hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

三遊亭小圓朝落語会を聴く

2011年03月27日 | 日記
今年は武蔵野市の桜まつりは大震災の影響で中止された。いくつかの催し物が中止されるなか、三遊亭小圓朝落語会だけが3コミセンネットワーク事業としてチャリティーで行われた。



集まったのはやはりお年寄りばかりだったが、若いお母さんが2人の子どもと参加していた。下の子は乳飲み子で、上の子は、和服を着て扇子をもって角刈り風の粋な格好だ。



皆に囲まれ歳を聞かれ、恥ずかしそうに黙りこむ。
お母さんが「2歳です」と言うと、こどもはお母さんを見上げて、「お母さんは?」と聞いた。お母さんはあわてて、「秘密なの」。


三遊亭小圓朝は円楽一門で40歳ほどの人。
まずは、こんなときなので、どんな噺をしようかと、数ある持ちネタから探してみたが、どれも不謹慎なものばかりで困ったと笑わせる。
ケチな主人の真似をして失敗する小僧の噺と、禁酒令の出たお城に酒を届けようとする噺の2席を1時間半ほどで語り、たっぷり笑わせてもらった。その後、いくつかのお題をいただいて参加者と共に謎掛けをしてお開きになった。

木戸銭はすべて、小圓朝さんから武蔵野市経由で寄付される。


話の枕の小話が考えオチで、一瞬置いて笑った。

居酒屋に子犬を連れた女性が入ってきた。中にいた酔っぱらいが叫ぶ。
「おい! こんなところにブタを連れてくるんじゃない!」」
女性が言う。「何よ、酔っ払い!ブタじゃなくて、可愛いワンちゃんよ」
酔っぱらいが言う。
「俺は、犬に言ってるんだ!」

「第22回 武蔵野小圓朝の会」が武蔵野芸能劇場で行われる(4月19日18時半開場、木戸銭2千円)。



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