いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

「働いたら負けかと」:今年の衝撃お言葉

2004年12月05日 17時29分32秒 | 日本事情
今年のインパクトのあった言葉:


うーん。つわものの発言である。
いけるところまで、ぶっちぎってほしいと祈るばかりである。おもしろいのは、「勝ち負け」で決めていること。働いて高収入で「勝ち組」になろうとしている人と、実は、勝ち負けにこだわる点で一致するメンタリティをもっていること。

でも、最後におしまいはやってくる。
「門野さん。僕はちょっと職業を探してくる」と云うや否や、鳥打帽を被って、傘も指さずに日盛りの表へ飛び出した。

(略)

代助は自分の頭が焼け尽きる迄電車に乗って行かうと決心した。
漱石、『それから』の結末。





こちらは、

  人格を否定するような動き。

おそろしいですね、怖いですね。これも2重におそろしいのである。人格を否定をする動きも恐ろしいなら、臣下を人格を否定する動きをしたと君子が言うこともこれまた恐ろしい。これこそその臣下の人格の否定である。