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2012年11月07日 17時52分42秒 | Weblog

 アメリカ大統領選挙、現職オバマ氏が勝った。
 共和党のロムニー氏が支持率を伸ばしていて、オバマ氏の苦戦が伝えられていたけど、最後の最後に粘り勝ち、というところらしい。実績という点では、4年前の就任当時に期待されたほどの成果は上がっていないけど、じゃあロムニー氏&共和党のほうがいいか?というとそうでもないのか。
 ニュース画面で、獲得した州を色分けした地図を表示している。面積だけ見ると共和党の赤のほうが断然大きい。しかし、割り当てられた選挙人の数は人口に比例しているので、面積が広いわりに選挙人の数が多くない州をたくさん獲得しても、勝利に結びつかないのだった。。。
 そして、州ごとに票を多く獲得した候補が、その州の選挙人全員を獲得するというウィナーテイクオール方式。51%対49%で獲得した州でも、90%対10%で獲得した州でも、扱いは同じ。すると票の数では上回った候補が、選挙人の数では下回る、ということも起こるのだそうだ。実際、2000年のアル・ゴア候補がそうだった。
 完全に開票が終わるまではわからないけど、この選挙も票の数では拮抗していたのかもしれない。

 オバマ大統領の今回のキャッチフレーズは「Forward」。苦しいときだけど、進むしかない、前へ。
 勝利演説で「誰でも夢がかなうアメリカに」という表現の中の「誰でも」が、「Black or white, abled or disabled, gay or straight」だった。黒人白人、健常者障害者、同性愛者異性愛者、という並べ方が、なんかオバマさんらしかった。

 4年前は「社会の期末テストに出るぞ!」と言われて「バラバラで苦しいのバラク」なんて覚え方をしてた次男だが、今回はまさにアメリカに滞在中。周りの友人たちは投票に行っただろうか(まだ若いから選挙権がない人のほうが多いか?)。どんな空気だったか、帰ったらじっくり聞いてみよう

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