Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

先輩と一緒

2010年11月26日 23時31分30秒 | スポーツ
 今夜から、フィギュアスケート・グランプリシリーズ第6戦(今季最終戦)フランス大会が始まる。日本からは男子の小塚崇彦、女子の村主章枝、今井遥、そして浅田真央が出場する。
 NHK杯でまさかの8位だった真央ちゃんが、どれだけ調子を取り戻して巻き返すか?が最大の注目らしい。公式練習の模様なんかも、しっかり記事になる。ジャンプの調子は悪くなさそう。まあ、今季はオリンピックがあるわけじゃなし、気楽に構えてもいいんじゃないかと^^;
 しかし「ファイナル進出の可能性もわずかに残し」なんて書く記事もあって、、、昨季も似たような計算をしたような記憶があるが、理論上の可能性を一応計算すると・・・
 浅田真央は現在3ポイント。とにかく優勝して15ポイントを加算、18ポイントにする。そのうえで、以下の条件を満たす。
 ①現在9ポイントのシンシア・ファヌフ、キーラ・コルピ、長洲未来が3人とも4位以下になる
 ②現在7ポイントの今井遥が3位以下になる
 ③2位には現在3ポイントか0ポイントの選手(メイ・ベレニス・メイテ、村主、ソニア・ラフエンテ、レナ・マロッコ、キャンディス・ディディエ、サラ・ハッケンのうちの誰か)がなる
 ④スケートカナダ優勝で15ポイントを持っているアリッサ・シズニーが9位以下になるか、8位で総得点が浅田真央を下回る(現在38.97点差があるので、浅田真央が190点くらい出した上でシズニーが150点に届かないと逆転?!)
 ・・・どう考えても、ファイナルに進出することより、ジャンプ全体の調子を取り戻すことが大事。順位は考えなくていいでしょう

 asahi.comのコラム「挑戦 真央らしく」。NHK杯前の9/29と、フランス大会直前の11/24の2本がUPされている。
 9/29の段階では、長久保裕氏についてジャンプを一からチェック、メインのコーチが佐藤信夫氏に決まったばかり。佐藤氏が「2度も世界の頂点に立っている選手を教えることは、40年以上コーチをしていてもやはり『怖い』というのが本音」と語るのが印象的。日本の“宝”を預かった思いなのだろう。最初の注意が「20代になると休息も大切」というあたり、長いスタンスで考えていることがうかがえる。
 11/24版では、NHK杯を振り返りながら「やっとジャンプが跳べるようになってきたところだった。練習でできないことが試合でできるはずがない」。そういう状態での試合だから、悔しいけれど、受け入れている。そして、目指しているところに到達しつつある手応えをを感じているようだ。
 9/29版で佐藤氏が「まだ(小塚)崇彦と一緒に練習させる機会はないが、男子と一緒に練習することもいい刺激になる」と言っていたが、11/24の時点では一緒に練習するようになっていた。小塚崇彦が、自分の目から見た浅田真央の滑りについて語っている。
 「1人で滑るより2人で滑る方が勢いがついていい」「滑りのスピード感が出てきて、一歩一歩が滑るようになってきた」「心地よいエッジの音が聞こえる」「あとはこのスピードをジャンプにどう生かすか」一人のスケーターとして、間近に見ての分析。
 浅田真央と小塚崇彦、小さい頃からよく知っていて、幼馴染のようなものだろう。浅田真央は小塚のことを「たかちゃん」って呼んでたし^^; 高校大学の先輩をつかまえて、“ちゃん”づけかい!と、普通の体育会部活なら突っ込まれるところだ。しかし、浅田真央のほうが先に世界ジュニアを制し、小塚が世界ジュニアで優勝したシーズンには、もうグランプリファイナルで優勝。実績では先輩後輩が逆転してた
 今、小塚も経験を積んで世界のトップスケーターになり、コーチとは違う視点で客観的に見ることができる。仲良しの一人であると同時に、頼りになる先輩。かなり心強いんじゃないだろうか。
 小塚自身は3位に入ればファイナル進出、落ち着いて自分の演技をすれば大丈夫 村主も今井遥も、みんないい演技を見せてくれるといいな
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氷上じゃなくても

2010年11月26日 15時03分01秒 | スポーツ
 広州アジア大会、初めて知るスポーツがいろいろあるけど、こんなのもあったとは!
 西木、新競技アピール=アジア大会・ローラースポーツ
 ローラースポーツは、ローラースケートで競争するんだとばかり思っていた。もちろんタイムトライアルやスプリント、長距離のように、氷上のスピードスケートと同様の種目が今大会で行われている。しかし同時に、氷上のフィギュアスケートのようなフリースケーティングもあるのだ
 曲に合わせてジャンプやスピンをこなす、、、どんな感じなんだろう。スピード系種目だと、ヘルメットやサポーターをつけてるけど、フリースケーティングの場合はどうなんだろう? 転倒したらけっこう危険そうだから、一応装着してるんじゃないのかな?
 ショートプログラム首位に立った西木選手、ロングプログラムではトリプルアクセルに挑戦するそうな。どんな感じなのか、見てみたい・・・
 メダル獲得なら映像がスポーツニュースに出るかな? 期待しちゃおう!!

<追記>
 西木紳吾選手、金メダルおめでとう
 でも、大学卒業したら保育士になって引退なんて、切ないな・・・
 安全上、ヘルメットやサポーターをつけて滑るのかと思ってたけど、そうでもないのね^^;
 【アジア大会】氷に負けじと初代王者に ローラースポーツ西木
コメント (2)
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鋼と硝子

2010年11月26日 13時06分40秒 | テレビ

 「笑っていいとも!」テレフォンショッキングに秦基博が出演。名前は聞いたことがあったけど、初めて見た&声を聴いた。
 “鋼と硝子の声”というキャッチフレーズだそうで、タモリがいうには「歌を聴いた平井堅が『歌手やめようと思った』」だって
 ギター弾き語りで歌ってくれた。歌いだしは硝子の繊細さが全面に出てる感じ。サビに入ったあたりが鋼の強さなんだろうけど、高音域がちょっと絶叫っぽい歌い方になってしまっているのが、どうなんだろう、、、? あえてキーを下げて、楽に歌える音域にしたほうが、かえっていいような気もするけど?
 って、1曲聴いただけで評価しちゃいけないか。でも、いきなり買う気にもなれないし・・・借りに行こうか
 高校で初めて人前で歌ったら、みんながちやほやしてくれるようになった。「もてるようになった?」「男子校だったんで」惜しい

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教練・洪明甫

2010年11月26日 02時39分45秒 | 
 アジア大会男子サッカーで日本が優勝、女子とアベック優勝
 その決勝戦の前に行われた3位決定戦で、1対3から逆転して韓国が銅メダルを獲得!

 一昨日、日本が準決勝でイランに勝って決勝進出のニュースで、もう一試合の準決勝の映像が流れた。ベンチにいるのは、、、ホン・ミョンボ(洪明甫)だ!
 今大会の韓国チーム監督だったとは、知らなかった。ワールドカップではアシスタントコーチとか、やってたかな? いずれA代表の監督になることを期待されているだろう。最多キャップ(代表としての試合出場)を誇る、アジアのリベロだったんだから。
 昔、つれあいが「アジア最高のディフェンダー」とほめちぎっていたのを見て、初めて名前を知った。それから韓国の試合を見るときに注目するようになった。DFだから、攻撃中はあまりテレビに映らない。ピンチになりかけたときに、どこからともなく現れて、さっとクリアする。そのタイミングが実にいい。
 少し長めの髪をなびかせ、いつも頭をシャキッと上げている姿はカッコよくて ベルマーレ平塚で中田英寿と一緒にプレー、のちに柏レイソルの中心選手として活躍。柏駅前のデパートには、洪明甫を真ん中に当時の中心選手たちが立つ写真の垂れ幕がかかったりしていた。
 1998年ワールドカップ・フランス大会のアジア最終予選、韓国が予選通過を決め、日本は負ければ2位でプレーオフ進出も絶望という状況で日韓対決。2002年日韓共同開催も決まっていたから、韓国チームはなんかすごくやりにくそうにしていて^^;(観客席にもハングルで「一緒にワールドカップに行こう」と横断幕が出てた。)結局日本が勝ったが、この試合の直前に「負けたら帰れないくらいの覚悟で臨め」と洪明甫がはっぱをかけたと聞く。(記憶してなかったが、洪明甫は警告累積でこの試合出場してなかったそうな。)常にチームの心の大黒柱
 2002年日韓大会、第1ラウンド第3試合の対ポルトガル戦。ハーフタイムにもう1試合のアメリカ対ポーランドの途中経過(ポーランドがリード)を知ったポルトガルの選手が、「引き分けで一緒に決勝トーナメントに行こう」と囁いたという。チームメイトには経過を知らせず、ひたすら闘って勝った瞬間、大きなプレッシャーからひとつ解放された、心からほっとした笑顔を浮かべたのが印象的だった。
 決勝トーナメントではイタリアに延長で勝ち、スペインにPK戦で勝ち(5本目を決めたのも洪明甫だった) 準決勝でドイツに敗れ、3位決定戦のトルコ戦。ディフェンスの選手がいつもと違うメンバーだという紹介を実況アナがして、、、いるうちに、開始早々、パスをカットされて失点。見てるほうがショック 終了間際に1点差に詰め寄ったけど追いつけなかった。輪になって跳びはねて喜ぶトルコチームを横目に、韓国チームはセンターサークルへ。外向きに輪になって、韓国伝統のお辞儀(ドラマのような)をした。テレビでちゃんと映してくれなかったけど
 自伝「LIBERO」を買って読んだら、奥さんとのなれそめだとか、奥さんから見た洪明甫と日本での生活の話も出ていて、面白かった。柏にいるころは、自分でコンビニに行って公共料金払ったりしてたとか。遠距離恋愛で、「テンジャンチゲは作れるか?作れるならすぐ嫁に来い!」と電話でプロポーズしたなんて
 Jリーグを離れてからは消息を聞くことが少なくて、引退のニュースを聞いたときは寂しかったが、今また韓国サッカーのために頑張っている姿が見られて嬉しい。
 ところで、サッカーチームの監督って日本語だと「監督」だけど、中国語だと「教練」、英語だと「Coach」と表示される。(日本語でコーチというと監督の下のスタッフになってしまう・・・ややこしい。)教練・洪明甫、Coach:HONG Myung Bo。決勝で日本と対決も見たかったけど、、、またいつか見られるはず。その日を楽しみに
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