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もう男子フリー

2010年12月25日 18時44分31秒 | スポーツ
 始まっちゃってる~~~
 女子SPは、こんなことになったそうな。生放送だったら、すごい視聴率取れたでしょうに
 男子フリーを実況チャンネルで観戦(?!)する参考に、全日本ジュニア東日本西日本のフリー成績一覧をどうぞ。

<追記>
 参考大会の結果も。全日本ジュニア 東日本 西日本
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全日本フィギュアスケート選手権の放送

2010年12月25日 17時18分10秒 | テレビ
 昨日始まった全日本フィギュアスケート選手権。男子ショートプログラムの結果についてはまたあとで。
 フジテレビの放送について、Twitterその他で非難ごうごうになっている。私も放送を見たが、あまりのことに唖然とした。
 問題点を整理してみよう。
1.放送時間枠と内容
 夜7時から2時間枠で男子ショートプログラムと告知されていたと考えていたが、どうもそうではなかったらしい。前半1時間は「開幕スペシャル」で、フィギュアスケートについてのクイズ「ものしり7」。リンク前にいた高島彩アナウンサーが、瞬間移動して(?!)参入した。途中でリンク前の国分太一と荒川静香が呼ばれたりしている。クイズの説明には、八木沼純子が顔と声だけで登場。
 クイズ番組としては悪くないが、なぜ競技の放送枠の中で放送されるのか?
 Twitterには「放送枠が8時からの1時間だった地域があるので、そこに合わせた」という説。それなら、「直前スペシャル・これを見ればフィギュアスケートがわかる!」とでも題して1時間番組として、競技の放送は8時からにしておけばよかったはずだ。それでは視聴率が取れないと考えたのだろうか。
 「豆知識は前日までに毎日少しずつ流して、当日は競技だけ」(Twitterより)賛成!

2.演技を放送する選手の選び方と、演技以外の映像
 実質1時間枠で演技が放送されたのは、中村健人・羽生結弦・高橋大輔・小塚崇彦・無良崇人・織田信成の6人。第2グループの中村健人だけ最初に流し、オープニングのテーマを流してから、第5グループの6分間練習。羽生、高橋、小塚、第6グループの6分間練習、無良、織田と続いた(と思う)。合間に演技を終わった選手のインタビュー、ウォームアップ中の選手の映像などが挟まれる。
 2分50秒の演技時間に前後1分半程度を足しても、6人では実質30分にも満たない。CMの分を引いても、あと数人は演技を放送できたはず。誰の演技を放送するか、どういう基準で選んだのか?
 GPファイナルに進出した3人に世界ジュニア優勝の羽生はわかる。全日本ジュニア優勝の中村健人も放送権を持つ局としてははずせない。そこにグランプリシリーズに派遣された若手を加えるなら、無良のほかに町田樹も村上大介もいる。実際5位と7位に入ったこの二人を入れてもよかったのでは?
 さらにがっかりしたのは、まるで生中継のように6分間練習を流しながら、演技を放送しない選手については、まるでそこにいないかのような扱いであること。全日本の第5・第6グループで滑走するということは、男女シングル強豪国のトップ12として競技するということだ。無名でも注目されてなくても、ここに至るまでに一生懸命練習してきた選手たちの努力を、無視するような形でいいんだろうか
 競馬のダービー実況では、ゴールするまでに出走馬全部の名前を必ず1回は言うことになっているそうな。優勝できなくても上位に入れなくても、放送で名前を呼ばれることが、関係者としては大きな名誉なのだという。
 馬といっしょにしては失礼だけど、全日本出場を目標に頑張ってきた選手に、名前を紹介するくらいのご褒美はあってもいいんじゃないだろうか。有料のCS放送なら、全員を放送するのか? CSでは放送してやるんだから、地上波では我慢してよね、か?
 2008年の女子SPは、かなりの人数を放送したと記憶する。去年もけっこうな人数だったはず。人気の女子ということもあるが、滑走順が全員での抽選で、有力選手と若手選手が同じグループに入ったりするため、生中継ではないが実際の滑走順にそってピックアップするような形だったようだ。近い形にできなかったんだろうか。。。
 演技以外の映像は、インタビューはともかくウォームアップなどは不要だ。羽生と小塚がちょっと挨拶する様子なんか見るのは微笑ましいが一人でも多くの演技を見る方が望ましい。今季限りで引退の南里康晴や、ベテランの中庭健介を見たい人は私だけではないと思う。

 そもそも、第5と第6グループは、ちょうど7時~9時の間に演技していたのだから、生中継してもよかったのだ。12人終わって残った時間に、第4グループまでの選手の録画からピックアップして流せば、、、
 生中継は、ハプニングが起こったときに対応しきれないから困るのか。それとも、生放送は放送権料がうんと高くなるとか

3.カメラワーク
 基本的には、1台のカメラで選手を追っていく形だが、ときどき、スピンのときなどに天井からの映像が挿入される。カメラが固定ではなく、ぐるっと選手の周囲を回りこんでいくような動きをする。ワイヤーで吊られて、選手の動きに合わせて動くカメラのようだ。
 ・・・気持ち悪くなる・・・
 スピンで回っているときに、カメラもいっしょに回っていくと、映像全体がぐらぐらする。Twitterにも「酔った」「気分悪くなった」「体調おかしくなる」「『ポケモン』光点滅のときみたい」と深刻な感想が寄せられていた。
 スピンは、軸がぶれずに同じところで回り続けているかどうかも重要なポイント。カメラが動いてしまうと、そこが全くわからなくなる そもそも天井からの映像で見る価値があるのは、きれいなドーナツスピンくらいのもの。どうしても天井から映したいなら、瞬間に固定して、ドーナツの間だけで十分じゃないだろうか。
 ステップでも天井カメラ映像が使われる部分があったが、ステップこそ忠実に選手を追いかけていくところだ。小塚崇彦のレベル4のステップ、引いた映像では細かいところが見えないじゃないか
 何か工夫したいなら、「ジャッジ席上部からのリンク全体を俯瞰出来る固定カメラ映像をサブ画面に流す」(Twitterより)なんか、いかが?
 「会場では、ちょっと観戦の邪魔でした。あれ、ワイヤーで吊り下げられていて、氷近くまでおりてくるんですよ。結構なスピードで。選手の視界に入って演技に影響ないのか心配になった」というツイートを見ると、スケート連盟も今後は許可しない方向にするべきと思う。

 フジテレビの応援メッセージ書き込みスペースには、放送についての苦情ばかりが書き込まれている。改善の方向に向かうだろうか???
 今夜は、2時間丸々女子SPを放送してくれるようだ。結果を知ったうえで、じっくり見よう。
コメント (3)
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