Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ロシア大会&ファイナルの可能性

2010年11月22日 02時11分57秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦ロシア大会が終了。今季一番の激戦だったかも
 日本勢、まずは女子の安藤美姫と鈴木明子の1・2フィニッシュで二人ともファイナル進出決定。おめでとう
 安藤は背中を痛めてつらい状態だったが、よくフリーを滑り切った。SPの曲を変更するそうだが、それもいいかもしれない。鈴木は気力体力ともに充実、体も引き締まって切れがいいし、大人の表現力で惹きつける。フリーの衣装を中国大会とは違うものにしてきたが、新しいほうが似合ってると思う。ファイナルも楽しみ
 SP8位までが50点以上で、フリー前半グループでも十分優勝の可能性がある状況でのフリーだったが、さすがに日本勢二人の実力が抜きんでていた。しかし、7位クセニア・マカロワの150.45はNHK杯3位村上佳菜子の150.16より上。初めて名前を聞いた6位ソフィア・ビリュコワ(ロシア)も、これから伸びてきそう。ロシアはジュニア勢が今べらぼうに強いから、ジュニアグランプリシリーズに派遣してもらえなかったんだろう。このビリュコワと、4位アグネス・ザワツキ(米)が村上と“同学年”。今後のライバルだ。
 男子は、町田樹の不調が残念だった。ネーベルホルンで優勝してるし、調子悪くないのかと思ってたんだけど。羽生結弦は、やっぱり体力的にシニアの中に入るときつい。日本の学年でいえば1つ違いの6位アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)と比べても、1年の違いは大きい。でも、滑りの美しさはかなり印象づけたと思う。じっくり練習して、全日本で成長を見せてほしい。
 上位陣はトマシュ・ベルネルの復活が嬉しい パトリック・チャンは、ジャンプが決まるときと決まらないときの差が大きすぎ(そしてPCSの点は出過ぎ)。ジェレミー・アボットはプログラムが素晴らしいだけに、ジャンプの安定がほしいところだ。アルバン・プレオベールがクラシックっぽいプログラム、悪くないけど、微妙にキャラに合ってない気も^^; サミュエル・コンテスティはジャンプがばっちり。もう27歳だけど、頑張ってる。
 ペア、なんといっても高橋成美/マーヴィン・トラン組2位、素晴らしい とにかく滑りが力強くなめらかになってて、並んで滑ってるところを見るだけでも気持ちいい。フリーのジャンプではちょっと失敗もあったけど、勢いがある。(キス&クライで得点を見て、Vサインしながらお尻振ってる成美ちゃん、氷から下りると子どもになっちゃう
 3位11ポイント+2位13ポイント計24ポイントで、ファイナル進出の可能性も残る。ジュニアでファイナルが決まってるので、どのみち北京には行くんだけど、どっちになるのか決まらないと、フリーの練習とか困るんじゃないかな…?!
 川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組は見事だった。ドビュッシー「月の光」そのままの美しさ。肩の手術があって、今季はこれが最初の試合になったそうだが、これは勝てるプログラム。ヨーロッパ2連覇して世界選手権に乗りこんで!(中国勢のライバルは今季少ないし、チャンスかも)
 アイスダンスは今回まったく見てないんだけど、ファイエラ/スカリ組(イタリア)をはじめ、3組がフリーダンスを棄権。元々8組しかエントリーしてなくて、フリーは5組しか滑らなったようだ。何があった?!

 ここまでにグランプリファイナル進出を決めたのは・・・
 男子:高橋大輔 パトリック・チャン トマシュ・ベルネル
 女子:安藤美姫 カロリナ・コストナー 村上佳菜子 鈴木明子 レイチェル・フラット
 ペア:龐清/佟健 カーステン・ムーア-タワーズ/ディラン・モスコビッチ ルボフ・イリュシェキーナ/ノダリ・マイスラドチェ 隋文静/韓聰
 アイスダンス:メリル・デービス/チャーリー・ホワイト ヴァネッサ・クローン/ポール・ポワリエ エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ
 男子は残り3人。26ポイントで4番手につけてる織田信成は有利な状況。小塚崇彦、ブランドン・ムロズ、フローラン・アモーディオ、ブライアン・ジュベール、ケビン・レイノルズに可能性がある。小塚は3位以内で決まり。アモーディオは優勝で決定。ジュベールとレイノルズはなんとか優勝して、小塚とムロズの順位の組み合わせに期待するところ。ムロズは優勝なら文句ないけど、2位の場合、1位と3位以下に誰がくるかで運命が分かれる。
 女子は残り1人。カナダ大会優勝のアリッサ・シズニーが3位以内で確定。シンシア・ファヌフ、キーラ・コルピ、長洲未来の3人は優勝したうえでシズニーが4位以下になれば望みがある。鍵を握るのは、浅田真央になりそう?!
 ペアは残り2組。高橋/トラン組がボーダーライン上にいる。スケートアメリカ優勝のサブチェンコ/ゾルコビー組は4位でもOK。NHK杯2位のバザロワ/ラリオノフ組も2位以上で決まり、3位なら総得点比較になるが、かなり有利。
 アイスダンスは残り3組。22ポイントで3組が並んでいて、優勝があるペシャラ/ブルザ組は5位でも決まり。マディソン・チョック/グレッグ・ザーレイン組は2位以上で決定、3位だとシブタニ兄妹組と総得点比較になる。
 個人的にファイナルで誰が見たいかというと、、、やっぱり小塚と織田。ジュベールは別に^^;だけど、小塚優勝でジュベールとレイノルズで2位か3位を占めると、ジェレミー・アボットが出てこられるのはいいかも。アイスダンスのシブタニ組をまた見たいけど、ちょっと厳しいかな。
 フランス大会、浅田真央の調子がどのくらい上がってくるだろうか。「月の光」を安定した演技で見たい
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想定外

2010年11月21日 23時33分36秒 | スポーツ

 だったんだろう、、、
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦ロシア大会。男子フリー後半グループの最初に登場した羽生結弦、最初の4回転トウループが3回転になってしまったが、きれいに下りた。その後もジャンプに大きなミスはなかったが、なぜかステップに入るところで転倒 惜しかった。
 しかし、ジャッジスコアが出て、転倒よりもっと惜しかった事態が判明。3つめのコンビネーションジャンプの3回転ルッツ+2回転トウループが"kick out"(無効)になってしまったのだ。ジャンプの無効といえば、スケートアメリカの織田信成が記憶に新しい。コンビネーション多すぎた?
 多すぎない。織田信成は、2つ目のトリプルアクセルが+SEQにカウントされて、最後のコンビネーションが4つ目になってしまって無効となったが、羽生結弦のコンビネーションは3つ。それなのになぜ?
 と思って数え直したら、「ザヤックルール」その1「3回転以上のジャンプに関して、同じ踏切で同じ回転数のものは、2つを2回までしか挑戦できない。同じものを3回跳んだら3回目が無効。2回跳んだものが3種類になったら、3種類目の2回目が無効」に違反。2回跳んだ3回転ジャンプが、3種類になってしまっていた。
 跳んだジャンプ(カッコ内は回数)は:3回転トウループ(1) トリプルアクセル(1) 3回転フリップ(1) 3回転ルッツ(1)+2回転トウループ トリプルアクセル(2)+3回転トウループ(2) *3回転ルッツ(2)+2回転トウループ 3回転ループ(1) 3回転サルコウ(1)
 トウループ、アクセル、ルッツが各2回。3種類目がルッツだから、*の3回転ルッツ+2回転トウループが無効。(違反のジャンプが含まれるコンビネーション/シークエンスは、まるごと無効となる)
 同じトウループでも、4回転と3回転は別物として数えられるので、最初の4回転が4回転としてカウントされていれば、3回転トウループは1回しか跳んでいないことになり、問題はないはずだった。しかし、4回転で転倒したり回転不足になることは想定していても、何気なく3回転で下りてしまうことは想定していなかったと思われる。
 この"kick out"を回避するには、トリプルアクセルのコンビネーションにつけた3回転トウループを2回転にする以外、手はなかった。この時点では気づいてなくて、4回転が跳べなかったり転倒があった分を取り返そうと、頑張って跳んだところ。いっそ、トリプルアクセルがうまくいかなくて、3回転を続けられなかったほうがましだったことになる。ややこしい
 ちなみに、2位のパトリック・チャンも今回無効ジャンプで点を損している。こちらは織田くんと同じパターンで^^;転倒したコンビネーション予定のルッツが2回目で+SEQ扱い、3つめのコンビネーションが4つめの扱いで無効。これはダブルアクセル+3回転トウループだったが、ダブルアクセルだけで止めておけば逃げ切った可能性大。2位でもファイナル進出だからいいじゃん!と思うけど、1位と2位では賞金の額が違う 本人としては口惜しかったかも。

 もうひとつ想定外。私は出かけてたので生放送を見られなかったんだけど、帰ってからウェブTVの録画放送を見たら、男子フリーの最後の3人くらいから始まった。。。番組表をチェックすると、そのくらいの時間から放送が始まった模様。今回は全部が生じゃなかったらしい 今もエキシビションが行われている時間だが、放送は日本時間朝の4時から。。。残念。
 逆に想定内だけど、やっぱり腹が立つのは、地上波放送でのペアの扱い! フリー演技全部を放送できなくても、高橋成美/マーヴィン・トラン組が2位になったことに言及してもいいんじゃないの

 個々の演技についてはまたあとで。

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ロシア大会SP

2010年11月20日 12時06分24秒 | スポーツ
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦ロシア大会、男女ペアのSP。日本勢、頑張った
 まずは男子。町田樹はジャンプで転倒してしまい、いつもの切れが出なくて残念。フリーで巻き返してほしい。
 羽生結弦は、ジャンプも完璧ではないまでも全部下りたし、全体によく滑っていたと思う。「報道ステーション」のインタビューの直後に映像が流れ、「いつもやるスピンの中のビールマン姿勢を、『時間に余裕がほしい』ということで回避しました」と解説されていた。たしかに体に負担が大きいし、あの姿勢を取ることで点の上積みがどのくらいもらえるか、状況によって判断するところなのかも。
 細長い手足と中性的な雰囲気、ジョニー・ウィアーに似ているとの声があるが、少し違う。ウィアーが元々のキャラなのに対し、羽生のは少年期の今だけ、“期間限定”のもの。成長とともに少しずつ逞しくなって、10年後には「あの頃はこんなだったんだ~」と懐かしむときもくるのかな、と思う。
 フリーでは「4回転も入れるし、NHK杯のときよりいい演技をしたい」と意気込む。ちょっとずつ、自己ベストを更新するつもりでやっていけばいい。表彰台やファイナル進出では村上佳菜子ちゃんに先を越されたけど、あせることはない。男子のほうがジュニアとシニアの技術的・体力的な差が大きいんだから。
 女子、安藤美姫は、背中にピンクのテーピングだか湿布だか貼ってあるのが見えたが、腰を痛めていたそうだ。「フリーは4分間滑り切ること」と言ったようだが、無理せずに確実に決めていくようにしたほうが、かえっていいかも。10人中8位までが50点台という接戦だし。
 鈴木明子は、動きに切れがあってよかった。大人の色気と躍動感が感じられる。首位に立ったとはいえ、2位以下との点差はとても小さいので、フリーでは守りに入らずに攻めてほしい。
 そしてペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組! 納得の演技で、成美ちゃんはやたらにガッツポーズ。マーヴィンもつられて(?!)ミュージカルみたいなジャンプをしてみせた。NHK杯より点は若干低くなってしまったが、PCSで高い評価を受けているのがいい。フリーもこの調子で
 ペアには、ほんの半年前までシングルの選手として活躍していたカタリナ・ゲルボルトが出場、SP3位につけている。21歳での転身だが、シングルでジャンプやスピンの基礎ができていれば、大人になってからでもペアはできることを見せてくれた。これは、日本チームも参考にする例だと思う。(ただ、ペアの二人ともが初心者では難しいのかな…。川口悠子といい高橋成美といい、日本でペアをやりたい!と強く希望するのは女子選手で、男子選手がいないところが

 放送を見ながらTwitterをしていると、「3A, 3Lz3T, 3F?」なんてジャンプの実況をしてくれる人や、それを見て一喜一憂する人がいて、面白い。人気のある選手、好き嫌いの分かれる選手がいることもわかる。
 (かくいう私も、実力は認めるが好きになれない選手が・・・。15歳で初めてNHK杯に出てきたときは、「なんて可愛い」と思ったパトリック・チャンだったが、最近どうにも苦手。スケートが上手いだけに「俺って上手いだろ?!」みたいな雰囲気が残念。いつもPCSで高得点をもらうが、腕や上半身は直線的で固いと思う。ジョニー・ウィアーがキス&クライで花の冠をつけていたことに「やっていいことと悪いことがある」なんて意見したのを見て、とてもがっかりした。今季SPの「Take Five」も、小塚崇彦のバージョンのほうが良かったと思うんだけど…あ、小塚よりいい成績だから気に食わないのか

 今夜はお出かけなので生放送は見られない。残念!! みんな、いい演技してね~
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香港ヒットチャート集計・2010.9.18(11位~21位)

2010年11月19日 17時36分19秒 | 香港芸能
 9月18日のヒットチャート集計(11位~21位)です。(前半はこちら
                                                                                                T  港  商  新
11位 20点 Woooh                   林海峰(ジャン・ラム)                               1      歌詞・試聴
12位 18点 三                          林一峰(チェット・ラム)/林二汶(イーマン・ラム)
                                                                                                 3      11       歌詞・試聴 公式 公式   <WHEN SHE SINGS>
12位 18点 破相                       容祖兒(ジョイ・ヨン)                                8  16  歌詞・試聴                       <空港>
12位 18点 月球人                    恭碩良(ジュン・コン)                          3            歌詞・試聴                       <JUN K>
12位 18点 一個人珈琲              糖兄妹(SugarClub)                               3       MV  ブログ
12位 18点 原來你什麼都想要    側田(ジャスティン)                                     18  歌詞・試聴                     <我没有變過 愛的習慣>
17位 17点 重新出發                 關心妍(ジェイド・クヮン)                     17      13  歌詞・試聴  公式           <A New Beginning>
17位 17点 Simple Love Song     RubberBand                                          4        歌詞・試聴  金牌大風          <Connected>
19位 16点 天連地                     RubberBand                                 2 14            歌詞・試聴  金牌大風          <Connected>
19位 16点 乾物女皇                 樂瞳(シラ・コン)Feat.6 Wing@農夫               16  歌詞・試聴  ブログ  CMD  微博  <乾物女皇>
21位 15点 別怕失去                 陳柏宇(ジェイソン・チャン)                  13 20 15  歌詞・試聴  Sony ブログ      <PUT ON>
21位 15点 櫻吹雪                    麥浚龍(ジュノ・マック)                            17 10  歌詞・試聴  ブログ
21位 15点 絶配                       吳雨霏(ケイリー・ン)/Hardpack                      6  歌詞・試聴  金牌大風  ブログ    <合+歡>
 紹介曲多数につき、新登場も多数。容祖兒、側田は新譜から、RubberBandは2曲同時に。樂瞳のアルバムはCDではなくUSBで発売。麥浚龍の新曲は自身もプロデュースに参加。
 13点以下には、莫文蔚(カレン・モク)や麗欣(ステフィ・タン)の新曲など。

 長いこと更新をサボっておりましたが、年末までに追いつくように頑張ります。
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香港ヒットチャート集計・2010.9.18(1位~9位)

2010年11月19日 15時48分45秒 | 香港芸能
 9月18日(土)のヒットチャート集計(1位~9位)です。
TVB(無線電視)・勁歌金曲9.18(下記参照)RTHK(香港電台/港台)・中文歌曲龍虎榜9.18/商業電台・903専業推介9.18(第38周)新城知訊台・勁爆本地榜9.18(第38週)
[1位=20点、2位=19点、、、19位=2点、20位=1点(10位までのチャートは1位=10点、、、10位=1点)で集計しています。発表は14点以上]
(TVB=T 香港電台=港 商業電台=商 新城知訊台=新 数字は順位)
                                                                                   T  港  商  新
1位 42点 講男講女             陳奕迅(イーソン・チャン)/露雲娜(ロウェナ・コルテス)
                                                                                        2  10   9  歌詞・試聴  百度百科     <TASTE the ATMOSPHERE>
2位 39点 再見穿梭機          李克勤(ハッケン・リー)              8   9   7  歌詞・試聴                    <罪人>
3位 37点 斗零[足争]           楊千嬅(ミリアム・ヨン)          9   1   6        歌詞・試聴                   <HOME>
3位 37点 人辦                   劉徳華(アンディ・ラウ)                4         1  歌詞・試聴                  <Unforgettable忘不了>
5位 33点 脆弱(國)             謝安(ケイ・ツェ)                    12   5  13  歌詞・試聴  正東           <第二個家>
5位 33点 Water Of Love      鄭秀文(サミー・チェン)               7   2        歌詞・試聴                  <Water Of Love 水舞間>
7位 32点 Deadline               張敬軒(ヒンズ・チョン)               5  15  11  歌詞・試聴
7位 32点 最好不過             周柏豪(パッホウ・チャウ)            6         4  歌詞・試聴  MV  公式       <REMEMBRANCE>
9位 22点 蘋果樹                洪卓立(ケン・ホン)                    16   7  18  歌詞・試聴  EEG      <Precious Moment>
9位 22点 簡簡単単             蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)             18   2  歌詞・試聴                   <Beauty Remains>
 陳奕迅/露雲娜「講男講女」が初の1位。洪卓立、蔡卓妍の新曲が初登場。

 後半はこちら

<TVB勁歌金曲榜>
2010.9.18
本週 歌曲 主唱
1 噴火女 - 李卓庭
2 天連地 - RubberBand
3 三 - 林一峰 林二汶
4 野仙踪 - 容祖兒
5 東西 - 王梓軒
6 不可預見 只可遇見 - 泳兒
7 愚不可及 - 戴夢夢
8 影迷 - 吳若希
9 斗零踭 - 楊千嬅
10 花小姐 - 麗欣
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有料だけど

2010年11月19日 14時20分26秒 | テレビ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ。実際に競技が行われる時間とテレビ放送される時間に大幅に時差があって、もやもやが増幅。なんとか生で見られないか・・・
 アメリカのサイト、icenetwork.comで2010-2011 season passというのをsubscribe(購入)してみた。グランプリシリーズとファイナルがメニューに入っている。ところが、、、
 映像が出ない。あれこれチェックしているうちに、Blackout Restrictionsというのを発見。そして唖然。
 グランプリシリーズとファイナルは、アメリカ合衆国と統治領(グアムとかプエルトリコとか)でしか見られないのだった!
 ・・・金返せ!とわめきたかったが、terms and conditionsをちゃんと読まなかった私が悪い(と言われるだけだろう)。アイスショーなど、見られる番組もある。全米選手権が見られるところに価値がある?!
 結局このままでは生中継見られないまま。何か手はないか、、、
 スケートアメリカを生で見ているらしい人のツイートに、「どうやって見てるの?」と誰かが質問して教えてもらったのがロシアのウェブTV。3日間のお試し視聴ができるということで、さっそくトライ。ソフトをダウンロードしてインストールしたが、「トライアルはリミットに達したため今はできません」みたいなメッセージが出る。もしや、日本からどっと申し込み殺到したか^^;
 どうせ見るから、と有料視聴を申し込む。30日間で15ユーロ、ファイナルまで見られる。決済してpincodeを付与されたら、途端に画面が動き出した(でなくちゃ困る)。で、生で見られた。普通に。全部ロシア語の解説付きで。
 あとは、この会社のこのサービスが、どこかの法律に触れてたりしなければ、私も何も悪いことはしていない!と言えるわけだが・・・。様々なチャンネルやコンテンツがあるところを見ると、一応問題なく経営しているようにみえる
 ただ、法律上問題なくても、あまり広まると日本のテレビ局からこの会社に圧力がかかったりすることがあるかもしれない。そうすると、「地域によってはサービス外」の措置を取られるおそれもないではない。(そんな圧力は不当だけど、視聴者としては“視聴できる”ことが大事だから)
 というわけで、リンクはしないでおきます。どうしても知りたい方は、メッセージをください

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地上波でお願い!

2010年11月19日 12時37分11秒 | テレビ
 今季フィギュアスケート・グランプリシリーズを放送しているテレビ朝日が、放送のたびに4月開催の国別対抗戦をせっせと宣伝している。前回の開催は2009年4月。2シーズン前ということになるけど、ずいぶん昔のような気もする(笑)
 ルールその他はほぼ前回と同じらしい。こちらのコラムで提起された問題は、手つかずか…。しかし、この大会の状況を見て、ソチ五輪に団体戦を正式種目に採用するかどうかが決定される。2009年の大会はまあ成功という感じだったけど、前回以上にいい大会にしたいところだろう。
 五輪種目採用の話を「日本に追い風」「真央は二冠?」などと報道されているが、、、ちょっと待って!と言いたい。正式種目になったとき、日本は本当に出場できるのか???
 国別対抗戦は男女シングル各2人、ペア1組アイスダンス1組で行われる(五輪採用を検討中の案では男女シングル各1人)。男女シングルは強い選手が綺羅星のごとく存在する日本だが、ペアとアイスダンスはどうか。
 アイスダンスのリード姉弟はバンクーバー五輪17位、世界選手権15位で、今季はNHK杯とスケートアメリカで7位。シングルの選手たちほどの高レベルには達していないが、確実に成長している。ペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組は今季絶好調、ジュニアグランプリシリーズ2位2回でファイナル進出を決め、シニアのグランプリシリーズでもNHK杯3位。ロシア大会の成績次第では、シニアでファイナルに出られちゃうかも?という位置にいる。
 それなら、国別対抗戦もばっちり!と思うところだが、ここでよ~く考えてみてほしい。高橋大輔が怪我で世界選手権に出場できなかった2009年、翌年のバンクーバー五輪3枠を確保できたのは、織田信成と小塚崇彦ががんばったから。仮にリード姉弟や高橋/トラン組が怪我で出場できなくなったら、ほかに選手はいるのか???
 アイスダンスは、平井絵己/水谷太洋組と、小松原美里/水谷心組が競技をしていて、小松原/水谷心組は今季ジュニアグランプリシリーズに出場した。レベルはリード姉弟に及ばないが、まあ補欠にはなれる。しかし・・・
 全日本選手権に1組しかエントリーがないペア。ほかの国内の大会にも今季エントリーはない。つまり、ペアに補欠はいない
 これは相当深刻な事実だと思う。この状態のまま正式種目に採用されても、喜んでいいのかどうか?
 (補欠がいなくても、もちろん出場はできる。ただし、五輪に出るためには日本国籍が必要。これも日本のペアはクリアしていない。正式種目採用が決まったら、日本スケート連盟がトラン選手にお願いしちゃうんだろうな・・・。お母さんが日本人で、おそらく元々二重国籍だったリード姉弟が日本国籍を選択するのとは、ちょっと事情が違う。なんかトラン選手にプレッシャーを与えるのは気が引けるけど)

 そこで、タイトルの件。ペアを地上波で放送しよう!
 ペアの何が深刻って、競技人口が異様に少ないことが深刻なのだ。テレビ放送を見ていると、まるでフィギュアスケートには男女シングルしかないかのような印象で、サイトでも出場スケーター紹介が男女だけ。これでは、競技の存在そのものが認知されないのでは?
 昔は日本のペアもオリンピック出てるし、競技の存在を知らない人はいないだろうって? これからスケートを始めるかもしれない子どもたちには、そんなことわからないではないか。何より、「すご~いカッコいい~やってみたい」と思わせる映像を見せなければ、絶対普及はできない。
 今はやってみたい子がいても、コーチが見つからなかったりしてすぐには始められない状況かもしれないが、まずは「やりたい!」という子が出てくることが大事。国別対抗戦を放送して盛り上げたいなら、責任持って、対抗戦で行われる種目を他の大会でも放送するべきでは
 ロシア大会、高橋/トラン組だけでもいいから、地上波で放送してください、テレビ朝日さん
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高1パワー

2010年11月19日 00時18分08秒 | 

 今話題の高校1年生といったらこの二人、村上佳菜子と羽生結弦。
 スケートアメリカをあらためて見ると、村上佳菜子は浅田真央が高1の頃とはまた別の意味ですごいと思う。16歳になったばかり、あらゆる面で育ち盛りのパワー全開で踊りまくるSP。エキシビションではミュージカルのダンスナンバーを演じているような達者な演技。何をやっても可愛く元気ハツラツ、アメリカでさぞかしファンがたくさんできただろう。
 しかし、NHK杯フリー直前に緊張のあまり「できない、どうしよう」と山田コーチに泣きついたという。スケートアメリカでも、登場して位置につくまでの間、手で胸を押さえて気持ちを落ち着かせるようなしぐさを見せた。大きな舞台で“緊張している自分”をそのまま感じられるところが、むしろいい。実力が発揮できないときは、だいたい「自分で思っていた以上に緊張して」いるものだ。ちゃんと感じられれば、だんだんコントロールできるようになるだろう。
 実際、NHK杯よりもスケートアメリカのほうが、“まだ動ける緊張”にすることができた。ファイナルの舞台は北京、中国の観客にも受ける気持ちのいい演技ができるといいな
 そして羽生結弦、明日からのロシア大会に出場。国内大会とはいえ、東日本選手権で240点台を出したそうだから、自信を持って臨めるだろう。アサヒ・コムのインタビューを見ても、意欲満々な感じ。何も失うものはなく、ひたすら挑戦するのみの今季。失敗を恐れずに攻めていけるときだ。(19日の「報道ステーション」でインタビューが放送されるそうで、さっそく録画予約
 優勝しちゃった佳菜子ちゃんに負けずに、表彰台をねらおう。町田樹と二人で乗ってもいいし?!(パトリック・チャンより上位になってほしい
 楽しみ~~~

<追記>
 コラムがいろいろ出てるので、リンクしておきます。
 村上佳菜子が世界に与えた衝撃 日本女子フィギュア界に誕生したニュースター
 村上、羽生がドラマチックなシニアデビュー フィギュアスケートNHK杯

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ロシア大会スケジュール

2010年11月18日 20時26分14秒 | スポーツ

 ISUのエントリー/リザルトのサイトがなかなか出てこなくて、、、
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第5戦ロシア大会は明日から。安藤美姫や鈴木明子も楽しみだけど、なんといっても羽生結弦がどこまでできるか、すっごく楽しみ!町田樹もまた200点越えを期待したい。そしてペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組!! 川口悠子/スミルノフ組には勝てないまでも、2位に入ったらもしかするともしかするかも?!
 スケジュールがわからないと困る~~~ というわけで、大会関係者向けのアナウンスからチェック。(カッコ内日本時間)
11/19(金)
 男子 ショートプログラム 15:00(21:00)
 ペア ショートプログラム 16:50(22:50)
 女子 ショートプログラム 19:00(25:00=20日1:00)
 アイスダンス ショートダンス 20:50(26:50=20日2:50)
11/20(土)
 男子 フリー 14:45(20:45)
 ペア フリー 17:00(23:00)
 女子 フリー 18:40(24:40=21日0:40)
 アイスダンス フリー 20:40(26:40=21日2:40)
11/21(日)
 エキシビション 16:30(22:30)

 放送予定はこちら。地上波(20日24:30~26:55)はちょうど女子フリーの時間帯にかかっているので、生放送か、それに近い追いかけが可能かも。
 ロシア大会は時差からいって、日本のテレビ局にとって一番ありがたい大会かな

<追記>
 やっとサイトが出た・・・ショートプログラムの滑走順が確認できた(やれやれ)。ペアの高橋/トラン組は最終の川口/スミルノフ組の一つ前。さすが世界ジュニア2位で今季も大活躍、今や世界ランク10位なのだ
 アイスダンスフリーの時間が少し変わったようです。

<追記2>
 探さなくても、これを見れば一応出てるんですね^^; 失礼しました。
 スポーツナビ フィギュアスケート 主要大会日程・結果 (時間は日本時間のようです)

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これは何の競技?

2010年11月18日 15時56分35秒 | ××語

 広州アジア大会・中国語競技名クイズ!(表記は日本語の漢字に直してありますが、一部作りました)
<見たらわかる、ような気がするボール系>
 1.足球 2.手球 3.棒球 4.塁球 5.羽毛球 6.壁球 7.橄欖球 8.曲棍球 9.藤球 10.保齢球 11.台球 12.板球 13.高爾夫球
<その微妙な違いは何なの?系>
 1.場地自行車 2.山地自行車 3.公路自行車 4.小輪車 5.芸術体操 6.体育舞踏 7.拳重 8.拳撃 9.撃剣 10.射撃 11.射箭
<詳しい翻訳系>
 1.皮劃艇激流回旋 2.皮劃艇静水 3.田径 4.鉄人三項 5.花様游泳 6.摔跤 7.[足崩]床
<こんなのあった系>
 1.卡巴迪 2.龍舟 3.輪滑 4.国際象棋 5.圍棋 6.象棋




 答えは・・・




<見たらわかる、ような気がするボール系>
 1.サッカー 2.ハンドボール 3.野球 4.ソフトボール 5.バドミントン 6.スカッシュ 7.ラグビー 8.ホッケー 9.セパタクロー 10.ボウリング 11.ビリヤード 12.クリケット 13.ゴルフ
<その微妙な違いは何なの?系>
 1.自転車トラックレース 2.自転車マウンテンバイク 3.自転車ロードレース 4.バイシクルモトクロス(専用の小さい車輪の自転車を使うそうです) 5.新体操 6.競技ダンス 7.ウェイトリフティング 8.ボクシング 9.フェンシング 10.射撃 11アーチェリー
<詳しい翻訳系>
 1.カヌー/カヤックスラローム 2.カヌー/カヤックスプリント 3.陸上(track and field athleticsの訳。なぜか順番が逆) 4.トライアスロン 5.シンクロナイズドスイミング 6.レスリング 7.トランポリン
<こんなのあった系>
 1.カバディ 2.ドラゴンボート 3.ローラースケート 4.チェス 5.囲碁 6.シャンチー(中国将棋の一種)

 アジア大会じゃないとなかなか見られない、セパタクローを見たい

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アジアで少数派

2010年11月18日 14時30分48秒 | スポーツ

 当たり前だけど、金髪茶髪で白人系の選手。アジア大会では少数派になる。でもいないわけじゃないので意外と目立つ。主に、旧ソ連の国々のロシア系の人たち。~エフさんとか~ノワさん等々。
 一方、顔はアジア人だけど名前だけ西洋な人も。香港のTownさんとか、マレーシアのTracieさんとかは、曾祖父あたりがイギリス人だった?(香港のWilsonさんは顔も名前も全部イギリスっぽい。何代も続けてずっと香港という家庭もときどきいる。)マカオだとポルトガルっぽい名前も。
 歴史の名残を選手の名前に見ながら、今日も大会は続く。
 (ベトナム女性の名前に4音節が多い理由を、誰か教えて~

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踊り明かそう

2010年11月17日 12時28分04秒 | 

 “I could have danced all night”
 could+have+過去分詞、仮定法過去完了とかいうやつ。“実際にはやらないけど、やっていいならできちゃう”、ということで、「一晩中だって踊っていられる(くらいいい気分)」という意味。
 ミュージカル「マイフェアレディ」で有名なこの歌のタイトル、「踊り明かそう」と訳したのはなかなか素敵。舞台や映画ではヒロインのイライザが歌う。ブロードウェイの初演ではジュリー・アンドリュースが、映画ではオードリー・ヘップバーンの吹き替えでマーニー・ニクソンが歌った。
 ジャズ系のミュージシャンにも好んで歌われている。NHKアーカイブスで広田三枝子が歌うのを見たことがあるが、カッコよかった♪ 近年ではなんといってもJamie Cullumのバージョン。原曲では“I only know when he began to dance with me”のところを“when she~”としているのは、歌い手が男性だから。
 織田信成が今シーズンのエキシビションに使っている。先日のスケートアメリカでも披露したが、スケートカナダのときのほうが出来がよかったので貼っちゃいます

 渋くてカッコいいステップ。こんな大人っぽい滑りができるようになったんだ~。(昔は「スーパーマリオ」とかやってたのに)
 登場の紹介で、“brand-new dad”って言われてる(^^) 終わって戻るときは「織田はリー・バーケルコーチにつくことになってカナダに帰ってきました。お帰りなさい、ノブ」と暖かいアナウンス。いいなぁ
 (dadといえば、お母さんの織田憲子コーチは、grandmaになっちゃったわけですね
 小塚崇彦も2006-2007シーズンにエキシビションで使ってた。まだエキシビション慣れしてない頃の、ちょっと照れてる感じがまたよかったんだけど、映像探しても見つからない(少し振付が違うバージョンしかなかった)。HDDレコーダーや焼いたDVDに残ってないか探したが、これも見つからない。。。残念

<グランプリファイナル後の追記>
 エキシビションで「踊り明かそう」を滑る織田信成に、「僕も使ってた曲なんですけど・・・」と小塚崇彦が言ったところ、「知らんかった~!」だったそうな。
 高橋大輔・織田信成・小塚崇彦で表彰台を独占した2006年NHK杯で滑ってたのに、見てなかったの?と思ったが、考えてみたら、自分の番が終わるまでは、ほかの選手のエキシビションをゆっくり見てはいられない。2006/2007シーズンの小塚選手は、シニアデビューの年。NHK杯以外は、フランス大会6位、全日本6位(意外!)、アジア大会4位と、まだそれほどいい成績もなく、エキシビションを滑る機会も少なかったので、織田選手も目にすることがなかったかもしれない。
 競技で使う曲は、けっこうあちこちで“かぶって”いるけど、お互い気にしてない感じ。よく使われる曲は決まってくるし、ほかの選手のプログラムを見て「あの曲でやりたい!」と希望することも多そうだし。逆にエキシビションナンバーのほうが、選手の個性を強く出して、観客を楽しませるのがメインのショーだから、かぶらないように気をつけるのかも。
 それにしても、小塚版「踊り明かそう」の映像、どうして消しちゃったんだろう…どこかに落ちてないかな…

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オリンピックとは違って

2010年11月17日 00時02分20秒 | アジア
 アジア大会を見ていると、オリンピックや世界選手権の放送ではあまり取り上げられない国の選手を見られる。
 体操男子床で銅メダルを獲得したインドのクマル、まだ19歳。けっこう可愛い。女子の跳馬にもインドの選手が出ていた。インドあたりで体操をやってること自体、意識したことなかったかも・・・。その女子跳馬で田中理恵が銀、小沢茂々子が銅!おめでとう
 香港の選手が跳馬の最後だった。レオタードのデザイン、首から胸のあたりのカットが、香港の旗の紫荊花(バウヒニア)をイメージしている感じ。客席から「ワンシャオイン、ヂァーヨウ(黄曉盈、加油)」と声がかかってたけど、ここは「ウォンヒウイン、ガーヤウ」と広東語で言ってあげてほしかったな
 ベトナムの選手、台湾の選手、なんだかとっても応援したくなる。オリンピックとはまた違う気持ちの大会
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クローズアップ現代「韓国アイドル旋風の舞台裏」

2010年11月16日 18時08分59秒 | アジア
 今日11月16日のNHK「クローズアップ現代」は、「韓国アイドル旋風の舞台裏」だそうな。
 K-pop関連ジャーナリストでは第一人者の古谷正亨さんが出演。しっかり解説してくれそうだ。
 19:30の総合の放送は見られないから、深夜1:45からのBS2再放送をチェックだわ
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キックアウト

2010年11月15日 16時05分20秒 | スポーツ

 って言ってたな、誰か解説の人が>荒川静香だったか佐藤有香だったか。
 規定に違反したジャンプやスピンが無効・0点になってしまうことを、英語でkick outと言うらしい。

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦スケートアメリカ、男子フリーで高橋大輔の逆転を許した織田信成、最後の3連続ジャンプが“kick out”されていた。これが有効だったら、織田の優勝になっていたと思われる。(なにしろ点差はたったの0.98)
 ではここで、ジャンプの種類と回数についての規定をおさらい。(俗にザヤックルールと呼ばれる部分)
・3回転以上のジャンプに関して、同じ踏切で同じ回転数のものは、2つを2回までしか挑戦できない。同じものを3回跳んだら3回目が無効。2回跳んだものが3種類になったら、3種類目の2回目が無効。
・同じ踏み切りで同じ回転数のものに2回挑戦する場合、少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない。2回とも単独ジャンプとして跳んだ場合、2回目のジャンプは強制的にシークエンスジャンプとして数えられる。
・ジャンプ要素のうち、コンビネーションジャンプもしくはシークエンスジャンプは3回まで、その内3連続コンビネーションジャンプは1回までしか挑戦してはならない。多く跳んでしまった場合、最後の方から無効要素として得点は0点となる。
 以上をふまえて、織田のフリーのジャンプをスケートカナダで跳んだジャンプと比較しながらチェックしてみよう。()内数字はコンビネーションまたはシークエンスのカウント。
<スケートアメリカ>                                          <スケートカナダ>
 4回転トウループ(注…転倒)                   4回転トウループ
 トリプルアクセル                           トリプルアクセル+3回転トウループ(1)
 3回転フリップ+3回転トウループ(1)              3回転フリップ
 トリプルアクセル(+SEQ)(2)                  トリプルアクセル(注…転倒)
 3回転ルッツ+3回転トウループ(3)               3回転ルッツ
 3回転ループ                             3回転ループ
*3回転サルコウ+2回転トウループ+2回転ループ(4)    3回転サルコウ+3回転トウループ(2)
 ダブルアクセル                            ダブルアクセル

 (+SEQ)がついたトリプルアクセルは2回目なので、強制的にシークエンスとカウントされた。次のルッツ+トウループでコンビネーションorシークエンスは3回目。これ以後のコンビネーションは無効、というわけで*の3連続ジャンプは0点となった。
 前の試合のスケートカナダ、フリーは高得点の争いで、TES81.87出したにもかかわらずフリー3位に終わった。2回目のトリプルアクセル転倒で少し集中が切れ、直後のルッツをコンビネーションにするのを忘れてしまったという。その反省から、しっかりコンビネーションを3つ跳ぶぞ!と思っていたのかもしれないが・・・
 今大会では、1つ目のトリプルアクセルがコンビネーションにできなかった。そこで、直後のフリップをコンビネーションにした。ところが、もう一度トリプルアクセルを予定通り跳んでしまう。これで残りは1つ、ルッツかサルコウか、どちらかは単独にしなければならない。。。が、気づかずに最後までいってしまった。。。
 もし気づいて修正できてた場合にもらえた点数(基礎点)は:
 3回転ルッツ単独/3回転サルコウ+2回転トウループ+2回転ループ・・・6.0/7.4 実施したジャンプより -4.1/+7.4 計+3.3
 3回転ルッツ+3回転トウループ/3回転サルコウ単独・・・10.1/4.2 実施したジャンプより ±0/+4.2 計+4.2
 実際には、3回転ルッツに踏み切りエッジのエラーがつき、コンビにしたトウループは回転不足(アンダーローテーション、基礎点の70%)になってしまったので、ルッツを単独、サルコウから3連続のほうが有利だったかも。終盤に3連続ジャンプが入ると印象がいいし、コンビネーションを実施するタイミングがプログラム全体に散らばってバランスがよくなるし。
 同じような失敗の前歴がある織田信成、Twitterで「ジャンプ構成のドリルをやったら」なんて言われてた^^; たぶん、失敗をすぐ取り返そうとするのが数え間違いにつながるんだと思う。アクセルでの失敗はアクセルで取り返すようにしないといけないんじゃないか? しっかりしないと
 救いは、PCSが5点ほど上がったこと。ファイナルに出られたら、ばっちり決めてくれ!
 

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