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ヒュースタ日誌

不登校・ひきこもり生活研究所「ヒューマン・スタジオ」の業務情報や代表の講演情報などを掲載しています。

「第3回フリ・フリ・フリマ」「第5回スクールソーシャルワーク公開学習会」

2007年09月05日 13時19分10秒 | ハートプロジェクト
 前回に引き続き、神奈川県の青少年支援団体合同フリーマーケット「フリ・フリ・フリマ」の出し物として「SSW神奈川研究会あんさんぶる」との共催で開催します。

 例年通りのスクールソーシャルワーク(SSW)の基礎講義のあとの第2部は、
相談援助活動を実践している方4名による「この実践であらためてSSWの理念の重要性を感じた」とか「SSWに照らすとこのケースはこうしたほうがよかったかな」などというケースのリレー報告です。

 4名中1名は、当日会場で募集します。すなわち、基礎講義を聴いて「自分の活動はSSWに似ている」とお感じになった方に、その1例を報告していただく、ということです。

 ご関心ある方のご参加をお待ちしています。

 なお、当日開催されている「フリ・フリ・フリマ」(今回のキャッチフレーズの副題に当スタジオ案が選出されました)には、当スタジオと「あんさんぶる」に、今回から「湘南憧(しょう)学校」が加わっての3団体共同出店となりました。SSW関係の書籍、不登校・ひきこもり関係の冊子はもちろん、今年はアート用品以外の雑貨も品揃え充実! ぜひご来場ください。 

スクールソーシャルワーク公開学習会
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「青少年コラボレーター入門講座」中間報告

2007年09月04日 16時39分31秒 | ハートプロジェクト
 正規受講(全日程通しでの受講)者がついにゼロだった今年の当講座。あとは科目受講(受講したい科目だけの受講)者が現れた科目のみ実施という状況です。

 そのなかで、1日(土)の「相談援助~相談を受けるときに必要なこと~」と、2日(日)の「家庭訪問~先輩実践者の報告~」の2科目に科目受講の申し込みがあったので実施しました。

 「相談援助」は代表の丸山が担当。ソーシャルワークの視点からの問題の捉え方を図解で、心理相談と福祉相談の違いを実演を交えて、それぞれ解説したあと、面接について、場面設定の考え方や技法の種類を、実演や受講者どうしのロールプレイによって体験し、どのような面接が安心できるのかを学びました。

 「家庭訪問」は、昨年の講座と同じく重山洋亮氏が担当。氏は学生時代から訪問支援団体に所属し、家庭訪問の実績豊富。講座では内容を昨年とはガラリと変え、受講者どうしでコミュニケーションさせてから解説を行うという“半ワークショップ形式”で進めました。これはとてもわかりやすく、訪問支援の考え方や心得がよく飲み込める見事な教え方でした。

 さて、残りは3科目。次回は9日(日)、最終日が17日(祝)です。1科目だけでも受講できる「科目受講」を募集しています。案内ページをご覧のうえ、関心ある科目をぜひ受講ください。お目にかかることを楽しみにしています。

青少年コラボレーター入門講座
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「青少年コラボレーター入門講座」と「青少年コラボレーターズバンク」の変更事項

2007年08月19日 15時39分52秒 | ハートプロジェクト
 前にお知らせしたとおり、青少年コラボレーター入門講座は8月12日に開講することになっていましたが、広報の大幅な遅れが響いて申し込みがないため、8月の日程(最初の3科目)を延期することになりました。

 最初の3科目は、すべて補講または振替が可能な科目ですので、8月中は、科目受講(学びたい科目だけ選んでの受講)はもちろん、正規受講(全日程通しでの受講)のお申し込みもできます。

 「最近になって知った」「9月なら受講しやすいんだけど」という方は、ぜひあきらめずに今から案内書をご請求ください。なお、チラシと案内書を合わせた形にして申込書を挟み込んだ「パンフレット」も作成しましたので、パンフレットを入手された方は、すぐにお申し込みください。

青少年コラボレーター入門講座

 なお、関連して講座担当部署の「青少年コラボレーターズバンク」のページも、システムの項を書き換え、より詳しくかつわかりやすくなりました。

青少年コラボレーターズバンク
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「青少年コラボレーター入門講座」第2期開講のお知らせ

2007年07月17日 16時01分34秒 | ハートプロジェクト
 昨夏に初めて開講したこの講座、今夏も開講のはこびとなりました。
 
 今夏も、選択科目や無料で補講・振替の可能な科目が多く、都合と関心に応じた、なおかつ体系的な学習ができます。
 ガイダンスを行う初日の日程も柔軟に予定しており、申込締切日も第1次が8月10日、最終が8月16日と幅をもたせています。

 今夏は、昨夏に設定した10科目に加え、選択制の「実地研修」を用意。当スタジオまたは他団体の本部または活動先で「施設見学」「スタッフ体験」「利用者体験」のいずれかに1回参加することにより、講座の修得単位と認定されます。

 「正規受講」(全日程を通しで受講。ただし選択科目を含め7科目+実地研修)が無理な方、あるいは関心ある科目だけを受講したい方は、1科目から受講できる「科目受講」もOKです。

 子どもの不登校や青年のひきこもりの支援に関心をお持ちの方、実際に支援活動を始めたい方、ぜひお申込みを!

青少年コラボレーター入門講座
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第4回ヒュースタゼミナール

2007年05月17日 13時27分39秒 | ハートプロジェクト
 きのう、小田原市にある居場所の見学ということで、3名で2か所を訪ねました。

 まず「子どもと生活文化協会(CLCA)」の施設「活動支援室kitemil(キテミル)」を訪問しました。

 kitemil は小田原駅からすぐのビルの2階にあり、フリースペース・食事会・教育相談・親の会など多様な機能を担っています。幅広いバルコニーが付いているため通風がよく明るい空間で、おとなも子どもも気軽に出入りできる雰囲気です。

 私たちがおじゃましたときには、7月末に開催されるフリースクール合同イベントの準備日程表に、青少年に描いてもらったイラストなどを貼り付けて壁に張り出すところでした。

 応対してくださったスタッフの方から、豊富な資料と丁寧なご説明をいいただいたおかげで、CLCAをよく知らなかった参加者も理解できたようでした。
 青少年に多様な活動の機会を提供(たとえば能の合宿でも能以外の活動の時間を設定)して、ひとつのことが失敗しても行き詰まらない生き方を促進する理念(「~もする」)や、若者自立塾での実践体験など、多くの示唆に富むお話をうかがうことができました。

 予定を大幅に超過して長居してしまいましたが、最後に子どもたちが作ったお茶を購入して辞しました。ボランティアを含むスタッフの皆様、お世話くださいましてありがとうございました。

 そこから15分ほど歩いたところに、アート教室「アトリエコネコ」があります。
 この日は小学生だけでしたが、この教室は子どもからおとなまで誰でも入れるため、困難を抱えた思春期の子どもをめぐって、異年齢のふれあいを通じたダイナミックな動きが起こることもある、居場所としての意義をを持つ教室とのこと。

 私たちが訪問したときには、テーブルをロの字に並べて、子どもたちがモデルの草花を写生していました。先生はテーブルの内側にいらして、それぞれの子どもに順を追って指導していました。
 それぞれの子どものペースに任せながら、ストレートな口調で指導する飾らない雰囲気が印象に残りました。

 見学だけでおじゃまだったことと思いますが、作品を出して見せてくださいましてありがとうございました。
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第4回ヒュースタゼミナールのお知らせ

2007年05月10日 13時39分40秒 | ハートプロジェクト
 今年に入って休眠状態だったヒュースタゼミ。復活第1弾は、テーマ自由の学習会。過去のゼミ参加者のひとりが通っていたアート教室が魅力的な居場所だったという話から「見学できないか」と希望が出て「同じ地域に大きな青少年支援団体があるから両方行こう」と決まって、2か所を訪問させていただくことになりました。
 両方の特長と違いを知ることで、青少年にとっての居場所を考えるヒントが得られることでしょう。

 青少年支援に関心ある方のご参加をお待ちしています。
要項は「情報掲示板」から「第4回ヒュースタゼミナール」をご覧ください。

情報掲示板
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今年度からのハートプロジェクト

2007年04月07日 17時19分03秒 | ハートプロジェクト
 当スタジオは、これまで「育ちと学びに資するプログラムの実施と居場所づくり」というコンセプトで、一般の青少年や支援関係者向けに実施してきたハートプロジェクトを、青少年支援に関心を持つ一般の方、支援希望者や支援者、および志を共有する地域の関係団体といった、関係者向けの業務に特化することになりました。

 具体的には「スクールソーシャルワーク学習会」のような他団体との共催プログラムを継続することに加え、他団体との提携を推進するための窓口として「エリアコラボレートセクション(地域協働部局)」を新設します。
 これにともない、現在の「育ちと学びのプログラム」は廃止します。

 また「青少年コラボレーターズバンク」主催の「ヒュースタゼミナール」を毎月から隔月へと変更します。

ハートプロジェクト

(該当ページはまだ更新していません。プロジェクトの内容は現状のままになっていますのでご了承ください)
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リ・スタート レセプション

2007年04月01日 16時33分47秒 | ハートプロジェクト
 2007年度初日のきょう、今年度当スタジオが提携することになった「蛍雪ゼミナール藤沢校」と「湘南憧(しょう)学校」を招いて、当スタジオを含む3団体の顔合わせを目的とした懇談会「リ・スタート レセプション」を開催しました。

 両団体は、それぞれの事情によって今年度再出発(リ・スタート)することになり、そのなかで当スタジオと提携することになりました。
 「蛍雪ゼミ」には当スタジオ室内を間貸しすること、「湘南憧」には当スタジオから相談員を派遣すること、がそれぞれの提携内容です。

 3団体とも、互いにかねてからの知り合いがいるため、会は終始なごやかな雰囲気で進んだだけでなく『わが団体のリ・スタート』と題した各団体のリレー報告と自由な懇談により、互いの団体の現状と、今年度再出発するまでの経緯を知り合うことができ、互いに助け合って湘南地域の青少年支援環境を向上させようという機運が生まれたように感じられました。
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支援者募集ファイル公開

2007年02月28日 18時05分20秒 | ハートプロジェクト
 青少年コラボレーターズバンクでは、このたびスタッフ等を募集している青少年支援団体の参加を得て、団体案内資料と求人票をセットで閲覧できるファイルを、青少年資料情報コーナーに設置しました。

 このファイルは、青少年支援のボランティアや団体スタッフなどになりたい方ならどなたでも閲覧でき、自分に合った団体・職種を選んで応募する参考にしていただくことができます。ただしバンクに登録している方が応募先を選んだ場合は、紹介状を発行してバックアップします(採用を保証するものではありません)。

 現在のファイル参加団体は、次のとおりです(カッコ内は募集職種の数)。

*当スタジオ(2)
*湘南憧(しょう)学校(1)
*楠の木学園(1)
*子どもと生活文化協会(5)

 今後も引き続き参加団体を募集し、徐々に増やしていきます。

青少年コラボレーターズバンク

青少年資料情報コーナー
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第3回ヒュースタゼミナール

2006年12月11日 22時10分03秒 | ハートプロジェクト
 水道橋駅に集合して、徒歩1分の「NPOコトバノアトリエ」のオフィスにおじゃまし、代表の山本繁氏にお話をうかがいました。

 古いワンルームマンションの1室。交通の便が良く、広めにもかかわらず賃料が格安なのが何よりとのこと。ほかにも経費削減をさまざま工夫しているそうです。
 その点を含め、運営に関するお話は参考になるとともに、そのひょうひょうとした空気をかもし出す人間的魅力が、運営にも役立っているようで、うらやましくも感じました。

 印象的だった言葉は「ひきこもっている人は、インターネットや読書や漫画など、メディアにふれたり表現したりする量が並外れている。それが後々活きてくる人もいるから<もっとひきこもれ>と言った方が良いケースもあるはず」というもの。
 なるほどと思いましたし、こういう視点を持った人なら青年の支援を任せられる、という信頼感を抱きました。

 「一般的な団体と同じような青少年支援はしたくなかった」という山本氏を中心とした活動のお話をうかがっていると、さまざまなアイデアで若者支援のニッチ(すき間)を突くオンリーワン団体として、今後の活動にますます期待が膨らみました。

 山本さん、きょうは貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

(記:代表丸山)
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