NHK「蒼穹の昴」をなんとなく見た。日本人俳優たちは日本語で、中国人俳優たちは中国語で台詞を言って、あとで全部アフレコしているように見えるけど、実際そうだったのかな?
そうそう、「蒼穹の昴」って、浅田次郎さん原作ですよね・・・
浅田次郎さんといえば、エレベーターの前に立つたびに思い出してしまうエッセーがある。どこで読んだか忘れたけど。
そのエッセイーによると、浅田先生、長年エレベーターは「(行きたい方向のボタンではなく)動かす方向のボタンを押すもの」と思い込んでいたそうな。たとえば、5階にいて1階に下りたいとき、エレベーターの現在位置が3階だったら、まず5階まで上ってきてもらうために「上」を押すというわけ。
それが世間の常識と違うことに気づいたのは、美人の女性編集者とホテルのバーで軽く飲みながら打ち合わせをして、いざ帰ろうというとき。バーが3階あたりで、それより上の階は客室。エレベーターに行くと現在位置表示が1階だったので、浅田先生、迷うことなく「上」を押してしまった。途端に女性編集者が仰天!「先生、私、そんなつもりはっ!」浅田先生はわけがわからず???
編集者の誤解が解けたかどうか、エッセイの顛末は忘れた^^;(そんなエッセイが世に出てるんだから、大丈夫でしょう)
・・・浅田先生、最上階から下りるか、一番下の階から上がることはなかったのかな? 最上階なら「下」、一番下なら「上」のボタンしかないのを見て、不思議に思わなかったのかしら
ずっと書こうと思ってたネタが書けて一安心(なんだそりゃ)