箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

琵琶湖疏水分線・白川逆サイホンから紫明せせらぎ公園

2021年03月28日 | 京都の街周辺を歩く
かつて琵琶湖疏水が高川と賀茂川を潜って、はるばる堀川まで流れて
いたということで、確認がてら歩いてきました。(2021.03.14)



白川と琵琶湖疏水分線が交差する疏水分線の入り口、左の縦溝からは
部の疏水が白川に放流されます。

疏水分線がこの白川の下を潜っています。
写真右、疏水分線から白川に放流された流れが見えます。

白川を潜ってきた疏水分線の出口です。


白川の下を潜る琵琶湖疏水分線、上流側と下流側の水位差を利用した
逆サイホンの仕組みです。

叡山電鉄と交差するところ、疏水分線に太田川が全量流れ込んでいます。

高野川左岸に疏水分線が流れ込んでおり、高川を潜る逆サイホンは
なくなります。
対岸に続く疏水は?、松ヶ崎浄水場からの排水のようです。
(ネットによれば、松ヶ崎浄水場の水源の一部に別途地下水路で
疏水を取り込んでいる書き込みあり)

松ヶ崎浄水場

右が本来の疏水出口、左が松ヶ崎浄水場の排水出口?……分かりませんが。

浄水場の西にある、珍しい疏水分線と泉川の平面交差です。
左上が泉川上流で直進と、コンクリート堰で仕切られ疏水分線下流側
とに分流されています。

疏水分線は左上流、右下流ですが……疏水分線下流側に泉川の分流水が
少し逆流していました。
したがって疎水は全量泉川に流れ込み、疏水の流量が増えないことには
この交差を超えることはない??

北大路通リを横切るあたりから賀茂川にかけて暗渠になります。

賀茂川西側に人工滝がありました。
賀茂川を伏せ越しした疏水をポンプで汲み上げているそうです。
(公的なネット情報による)

紫明せせらぎ公園が整備されていました。
賀茂川の底を潜る伏せ越し(逆サイホン)については具体的なネット情報は
みつかりませんでした。
賀茂川右岸から堀川今出川間の公園水路「堀川水辺環境整備事業」は平成20年
(2008年)に完成とのこです。


 
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