みみのアンテナ

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友逝く・・・・②

2016-09-01 13:41:29 | 思い出

武蔵野の友人・・・・T子さんと呼ぼう。

T子さんはとても楽しい人だった・・・・⓵の時も書いたが

私が人と相対するとき、大体喋り方に回るが、T子さんとお喋りすると

笑ったり、うんうんと聞き方に回っている。

私は、なんどか出張や研修で、東京に行っているが、

「銀座のキャピタルホテルに泊まる」と連絡入れておいた。

ホテルに到着すると、ホテルマンがお客様がお待ちですと言った・・・??

ロビーでT子さんがニコニコ笑っていた。

一緒に私のルームに入ると、私も泊まるからね。

えぇ!  だってベットは一つよ。

私が連絡入れると、すぐにホテルに電話して、同じ部屋に宿泊したい。

ツインルームに変えて欲しい。

部屋は空いていなくて、隣ならシングルで取れるということで仕方なくOKしたとのこと。

夜も朝も一緒に食事して、0:00位まで喋った。

彼女はまだその時独身だった。

2度目彼女と共にしたのは、川越駅の近くに購入した彼女のマンション。

時々来るという、当時農林水産省に努めていた妹さんにお会いした。

妹さんはマンションには泊まらなかったので、二人で過ごした。

その時飲んだビールに氷を入れた。

2度目彼女のマンションにお邪魔したときはすでに結婚して、お花の草月流の師範の免許を

持っていたので、結婚していてもマンションの一室が稽古場になっていた。

この日は弟さんが泊まることになっていたが、夜遅く帰ってきたので会わなかった・

彼女から結婚して悩んだことを聞かされた。

結婚後まもなくに教会から寄付が来た。

いかほど寄付されますか?   20万くらいにしておきましょう。

この夫婦の会話に驚いた。

また人を紹介するとき、◎◎さんは▽▽大学を卒業されて、◎✖の職業で、何をされています。

要するに、誰かの講演に行くと、略歴を紹介するがあのようなのを、日常茶飯事に

行うということなのであろう。

生活レベルが違うことの悩みだった。

ご主人は同じ大学の工学部の教授だった。

文学部に勤務していた彼女は(私は彼女の仕事場にも行ったことがある)

もちろん見知ってはいない。

ある日大学からの帰り、雨が降って来たので雨宿りしていた。

そこに車が泊まり、乗りませんか? それがご主人だった。

 まるでドラマな出会いである。

それが縁で、時々会うようになった。

ある日、この音楽聞いてみませんか? と工学部の先生はテープを渡してくれた。

彼女は忙しかったので、しばらくテープの音楽は聞かなかった。

1~2ヶ月経っていたろうか、ちょっと暇な時間が続いたので借りていたテープ

の音楽を聞くことにした。

曲名まで聞いていないが、テープの終わりに先生の声が入っていた。

あなたと一緒にいたら、楽しいだろうなと思う・・・・

結婚してほしい。

彼女はびっくりして、しばし考えた。

誰とも結婚をしない・・・という選択肢は捨てていない。

自分が素敵な人だと思う人とはもう出会わないかも・・・と思った。

それで思い切って電話して、御受けしますと返事した。

先生は 本当!

あとで聞くと、彼女からの返事がすぐにないので、

断られたと思い舞い込んできたお見合いのお話しに、

耳を傾けていたときだったそうである。

全く映画の世界である。

続きはまたにしよう。