毎日、まぬけな所業をくりかえしている。 繰り返すと言っても、それら愚行は多種多様である。
今朝は、プレゼンしやすい愚行をした。
朝、仕事先へはチャリで行く。道を走っていると、道路上に缶ビールの空き缶を見つけた。
おいらの進行方向にほぼ真横で、佇んでいた。
40後半に突入したのに、中学二年生並みの精神年齢のおいらは、
その無防備で、かつ、ゆがみのない円筒めがけて、突進した。
チャリの前輪のゴムタイヤで轢くためだ。
なにより、缶ビールは、アルミ缶であると確信していたからだ。
変形しやすく、潰しやすいとふんだのだ。
突進した。
思った通り、簡単に潰れたなと自己満足に耽った刹那、
ガッ!、ガッ!、ガッ!、ガッ!、ガッ!、
というものすごい音が股間の直前から聞こえた。
びびった。
この音は反射的に手にブレーキハンドルを強く握らせた。
この間、0.5秒。
あわてて自転車を停めて、見た風景が上記画像。
きれいに踏みつぶしたアルミ缶が御丁寧にタイヤにはまり、食いついて、タイヤとともに回転。
そのアルミ缶が、おいらの股間直前のフォークアジャスターにひっかかり、悲鳴をあげたのだ。
▼タイヤに咬みついていたアルミ缶 ↓