7月26日(日曜)
5:20に最寄り駅に集合。
今年も夏合宿の為の直前山行。
奥多摩に向かう週末の電車は、
さながら通勤電車並みの混雑なのですが、
今日はそれほどでもありません。
奥多摩駅についてバスに乗り換えても、
いつもの週末のような混雑はありません。
その理由は明白です。
暑いからです。
いや、暑すぎるからです。
こんな暑い日に山に登るのは、ちょっとした自殺行為だと、
良識のある登山者は理解するくらいの暑さだからです。
で、そんな中、我々ハイキングクラブは
奥多摩でも三大急登と云われる『稲村岩尾根』を登るのです。
入り口から頂上まで1000m以上の高度差があると聞いたことがあります。
ハイキングクラブとは名ばかりで、
もしかしたらいつの間にか山岳信仰を母体とした、
新興宗教になったのかも知れません(笑)。
などという冗談はさておき、
我々一行は東日原のバス停で降り、準備を済ませ出発。
始めは川沿いの登山道を気持ちよく進んで行くのですが、
やがて川とも別れその後はひたすら登り登り。
直射日光は当たらないものの、風が少しも動かないので、
全身にベトベトがへばりついて、汗が冗談みたいに流れ続けるのでした。
登り始めの速度をゆっくりにしないと、絶対にバテテしまう私は、
幸いにもトップのバンバンの後ろを確保し、
絶妙なペースに助けられながら、今回も高度を上げることが出来ました。
で、なんとかかんとか喘ぎながら、漸く鷹ノ巣山の頂上に到着。
頂上で日陰の場所を確保する為と塗り絵をし直すために、
最後の直登を信じられないスピードで登ってくれたビッケのお蔭もあって、
場所を確保して戴きました。
ハチみたいなアブみたいな虫と格闘しながらランチ。
相変わらず、皆さんが持参してきてくれたサイドメニューに舌鼓を打ちながら、
持ってきたビールで、体力を回復したのでした。
で、今度はひたすらの下り。
バスに間に合わない時間になってしまい、
いつ着くか心配しましたが、漸く奥多摩湖に到着。
運がいいことに丁度、奥多摩駅行のバスが来て、何とか乗れました。
花小金井ではM先生と居酒屋で合流し、夏合宿の打合せ。
こんな暑い日に、鷹ノ巣山の急登を登り切れて、少し自信がつきました。
でも夏合宿はテント持参。もう少し体重を絞って万全の体調で夏合宿に臨みたいものです。
皆さん、本当にお疲れ様でした。