Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

冬季ユニバーシアード・フィギュア男子フリー

2013年12月13日 06時57分57秒 | スポーツ

 Live Streamingで観戦(^^)
 第26回冬季ユニバーシアード・フィギュアスケート男子フリージャッジスコア)。Liveでやってくれるのも嬉しいけど眠い(笑) Planned Program Contentを見ながら観戦できるので、「コンビネーションにできなかった」「ここでリカバリーした」とわかる。

<第1グループ>
アリ・デミルボガ(トルコ)
 途中から見たけど、まあまあだったかな? 91.20、合計143.04。

パヴェル・カシュカ(チェコ)
 多分曲がドボルザーク「新世界」♪ とりあえず転倒なしで、ルッツのパンクがあった以外はほぼ決めて嬉しそう。107.71、合計162.34。

ジョーダン・ジュ(台湾)
 「アイ・ガット・リズム」「サマータイム」などガーシュインのメドレー♪ 冒頭のルッツ、後半のルッツともに転倒。ほかにもパンクが2本くらいあって、ちょっと残念そう。87.96、合計139.91。

サヴェリオ・ジァコメッリ(イタリア)
 地元なんで大歓声。「Take Five」などジャズ系のメドレー♪ 転倒はなかったが、パンクが2、3本^^; 97.39、合計149.26。この得点でも歓声。

チェン・ジュイシュ(台湾)
 ヴェルディ「運命の力」♪ 2回転になってしまったジャンプもあったが、かなり安定感があった。曲に負けないように頑張って力強い動きをしていた。キス&クライで、コーチと日本語で話してる、、、日本人のコーチについてるんだ! 97.28、合計151.61。

アンドリュー・ドッズ(オーストラリア)
 プッチーニ「トゥーランドット」♪ 冒頭にルッツから3連続コンビネーションを決めたが、サルコウが苦手なのか、2本とも転倒してしまった。最後は遅れて音無しでスピン。キス&クライにコーチがいないけど、イタリアまで来てくれなかったのかしら。77.67、合計130.17。

<第2グループ>
パオロ・バッキーニ(イタリア)
 ソチ五輪、イタリア男子1枠を争う選手。「La Vita Bella」ってどんな曲かと思ったら、昨シーズン、グレイシー・ゴールドが使っていた「ライフ・イズ・ビューティフル」だった。トリプルアクセルで手をついたり、2回転になったり等の小さいミスはあったが、かなりまとめてきた。107.02、合計164.47。暫定1位に観客大喜び。

パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ)
 「The Man in Iron」♪ トリプルアクセルなど、おおむね予定どおりにジャンプが跳べていた。このくらいのレベルでようやくスピンが“見られる”ものになってくる^^; またキス&クライで1人かと思ったら、女性コーチが急いでやってきた。116.07、合計170.77。

ハヴィエル・ラヤ(スペイン)
 フェルナンデスに続くもう1人のハヴィエル。「Sing Sing Sing」♪のリズムにのって、軽快なステップを見せた。トリプルアクセルは転倒、ほかはまあまあ。110.17、合計165.37。

キム・ミンソク(韓国)
 「Mohihi, Silk Road, Morning in Istanbul」♪ 中東風の曲。よく滑りこんでいるようで危なげがない。トリプルアクセル2本、後半の3連続コンビネーションも入って、本人もガッツポーズ。126.27、合計185.80。

ステファン・ウォーカー(スイス)
 「Shades of Marble, Only God Forgives」♪ なんかオルタナ系の曲。冒頭のトリプルアクセルが途中で開いてしまい、2本目は着氷に乱れ。でもほかの3回転ジャンプは全部着氷できて、後半のループに2回転トウループ2つをつけてのリカバリーも。最後にダブルアクセルのシークエンスを決めて終わった。113.78、合計176.26。

ミハイル・カラリュク(ベラルーシ)
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ 予定では最初にトリプルアクセルを跳ぶはずだったが、ルッツか何かに変えた模様。全体にミスを少なくまとめ、コレオシークエンスでは腰を振って踊った。107.28、合計166.50。

<第3グループ>
ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)
 「カルメン」♪ たぶんソチ五輪に出場してくる選手。冒頭のトリプルアクセルから、しっかり予定通り下りて、いい感じでステップに入っていった。終盤のフリップで転倒、サルコウが2回転になってしまったが、コレオシークエンスで手拍子をもらっていた。118.49、合計182.84。

ロナルド・ラム(香港)
 「チャーリー・チャップリン」♪ 香港代表だけど行ってる大学はバンクーバー。冒頭の4回転+3回転が決まった!2本目は転倒してしまったが。後半にトリプルアクセル、両足かな? ここまでで一番難度の高いジャンプ構成。ネーベルホルン杯で五輪出場枠は取れなかったけど、その後しっかり練習してたんだろう。122.16、合計187.67、トップに立つ。

アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン)
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」♪ 冒頭にフリップからの3連続コンビネーションを決め、トリプルアクセルも2本入った。4回転サルコウの予定は3回転に。後半、ルッツを跳ぼうとして跳び上がれずに転倒、最後のスピンでも転倒して回れず。コレオシークエンスは軽快な動きで彼らしかった。114.63、合計

王一(中国)
 ヴィヴァルディ「四季」♪ 冒頭の4回転はステップアウト、2本目は入ったと思ったがスローで見たら3回転だったようだ。後半ループが2回転になった上に転倒、サルコウでもミスが出るなど、スタミナに問題ありかな。119.69、合計186.98。

ザン・ブッシュ(ロシア)
 「ベートーベンの5つの秘密」♪ ベートーベンの曲にスキャットボーカルをあしらったいい曲。4回転の予定は3回転だったかな? トリプルアクセルは1本ステップアウト、もう1本はオーバーターンが入ったがコンビネーションにできた。やはり後半きつそう。133.66、合計200.16。ようやく200点越えの選手が出た。

イゴール・レズニチェンコ(ウクライナ)
 「Man in the Iron Mask」♪ 冒頭のアクセルがシングルになったが、前半コンビネーションにできなかったジャンプを後半でしっかり跳んで、頑張ってリカバリーしていた。117.86、合計180.51。

 このあと、2人の日本人選手が登場

<第4グループ>
坪井遥司
 「白鳥の湖」♪ 衣装はシックな黒。3回転フリップ+2回転トウループ+2回転ループのコンビネーションから。トリプルアクセルが2本とも1回転になってしまった。本来単独予定のサルコウをコンビネーションにし、最後にダブルアクセルのところをもう1本サルコウを跳んだら転倒。107.43、合計176.90。

ゴルデイ・ゴルシコフ(ロシア)
 ゲイリー・ムーア「The Prophet」♪ 哀愁のエレキにのって、トリプルアクセル+2回転トウループから決めていった。予定通りにならなかったのは、後半のルッツからのコンビネーションのセカンドがダブルになったくらい? 142.79、合計213.52。もちろんトップに立つ。つくづく、ロシア男子の五輪枠が1というのが惜しい。

モリス・クヴィテラシヴィリ(ロシア)
 「シャーロック・ホームズ」♪ 名前から察するにグルジア系? 冒頭のトリプルアクセルは単独に、4回転は2回転に、2本目の4回転で転倒。ほかにもパンクしたジャンプがあったけど、後半で3連続コンビネーションなどでリカバリーしていた。120.36、合計189.76。

佐々木彰生
 「80's」「Omotino」♪ 地元勢以外では一番大きい応援?! 全身からリズムを発しながら滑りだすと、地元の観客からも歓声が。冒頭のトリプルアクセルは決まったが、2本目は転倒。でも後半でコンビネーションのリカバリーを頑張り、片手上げジャンプや踊りまくりのコレオシークエンスで盛り上がった。135.97、合計203.66。2位につけた。

関金林(中国)
 パソコンのトラブルで見られず。116.24、合計185.69。

宋楠(中国)
 ようやくパソコンが動いたら、ちょうど終わるところだった(涙) スロー再生で見たら、4回転2本とトリプルアクセル2本入ってた模様。139.14、合計220.70。堂々の優勝。

 結果、優勝は宋楠、2位にゴルシコフ、3位佐々木彰生 日本のメダル第1号、おめでとう
 表彰式でメダルのプレゼンターを務めたのは五十嵐さんという日本人だった。メダルのほかにもらえるのは花束でなくハトか何かのマスコット 国旗掲揚で流れた曲が中国国歌じゃなかったんだけど、国歌ではなくユニバーシアードの歌を流すのかな?

 GPシリーズやファイナルと比べたらレベルは高くないけれど、じっくり見られて楽しかった



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東西の差

2013年12月13日 01時24分44秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・第82回全日本選手権(2013)のエントリーが発表された。
 男子29名、女子30名、ペア1組、ジュニアペア2組、アイスダンス4組。カップル競技にもこんなに!今年は賑やかだ
 安藤美姫選手がらみのニュースの中で、「全日本出場には東日本選手権で5位以内に入るのが条件」という話があった。全体で30名枠があって、シードやジュニアからの推薦を除くと、東西の選手権からは20名程度進出するはず。それなのに東からはたった5名?!
 昨年、各大会の出場枠がスケート連盟のサイトで公開されていた。今年もその方式に従ったとすると、、、あら、そういうこと
 前回大会でシードの3人を除く上位15人(4位~18位)までに入った選手の人数+3が、東西選手権の枠として与えられる。GPシリーズ出場などで日程がかち合う選手は免除され、その分は減らされる。前回3位までの選手はシードとして出場の必要がない。
 2012年全日本で、所属が東日本で上位15人に入った選手は男子2人・女子3人、同じく西日本は男子13人・女子12人。ということは、東日本は男子が2+3で5人、女子が3+3で6人。西日本は男子が13+3で16人、女子が12+3で15人となる。
 今年の東日本女子は、今井遥選手がGPシリーズ出場のため欠場したので、6-1で5枠。安藤選手が5位以内に入る必要があったのは、そういうわけだった。男子は免除された選手はなく、村上大介選手、佐々木彰生選手、中村健人選手などが進出決定。
 西日本は、男子では織田信成選手や小塚崇彦選手の分をキープして(笑)14枠、出場が13人だったので全員進出。女子は宮原知子選手がGPに出ていたので免除、実質14枠となったようだ。
 それにしても、東西で随分枠の数に差がついてしまったような・・・。2012年全日本の枠は、男子は東9:西12、女子は東10:西11だった。この程度ならほぼ均衡だけど、6:15となると西は東の倍以上。今年、東日本勢がよほど頑張らないと、格差が固定化してしまう
 関西大学と中京大学、自前リンクを持つ二大拠点が両方とも西日本だから、どうしても有力選手が集まってくる。東日本に実家があっても、大学進学は関西や中京を選ぶ選手もけっこういるし、、、
 しかし、得点をよく見ると、東日本勢はかなり頑張っている 特に男子は、東西合わせて得点順に並べたら、西1位の町田樹選手は別格としても、2番手から5番手、及び7番手に東の選手が入る計算。東で進出を逃した選手の得点のほうが、西で進出を決めた選手の得点より、かなり高い。選手が悪いわけじゃないけど、少し不公平な感じがしてしまう
 東西各+3、合計+6を、東西合わせて得点順か技術点順に拾うことにしたら、どうかな? それでも前回大会の15位以内の割合は反映されるし、全体の水準も確保されると思うんだけど。。。
 全日本に毎年当たり前に出てる選手ばかりではない。ぎりぎりのところで目指して頑張ってる選手たちが、報われるといいな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする