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スピンでもkick out

2010年12月05日 17時59分38秒 | スポーツ
 NRWトロフィーについて昨日ちょこっと書いたので、中庭健介と石川翔子がどうだったかとチェック。ショートプログラム女子、石川翔子は首位! 男子の中庭健介は、、、6位スタート。う~む…
 男子のジャッジスコアを見ると、中庭選手のジャンプは3回転トウループ+3回転トウループ、ダブルアクセル、3回転ルッツ。コンビネーションは村上佳菜子ちゃんも跳んじゃう組み合わせで、男子が跳ぶ種類としては難度が低い分、あまり点数が稼げない。アクセルも多くの男子は3回転を跳ぶので厳しい フリーでは巻き返してほしい
 出場選手の中では一番世界ランキングが高そうなコンテスティ選手が3位発進。スコアを見ると、、、最後のスピンが0点になっている。なんで???
 ジャンプのザヤックルール違反で0点になるケースはよく知られているけど、スピンで0点は初めて見る。理由がわからないので、2010-11テクニカル・パネル・ハンドブック(和文)を読んでみた。
 シニア男子のショートプログラムで行うスピンは:
・単一姿勢のスピンとは異なる着氷姿勢のフライング・スピン
・1回のみ足換えありの(フライング・スピンの着氷姿勢とは異なる姿勢の)キャメルスピンまたはシットスピン
・基本3姿勢全てを含んだ1 回のみの足換えありのスピン・コンビネーション(注…基本3姿勢はシット、キャメル、アップライト)
 コンテスティ選手が行ったのは、FSSp(フライングシットスピン)、CCSp(足換えキャメルスピン)、CCoSp(足換えコンビネーションスピン)。規定通りに見えるんだけど・・・?
 注意事項の部分に「回転数に不足する場合はジャッジにより採点に反映されなければならない」とあるが、それなら0点になることはない。もしかして、「フライング・スピンを除いて、スピンはジャンプで開始してはならない。」に引っかかった?
 最後のコンビネーションスピンを、フライング動作で開始してしまったんだろうか。フリーでやっているスピンと間違えたとか?

 ここまで書いて思い出したが、高橋大輔もフリーでスピンが違反になったことがあったような…。「すべてのスピンは、異なる性質(異なる略記号)のものでなければならない。」に引っかかったんじゃなかったかな?
 ジャンプも細々規定があるが、スピンも少しずつ違うのをいろいろやらなければいけなくて、大変だ

<追記>
 高橋大輔のスピン0点は、昨年のグランプリファイナル、フリーでした
 演技後半に行う予定のスピンを、前半でうっかりやってしまったんだったかと…。で、後半でいきなり予定と違うこともできず、予定通りにやったために、「同一のスピンを2度した」とみなされて0点。さらに、「コンビネーション、フライング、単一姿勢(注…略記号にCoがつかないもの)のどれかが行われなかった場合、3つめのスピンが無効」という規定によって、3つともコンビネーションをやってしまったために、最後のスピンも0点となったのだった。
 ジャンプは前半で失敗したとき、後半で再挑戦することも多いが、スピンは振付や音楽との絡みが強いから、予定外のことはやりにくいものなのかな

<追記2>
 コンテスティ選手のSP映像があったので見てみたけど、、、間違ってフライング動作などはやっていない。コンビネーションの基本3姿勢が不十分とか?
 回転数が足りないだけなら、減点はあってもinvalid elementにはならないはずだし・・・誰か解説して~
コメント (2)
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明日発売だそうです

2010年12月05日 16時38分48秒 | 
 AERA12月13日号
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