ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

第4回ヒュースタゼミナール

2007年05月17日 13時27分39秒 | ハートプロジェクト
 きのう、小田原市にある居場所の見学ということで、3名で2か所を訪ねました。

 まず「子どもと生活文化協会(CLCA)」の施設「活動支援室kitemil(キテミル)」を訪問しました。

 kitemil は小田原駅からすぐのビルの2階にあり、フリースペース・食事会・教育相談・親の会など多様な機能を担っています。幅広いバルコニーが付いているため通風がよく明るい空間で、おとなも子どもも気軽に出入りできる雰囲気です。

 私たちがおじゃましたときには、7月末に開催されるフリースクール合同イベントの準備日程表に、青少年に描いてもらったイラストなどを貼り付けて壁に張り出すところでした。

 応対してくださったスタッフの方から、豊富な資料と丁寧なご説明をいいただいたおかげで、CLCAをよく知らなかった参加者も理解できたようでした。
 青少年に多様な活動の機会を提供(たとえば能の合宿でも能以外の活動の時間を設定)して、ひとつのことが失敗しても行き詰まらない生き方を促進する理念(「~もする」)や、若者自立塾での実践体験など、多くの示唆に富むお話をうかがうことができました。

 予定を大幅に超過して長居してしまいましたが、最後に子どもたちが作ったお茶を購入して辞しました。ボランティアを含むスタッフの皆様、お世話くださいましてありがとうございました。

 そこから15分ほど歩いたところに、アート教室「アトリエコネコ」があります。
 この日は小学生だけでしたが、この教室は子どもからおとなまで誰でも入れるため、困難を抱えた思春期の子どもをめぐって、異年齢のふれあいを通じたダイナミックな動きが起こることもある、居場所としての意義をを持つ教室とのこと。

 私たちが訪問したときには、テーブルをロの字に並べて、子どもたちがモデルの草花を写生していました。先生はテーブルの内側にいらして、それぞれの子どもに順を追って指導していました。
 それぞれの子どものペースに任せながら、ストレートな口調で指導する飾らない雰囲気が印象に残りました。

 見学だけでおじゃまだったことと思いますが、作品を出して見せてくださいましてありがとうございました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青少年資料情報コーナー | トップ | 「青少年支援セミナー200... »
最新の画像もっと見る

ハートプロジェクト」カテゴリの最新記事