散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

締めは苦い酒で

2017年11月24日 21時16分04秒 | 飲み歩き・琴似界隈
2軒目は琴似に移動して、バー「D」へ。少し雪が積もっているせいか、油断していたら滑って手をついてしまった(転倒まではいってない)。その時の動きで激しく肩のあたりが痛む(少ししたら治っていた。良かった)。

これまた最初の客となり、1杯目はオルトモア・14年・カスクストレングス(SMWS)でスタート。少しピリッとするが、果物のような爽やかな香りもかすかに感じられるいいウイスキー。SMWSにしてはお値段も安めだ。恒例のキャッチフレーズは「Dark chocolate destiny」と少々大げさな感じだ。



2杯目はアイラ・2009・カスクストレングス・6年(エクスクルーシヴモルツ)。蒸溜所名は秘密だが、「滅多にボトラーズから出ない銘柄」と書いてあったので、「アードベッグですかね?」とマスターに聞いたところ、「その可能性もありますが、ラガヴーリンかもしれません」とのこと。ま、私には所詮、分からんのだよ。それはさておき、香りもアイラらしくしっかりしたウイスキーで、やっぱりアードベッグのようにも思えるんだがなあ。



最後は「苦味系が好物な方にとっては最上級な味わいです」という説明があって、頼まないわけにはいかないアマーロ・ディ・エルベ・トリエステ(ピオロ・エ・マックス)。ほめ言葉には聞こえないだろうが、海外のお土産で買ってこられた、変なハーブキャンディー(リコリス?)の香りがする。味は「何だそんなに苦くないじゃない」と思ったら、後味がかなりの苦さ。苦みに弱い人は心して飲まれるといい。私は大好きですけどね。



今日はこれにて帰宅。

行ってみたかった

2017年11月24日 18時52分01秒 | 食べ歩き
会社の打ち合わせ後にすすきの方面に向かう途中、そこそこいろいろな飲食店がある。そんな中、一回行ってみようと思っていた店(厳密には一回は行っているが、ほぼワインを飲んだだけだった)にやっと行くことができた。というのも、この店、土曜日休みなのだ。私は土曜日の夜に外食することが多いのだが、その日は開いていないんだよね。

ということで、金曜日の夜、雪がちらつく中、創成川を東へ。



開店直後とあって、一番目の客になり、どうも気まずい。まずはカルパッチョと白ワインを注文する。


→写真がボケた…

魚はシマゾイだそうで、塩とオリーブオイル、ピンクペッパーのシンプルな味付け。魚の味が良く分かる。白ワインも中庸でよろしい。

続いて、牛ほほ肉の赤ワイン煮と赤ワインを注文。とてもシンプルな見た目の仕上がりである。



早速食べてみると、それほど濃厚ではなく、スッキリと食べられる味付け。しかし、つい次の一口に手が動いてしまう感じだ。赤ワインとの相性はもちろんいい。量はそんなに多くなかったが、昼食の重量感が影響しているため、このくらいで満足してしまった。

せっかくのカウンター席、店主と雑談などしてみたいところだったが、人見知りが出て、終始本を読んでいたため果たせなかった。これは完全に自分のせいなので、次回はもう少し何とかしてみたいが、土曜日休みがなあ…。

20171124ギャラリー巡り

2017年11月24日 15時30分11秒 | ART
本日は、大通→フジ→らいらっく→三越→スカイ→さいとう→ivory→道新→STV時計台→STV北2条→キヤノン→東急→プラニス→大丸→紀伊国屋→ビッセの16か所。ドニチカキップが使えないので、札幌市の中心部を重点的に回っておいた。しかし、筆記用具を忘れてメモを取れなかったので、報告は少な目…。

■STV北2条ビル「第11回札幌大谷大学芸術学部美術学科 油彩・日本画作品展」。STV時計台通りビルもこの展覧会の開場だが、作品的にはこちらが好みであった。

嶋崎由真「終う」:胸の内に思いをしまい込んで終わりにさせるのか?



佐々木茄鈴「浮遊層」:迫力のある大作。右側の部分は光が当たって白くなってしまった。



この後、久しぶりに北3条西3丁目付近の地上に出たが、大同ビルはもう取り壊されたのか。



■キヤノンギャラリー「星野 藍 写真展:コーカサスの虜」。まだ見ぬ景色が写された、面白い展覧会だった。写真に写っている自動車からすると市民生活は普通に行われているのだろうが、そこに巨大な建物が廃墟となっている様子が多くみられる。また、作者が街頭彫刻好きなのか、そもそも彫刻が多く街にあるのか、そういうものが写された写真も多く、同じく街頭彫刻好きな私としては興味深く見た。

■プラニスホール「イメージのロゴス それぞれと諧調」。ちょっと分かりにくい作品もあり、会場にいる関係者の方がいかにもな感じもあったが、いくつかの作品は面白かった。しかし、関係者席だけはあるのに、あの広いスペースに休憩用の椅子の一つもないというのもなあ…。

福士ユキコ「名画をカエル。」:北海道立近代美術館に展示されたことのある古今東西の名画の登場人物をカエルにしてしまった作品。画家の雰囲気も良く表現されているし、こういうのは楽しさがあっていい。
千葉栄「軟石クッション」他:軟石の塊やボルトナットなどを、柔らかいクッション仕上げにした作品。単純な発想だが、見てなるほどとは思う。

後は展示室中央にあった、鳥人間のオブジェはなかなかの迫力(作品名、作者名を控え忘れた)。



紀伊国屋さんの手前に来たところで、一旦雪はやんでいた。


ボリュームある

2017年11月24日 12時50分55秒 | 食べ歩き
平日の休みなので、できれば土曜日に食べられないものを昼食にしようと思っていた。市役所の地下食堂でも良いのだが、ふと気がついて、アメリカンな店「TR」へ。確か平日のみのランチがあったのではないだろうか。

ステーキランチなどが2000円近くする中、ありましたよ平日のみのランチが。ドリンクバーがついて690円(税別だったので、後であれれと思ったが)のバリューランチ、今日はフライドチキンケイジャンカレーソース。カレーの文字もダメ押しでこれに決定。

レモネードを飲み(もう少し酸味欲しい)、スープも取ってきた方が良いなと持ってきたところで、ランチ到着。むむむ、これは大層なボリュームである。



フライドチキンは薄目のものだが2枚、結構な面積である。そしてこれを食べる人の気がもう一つしれないフライドポテト。これがかなり多めだ。サラダはまあ、付け合わせ程度かな。

これにライス(パンも選べる)、スープを合わせる。

 

とても水分量の少ないライス。これはパンを選ぶべきだったか。それはさておき、フライドチキンは柔らかく揚がっており、ケイジャンカレーソースも私好みの味。ちょっと多いなとも思ったが、これはお得なメニューだった。

食べ物を残すのが好きではないが、残念ながらフライドポテトは挫折。食後にコーヒーを1杯半ほどいただいた。というのも1杯目はかなり煮詰まり加減だったので、新しいコーヒーに入れ替わった時に、カップ半分ほど頂いたのだ。そうするとやはり、さっきよりスッキリしたコーヒーだった。



ということで、少々食べすぎた。夕方までにこなれるだろうか?