散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

歩く

2006年09月16日 16時08分43秒 | ART
私はかなり多く歩く方なのだが、今年に入ってからは年初の足のケガと土日地下鉄乗り放題キップのおかげで、やや歩くことが減っている。昔は街の中心部に行く時には、行きか帰りのどちらかは徒歩だったのである(約6キロ、1時間強かかる)。

3連休と言うこともあり、時間を贅沢に使い、久しぶりに歩いて街中まで出かけることにした。自宅からギャラリーどらーる→紀伊国屋(ギャラリーは先週見た)→富士フォトサロン→札幌市写真ライブラリー→市民ギャラリー→北海道立文学館→さいとう→時計台。ここまで全て歩きである。

ギャラリーどらーる「大路誠展」。ここに寄るのも久しぶりであるが、来てよかった。化石や死んだ小鳥、果実等を非常にリアルに描いた作品からは、どうしても”死”というものを意識させずにはいられない。まさに好みのど真ん中作品であった。

北海道立文学館では「関屋敏隆絵本原画展」。無料だったので来てみたが、間宮林蔵物語や知床の自然を描くちょっと面白い展覧会であった。

途中で通り過ぎた二条食堂街。どの店からもカラオケの声が…。もちろん、飲んでるんだよね…。さすがに入れない。



狸小路から東に抜ける地下道がついに閉鎖されてしまった。北34条の地下道と並んで屈指のトワイライトゾーンであったのだが…



本日22191歩。明日も歩こう。

ポークチャップ

2006年09月16日 13時30分38秒 | 食べ歩き
延々と歩いている訳だが(直後の投稿を参照)、昼飯を食うことにした。かなり迷ったのだが、3年ほど前に来たことのある市民ギャラリー近くの「F食堂」へ。以前、食堂のラーメンを追及していた時にこの店に来たのだが、気になるメニューがあったのを思い出したのである。

で、その「ポークチャップ定食」を注文。1000円という昨今のデフレの流れに反するような価格設定である。なぜ気になったかと言うと、「ポークチャップ」という食べ物をメニューに見たことがあるだろうか。もちろんそういう料理があることは知っているし、東京などの有名な洋食店で名物になっている所があるのものも知っている。だが、札幌ではあまり見かけないメニューである(札幌では同じようにタンメンもあまり無い)。

到着したのはかなりたっぷりとソースがかかったポークチャップであった。付け合わせのキャベツには最初からマヨネーズがかかっている(昔の私ならば食べられなかっただろう)。味噌汁、沢庵、大根とツナのサラダ(昔の私ならば…ああ、うるさい)で定食になっているのだ。

ソースをたっぷりつけて二切れの肉を食べ、即座にご飯を送り込む。ソースは照り焼きとドミグラスソースの中間のような味だ。濃厚だが、ご飯をもりもり食べるにはこれが必要かも知れない。肉は全体がソースに浸っているが、表面が良い状態に焼かれているのが分かる。そしてかなり柔らかい。

キャベツにもソースが浸透しつつあるので、マヨネーズとあえつつ食べる。これも旨い。味噌汁も具はワカメだけだが、熱々でよろしいのではないか。ということで、気になるメニューを制覇した私は満足であった。いつかこの店に来ることもあるかもしれないが、そのときは何を食べようか。もう一度ポークチャップを食べるかも知れないと思うのであった。