地域の回覧板で、スクールサポーターの依頼が回ってきた。
もう数年になるらしいが、初めてみた回覧だった。
応募してみようか!
だが、申込みの方法……半端じゃない❗
子どもさんのいない方は、隣近所のお子さんに預けて下さい。
はて、うちの組には小学生はいない。年寄りと幼児だけである。
申込みは、説明会は◎◎日まで、申込みは◎◎日まで。
直接 教頭先生に問い合わせの電話を入れた。
経験・年齢等を
なにもありません。
自分の今を説明した。
土曜日と日曜日は、障害者施設で支援員をしている。
現役の時は、31年間特別支援学校で指導員をしていた。
そう説明すると、是非登録して下さいと言われた。
申込みは、この電話で受付します。
校内パトロールとか、安全指導とかあったが、
特殊教室の、サポーター の希望をした。
スタートは運動会だったが、これはお断りした。
私の足はまだ、サポーターが取れてなくて万全でない。
その為、プールサイドでの見守りが、初めての参加だった。
希望した曜日の時間は、一年生全員の初プールの日だった。
初ということで、先生方の事前指導は余念がない。
校長先生は、一年生のプールの様子を写真に撮りに
来ていたが、何度も行き来していた。
教頭先生は、すっかり焼けない、濡れないことを
想定して変装していたので、誰か分からなかった。
プールの周りのフェンスに、人数分のフックを取り付けて
いて、ビニール袋に入れたバスタオルの着衣をかける。
ビニール袋には、名前記入をしている。
それを下げる時、使う時にまずサポーターする。
入水までのたっぷりの事前指導。
先生方大変❗ 2時間に渡るプール時間だったが、
実際に水に浸かった時間は20分ぐらい?
キャーキャー言う子ども達の声も、教師の
指導が入るとピッタリやむ。
上がって身体を拭く、子ども達の拭きかたを指導する。
引き上げる時、
給食の時間よね?
うん、そう
いいな、叔母ちゃんもお腹空いたぁ
食べていったら⁉
叔母ちゃん、給食費払ってないもん
いいよ少しくらい
お腹の底から、笑いがこみ上げてきた。
相手は小学一年生の男の子である。
楽しかった気持ちが糸を引き、私の頭はまた若返った。