ソレイユ合唱団の練習に入っていたときである。
練習の合間に館長さんが、ちょっと紹介した方がいます。と一人の男性を舞台に招きあげた。
静岡大学の先生で、全国の舞台やホールを探索しているとのこと。
(そのような学科があるそうである)
面白い館長さんがいると聞いて、やってきたら偶然歌の練習が有っていた・・・・と言われた。
元厚生年金会館は、残っているのは北九州のここだけです。
更地になっている所・マンションが建っている所等々だそうである。
ここの厚生年金会館の時代に、美空ひばりの最後の舞台となったそうだとも。
医師が舞台の袖に待機して、ひばりはじっと立ったままで(体を動かさず・・・動かせない)
歌ったそうである。衣装の下は靴ではなくスリッパだったとか。
無理だというのを、どうしても穴を空けたくない舞台だったとか・・・・も聞いた。
最後の舞台を見た人に、この話をすると「それで、全然動かなかったのね」
まさしくプロ根性である。
合唱の時は必ず一緒の門司のTYさんと、初めて聞いた話しだねと言いあった。