これまた今更ですみません^^;
ソチに向かって羽ばたいた 町田樹、優勝おめでとう 高橋大輔は「よく2位にとどまった」と本人は言う。3位はとにかく“跳んだ”ボロノフ。
なんかSPで元気がなかったブライアン・ジュベールがフリーを棄権。さらに、後半グループ開始前の6分間練習中にアダム・リッポンと宋楠が衝突、宋楠は立ち上がれず担架で運び出され、そのまま棄権 フリーを滑ったのは7人となった。
フリー1位153.44の町田樹。
4回転は回り切ったが転倒、2本目のトリプルアクセルがコンビネーションにできなかったけど、「火の鳥」になりきった演技は圧巻。細かい動きの一つ一つが、ちゃんと音楽を表現している。ステファン・ランビエールにある意味見出されて、脱皮したみたい、、、
優勝がわかったときは、コーチに「前回(スケートアメリカ)と同じミスだ」といろいろ叱られてる最中だったそうで^^; 「本当の優勝とは思ってない。尊敬する先輩に勝てて光栄だけど、もっと嬉しい優勝を手に入れられるように頑張りたい」とあくまで謙虚
フリー2位146.96の高橋大輔。
なんか最初に見たとき、「練習みたいな感じ、、、」と思ってしまった。本気が入ったのはコレオシークエンスのあたりから? 英語の解説では「too lazy」「lack of concentration」「not his day」そういう日もある、ってことか。
でも演技構成点の全項目8点台はさすが。このあたりを英語で「reputation」っていってるのかな。NHK杯で完璧な演技を見せてもらおう!
フリー3位144.03、総合217.61で見事3位に入ったセルゲイ・ヴォロノフ。4回転をはじめ、ひたすらジャンプしてた印象だけど、どのジャンプもしっかり決めていた。
フリー4位133.67、総合4位アダム・リッポン(米)。直前6分間練習で宋楠とぶつかってしまったことの心理的な影響が少しあった感じだけど、頑張った。手を上げて跳ぶ「リッポン・ルッツ」、片手のは成功したが、両手上げは2回転になってしまった。代名詞の技も成功しないともったいない 最後の要素がジャンプというのはユニーク。
フリー5位132.20、総合5位はケビン・レイノルズ。4回転はサルコウを下りたが、たぶん4回転の予定だったトウループは2回転になってしまい、後半フリップが2回転で転倒。相変わらずジャンプの成功次第のプログラムだけど、ステップでレベル4を獲得したあたりは成長してる。演技構成点で7点台が出るようになりたい^^;
フリー6位131.02、総合6位王一(Yi WANG)、4回転ジャンプが1本決まった。決まれば流れのあるきれいなジャンプなので、今後に期待。
フリー7位115.07、総合7位関金林(Jinlin GUAN)。4回転に挑戦して転倒、後半どんどん体力がなくなっていく感じで エリック・ボンパール杯までに少し強化できるかな。
コラム記事が出ているのでリンクしておきます。
町田樹、「高橋大輔らに続く存在」脱皮のカギは個性の完成
高橋大輔、若手包囲網の中でも「今がいちばん幸せ」
明日からはもうロシア杯!
なんか今更ですみません^^;
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第3戦中国杯、女子フリー(ジャッジスコア)と結果。SPは僅差で2位だった浅田真央が逆転優勝 2位はリプニツカヤ、3位にキーラ・コルピが入った。
フリー1位、118.87の浅田真央。
ジャンプに回転不足やダウングレードがあったけれど、プログラム構成全体の美しさが圧倒的。振付と曲と、今の真央ちゃんがぴったりかみ合う。演技構成点も3項目で8点台。佐藤信夫コーチの指導やバレエ特訓の成果が、しっかりと表れてきた。
「シーズン通してこのプログラムの進歩が楽しみ」と英語の解説が言うとおり、完璧にできたときにどれだけ素敵か、想像するだけで嬉しい
フリー2位、114.86のユリア・リプニツカヤ。
純白の衣装で「くるみ割り人形」。スパイラル姿勢やスピン、つなぎの部分で超人的な柔軟性を見せつける。ロシアの選手らしく、手の動きなどきれいに表現しているが、いまひとつ曲・プログラムを表現することと一致してない感じ、、、振付の問題?
浅田真央の得点(181.76)を見て、十分勝てる!と力が入ってしまったか、ジャンプにわずかにミスが出た。それさえなければ勝てたところだけど、シニアGPシリーズデビュー戦としては、仕方ないところ。演技構成点は項目平均7.17くらい、14歳の選手としては抜群だけど、シニアの中ではまだこれから。
性格なんだろうけど、この子はほとんど笑わないし、演技中に表情を変えない。今大会の浅田真央が大げさなくらい顔の表情も含めてしっかり演技しているのと比較されると、ちょっと損してる 今後の課題の一つかな。
フリー3位、110.17のキーラ・コルピ。
そこにいるだけで美しいキーラ ジャンプはパンク(1回転)があったり、コンビネーションで間にターンが入ってしまったりと完璧ではなかったが、スピンとステップ全部レベル4と底力は見せている。まだグランプリファイナルに進出したことがないけど、今季はチャンスあるかな?
フリー4位、103.70の長洲未来。
曲は安藤美姫も使っていた「交響曲第3番オルガン付」。転倒もなく、かなりいい出来に見えたが、回転不足とダウングレードがいくつも・・・。動画のコメントでは「厳しすぎる」「いや甘い」と議論されているが、クリーンに回り切ったジャンプには、あと一息なのか。
いったんビールマンポジションを取ってから、ヘアカッターの位置まで戻して片手を上げるレイバックスピンが個性的。プログラムとしてはいい構成なので、ブラッシュアップして全米を勝ち抜いて、世界選手権に出てきてほしい。
フリー5位100.85、総合も5位の李子君(Zijun LI)、2回の転倒にめげず滑り切った。ピンクのひらひらスカートが似合う愛らしい15歳 このスコアが出せるなら、世界ジュニアと世界選手権の掛け持ちもあるかも。フリー6位は同じく地元中国の張穎(Ying ZHANG)、総合で8位に順位を上げた。こちらも2回転倒したけど、決まったジャンプはきれいで、動きも軽く伸びしろを感じさせる。
中国チームには世界選手権2012で7位の張可欣(Kexin ZHANG)がいるが、今季のGPシリーズにはエントリーしていない。客席に姿を見せてたような気がするが、今どこか故障でもあるのかな。
フリー7位総合7位のヨシ・ヘルゲソン、元気いっぱいだけどちょっと全体に重たい^^; 2本目の3回転ルッツをせっかく片手上げで決めたのに、コンビネーションにしなかったためにシークエンス扱いで0.8倍、もったいない。フリー8位総合9位のソフィア・ビリュコワ、昨季のロシア杯で4位と健闘したときとは随分違って残念。NHK杯でリベンジ!
SP6位ながら上位との差がわずかで、フリー次第で表彰台もあるか?と思ったアメリ・ラコステが、まさかのフリー9位78.03、総合6位。ジャンプが安定せず、コンビネーションジャンプが結局一つも無しになってしまった。カナダ選手権までに調子を戻せるといいんだけど。
地元中国のもう1人、耿冰娃(Bingwa GENG)が棄権。SPから不調だったが、どこか痛かったのかも。
今大会でファイナル進出が決まった選手はいないが、浅田真央が15ポイントを獲得して大きく近づいた。NHK杯が楽しみ
早く書かないと次のロシア大会が始まってしまう^^;
フィギュアスケート・グランプリシリーズ第3戦中国杯、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。高橋大輔が1位、町田樹が2位と日本勢がリード 3位以下に10点近い差をつけた。3位はセルゲイ・ボロノフ(ロシア)、4位にアダム・リッポン(米)。
84.79の高橋大輔。
4回転が回転不足になってしまったが、軽快なリズムでめっちゃカッコいい。振付が昨季まで羽生結弦選手のコーチをしていた阿部奈々美さん。後半に跳んだトリプルアクセルのGOEがプラス2.14、4回転ジャンプより高い得点を稼いだ。
小差の2位、83.48の町田樹。
技術点は全員の中でトップの44.16。9人のジャッジ全員がGOEにただの一つもマイナスをつけなかった。ジャンプの加点も大きいが、ステップがレベル4でプラス1.10、高橋大輔よりも高得点。スピンも本当に姿勢が美しくなっている。
演技構成点もパフォーマンスで8点台をもらった。もちろん自己ベストの得点。
ちょっと差がついた3位、73.58のボロノフ。
なんか聞いたような曲だと思ったら、前に日野龍樹選手も使っていた曲だった。4回転+2回転などジャンプはばっちり。この大会には帯同してなかったが、コーチの一人はニコライ・モロゾフで、振付もモロゾフ氏。
今季、ロシアは世界選手権に1枠しかないんだけど、ソチ五輪に向けて選手層全体のレベルアップが進んでるようだ。
4位71.81のアダム・リッポン。
エレキの「誰も寝てはならぬ」(「トゥーランドット」より)がなかなか粋。最初の要素がスピンという珍しい構成。トリプルアクセルの惜しい転倒と、両手を上げる“リッポン・ルッツ”で回転不足、もったいなかった。「髪を切ってイメージ変わった」と実況されてるが、前はくるくるっと巻き毛だったっけ
5位70.86は、昨季羽生結弦とファイナル進出を争った、地元中国の宋楠(Nan SONG)。4回転で転倒したけど、他はちゃんとまとめた。演技構成点のスケーティングスキルとかトランジションで、もう少し点が出るようになると楽なんだろうけど、、、地元の選手なんだから、もう少し会場が盛り上げてほしかった
6位の“4回転ジャンパー”ケビン・レイノルズ、その4回転が回転不足で転倒、トリプルアクセルも決まらず。実はスピンやステップでレベル4も取れてるので、ジャンプさえ決まれば…なんだけど。ブライアン・ジュベールが7位、4回転回避はいいとして、ルッツが2回転になったのが痛かった。8位王一(Yi WANG)は果敢に跳んで見事に失敗だけど、若手だからそれでいいかも。9位関金林、なんか体が固そう。世界ジュニア銅メダルもあるけど、シニアに上がってから苦労している感じ。(個別の動画が見つからないけど、こちらで視聴可能)
日本勢の1、2フィニッシュか?と期待を膨らませてフリーへ
昨日ちゃんと見てなかったから、今日のゲスト知らなかった! 今テレビガイドを見て知った。
今日11月8日フジテレビ「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングゲストは、ゴスペラーズですって 「テレフォンでゴスペラーズが大熱唱」とか書いてある。
思えば、初めてゴスペラーズの歌を聴いたのは、「笑っていいとも!」の投稿コーナーだった(1997年)。ワンフレーズの替え歌をアカペラで歌う。当時はまだ現役大学生のメンバーもいたころだ。
どんな歌を聴かせてくれるかな? 録画用意しなくちゃ
<追記>
ファンとお出かけツアー、300人も集まるとは凄い。
ケアンズでグレートバリアリーフを見学するセスナのツアー、リーダー(村上てつや)が高所恐怖症とは^^; セスナのパイロットが揺らすのでビビったリーダー、気球ツアーには行くわけない
5人が実に上手くリレーするように喋っていくあたりが、日頃からのチームワークの良さを感じさせる。彼らの歌にも、5人が順番にリードボーカルをリレーしていくタイプの歌があるけど、それと同じ
「ひとり」のアカペラ、いいっすね 新譜買わなきゃ