ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.7.27 久しぶりに良く眠り、職場健康診断受診、そして2,000本突破

2016-07-27 21:29:07 | 日記
 昨日は仕事を終えてから、思い切ってSさんのスタジオに向かった。実に1ヶ月ぶりのこと。前回クラスに出てから父の入院、死去、葬儀とあっという間の1ヶ月だった。疲れが溜まり、呼吸が浅くなっており、寝付きも悪く、胸痛も出始めて・・・ということで、少しケアをしないといけないと思ってのことだった。

 メールで事情をご連絡していたSさんからは「よくぞおいでくださいました。」と歓待頂いた。瞑想やヨガのおかげでこの間どれほど救われたかしれないとお礼を言うと、「生きている甲斐があります。」とまで言って頂いた。指導者養成コースのメンバーやヒーリングのメンバーとも久しぶりに会って、リラックスするとともにとても癒された。1時間半のクラスでマントラを唱え、身体をゆっくりと丁寧に動かし、瞑想をし、キールタンを歌い、本当に穏やかに心も身体も満たされて、幸せな気持ちで帰宅の途についた。そして何より久しぶりによく眠ることが出来た。Sさんパワーはやはり凄い。

 さて、例年7月の最終週は職場の健康診断ウイークだ。昨年は4月の人間ドックで胃カメラ初体験をした3ヶ月後だったので、バリウムによる胃部レントゲンはパスだったけれど、さすがに今年もパスするわけにはいかない、と昨晩から断食で臨んだ。

 8時半の受付時間より早めに出勤して順番とり。既に待合の椅子はかなり埋まってきていた。女性はまとめて、ということなので時間のかかる胃や胸のレントゲンは男性優先で女性は後回しだそう。例年猛暑の中での受診だが、今年は梅雨明けもまだで、ことのほか涼しい。扇風機は回っているが、要らないくらい。同じ事務室の女性と隣だったので、本も読まずに少しお話をしながら待ち時間をやり過ごす。

 胸部レントゲンは、3年前からは事情を話してキャンセルさせてもらっている。毎月+αの頻度で、病院で撮影しているし、来月の通院日でも撮影予定だ。これを見落とされたら検査をやる意味がないでしょう、と主治医もおっしゃるほど両肺に複数の影が映ってしまうし、要精密検査で呼び出しして頂くのも申し訳ない。

 身長・体重もほぼいつも通りだが、165.6cm(去年より0.3cm延びていた。これならまだ166cmで自己申告できるだろうか。)、風袋込みで45kg。腹囲は68.5cmで3.5cmの増。ちょっと傷つく。血圧は118-74、2回目は118-70で問題なし。採血は3本だったが、相変わらず針刺しが超早業で、痛い!と思ったらもう針を抜く準備、といったところ。

 視力は、裸眼で遠見が右0.5、左1.5。ガチャ目化がさらに進んでいる。まだ老眼鏡のお世話にはなっていないのだけれど、近見は右1.2、左1.5。涙目のため、なかなか焦点が合わないのは例年のこと。健康診断限定で使っている30年以上前の就職活動中に作った(!)時代遅れのデザインの眼鏡、を使った矯正の遠見視力は右左とも1.5のまま。確か当時1.5で合わせたので、なんとエコなのだろう。度数はあまり進んでいないのかどうか定かではない。

 内科診察では問診票をご覧になった後、「(再発乳がんという既往を指差しながら)これは一度治ってから、ということですか。」と訊かれ、「術後3年弱で肺、骨、リンパ節などに転移があり、現在も3週間に1度点滴に通っています。」とお答えする。
 あっかんべーをして貧血をチェック、顎や鎖骨リンパ節をチェックして頂いた後、心音を聴き、別段所見もなく「異常なし」に○がついた。

「これ(再発乳がん)以外何か気になることはありますか。」と問われ、「先日父が亡くなり、寝不足気味、疲れ気味です。」とお答えして無事終了。心電図も特にコメントなく終了。尿検査は糖・蛋白、潜血すべて(-)。最後の聴力は室内が五月蝿かったこともあり、子どもの頃中耳炎を患った左がやや聴き辛かったが、左右2種類の音の聴こえとも異常なし。

 そして、最後の関門である胃レントゲンへ。2年ぶり、何回目になるだろう。何回受けてもなかなか慣れないしやはり憂鬱な気分。空咳が止まらなく、上手く飲めなかったらいやだな、と思うが「マイペースでゆっくりでいいですよ。」と言って頂き、ほっとする。やはりリラックスが一番だ。発泡剤を飲んでから放置されるうちにゲップが出そうになってくるのが辛い。

 十分待たされた後でバリウム。「ハイ、一気に飲んで」と急かされることもなく、何度も分けてようやく飲み終わった。お腹にバリウムが溜まり、発泡剤のおかげでポンポンに膨らんでいる中、上や下や右や左やぐるぐる回され、やっぱり大変だったけれど、何とか無事終了。頂いた下剤をたっぷりの水で飲み、待ち時間込みで1時間ちょっと。9時半過ぎには自席に就くことが出来た。

 今年の健康診断、とりあえずファーストステップは、腹囲3.5cmの増で傷ついて終了した。あとは、今抱えている病気以外、何も見つかりませんように、と祈るのみである。

 さて、もうすぐ開設7周年を迎えるこのブログの記事が、気付けば今日で2,002本。2,000本を超えた。
 7年弱で2,000超え。1年換算では290に満たない。前回およそ2年前に1,500本目を迎えた時に書いたとおり、一時は毎日更新を目指したこともあった。けれど、無理やり絞り出して自分の首を絞めるよりも、書きたいことがある時だけ・・・と少しペースダウンしてから3年余。
 さらに今年になってからはヨーガや瞑想の学びからブログに綴らなくとも心を鎮め、気持ちの整理をすることが出来るようになった。よってさらなるペースダウンを図っている。

 1,500本から2,000本は達成することが出来た。この後、切り良く3,000本(つまりあと1,000本)の記事を目指すとしたら、優に4年以上はかかるだろう。それまで元気で綴り続けていられるかどうかはもちろん“神のみぞ知る”だ。

 思えば遠くへ来たものだ、といういつもの気持ちで、細く長く続けていきたいものである。


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2 コメント

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健康診断、お疲れ様でした。 (向日葵)
2016-07-28 09:40:57
お早うございます、ロッキングチェアさん。
久しぶりによくお休みになれて、本当に良かったですね。
疲れと胸痛、そして心のどこかの不安。そういう意味でヨガって本当に素晴らしいですね。私も以前、ヨガをやり、とっても素晴らしい先生に出会いました。仕事の日と重なり合って出来なくなりました、とっても残念です。
私も遠くまで来ました。今ソウルに来て、今日の夜東京に着く予定です。イギリスを出る前日に、急に具合が悪くなく、それでもいつものように忙しくしていた。昼過ぎに食欲もなくなり、いつもと違うと思い、A&Eに行きました。そして血液検査の結果、血小板とPotassiumが物凄く低く、即入院。Potassiumの輸液と血小板の輸血を頂き、次の朝はいつもの自分に戻り、再度血液検査をして、回診の時に、日本行きを説明し、どうしても12時位家に帰りたいと伝えた。血小板がまだ低いので、血液科の先生に会わなければと言われ、待っても待っても来ず、時間だけが過ぎていく。。。元気なうちに日本に帰国しないと、二度とチャンスは訪れない、今が帰れるチャンスである。自分で強制退院をし、今元気で旅行を満喫している。Drたちの言うことを聞いてれば、今は此処にいない。自分の体は自分が一番分かってる。
主人+娘=私の体力。よく歩き、よく食べてます。メインテナンスは本当に大事だと痛感しました。だから回復が早かったです。自分のことばかりでごめんなさい。
楽しみは何によりの薬です‼️だから、思い存分、エンジョイします。
ロッキングチェアさんにはお目にかかれませんが、同じ東京の空の下にいると思うだけで、不思議な気がします。9月からロゼッタに変更するようですが、低量なら大丈夫かもしれません。私は6ヶ月間服用しました。Herceptin‼️が無かったら、私も生きていません。2005年から頂いてます。本当にHerceptin様々です‼️
どうぞ良い旅を (ロッキングチェア)
2016-07-28 21:18:53
向日葵さん、こんばんは。(東京にいらっしゃるとのこと、今夜は時差のないご挨拶でOKですね。)

お気遣いどうもありがとうございます。
疲れを溜めたり、睡眠不足でいることは身体に良くないことと判っていても、そうならざるを得ない状況もありますから、いかにそれをメンテしながらやり過ごすかが大切ですよね。

思い切って出かけたヨガにとても助けられました。今教えて頂いている方、毎日欠かさずアプリやCDで声も聴いていますし、YouTubeの誘導画像でお姿も拝見しているのですが、それでも本物とリアルにやりとりするのではそのパワーが違います。通うのにちょっと遠いのですが、それでも出かけていく価値があると思っています。

ソウルにいらっしゃって、今夜から東京とのこと。同じ空の下にいるわけですね。
体調が悪い中、旅のお支度から出発まで大変なことでした。それでもご主人と娘さんとともによく歩き、よく召し上がっておられるとのこと、何より素晴らしいことです。カドサイラは血小板を下げる副作用があるのですよね。内出血などは大丈夫ですか。

自分の身体の声は自分が一番良く聴くことが出来る、本当にそうですね。二度とチャンスは訪れないなどとおっしゃらずに、きっとまた次回があることを信じて今回の旅を満喫され、免疫力アップされてくださいね。
私もこれまで随分「これが最後かもしれない」と思いながら色々な場所に出かけましたけれど、思えば遠くへ来たものだ、は精一杯の日々を重ねていくことによって続いていくものです。

ゼローダは前回僅か10日しか飲んでいないので、どうなるかわかりませんが、今度はタイケルブとセットではなく8年以上お世話になっているハーセプチンとセットなので、上手くいくような気がしています。向日葵さんも半年お飲みになったとのこと。リラックスして自然体でいきたいと思います。

東京もようやく梅雨明けの模様です。蒸し暑さに注意されながらどうぞ素晴らしい旅をお続けください!

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