フィギュアスケート・グランプリファイナルを、なぜだか今週末だと思い込んでた^^; 来週12月9日からです
今週は、グランプリシリーズではない国際大会の一つ、NRWトロフィーが開催され、日本から中庭健介選手と石川翔子選手が出場。グランプリシリーズにも参戦している選手では、男子でサミュエル・コンテスティ、女子はエレーナ・グレボワ、キャンディス・ディディエがエントリー。なんだか参加人数が多い大会^^;
中庭、石川両選手は今季グランプリシリーズ派遣がなかった。中庭は西日本選手権で2位だったけど、国際大会は今季最初かな? 若手に負けない元気なところを見せてくれるといいな
さて、来週のファイナル。進出者6人/組(ジュニアは8人/組)と、補欠3人/組が決まっている。ファイナルが始まるまでに負傷などの理由で棄権が出ると、補欠から繰り上がるわけだが・・・
ジュニアのペアでは、すでに棄権者が出ている。理由は"Qualified for senior GP final"、つまりシニアでファイナル進出が決まったのでジュニアは出ないということ。(さすがに両方はないか)
シニアのペアでは、日本の高橋成美/マーヴィン・トラン組が補欠の1番になっている。彼らはジュニアで進出しているが、もし来週までにシニアで誰か棄権者が出たら、、、シニアのほうに回る? それっていつまでに決定するんだろう?
補欠の選手が出場するには準備が必要だから、最低でも今週末くらいまでに繰り上がりが決まらなかったら、繰り上がりは無しかな? 前日の公式練習なんかで負傷しても、急に補欠の選手が来られないし。
今回、高橋/トラン組に限り、急に呼ばれてもそこに来ているわけだが ジュニアとシニアで演技時間が違うフリーはジュニア用を練習しているだろうし、突然シニアに出場は無理だろう。
来季は堂々の進出ができると期待しよう
グランプリファイナルには、毎年、シーズン前には予想されてなかった選手が一人くらい出てくる。今季でいえば村上佳菜子とフローラン・アモディオ。一方、2試合とも表彰台に乗ったのに出場できない選手も必ずいる。今季だとジェレミー・アボットやブランドン・ムロズあたり。
今季は上位陣が2試合とも安定していて、大きな番狂わせはなかった。男子でアボットやムロズ、アダム・リッポンも惜しかったけど、総合得点合計では少し差をつけられていた。女子は、接戦になった大会に派遣された選手がポイントでちょっと損した部分があったけど、得点順に並べたのと進出者は村上佳菜子を除いて同じで、ほぼ順当かな
「総合得点合計の高い順で決めたらいい」と思っていたが、こちらのコメントで「得点はあくまで、その試合での相対評価となるものなので、違う試合の得点で順位を決めることは無意味だと思う」と意見をいただいた。たしかに、大会ごとに審判団も違うし、観客が違うから会場の雰囲気も大きく違う。演技構成点では特に、甘めのの審判が多い時と辛めの審判が多い時では、2、3点すぐに変わってしまいそうだ。と考えると、得点だけで決めるのは無理があるかもしれない。
ただ、「ポイント数で並んだとき、より上位の順位があるほうが上」には、あまり妥当性がないような気がする。2回とも表彰台の2位と3位より、4位と1位のほうが上とみなす理由は何? 納得のいく説明は聞いたことないけど・・・
第5戦第6戦あたりは、「〇位以上にならないと自力進出がない」という状況の選手が多くて、ちょっと緊張度が上がってミスが増えてるような印象。逆に1試合目で優勝していると、すごく気が楽になってる
「ポイント同数では総合得点合計の順」にしたら、最後までより多くの選手にチャンスが残って、いいんじゃないかな? と思ってるのは私だけかしら
グランプリファイナルの競技日程はこちら。テレビ放送予定をチェックすると、男女ショートプログラムはほぼ生というか、追っかけになりそう。ジュニアを含めた全日程はこちらで。