hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

8カ月ぶりの「吉祥・吉祥寺」でランチ

2021年06月08日 | 食べ物

 

吉祥寺駅からJRの北側に沿って西荻方面に伸びる道を数分、第Ⅱ大栄ビルの2階の「Kissho KICHIJOJI」で8カ月ぶりにランチした。今回で8回目だと思う。(457

 

この店は従来から席が、採算をこちらが心配するほど十二分に離れていて、安心なのだが、さらにアクリルの分離板も置かれている。壁際には生け花の左下にスマホほどの炭酸ガス測定器も置かれていた。

 

この店は内装が落ち着いていて上品だ。中央の大きな部屋のテーブルには巨大な枝ぶりがあって、春には桜が見事に咲き誇る。今回はアジサイだった(客が居たので写真なし)。代わりに壁際のテーブルをパチリ。

 

テーブルセットの絵はカキツバタ?

 

私が頼んだのは日替わりお魚御膳、1100円。

 

本日の魚は金目鯛の兜煮。甘い煮付けでご機嫌。

 

相方はランチセット、1,760円。

メインは三平汁。お流れ頂戴で頂いたが、スープが美味。

 

イタリアパンのフォカッチャ+オリーブオイル、サラダ、ピクルス

 

グレープフルーツ盛り合わせ

フタになっている葉っぱの葉脈をじっと見たが、どう見ても本物。

 

相方の紅茶。撮影前に減ってしまった。

 

セットは我慢した私が、倹約徹底できず思わず頼んだ追加のコーヒー、150円。

 

今度こそ思い切ってランチセット(1,760円)にしようと密かに決意したら、相方は「今度はミニ会席(2,420円)にしようかな」だって。

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貫井徳郎『プリズム』を読む

2021年06月07日 | 読書2

 

貫井徳郎『プリズム』

 

裏表紙にはこうある。

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えるかと思われたが……。万華鏡の如く変化する事件の様相、幾重にも繰り返される推理の構築と崩壊。究極の推理ゲームの果てに広がる瞠目の地平とは? 『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んで話題を呼んだ衝撃の問題作。

 

小学校の女性教師で、愛くるしく、無邪気な山浦美津子が自宅で頭をトロフィーで打って死んでいた。窓が破られていたし、送られてきたチョコレートの中から睡眠薬が発見され、彼女は既に一部を食べていたので殺人事件だと思われたが、棚から落ちたトロフィーで頭を打った事故の可能性も考えられた。やがて、チョコレートの送り主は、かねて噂があった同僚の南条先生であることが分かった。

この事件を、4人の生徒たち、同僚の桜井先生、美津子と付き合っていた井筒、生徒の父親の小宮山という異なる視点から事件を推理し、それぞれの美津子像を描く。仮説の構築と崩壊を繰り返す4章からなる。

 

「プリズム」という題名は、一つの太陽光がプリズムで様々な色の光に分かれることから、一人の人間が他人からは異なった人間として捉えられていることを表していると思う。

 

 

「虚飾の仮面」

クラス委員で何事にも尻込みしない女子の山名、山名の後ろにいつもいる女子の村瀬、単純な男子生徒の柴野、柴野よりはちょっとだけ頭の良い小宮山真司、この小5の4人が限られた情報から事件を推理し、小宮山と山名は〇〇を犯人と断定する。なお、子どもたちから見た美津子は、子どもの心を分かってくれる楽しい先生。

 

「仮面の裏側」

桜井先生は、チョコレートは複数あったのではと推理し、美津子の葬式でそっくりな妹の杏子を見かけ、話を聞き、美津子が学生時代につきあっていた男性を知りたいという。このために杏子の交際している医師の佐倉を紹介してもらい、その男は現在は医師になっている井筒だと教えてもらう。井筒の現在の恋人は大峰ゆかりだという。

桜井は「あたしにとって、事件はこれで終ったのだから。」とつぶやく。

なお、桜井は無邪気で自由奔放な美津子を本当は嫌っていた。私はあなたのように純粋じゃない、濁った大人なんだから「いい加減にして!」と叫びたくなるのだ。

 

「裏側の感情」

美津子の日記を杏子が見つけ、桜井経由で井筒に渡り、美津子の不倫相手がKだと分かる。井筒は興信所でKの正体を探り、……。

なお、井筒は美津子の呪縛から逃れられないことを嘆く。

 

「感情の虚飾」

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、 最大は五つ星)

 

全体構成は私には初めてで、面白かった。

 

子ども達の推理の第一章は余裕で、「それはちょっと無いだろう」などと余裕を持って読んでいたが、犯人とされた〇〇が語る第二章、そして第三章と否定されると、だんだん混乱してくる。

最後の推論はとても納得できるものではなく、自説は事故としておこう。

 

単行本に書かれていた著者自身のあとがきには、「本書内では、十とおりの仮説を構築しました。……本書を基に、そうした(さらに仮説を考えるという)楽しみを読者に味わっていただきたい。それが、作者の希望です。…」とある。

 

貫井徳郎(ぬくい・とくろう )の略歴と既読本リスト

 

 

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西條奈加『心淋し川』を読む

2021年06月05日 | 読書2

西條奈加著『心淋し川(うらさびしがわ)』(2020年9月10日集英社発行)を読んだ。

 

江戸、千駄木町の一角に流れる「心淋し川」。その小さく淀んだ川のどん詰まりに建ち並ぶ古びた長屋で、もがき、懸命に生を紡ぐ人たちの全六話。【第164回直木賞受賞!】

 

 

「心淋し川」

千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、小さな川が流れ、両脇に立ち腐れたような長屋が四つ五つ固まっている。心川(うらかわ)は止まったまま、流れることがない。

ここで生れ、育った19歳の“ちほ”は、川沿いの狭い町にも、この家にも心底嫌気がさしていた。酒を飲んでは怒鳴りつける父・荻蔵、愚痴が絶えない母・きん。ここを出たら、二度と戻りたくない。姉の“てい”は鮨売りの男の子どもを作って出て行き、浅草で所帯を持った。

“ちほ”は請け負った仕立物を届け、いつものように手代に嫌味を言われ、そのまま上絵師の元吉を待つ。あの人となら、苦労すら厭わない。あの人なら、あたしをこのうらぶれた町から連れ出してくれる。

 

 

「閨仏(ねやぼとけ)」

青物卸の大隅屋六兵衛は古びた一軒家に、見た目が悪いおたふくの妾を4人も囲っていた。行き先だけが不安な30過ぎのおりき、焦りから不満たらたらの29のおつや、まだ若いおぶんと、おこよ。おりきは、六兵衛が持ち込んだ木の張方をながめているうち、悪戯心から小刀で先端部分に仏像を彫りだし、すぐに夢中になった。やがて仏師の郷介と知り合うことになる。

 

 

「はじめましょ」

すべて四文で方がつく飯屋「四文屋」を稲次から引き継いだ与吾蔵は、仕入れ帰りに立ち寄る根津権現で、小さな女の子の唄声を聞く。かつて与吾蔵が捨てたおるいがよく口にしていた唄だった。声をかけた与吾蔵は少女と遊ぶようになったが、…。

 

 

「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」

冬虫夏草とはキノコと虫が合体したもので、冬は虫であったものが、夏には草となることから名付けられた。

はサクラの枝の陰に羽化することなく死んだ蛾を見て、これは私だと思った。かって大店のおかみだった吉は、貧乏長屋住まいの中、大怪我で歩くことも立つこともできなくなった息子の富士之助に暴言を言われながら献身的に世話していた。

 

 

「明けぬ里」

よう”は亭主の桐八と一緒になって2年になる。桐八はさほどの腕がない職人で、親方に怒鳴られどおしで博打に走り、気の強い“よう”と派手な喧嘩ばかりしていた。ようが出先で「葛葉ちゃん」と呼びかけられた。根津権現の遊郭で吉原にも勝るとうたわれ、身請け代は二千両とも言われた明里だった。ようは馴染の隠居が61両で身請けしてくれたが、その後は面倒を見ないと言われ、手紙を出したら桐八が飛んできたのだ。心町の長屋はボロ屋だったが、ようが初めて見つけた居場所だった。ようのお腹にはややがいて、すべてに恵まれたような明里にも……。

 

 

「灰の男」

忘れたくとも、忘れ得ぬ思いが、人にはある。

悲嘆も無念も悔恨も、時のふるいにかけられて、ただひとつの物思いだけが残される。

虚に等しく、死に近いもの――その名を寂寥という。

こう始まるこの話は、前のすべての話に登場した面倒見のよい差配の茂十と、六兵衛長屋の裏手の物置小屋にいて楡の木の下で物乞いする惚けた楡爺(にれじい)の因縁物語だ。

茂十が50年以上のつき合いという会田錦介と料理屋で会い、かって江戸を騒がせた地虫の次郎吉を思い出すところから話は始まる。

 

 

初出:「小説すばる」2018年7月号~2019年11月号

 

 

私の評価としては、★★★★★(五つ星:読むべき、 最大は五つ星)

 

しみじみと心に沁みる話が続く。どぶ川のふもとの薄汚い貧乏長屋でたいした希望もなく暮らす人々。ここから抜け出す算段をする人がいる一方で、辛い過去を背負った人が生きなおすには良い場所なのだという。

 

従来、私が小説を読むときには、情景描写など邪魔で、「はい、はい、貧乏長屋ね。辛いのね、分かった、分かった。それで?」とじれったく思っていた。しかし、この小説では、澱んだ心川の情景がなくては人々に姿が立ち上がって来ない。小説というものは人を描くものなのだろうが、周辺の住まいの中での暮らしがあっての人だと、当たり前のことをあらためて教えてくれた。どぶ川の匂い、長屋の喧噪を感じる。

 

全体が静かなトーンで進み、最後の「灰の男」の話で盛り上げたのだろうが、派手な立ち回りのある話はもう少し抑えてくれた方が、最後までしみじみとして良かったのではとも思った。

 

 

西條 奈加 (さいじょう・なか)

1964年北海道中川郡池田町生まれ。東京英語専門学校を卒業して貿易会社勤務。

2005年『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。
2012年『涅槃の雪』で中山義秀文学賞
2015年『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞
2021年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。

時代小説から現代小説まで幅広く手がける。
他、『善人長屋』『無花果の実のなるころに お蔦さんの神楽坂日記』『亥子ころころ』『せき越えぬ』『わかれ縁』などがある。

 

 

お勉強

塒:ねぐら

瘧:おこり。マラリア性の熱病の昔の名称。一定の周期で発熱し、悪寒やふるえのおこる病気。

にわか拵え(こしらえ)

 

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貫井徳郎『殺人症候群』を読む

2021年06月03日 | 読書2

 

貫井徳郎著『殺人症候群』(双葉文庫ぬ1-03、2005年6月20日双葉社発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

警視庁内には、捜査課が表立って動けない事件を処理する特殊チームが存在した。そのリーダーである環敬吾は、部下の原田柾一郎、武藤隆、倉持真栄に、一見無関係と見える複数の殺人事件の繋がりを探るように命じる。「大切な人を殺した相手に復讐するのは悪か?」「この世の正義とは何か?」という大きなテーマと抜群のエンターテインメント性を融合させた怒涛のノンストップ1100枚!

 

「症候群シリーズ」は(1)『失踪症候群』(2) 『誘拐症候群』、(3)『殺人症候群

 

環はチームの3人を集め、6件の事件記事を示した。犯人は刑法上の罪には服していないが、別にスクラップされている事件の被害者なのだという。
例えば、少年AとBは、リンチで級友を殺して少年院に送致されたが、1年で退院。Aはオートバイ転倒で死亡。Bは押し込み強盗で家族ごと殺された、等々。復讐を請け負う職業的殺人者がいるとしか考えられないという。倉持はこの仕事を断り、原田と武藤が引き受けることになる。

 

特殊工作チーム

(たまき)敬吾:警視庁警務部人事二課。リーダー。30代後半。常に冷静で必要最低限のことしか言わない。

原田柾一郎:表の生業は私立探偵。元刑事。

武藤隆:表の生業は托鉢僧。元機動隊員。

倉持真栄(まさはえ)表の生業は肉体労働。190㎝近い大男。妻は温子。娘は笙子。元刑事。

鏑木(かぶらぎ):刑事。相棒は50代の北嶋

梶原智之:平凡な中小企業の営業社員。息子・は中学でリンチを受け死亡。主犯は佐島香山市倉

小島和子:40歳過ぎの看護師。息子・継治は心臓移植が必要な難病。

矢吹響子:「少年犯罪を考える会」主宰。(わたる)の親友の、殺された高木の妻。響子が折衝役で渉が実行役。

 

本書は2002年2月に双葉社より刊行。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

話としては面白く、いろいろな要素が絡み合っている大作の702頁。

 

家族に理不尽、残酷なことをして、大した罰を受けてない奴がいても、懲らしめたいとは思うだろうが、殺したいと思うものなのだろうか。ましてや、自分に関係しない事件の犯人を殺す動機が私には納得できない。

 

リーダーの環敬吾は頭脳明晰で、底を見せず、倉持は単純明快な武闘派で、いずれも只者ではない雰囲気を漂わせて興味を引く。この本では武藤と原田の出番は少ない。倉持の警察を辞めた事件が語られるのに、捜査からは外れて裏で活動し、最後の方で主役級になる。渉の人物像が不明だったが、なんと!!

 

貫井徳郎(ぬくい・とくろう )の略歴と既読本リスト

 

お勉強

牽強付会(けんきょうふかい):自分の都合の良いように強引に理屈をこじつけること。

蹌踉(そうろう):足どりがふらつくさま。「―として家に帰る」

怯懦(きょうだ):おくびょうなこと。「―な性格」

 

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5月(2)の花

2021年06月02日 | リタイヤ生活

 

5月17日に届いた花は、6本のシャクヤク、左の紫とピンクのデルフィニウム、奥の2本のソリダコと、刀のように突っ立ったニュウサイラン。

 

ところが、楽しみにしていたシャクヤクは下の左の白と右のピンクが咲いただけで、他の4本は蕾のまま枯れてしまった。残念!

 

届いた紙の「お手入れ方法」の②を読むと、

「蕾が固い場合は、指で優しく揉みこんであげましょう」と書いてありました。残念無念!

 

 

2020年10月(10月(2)の花)届いた中にルスカスという葉があった。葉の真ん中に虫のように見える小さな突起があった。

 

11日後、そこから小さな花芽が出てきた。

 

約4か月経過後(2月(1)の花)のルスカスの葉の花芽はまだ少しずつ成長していた。

 

さらに今回、約7か月経過後、初夏になったせいなのか、花芽は拡大してみると不気味にまだ変化しているようだ。

 

 

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アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』を読む

2021年06月01日 | 読書2

 

アンソニー・ホロヴィッツ著、山田蘭訳『メインテーマは殺人』(創元推理文庫Mホ15-3、2019年9月27日東京創元社発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる……。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇の『カササギ殺人事件』に匹敵する傑作!

 

原題は、“THE WORD IS MURDER”。

 

物語の語り手は作者ホロヴィッツ自身。児童向け小説で名を成し、忙しい映画脚本に追われる人気作家ホロヴィッツは、刑事ドラマのコンサルタントを務めていた元刑事でロンドン警視庁から捜査協力を委託されているホーソーンから「自分の捜査する事件を取材して本を書いてみないか」と誘われた。ホーソーンのホームズばりの見事な推理を見せられ、大人向けの小説への転換途中であることもあり、読者の女性からあなたは現実に即した話を書いていないと批判されたこともあって、結局同意してしまう。
ちょうどそのとき、資産家で一人住まいの老婦人・ダイアナ・クーパーがコーンウォリスの葬儀社を訪れ、自らの葬儀を手配したその晩に殺される事件が起きる。

 

気難しく傍若無人で天才的推理力のホームズ役のホーソーンと手を組んで捜査を始めたワトソン役のホロヴィッツは、苛立たしいことが多く、コンビ解消と何回も思いながら、捜査に引き込まれていく。

本を書くためには探偵役のホーソーンの人物像に迫る必要があるのだが、ホーソーンは「おれはそうは思わんね。主題(メインテーマ)となるのは殺人だ」と、自身の抱える秘密を語らず、終始謎めいた存在でありつづける。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

実際の著者自身がワトソン役で探偵に引っ張りまわされ、ぼやきながら本を書くために捜査を記録するという構成は面白い。
しかし、実在の映画名や、俳優・監督名、本の題名がずらずら出て来たり、スピルバーグによる著者の脚本の映画化の話が数ページにわたり続いたり、虚実が不明で、わずらわしい。

 

登場人物があまりに多く、しかも登場人物の多くはかなり身勝手なので、誰でも犯人になりうると思ってしまう。謎解き後も納得感は十分でない。

 

 

アンソニー・ホロヴィッツ Anthony Horowitz

イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本などを手掛ける。

アガサ・クリスティのオマージュ作品『カササギ殺人事件』では史上初の7冠を達成。
ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ『メインテーマは殺人』、『その裁きは死』。

コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズ『シャーロック・ホームズ 絹の家』、『モリアーティ』

他、『007 逆襲のトリガー』

 

山田蘭(やまだ・らん)

英米文学翻訳家。

訳書に、ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』、ギャリコ『トマシーナ』、ベイヤード『陸軍士官学校の死』、キップリング『ジャングル・ブック』など。

 

ダイアナ・クーパー:資産家の老婦人。猫のティブス氏と暮らす。

ダミアン・クーパー:有名な俳優。ダイアナの息子。

グレース・ラヴェル:ダミアンの恋人。娘はアシュリー、父はマーティン。

アンドレア・クルヴァネク:ダイアナの家へ通う掃除婦。ダイアナの死体発見者。

レイモンド・クルーンズ:劇場プロデューサー

ジェレミー&ティモシー・ゴドウィン:交通事故に遭った双子。父はアラン、母はジュディス。乳母はメアリー。

チャーリー・メドウズ:警部。ジャック

 

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