生き生き箕面通信

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2252 ・物々しい警備つきの東京マラソンにしたのは誰ですか――安倍晋三という男です

2015-02-22 08:51:46 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2252(150222)をお届けします。

・物々しい警備つきの東京マラソンにしたのは誰ですか――安倍晋三という男です

 3万6千人が走り抜ける東京マラソンが本日2月22日午前9時10分にスタートします。あと20分後です。警備体制は4500人の警官動員、警戒にあたるライブカメラは1000台、金属探知機で全ルートを点検ずみ。さらに、小型のライブカメラを持たせたうえで、一般ランナーに伴走させる「ランニング・ポリス」なる警官が64人。不審物の持ち込みを防ぐための「検査ゲート」も、がっちり設けました。

 「テロ国家を壊滅させる」とオバマ大統領がいきまくアメリカという「大規模テロ国家」では、2年前のボストン・マラソンで爆弾テロが起き、大混乱しました。

 日本は5年後の2020年に東京オリンピックを控えています。「日本の放射能は、本当に大丈夫か」と警戒されている総理大臣としては、テロへの恐怖まで重なっては台無しになりかねない。

 そこで、「東京は大丈夫ですよ」と示すためのものものしい警戒態勢が必要となりました。こうせざるを得なくなったのは、ひとえに安倍晋三という男が、「イスラム国」(IS)を名乗る組織を挑発したからです。カイロでの安倍スピーチで「イスラム国を壊滅させるために戦う国に2億ドルを支援する」と、いわば宣戦布告をしたからです。

 安倍という男にしてみれば、なんとか「IS」と闘う国の仲間入りをしたい。アメリカをトップとする60か国からなる「有志連合」に加わりかくかくたる戦果を挙げて、「世界的なリーダー」として見られたい。そんな子どもじみた願望があるようです。安倍氏の狂気の願望によって、日本国民を丸ごと巻き込んだといえます。

 日本は、”平和ボケ”とやゆされるほど、平和が当たり前、敗戦からの70年間、他国の兵士を銃で殺したことはありませんでした。もちろん、他国の兵士から銃撃で殺されたこともなかった。

 それが安倍政権になって、一気にきな臭くなりました。集団的自衛権の行使ができるように勝手に”閣議決定”というインチキ手段で、憲法9条を実質的に改憲してしまいました。ヒトラーが、平和と民主主義を規定した「ワイマール憲法」はそのままにして、「全権法」なるものを成立させ、憲法を無力化したのと同種の汚い手口です。

 ものものしい警備がなくてもスムーズに運営できる走り大会でありたい。平和な大会でありたい。安倍という男は本当に迷惑な存在です。