いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

日々愚行

2012年11月14日 20時01分49秒 | その他

毎日、まぬけな所業をくりかえしている。 繰り返すと言っても、それら愚行は多種多様である。

今朝は、プレゼンしやすい愚行をした。

朝、仕事先へはチャリで行く。道を走っていると、道路上に缶ビールの空き缶を見つけた。

おいらの進行方向にほぼ真横で、佇んでいた。

40後半に突入したのに、中学二年生並みの精神年齢のおいらは、

その無防備で、かつ、ゆがみのない円筒めがけて、突進した。

チャリの前輪のゴムタイヤで轢くためだ。

なにより、缶ビールは、アルミ缶であると確信していたからだ。

変形しやすく、潰しやすいとふんだのだ。

   ―まどろみを踏みにじること、暴力、あるいは気狂い―

突進した。

思った通り、簡単に潰れたなと自己満足に耽った刹那、

ガッ!、ガッ!、ガッ!、ガッ!、ガッ!、

というものすごい音が股間の直前から聞こえた。

びびった。

この音は反射的に手にブレーキハンドルを強く握らせた。

この間、0.5秒。

あわてて自転車を停めて、見た風景が上記画像。

きれいに踏みつぶしたアルミ缶が御丁寧にタイヤにはまり、食いついて、タイヤとともに回転。

そのアルミ缶が、おいらの股間直前のフォークアジャスターにひっかかり、悲鳴をあげたのだ。

▼タイヤに咬みついていたアルミ缶 ↓