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アイスダンスのホープ、国際大会デビュー

2017年01月10日 04時14分53秒 | スポーツ

 フィギュアスケートのシーズンは、日本では年末の全日本までが前半、年明けからが後半という形になる。全日本で世界選手権や世界ジュニアの代表が決まり、お正月に少しゆっくりしたら、シーズン後半に向けて始動、というところかな。
 国内では、インカレ(日本学生氷上競技選手権大会)を皮切りに、インターハイ(全国高校スケート選手権大会)、国体、全国中学校スケート大会と続いていく。インターハイの翌週が国体、その翌週が全中だから、この時期2週連続で試合という選手がけっこういる。
 9日まで開催されていたインカレでは、男子は日野龍樹、女子は新田谷凜が優勝。(まだジャッジスコアが発表されてないので、こちらを参照)
 国際大会もあちこちで次々 ヨーロッパ選手権のエントリーは締め切られたが、四大陸選手権や世界ジュニア、世界選手権出場に必要なミニマムテクニカルスコアを獲得すべく、締め切り直前まで大会に出続ける選手も
 日本選手たちの場合、男子と女子はおもに若手がチャレンジする機会になる。来季からシニアに上がる予定の選手や、選手権代表からは漏れたが全日本で活躍した選手たちがよく派遣されている。
 ペアとアイスダンスは、マジでミニマムを取りにいく場合もあり 今季はもうクリアしてるので、ベストを出してランキングポイントも稼げたら嬉しい、かな

 10日から開催のトルン杯(ポーランド)に、日本からたくさん出場。エントリー・リザルトはこちら
<シニア>
女子:坂本花織
ペア:須藤澄玲/フランシス・ブードロ=オデ
アイスダンス:村元哉中/クリス・リード
<ジュニア>
ペア:三浦璃来/市橋翔哉
アイスダンス:深瀬理香子/立野在
<アドバンストノービス>
アイスダンス:吉田唄菜/杉山匠海

 全日本ジュニア女王の坂本花織は、世界ジュニアでメダル→来季シニアを視野に入れての出場だろう。ディフェンディングチャンピオン・須藤/ブードロ=オデは今年も表彰台に乗ってランキングポイントもゲット!と思ったが、エントリーが4組なのでポイントはつかない でも という保証はないけど、着実に調子を上げていけばいい。村元/リードは昨年2位だったので、今年は地元ポーランドのライバルに勝って優勝できるといいな
 ジュニアペアの三浦/市橋は、昨年のババリアン・オープンに続いて2回目の国際大会。ジュニアではリードしていた古賀亜美/スペンサー・アキラ・ハウ組がペア解消したので、今は三浦/市橋しかいない状態だ。ここでジュニアのミニマムが取れれば、世界ジュニアに行ける
 アイスダンスの深瀬/立野は今季でジュニア卒業となる。世界ジュニア出場は決まっているので、ベストを更新して自信をつけてほしい。世界選手権のミニマムもあと少しだから、狙ってもいい
 そして、なんと今回は、ノービスのアイスダンスにも選手を派遣する 吉田/杉山は全日本ノービス優勝、推薦出場した全日本ジュニア4位。写真を見た感じ、小6か中1くらいか。まだ体格は小さいが、全日本ジュニアでは深瀬/立野に次いでフリー2位というのが凄い。
 ちなみに、日本でノービスアイスダンスに出場できる年齢は、7月1日時点で9歳~15歳未満(男子は17歳未満)。国際大会では10歳~15歳未満となっている。アイスダンス人口の少ない日本では年齢幅を大きくとって、参加しやすいようにしているのかも
 そのおかげで(?!)全日本ノービスは6組出場だった。アイスダンスに興味を持つ子どもたちが増えてるんだろうか。この調子で、カップル種目が充実していくといいな
 トルン杯は公式サイトでLive Streamingがある模様。日本時間の10日夜にさっそくノービス・アイスダンスがある。これは見たい
 みんな、頑張れ~~~

<追記>
 アップされたリザルトページを見たら、坂本花織選手の名前が消えていた。シニア・ペアのエントリー数も6ヶ国から7組になったので、5位以内でランキングポイントがつく。
 最初のエントリーリストから変更があった模様^^; 訂正しました。

コメント
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