いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

京都 たわし屋

2005年11月27日 20時27分43秒 | 国内出張・旅行


京都 たわし屋。

京阪、三条駅そば。

■自民党50年。

結党に吉田茂や佐藤栄作は参加していない。宮沢喜一も参加しなかったらしい。池田勇人や大平正芳については、おいらは知らない。宮沢(子分)が参加してないなら親分の池田も参加してないのかもしれない。とまれ、占領体制の精算、憲法改正を目指して結成された自民党は、のちに佐藤栄作やら池田勇人やら大平正芳やら宮沢喜一やら、占領体制での官僚出身で護憲という、「自民党の結党の主旨」にそぐわない、総理大臣を自民党は輩出してきた。保守合同の結党にも参加していないものどもが、「保守本流」とされてきた戦後というのは奇妙なものである。これは、自民党50年とは、保守や国家の仮面をかぶった占領体制の、事実上の、継続にほかならない、と考えるとよいのである。

今度の改憲でも、対米自主独立というより、むしろ、対米従属下での軍事権の回復という占領体制の純化ともいうべき結果となるだろう。


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