9月6日に届いた花
トルコキキョウは半分以上蕾だし、グラジオラスも赤は咲いているが、ピンクは蕾も見えない。
トルコキキョウというと、キキョウのイメージから一重と思っていたが、今は八重など様々な種類があるようだ。この場合はどうかわからないが、遺伝子操作による品種改良も進み過ぎて、どうかなとも思ってしまう。
グラジオラスという名には、花に詳しくない私でも何かなじみがある。明治に輸入されたとあるが、昔ながらの花なのだろう。蕾の形がローマの軍団兵の剣(グラディウス)に似ていてついて名だとある(by ウィキペディア)。
ヒマワリとは縁遠いと見えるヒメヒマワリ。葉はシワシワで、年寄には馴染みやすいのですが。
クジャクソウ(孔雀草)とは名前負けでは? 花言葉(ひとめぼれ、可憐)にも負けそう。
9月9日、3日目ではや「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」(by林芙美子)。
爽やかな化粧の人が良いなと思っていた頃のこと、バスの中でちょっと化粧が濃い目だなと思う女性が隣りの女性と話していました。
「○○さんって、ほとんどお化粧しないじゃない。でもね、私って、女の子が本当にきれいな時って短いと思うのね。だから、せいいっぱいきれいにしたいって思ってるの」
ただの雑草としか思えなかった(失礼)クジャクソウも、よく見れば懸命にその命を咲かせている。
ただの葉っぱとしてしか見ていなかったドラセラでさえも、最盛期が過ぎた花々を裏側から見ると、花々は萎れ、いくつかは捨てられ、ドラセラが幅をきかせている。「俺は長生きしてドラセラになってやる」とも思いませんが。