hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

傘寿の花

2023年01月04日 | リタイヤ生活

私、なんと信じられないことに、暮れに80歳を迎え、傘寿となりました。

今、交通事故にあったら80代老人とまるめて書かれてしまう。本当は80歳+6日なのに! 気をつけねば。

 

傘の字の略字「仐」を分解すると八十となることから傘寿(さんじゅ)。
88歳は、米の字を分解すると八十八となることから米寿(べいじゅ)。
90歳は、卒の字の略字「卆」が九十と読めることから卒寿(そつじゅ)。
99歳は、百の字から一を引くと「白」になることから白寿(はくじゅ)。

 

想えば、むかしむかしのことでした。

48歳の時、職場の集まりで、ことしの年男として皆の前に何人かと引っ張り出された。ふと「あと一回りしたら赤いちゃんちゃんこ着て還暦だ」と愕然としたものでした。

その60歳の還暦は、まだ働いていたこともあり、年寄りの自覚はまったくありませんでした。

65歳の時は、高齢者呼ばわりされ、既に年金生活でしたが、「体力が落ちてきたなあ」という程度でした。

70歳の古希は、当然「古来稀なる」との自覚はなく、二人目の孫が生まれたので間違いなく「おじいさん」でしたが、まだ週2回のアルバイトを楽しんでいました。

75歳、後期高齢者となり、保険証が変わりました。

77歳の喜寿は意識もしませんでした。

そして、気づいたら傘寿。体力は年ごとにガクンガクンと下がり、末期高齢者の足音が聞こえてきます。

 

 

長い前振りを経て、誕生日に知人からいただいた傘寿の花の写真です。

 

黄色いバラを中心にカーネーション、菊など彩も上品。

 

3日後に水やりのためにカバーを外す。

 

プロのアレンジメントは見事。

まだまだ楽しめそうです。

 

めでたい正月なので、「なんだか、米寿、卒寿と私、ずーっと死ぬことないような気がしてきた」ということにしておきましょう。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする