箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

丹波篠山にある干支の山、櫃(羊)ヶ岳

2023年01月28日 | 丹波・丹後の山
今年の干支である「羊・未」の付く山は国内でわずか4座しかありません。
羊蹄山(後方羊蹄山)、尻別岳(前方羊蹄山)、未丈ヶ岳(新潟県)、そして
近所丹波篠山の櫃ヶ嶽(羊ヶ嶽)582mです。
普段は閑散としていますが、今年は全国から登山者があるようです。
ツアーの場合は宮代からピストンのようです。
行くなら早いほうが良いと早速登ってきました。(2015.01.25)



福知山線JR宝塚駅から篠山口駅で下車、タクシーで40分小原自然公園に(9:30)
どこが公園なの?、広い道を進むと鳥居があり右側には一の滝、二の滝が 

急坂を登ると分岐があり、毘沙門洞かと思い少し入ってみたが見当たらない、
先を急ぐので元の道にもどります。
ピークと呼ばれる尾根張り出しに行ってみましたが、綾部街道を挟んで西側
の八ヶ尾山が樹幹越しに見えただけでした。 

鉄塔から毘沙門山周辺は岩稜帯で、3点支持で慎重に進みます。
4月下旬から5月上旬にかけて、ヒカゲツツジが一面に咲き誇るそうです。 

毘沙門山から南面のパノラマ 拡大

怖いけれどもスリルいっぱいの岩道を過ぎると、穏やかな尾根上の雨石山に到着
さすが干支の山、十数人、2グループが昼食中でした。 

P595までなだらかな山稜をルンルン気分で歩きます。
ここから小野峠まで170mの激下りです。
薄い踏み跡とテープがまばらにあるので、注意して歩けば迷わないでしょう。
南に下れば小倉集落です。 

峠から急坂の尾根を忠実に登るとP546 

振り返って見るP595

岩場が少しありました。 

なだらかな植林の道を歩き、高低差は少ないが立ち木をつかむ激登りでやっと
櫃ヶ岳に着きました。
直下の急斜面は踏み跡が薄く、当日は50cm位の落石がありヒヤリとしました。 

十二支会の山名板が新設されていました。 

上: 京都府京丹波町安井南谷(みのたに)兵庫県篠山市宮代(みやしろ)
下: 京都府京丹波町小野(この)兵庫県篠山市小倉(おぐら) 

北側の京丹波町、須知と旧瑞穂町です。直下に見える建物は何でしょうか?
東北東7kmにある美女山にも登ってみたいです。 

京都府京丹波と兵庫県篠山を結ぶ峠、右側の宮代に下ります。 

獣除け柵

宮代から振り返り仰ぐ櫃ヶ岳(宮代橋15:10)
岩場あり、展望あり、急登ありの変化に富んだ楽しい山旅でした。
ヒカゲツツジの頃も良いでしょう。 



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