら予定時間終了。大切なのは周りに幸せを伝え、今自分が持っている幸せを広げていくこと。そうしないと自分の幸せは縮んでしまう。自分自身のために幸せを広げ、より強く、より幸せになろうという力強いメッセージに会場の参加者皆が同調してお開きになった。

 そして、シュリシュリさんの退場。皆が立ち上がってメッセージを渡したり、手に触れようとしたり、私もAさんやJさんと後を追おうとしたが、もみくちゃになりそうであきらめた。
 興奮冷めやらぬ中、後方にいらしたMさんたちにも合流。またSさんのスタジオでお目にかかりましょう、とお礼を言って解散した。

 外は本降りの雨。ホテルのロビーで夫に合流。着替えて昼食に出かけた。昨日と同じショッピングモールは雨にもかかわらず、どのレストランも列をなしている。狙っていた和食は大混雑で諦め、中華レストランで点心のコースを頂いた。どれもこれもアツアツ蒸したて揚げたて美味。大満足だった。

 その後、嵐山でしか買えなかった漬け物のお寿司が、関東ではここだけ販売していると知り、夕飯用に買い求めた。少しぶらぶらしたが、草臥れないうちに退散。再び雨の中ホテルに戻り、荷物をピックアップして帰途についた。

 最寄り駅まで乗り換えなし、とはいっても道中は長く、本を読みながら気づけば途中でうとうと。夕方前に最寄り駅に到着すると幸い雨がやんでいた。カフェで一息ついて、満開になった桜を愛でつつ帰宅した。

 夕食は買い求めたお寿司で簡単に済ませた。夏の暑い盛りに何度も嵐山で頂いたお寿司は、塩加減も酢飯もさっぱりと美味しく、そのときどきの京都を懐かしく思い出した。

 金曜日の夜、思いもよらぬ発熱で、今回の特別ワークショップへの参加が危ぶまれたが、薬のおかげで熱も下がりなんとか2日間のスケジュールをこなすことが出来たし、都心の夜桜を満喫することも叶った。無理しない範囲での行動ではあったが、無事過ごせたことに感謝だ。そんな私のことを心配して頂いた方には心からお礼を申し上げます。

 明日からまた新しい1週間が始まる。今日は早く眠るとしよう。
 
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2017.4.7 油断大敵、9度4分

2017-04-07 20:04:35 | 日記
 ジェムザール4クール2回目の体調のこと。
 今回はこれまでに比べて吐き気が軽く感じた。当日と翌日はナウゼリンの助けを借り、控えめにお腹に入れてはいたものの、昨日のランチではもう飲まなくても大丈夫か、というところまで復調した。

 そんなわけで昨日午後会議が終わって、夕方には差し入れのおやつも、迷った挙句その場で頂き、すっかり油断したのかもしれない。
 職場では4月の声を聞いたと同時に暖房が切られた。とはいえ、日が当たらないと事務室はまだまだかなり寒い。昨日も会議の間、ちょっと寒いなと感じていたが、膝掛けを持ち込み損ね、席を立つわけにもいかずちょっと我慢した。

 仕事を終え、買い物をして帰宅すると、なんとなく熱が籠もっていて身体の芯が熱い。汗をかけていないなと感じた。いつもなら敢えて体温計に手を伸ばさないのだけれど、やけにだるい。試しに測ってみたらあれよあれよと、なんと9度4分まで上がってのけぞってしまった。

 夫は出張から直帰だったので、私より早く帰宅して夕飯を用意してくれていたのだけれど、申し訳ないことに、ここまで熱が高いとあまり食欲もない。
 早速投与後の発熱に備えて、3日間飲み切りで処方して頂いていたクラビット500mgを服用。熱を持った口の中で、好物のアイスクリームだけはやけに美味しく喉元を過ぎたが、お風呂は我慢。慌てた夫が冷えピタとアイスノンを用意してくれて、そのままベッドへゴー。その時はもう歯がガチガチしてゾクゾクと悪寒がして、このまま熱が上がったらどうしようとかなり心配だった。その後2時間おきに目覚め、日付が変わる頃には薬のおかげで8度まで下がり、今朝は6度台になった。

 今日は勤務する大学の入学式。直接の出番はないけれど、来週からは授業も開始。月曜日は朝一でガイダンスなどもあり、今朝になって急に休むわけにもいかず、ひとまず出勤し、午前中でもろもろ手配して午後はお休みを頂いた。

 ここのところ、治療後の金曜日はなんとか休みを頂かずに踏ん張れていたのだけれど、やはり2週連続の治療は初めてだったし、化学療法中の身、本当に何が起こるかわからない。 ハーセプチンとセットでなくジェムザールだけだと(副作用が)軽くて済むかもしれませんよ、と先生に言われ、本当にそうかも、と知らず知らずのうちに調子に乗っていたのだろうか。そうそう高を括るではない、という身体からの注意信号だと思って静かに過ごさないと。

 何はともあれ4月第1週も終了。来週からは本格的に新学期始動である。
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