最終3日目の11時過ぎ、二条城へ東大手門から入った。
余りにも頑丈な大手門。
大手門を入って南に歩くと、唐門が登場。
この装飾の華美なこと!
唐門を入ると広場に成っていて、
二の丸御殿と車寄が見える。
車寄(二の丸御殿の出入り口)
二の丸御殿は、将軍の上洛の際の居館。第15代将軍慶喜による大政奉還が発表された。
全6棟の建物から成り、江戸初期の書院造として国宝となっている。狩野派による障壁画は2千面あり、そのうち1016面が国の重要文化財だ。
御殿内は見どころも多いが、撮影禁止のため詳細ははぶく。是非直接ごらんあれ。
再び、出入り口を出た後は、以下の図の赤線のごとく進む。
広場のモコモコの桜。
火事などの緊急事態を知らせるために京都所司代屋敷に置かれていた釣鐘。
二の丸庭園の松
なぜか庭園には松ばかりだが、1本だけ桜があった。
二の丸庭園は書院造庭園で、作事奉行・小堀遠州が改修した。
東橋と本丸櫓門。ここから内堀に囲まれた本丸庭園、本丸御殿(耐震工事中)に入る。
本丸の石垣
天守閣跡へ登る。
天守閣跡からの眺め。
天守閣跡からの眺め。
西橋から本丸を出ると、
その先にはしだれ桜の大木。その後ろに和楽庵がある。
清流園に入ると桜が一杯。
ということで、見どころ一杯の二条城を後にして京都駅へ。
来るときは気が付かなかったのだが、あの京都駅ビルがこんなに未来的になっていた。
中央コンコースは、4000枚のガラスを使用し、広々とした吹き抜けになっている。
竣工は1997年とあるから、私は26年前の建物に未来的と驚いていることになる。
これで京都旅行はようやく終わり。 前回は、「満開の京都(3) 金閣寺」