散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

最高値

2010年06月06日 12時55分10秒 | 食べ歩き

本日も生ちらし食べ歩き特集。琴似の鮨「A」へ行ってみた。これまでの店の中で最も高級感の漂う外観にためらいを感じつつ突入。店の中は割と落ち着いたアットホームな感じである。メニューから生ちらし上を注文。これまではもっとも安い値段のちらしを注文していたのだが、高級感に負けて上を注文。いい年こいて情けないのである。

すぐに登場したのはガラスの器に入った生ちらしである。のっているのはマグロ、白身(鯛?)、ホッキ、ホタテ、玉子、エビ、イカ、かまぼこ、イクラ、トビッコ。値段の割にはちょっと寂しい。

皮肉ではないが、美味しいのがまず米。味付けがはっきりしており、刺身に負けないパンチがある。それから玉子。かなりたっぷりのダシを含んでおり、多めに山葵をつけると、その甘みと非常に合うのであった。

ま、ちょっと褒めていなかったが、今回の値段は1800円。この店の最高値段のちらしは3250円なのである。普通の昼飯にはこれ以上はなかなか出せない。

20100606最近読んだ本

2010年06月06日 12時28分21秒 | 読書
■「あねのねちゃん」梶尾真治
主人公の子供時代、周囲になじめなかった時に空想上(?)の友達が現れて話をしてくれた。大人になって辛いことばかりの状態になった時に、その友達がまた現れる。

■「朝日のようにさわやかに」恩田陸
ミステリ、ホラー、奇妙な味といろいろな短編集。何か人生を凝縮したような作品があり、恩田の上手さには驚かされる。

■「GOSICKⅣ」桜庭一樹
ヴィクトリカとアブリルの可愛い恋のさや当てはどうなる。

■「共和国の戦士」スティーヴン・L・ケント
最近翻訳される早川のSFには軍ものが多いなあ。これも少し怪しげなところはあるが、軍隊におけるクローン戦士の物語。神経に細工がされており、自分がクローン人間だということは決して気がつかないようになっているのだ。

■「所轄刑事・麻生龍太郎」柴田よしき
小さな事件や解決済みと思われた事件に引っ掛かりができ、真相を見破る所轄刑事。しかし、○○というギミック(と言ったら怒られるか)は不要では。

■「脳はなにかと言い訳する」池谷裕二
まあ気楽に読める脳もの。

■「誰も寝てはならぬ 13」サラ・イネス
これは時の移り変わり(四季ではなく、登場人物が年を取る)は、無いのだろうなあ。

以下、図書館の1冊。
■「東京小説」椎名誠 他
良いのもあるが、下らないのもある短編集。