hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

皇居一般参観(1)

2014年03月05日 | 行楽
宮内庁のホームページから申し込んで、皇居一般参観に参加した。



皇居全体は4つの部分からなる。図の左上(南)の皇居外苑と、右下(北)の北の丸公園は常に一般公開されていて立ち入り自由だ。参観は、皇居東苑の上側(南)と、皇居の左(東)の一部だ。

二重橋前で降りて6番出口。行幸(ぎょうこう)通りを進み、



右に和田倉橋を見て、



左に馬場先濠



内堀通りの向こうに辰巳櫓(巽櫓、二重櫓)が見え、その向こうに集合場所の桔梗門が小さく見える。



内堀通りを渡ると、桔梗濠の向こうに辰巳櫓が身近に見える。



江戸の向こうは平成のビル群。



桔梗門で集合だ。



城門はどこもほぼ同じだが、入口の門は敵が入りにくいように狭く



入った所は高い塀で囲まれたちょっとした広場になっていて、直角に曲がったところにまた門がある。この門は広くなっていて、大勢の味方が一度に出てきて、狭い門を入って来た少ない敵を簡単に攻撃できるようになっている。



窓明館(そうめいかん)に参加者が集められ、簡単な説明を受ける。お土産やとトイレはここだけで、帰りまで1時間少しの間、もうトイレはないと説明を繰り返す。
ここを出て列を作って見学開始。見渡すと、お年寄りは意外と少ない。若い人、中年が多く、外国人と我々を含む年寄りが少々。

元枢密院庁舎現皇宮警察を右手に見て(写真なし)、
丸に十のマークが刻まれた薩摩藩が築いた石垣





江戸城の旧本丸の東南隅に位置し、品川の海や富士山が見えたという「富士見櫓」。1659(万治2)年の再建で、天守閣が1657(明暦3)年の大火で焼失した後は復旧されなかったので、富士見櫓が天守閣に代用されたという。



石垣上にせり出している石落しが見える。



左に蛤濠、右に蓮池濠の間を抜け、宮内庁庁舎前へ。



1968年(昭和43)年の新宮殿落成までの間、仮宮殿として使用されていた。
なんと、昭和の初期に、1度だけだが、一般参賀が行われ、その時は、正面玄関の上の平らな屋根に天皇皇后両陛下が立って手を振られたという。

正月の一般参賀で人びとが集まる宮殿東庭(とうてい)へは、この坂を上る。



長くなったので、続きは明日。































コメント
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