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ヒュースタ日誌

不登校・ひきこもり生活研究所「ヒューマン・スタジオ」の業務情報や代表の講演情報などを掲載しています。

『ごかいの部屋』バックナンバー公開第64回のお知らせ

2021年07月07日 16時52分13秒 | ホーププロジェクト
 熱海の土石流により被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々とそのご家族の方々に心からお悔やみ申し上げます。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月からほとんど200号以降の掲載文に突入です。その最初である本日の通算64本目は、8年前の8月に配信した第201号に掲載の『易から難へ』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、筆者である丸山自身の「不登校時代にやりたいことができなかった体験」を導入に、趣味や部活でずっとやっていたことをやめてしまったり、やりたいことができなかったりする本人が少なくないことを指摘したうえ、そうなる心理と社会の価値観からの影響を論じています。
 後編では、そんななかでも本人は自分のエネルギーに見合った行動ならやれているとし、それを抑制したり禁止したりすることの危険性と、やっていることを等しくプラスにとらえることの大切さを訴えています。

 末尾欄外に記されているように「自分は不登校/ひきこもり状態だから○○してはいけない」と思い定めている本人が多いなか、参考にしていただきたい内容です。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 きょうも線状降水帯が日本海側の一部を覆っているとのこと、該当地域の皆様はお気をつけて過ごされますよう、また被災された皆様のお疲れが少しでもやわらぎますよう、心からお祈り申し上げます。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/na79385f8f91f
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第63回のお知らせ

2021年06月30日 13時38分19秒 | ホーププロジェクト
 今年の前半最後の日、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、本日の通算63本目は、10年前の8月に配信した第189号に掲載の『マラソンを完走するように』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、前回転載した文章の「箱根のあじさい電車のようなプロセスが望ましい」という内容を要約したうえ、肝心の本人がそのように思えず先を急いでいるとどのようなリスクがあるかを説明しています。
 後編では、そのような本人の心理を踏まえ「常識という壁の乗り越え方」「女子サッカーのワールドカップ」「オリンピックの陸上競技」といったたとえ話を次々に繰り出して、本人の望ましい歩み方を提唱しています。
 前回転載した文章の次の号に掲載した文章ですので、本人もご家族もその2本を両方お読みいただくことによって先の見通しが開けていけば幸いです。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 きょうあした大雨が予報されている地域の方は、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n10853b415e85
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第62回のお知らせ

2021年06月23日 14時15分21秒 | ホーププロジェクト
 梅雨らしく曇天が続いている神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、本日の通算62本目は、ちょうど10年前に配信した第188号に掲載の『あじさい電車のように』というこの時期にふさわしい文章を前後編に分けての転載です。

 2年ぶりに夜間ライトアップ運行を実施している箱根登山鉄道の「あじさい電車」。筆者の丸山が初めて乗車したときに経験した「スイッチバック」というシステムから着想したたとえ話を用いて、不登校/ひきこもり本人の歩みを説明した1本です。
 前編では、登山電車の線路ががジグザグだったり山の道路がくねくねしていたりする理由を説明したうえ、それが不登校/ひきこもり状態にある人の歩みと重なって見えることとその理由をお話ししています。
 後編では、鉄道や車が山の頂上に向けて一直線に進むことの危険性とグザグあるいはくねくね進むことの安全性を述べ、不登校/ひきこもり状態も同様であることを説明したうえ、望ましい目標のつかみ方を提言しています。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 感染者数がリバウンドの気配を示し始めた頃、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n95d4526d0836
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第61回のお知らせ

2021年06月16日 14時10分56秒 | ホーププロジェクト
 例年より遅い梅雨入りとなった南関東ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、先々月最後に転載した文章から順に転載してきましたが、最後として、第199号に掲載の『“階段”より“スロープ”を』という文章を前後編に分けての転載です。

 後編の末尾欄外にも記したとおり、当スタジオが8年前の3月に開催した「第19回青少年支援セミナー」でお話ししたことをまとめた1本です。
 前編では、同セミナーを告知した当ブログの記事のリンクを貼ったうえ、そこで講演した「一般的な不登校・ひきこもり支援は学校/社会復帰に向けてステップアップさせる“階段式”だが、それが少なからぬ本人にとっては人生の障壁(バリア)になって進みにくくさせている」という趣旨を紹介しています。
 それを受けて後編では“階段の1段目を低くする”試みに見える厚労省の事業がうまく行かないと推測する理由を挙げたうえで「本人の行き先に“階段”ではなく“スロープ”を造るという発想が必要」と提言しています。そしてスロープを造る周囲の対応を例示しています。

 この“階段風支援システム”に対しては近年、同セミナーに登壇してくれた林恭子氏や大谷大学の岡部茜氏らも、それぞれの視点から批判しており、筆者の丸山はますます不登校・ひきこもり支援を考えるうえで欠かせない文章だと自負しています。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 落雷や雹に見舞われた地域もあるこの頃、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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「ヒュースタゼミナール」4年目開講のお知らせ

2021年06月11日 10時00分00秒 | ホーププロジェクト
 このところの暑さから来週には梅雨入りと予報されている南関東ですが、皆さまの地域はいかがでしょうか。

 さて、不登校/ひきこもり状態にある本人への理解や相談現場での家族への対応のあり方を広めるため2017年度から通年実施し、昨年度は感染予防のため中止した連続講座「ヒュースタゼミナール」(ヒューゼミ)。3年目だった一昨年度は家庭の事情で“中退”なさった方が二人も出てしまいましたが、居場所運営の参考になさった方や不登校支援の志を立てるきっかけになさった方がいらっしゃるなど成果を上げました。

 しかし昨年度は新型コロナ禍による日程の延期により開講を断念。今年度2年ぶりに会場とオンラインを併用して開講するはこびとなりました。

①本人の心理から相談と家族会の理念やスキルまで体系的に学べるカリキュラム
②講義に加えワークやロールプレイといった演習を行う受講者参加型の内容
③イベント実習や家族会見学といった実践的な回をはさむ稀有な日程

 この3点の特長を備えているうえ、不登校/ひきこもり状態についての家族相談や家族会の理念やスキルを学べる連続講座は、なかなかありません。

 休講した昨年度、不登校児童生徒の人数は最多の約18万人となり、おとなのひきこもりでは事件や「8050問題」が社会問題になりました。この現状を考えると、相談や家族会の重要性は高まるばかりです。

 相談や家族会など日頃の実践でお悩みの方や、これから学習を始めたい方、経験者や親御さんなどご自身の課題やお悩みへのヒントを求める方、ぜひこの機会にヒューゼミの受講をご検討ください。

 受講資格は特になく、どなたでも1回からでも受講いただけます。ただし定員超過の場合のみ「全回通しで受講=通年受講」の方を優先させていただきます。また、通年受講の方は欠席なさった回の補講が無料で受けられますので、ご都合の悪い期日がおありの方でも安心して受講いただけます。

 会場は横浜市内、第1回は6月26日(土)の午後です。

 概要は下記リンク先ページ(そこからのお申し込みは通年受講の方のみ受け付け)をご覧ください。さらに詳しい内容を掲載した案内チラシをご希望の方は、当スタジオにメールで、現物と原稿データのいずれかをご請求ください。

 ひとりでも多くの方とご一緒する1年になることを願っております。


↓会場受講の方向けの案内ページ(申込フォームあり)
http://kokucheese.com/event/index/612733/
↓オンライン受講の方向けの案内ページ(申込フォームあり)
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第59回のお知らせ

2021年06月02日 20時30分39秒 | ホーププロジェクト
 梅雨入り前らしい初夏の陽気が続く神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、本日の通算59本目は、先々月最後に転載した文章から続き、創刊15周年記念号を挟んで再開した第197号に掲載の『会話を深めることから』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、会話できる状態にない親御さんを対象に、親子間のコミュニケーションレベルを「日常会話」「深い話」「本題の話」の3つに分け、前回挙げた例を含めてそれぞれの内容を具体例を挙げて解説しています。
 後編では、その3種類を順に積み重ねていくコツとその過程での本人の言動に対応する際の注意点を挙げたうえ「日常会話→深い話→本題の話」 というふうに積み重ねていくイメージを提示しています。
 末尾欄外にも書いているように、筆者の丸山オリジナルの「会話の地層」として、相談や家族会で親御さんにお伝えしており、ほぼ1年前に起きた川崎事件(登戸事件)の容疑者家族の相談に市がやった対応への対案として、先日と前回の「不登校・ひきこもりセミナー」をはじめ多くの講演に盛り込んでいる話です。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 次週は「日常会話」の具体的なコツについて書いた文章を転載しますので、ご期待ください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/nea5200180a81
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第58回のお知らせ

2021年05月26日 16時40分37秒 | ホーププロジェクト
 皆既月食とスーパームーンが24年ぶりに重なる今夜ですが、皆様の地域では見られますでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、先月最後に転載した文章から続く192号から195号の掲載文を転載し終わったあとの今月最後、通算58本目の転載は、次の第196号(9年前の6月に配信)に掲載の『支援思考と生活思考』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、前回例に挙げた2種類の言葉を“本人が不登校/ひきこもり状態である場合にかぎって使われる「支援の言葉」と、本人がどんな状態にあっても必要であればいつでも使われる「日常の言葉」 ”に分け、前回例示した「本人に経済状況をどう伝えるか」を例に、2種類の言葉による本人の受け止め方の違いを指摘しています。
 後編では、もうひとつの例として「ペットを飼っていいかどうか」という親御さんのお悩みが「支援思考」から生まれていることを指摘し「生活思考」を心がけることによって「日常の言葉」で話すようになると、本人と家族にどのような好影響が生じるかを論じ、家族の幸せを追求する「生活思考」を推奨して締めくくっています。
 末尾欄外にも書いているように、よくある親御さんのお悩みを例に書いていますし、講演にも良く盛り込んでいる内容です。親の対応という点ではかなり普遍的なテーマであり、筆者の丸山が早くから対応理念のひとつに据えている基本的な考え方をまとめた1本です。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 変異株の流行が拡大している折、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/n40fa3b86238f
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第57回のお知らせ

2021年05月19日 19時06分47秒 | ホーププロジェクト
 雨の1日となった当スタジオ周辺ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月は、先月最後に転載した文章から続く192号から195号の掲載文を順に転載しています。「不登校/ひきこもり状態の人が元気になっても支援を受けられない理由」を考える内容が中心です。

 その3番目となる本日の通算57本目は、9年前の6月に配信した第194号に掲載の『動きやすくなることから』という文章を前後編に分けての転載です。

 この文章は、前回転載した文章で取り上げた「第18回青少年支援セミナー」2日目のプログラム「パネルトーク」での、登壇者による発言を引用しながら丸山が自説を展開した具体的な内容です。

 前編では、これまでの内容から「本人が元気になっても支援を受けられない理由」を4点にまとめたうえで「支援を受けにくい要因」をさらに2点挙げると伝えます。その1点目として「支援の言葉」を挙げたうえ、反対に「日常の言葉」が「支援の言葉」に取って代わられていることの問題点を論じます。
 後編では、2点目として「高校生以上の世代の場合、本人への経済支援がないこと」を挙げて、なぜ経済支援が有効なのかを説明したうえ、まとめとして「支援が受けやすくなる3要因」を提示し、結論として「支援を受けるより動きやすくなるほうが先決」という結論を導き出します。
 末尾欄外にも書いているように、9年経った現在でも、不登校/ひきこもり支援を問い直す内容としてまったく色あせていない文章です。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 蔓延防止措置や緊急事態宣言の地域が拡大している折、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/nc5cdb171eef3
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第56回のお知らせ

2021年05月12日 18時24分23秒 | ホーププロジェクト
 当スタジオが所在する藤沢市も蔓延防止地域に指定されましたが、皆様の地域はいかがでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月は、前回の転載した文章から続く192号から195号の掲載文を順に転載しています。「不登校/ひきこもり状態の人が元気になっても支援を受けられない理由」を考える内容が中心です。

 その2番目となる本日の通算56本目は、9年前の4月に配信した第193号に掲載の『当事者の本音トークを聞いて』という文章を前後編に分けての転載です。

 この文章は、当スタジオが2012年3月に開催した「第18回青少年支援セミナー」で受付をつとめてくださった北村るみ子氏(新ひきこもりについて考える会世話人)が、勝山実・林恭子・伊藤書佳の3氏を招いて行った2日目のプログラム「パネルトーク」のご感想を書いておられたのを見た筆者の丸山が、許可を得て引用し補足を加えた内容です。

 前編では、パネルトークでの当事者語りが、関係者のそれとは違うリアルで実感がこもっていたことを報告したうえで、北村氏の文章を引用。勝山実氏を中心に展開されたひきこもり支援政策への批判と代案、聴いていた参加者の言葉が紹介されています。
 後編では、引き続き北村氏の文章から引用。このパネルトークとほかの「当事者が登壇するひきこもりイベント」との違い、特に多様性を指摘し、当事者発信の価値を初めて認識したことを語ったくだりで引用終了。丸山が林恭子氏の発言を引用して補足説明しています。

 末尾欄外では、このパネルトークが初めての本格的な当事者発信型イベントだったことを説明しています。

 当事者発信が盛んな今では考えられない9年前の状況や、当時から主張されていた当事者ならではの支援論を知る情報のひとつとして、参考にしていただければ幸いです。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 変異株が猛威を振るっている折、お気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
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『ごかいの部屋』バックナンバー公開第55回のお知らせ

2021年05月05日 17時41分54秒 | ホーププロジェクト
 ゴールデンウイークの連休最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、メールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』バックナンバー掲載文の「note」への転載企画、今月は、前回の転載した文章から続く192号から195号の掲載文を順に転載していきます。「不登校/ひきこもり状態の人が元気になっても支援を受けられない理由」を考える内容が中心です。

 その最初となる本日の通算55本目は、9年前の2月に配信した第192号に掲載の『<あるべき人間像>に追われて』という文章を前後編に分けての転載です。

 前編では、去年12月1日に転載した文章で書いていた、本人を周囲の人がどう見るかという「直視と逆算」論を引用して、周囲の人だけでなく本人も自分のことを「逆算」して見ていることを述べたうえで、それをどのような見方に変えるべきか、について論じています。
 後編では、筆者の丸山が自著に収録した号の文章で書いていた「活動エネルギーの低下」という状態から、最も安全確実なエネルギー回復のプロセスを示したうえで、支援の利用に踏み切ることや利用を続けるためにはさらなるエネルギーが必要であると述べ、エネルギーを回復させる対応の重要性を訴えています。また、最後には珍しく次回転載文を予告しています。

 なお「note」には、文章が気に入った方がカンパで応援する「サポート」というシステムがあります。丸山の場合は相談援助実践のスキルアップと『ごかいの部屋』の充実した掲載文執筆に還元するための研修資金として大切に使わせていただきますので「参考になった」「役に立った」などとお感じになりましたら、ぜひサポートしてくださいますようお願いいたします。

 医療ひっ迫の折、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

↓今回のnoteを読む(冒頭にリンクしてある前編からお読みください)
https://note.com/human_studio/n/nde2d405efdab
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