語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】道路標識の整備 ~訪問外国人への配慮~

2017年10月04日 | 医療・保健・福祉・介護
 最近、道路標識が変わったのをご存じだろうか。その背景には日本を訪れる外国人の増加に伴い、団体ではなくレンタカーや自転車などを使った個人旅行客が増えていることがある。また、外国人の交通事故も各地で相次いでいる。
 さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えていることから、国民と訪問外国人の両方に分かりやすいよう、道路交通法の道路標識に関する命令の一部が改正され、今年7月から実施されている。
 新しい標識では、例えば「一時停止」の標識は「止まれ」という日本語の下に「STOP」。「徐行」は「SLOW」という英語が併記されている。外国人運転者に伝わるのはもちろん、若い世代の日本人にも分かりやすいかもしれない。
 シートベルトの着用率が上がらないことや、飲酒運転が減少しにくいこと、高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いなども現代の交通事故の原因となっている。まずは分かりやすい標識で事故を減らしたいものだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「道路標識の整備 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年10月3日)を引用
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