いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

ススキの復権、あるいは巻き返し

2006年10月27日 18時01分26秒 | 草花野菜
■おいらにとって、セイタカアワダチソウ→米国からの占領・征服者の隠喩、だった。



ウキペディア セイタカアワダチソウ

  秋たけなわとなって、目に映るものにセイタカアワダチソウがあります。群落は遠目だと、まさに黄色の絨毯(じゅうたん)に見えます。ススキと自生地がほぼ重なっており、外来種と在来種との競合の例として引用されたりします。

 以前は、外来種の強じんさと言いますか、外地で生き延びていくためにがむしゃらに成長し、ススキを駆逐する勢いを感じたものです。しかし、ある作家のエッセイによりますと、最近は、かつての猛々しさがひそみ、周りに順化しているように丈(たけ)も低くなってきたといいます。
 先日のえのさん紹介サイト


■復権、あるいは巻き返しへの遠いみち;

全敗 (あれが、あれが二重橋、記念の写真を撮りますた、ノースカロライナのおっかさんへ by a 米兵)                                
  

少し復権、でも、まだ従属軍

憲法改正、安保改定で、
↓ニッポン、すすきの化



■先日コメントで えの さんがご教示のweb site;
生物との共生を考える セイタカアワダチソウの盛衰

 セイタカアワダチソウが苦心して改良した土地は、日本の古来からあるお月見のときのススキ、オギという植物にとても都合のいい環境です。それでセイタカアワダチソウが一生懸命茂るために改良した土地へ、ススキやオギが入り込んでいます。少し観察力を働かせて見ていただきますと、近年周辺にすごくススキが増えたことに気付かれるでしょう。

この論旨だと、ススキはかつて駆逐されたわけではないようだ。つまり、上記の「復権」というのは違うということとなる。