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ヒュースタ日誌

不登校・ひきこもり生活研究所「ヒューマン・スタジオ」の業務情報や代表の講演情報などを掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第54回のお知らせ

2021年04月28日 17時31分29秒 | ホーププロジェクト
 ゴールデンウイーク直前ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度初め・学年初めを迎える今月は、それにちなんだ文章を中心に転載してきましたが、代わって今回から再来月の途中まで、10年前から9年前にかけて書いた文章を続けて転載していきます。

 その第1弾となる本日の通算54本目は、10年前の12月に配信した第191号に掲載の『支援を受けることの難しさ』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、心が安定して元気になって支援などの情報を収集している本人が、往々にしてなかなか支援を受けることに踏み切れないことを指摘し、その心理としてレストランでよくあるコースメニューをたとえに使ってその心理を説明しています。
 後編では、そのコースメニューのように取り揃えられた支援が本人にとって利用しづらい理由を述べたうえで、単品メニューのような支援を増やすことを提案しています。さらに、それでも支援を受けられるようにならない人がたくさんいると推測し、その要因として家庭と支援機関以外の人間関係や場が不足していることを挙げています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 神奈川県では蔓延防止措置の対象地域が拡大しております。お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/nb86ec9507432
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第53回のお知らせ

2021年04月21日 14時51分26秒 | ホーププロジェクト
 初夏の陽気の神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度初め・学年初めを迎える今月は、それにちなんだ文章を中心に転載しています。

 本日の通算53本目は、10年前の4月に配信した第187号に掲載の『花を咲かせるために』という文章を前後編に分けての転載です。

 花が咲き乱れるこの季節にちなんだ内容で、前編では“花には「自ら伸びよう」「自分の花を咲かせよう」とする意思と力が備わっているから、育てて開花させるためには環境整備以上のことをしないほうがいい”という一般論を述べたうえで、それを不登校/ひきこもり対応に当てはめて説明しています。
 後編では、そうした対応の一例として執筆前に放送された学園ドラマで描かれた先生の「ヒントを与えて気づきを待つ」指導と生徒への影響を紹介し、それをやはり不登校/ひきこもり対応に当てはめて、筆者の丸山が自身の不登校時代に受けた似た指導を挙げながら推奨しています。

 10年前のドラマですが、覚えている方もいらっしゃると思います。文章全体としてもこの時期にふさわしい内容ですので、ご関心の方はぜひ末尾のリンクをクリック/タップしてご一読ください。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 変異株が全国的に蔓延しつつある昨今、感染にはくれぐれもお気をつけください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n686f4bfa7870
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第52回のお知らせ

2021年04月14日 13時57分25秒 | ホーププロジェクト
 曇りや雨の神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度初め・学年初めを迎える今月は、それにちなんだ文章を中心に転載していきます。

 本日の通算52本目は、13年前の5月に配信した第153号に掲載の『ひきこもりの<ゴール>とは』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、前回転載した文章を受けて「ひきこもり状態を長引かせないよう支援すべき」と主張する経験者がいること、そういう人たちにとって就労は悲願であることを述べたうえ、それとは異なる主張の文献として石川良子氏の『ひきこもりの<ゴール>』という本を紹介しています。
 後編では、同書で展開されている「本人はどのような内的作業をしているか」「ひきこもり状態のゴールは何か」に関する論を自説に照らしながら紹介し「ひきこもり状態の回復」とは「就労」ではなく「存在論的安心の確保」であるとの主張に同意できる理由を述べています。
 さらに末尾欄外では、筆者の丸山が自分と石川良子氏との関係にふれたうえ、今回の文章とは逆に自著『不登校・ひきこもりが終わるとき』の一部を石川氏が紹介しながら自説を展開している論考が掲載されている雑誌を紹介しています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 感染状況が悪化の一途をたどっています。どうぞお気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n2a61914df3e3
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第51回のお知らせ

2021年04月07日 16時00分43秒 | ホーププロジェクト
 地元藤沢市内は桜がほとんど散ってしまいましたが、皆様の地域の桜はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度初め・学年初めを迎える今月は、それにちなんだ文章を中心に転載していきます。

 2年目の最初となる本日の通算51本目は、13年前の4月に配信した第152号に掲載の『結末を告げる体内カレンダー』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、不登校/ひきこもり状態について筆者の丸山が自らの体験と相談業務を通じての経験をもとに、まず関係機関が支援や治療をして“終わらせた”場合以外のふたとおりの終わり方を説明します。次に、終わるエネルギーが湧き出るきっかけについて、やはりふたつのパターンを説明したうえ、それぞれどういう行動に出るかを提唱しています。
 後編では、そのような変化はどう起こるかについて化学用語の「時計反応」と生理学用語の「体内時計」をたとえに用いて、本人に“変わる力”が備わっていることを主張しています。

 この転載企画2年目の最初、後半スタートの文章にふさわしく、筆者の丸山が18年間の不登校・ひきこもり相談で堅持してきた方針である「長期的視野」「本人主体のプロセスの保障」を表現した1本です。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 今年度は火曜日から水曜日に移り、残りの50本を毎週1本ずつ転載してまいりますので、引き続きこの企画をよろしくお願い申し上げます。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n1f2defc07153
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第50回のお知らせ

2021年03月23日 13時43分10秒 | ホーププロジェクト
 緊急事態宣言が明けた神奈川県ですが、皆様の都道府県の感染状況はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度末・学年末を迎える今月は、それにちなんだ文章を選んで転載しています。

 1年目の最後となる本日の通算50本目は、13年前の3月に配信した第151号に掲載の『ドラマの結末はわからない』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、同号が配信された年の前年、14年前に登壇したシンポジウムで司会の方の発言から着想を得た「結末のわからないドラマと同様、不登校/ひきこもり状態はどう対応したらどういう結末を迎えるかを見立てるのが難しい」ということを述べています。
 後編では、逆に「こう対応したら必ず解決します」などと断言する支援機関があることを指摘したうえで、そういうシナリオどおりに結末へと導かれたら、あるいは自分で結末へと到達したら、かえって生きにくくなった場合の心理過程を解き明かしながら「本人は結末のわからないドラマのようなプロセスを望んでいるのではないか」と論じています。

 この転載企画1年目の最後、折り返しの文章にふさわしく、筆者の丸山が18年間の不登校・ひきこもり相談で一貫して柱としてきた理念を表現した1本です。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 次年度も残りの50本を毎週1本ずつ転載してまいりますので、引き続きこの企画をよろしくお願い申し上げます。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)

https://note.com/human_studio/n/n4c1c41a39a10
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第49回のお知らせ

2021年03月16日 15時26分54秒 | ホーププロジェクト
 春の嵐が去って温暖な神奈川県ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度末・学年末を迎える今月は、それにちなんだ文章を選んで転載しています。

 本日の通算49本目は、12年前の3月に配信した第163号に掲載の『相談機関と皆さんの春』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、当スタジオを利用したことがある方からこの時期に来ることがあるお礼の言葉をもとに、相談機関の役割を確認しています。
 後編では、本人はどのようなプロセスをたどれば幸せを感じるのかを述べたうえ、その理由として不登校/ひきこもり状態が病気やケガではなく「生きざま」だから、と論じています。
 前編の冒頭に書いたように、相談したいご本人やご家族の参考になる内容です。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 来週はいよいよ1年目最後の50本目です。どうぞお楽しみに。


↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第48回のお知らせ

2021年03月09日 14時50分51秒 | ホーププロジェクト
 気候が早くも春に向かい始めた神奈川県ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度末・学年末を迎える今月は、それにちなんだ文章を選んで転載しています。

 本日の通算48本目は、11年前の3月に配信した第175号に掲載の『不登校・ひきこもり授業』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では『三百六十五歩のマーチ』という昔の歌の歌詞にある「三歩進んで二歩下がる」という言葉を縦糸に、前進しているように見える本人の状態を「前進してきて今は停滞しているように見える」場合と「無理して前進しているように見える」場合とに分け、前者の解釈の仕方を解説しています。
 後編では、後者の懸念点を述べたうえで、それでも見通しが暗いとはかぎらないとして、解釈の仕方と家族が心がけるべき三原則を提唱しています。
 末尾欄外にも書いたように、進路が続々と決まっている中学3年生はもとより、高校生や大学生の進級あるいはひきこもり状態からの進路選択にも適用できる考え方として、先を見据えた心がまえの参考にしていただければ幸いです。 

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 一都三県は緊急事態宣言が再延長されました。どの地域の方も油断なきようお過ごしください。


↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)

https://note.com/human_studio/n/n41865f4161d1
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第47回のお知らせ

2021年03月02日 13時16分46秒 | ホーププロジェクト
 きのうきょう限定で暖かい神奈川県ですが、皆様のところはいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、年度末・学年末を迎える今月は、それにちなんだ文章を選んで転載していきます。

 本日の通算47本目は、10年前の3月に配信した第186号に掲載の『不登校・ひきこもり授業』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編は、小見出し“1時間目「数学」”を転載。本人の家族や周囲の人々を理解者と無理解者に分類し「無理解者を説得して理解者にする」ことより「理解者の人数の比率を上げる」ほうが手っ取り早い環境づくりだと提唱しています。なお、筆者の丸山は現在、理解者に「本人が学校/社会に出ていないことを気にしない人」を含めて提唱しています。
 後編は、小見出し“2時間目「化学」”と“3時間目「免疫学」”を転載。前者では本人が新しい一歩を踏み出したとたん、周囲が驚くほどの活動ぶりを示すことがしばしばある理由を「心のエネルギー」にたとえて論じ、後者では不登校/ひきこもり状態が些細なきっかけで始まるように見える理由を「花粉アレルギー」にたとえて論じています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 春の嵐が到来しています。該当地域の方はお気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください) 
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第46回のお知らせ

2021年02月23日 18時57分25秒 | ホーププロジェクト
 春のような暖かさも一段落した神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、フォロワー様が70人を超えて迎えた今月は「心の熟成」をキーワードに書いた文章を選んで転載しています。

 本日の通算46本目は、12年前の2月に配信した第162号に掲載の『心のリバウンドを防ぐために』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、ここ2回にわたって取り上げてきた、あるメルマガ読者と相談専門家の発言が、支援団体(本人を直接支援する団体)の考え方に通じることを指摘したうえで、支援においてはその考え方は万能ではなく、今月最初に転載した文章で例に挙げたDV被害をはじめ依存症でも不登校/ひきこもり状態でも、本人が「観念」することが必要だと主張しています。
 後編では、観念する前に支援された人が、表面的には悩みが解決したように見えても、結局は元の木阿弥になってしまうことが往々にしてあることを指摘したうえで「観念するまでの歳月を短縮する」ための模索や環境づくりの重要性を訴えています。
 そして最後に、全文を通じてダイエットする場合にたとえて議論をまとめています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 来月は、年度末・学年末にちなんだ文章を中心に転載していきます。どうぞお楽しみに。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第45回のお知らせ

2021年02月16日 15時45分17秒 | ホーププロジェクト
 10年経ったのに大きな余震が発生し、戦後最大の地震の恐ろしさを再認識させた先日、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、フォロワー様が70人を超えて迎えた今月は「心の熟成」をキーワードに書いた文章を選んで転載しています。

 本日の通算45本目は、12年前の1月に配信した第161号に掲載の『内面と関係の再構築』という文章を前後編に分けての転載です。

 まずは前回の転載文で紹介したメルマガ愛読者の方のご意見とその論旨を確認したうえ、それを強調することになる意見として、福祉の専門家でひきこもり分野で有名な長谷川俊雄氏(白梅学園大学)があるイベントで述べた内容を紹介したうえ、自らの体験を交えて、気持ちの熟成は「内面の再構築」だけよりも「内面と関係の再構築」が進んでこそ達成しやすいことを論じています。
 「悩み抜く」「考え抜く」「底つきする」など、良くも悪くも“精神論”“個人の内的作業論”が一部で強調されがちな不登校/ひきこもり状態のプロセスですが、周囲の理解と対応の重要性を訴える内容になっています。

 また「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 北海道では暴風雪の襲来が予報されています。該当地域の方々のご無事をお祈り申し上げます。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n61a1a2faff1b
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