丸山孝男「英語 ジョークの教科書」2002年3月、大修館書店発行を読んだ。
英語の本や、英語の学習本をとっかえ、ひっかえ読み始めるが、1/3も読みすすめたことがない。ジョークの本なら、話は細切れだし、最後まで面白く読めるだろうと思い、そのとおりになった。
英語のジョークは背景の歴史、文化の違いで理解できないあるいは面白くないことがある。おまけにTVや会話でのジョークはとくにテンポのよい早口になり、まったく意味がわからず、むなしくあいまいな笑顔をつくるしかない。ネイティブがあまりに大うけして笑っていると、そのうちこちらはしらけてしまう。
この本は、5つの話題別にいくつものジョークを並べている。簡単な背景説明のあとに、英語、そしてその翻訳文がつづく。難しい英単語はほとんどないし、日本語訳がすぐ続くので辞書なして、寝転がって読める。
著者の丸山孝男は、北海道生まれ。ニューヨーク大学大学院修了。英語学・社会言語学専攻。明治大学教授。
私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)
私がウケタジョークをいくつか紹介するが、残りのものは次回以降の記事の最後に付け足すことにする。
( )は私のコメント
There are more important things in our life than a little money - lots of money !
人生には少々のお金よりも、もっと大事なことがある。それは大金である!
A bank is a place that will always lend you money if you can prove that you don’t need it.
銀行というのは、お金を必要としていないことを証明できる人に、いつでもお金を貸してくれるところである。
(実際、中小企業の人が言っていた。「バブルのときは銀行の人が、必要もないのにお金を借りてくれとしょっちゅう頼みに来た。不景気になると、コロット変わり、資金繰りに困っても我々中小にはまったく金を貸してくれない」)
Teller : What sort of savings account would you like to open, Mr. and Mrs. Ray ?
Mrs.Ray : A Joint account, please. Mr.Ray deposits and I draw out.
「レイさんのお宅は、どんな預金口座を開きたいのでしょうか」
「共同預金口座をお願いしますわ。夫のレイが預金して、妻の私が引き出すの」
A door-to-door salesman knocked at the door of a suburban house in London.
Salesman : Good afternoon, would you care to buy a copy of “One Hundred Excuses To Give Your Wife For Staying Out Late” ?
Madam : Why on earth do I have to buy a book like that ?
Salesman : Because I sold a copy to your husband at his office this morning.
戸別訪問のセールスマンが、ロンドン郊外にある家をたずねてドアをノックした。
「こんにちは、“夜遅く帰宅したときの妻への言い訳100例集”という本はいかがでしょうか」
「いったい妻の私が、なぜそんな本を買わなくてはいけないのよ」
「じつは、今朝、会社でお宅のご主人さまにこの本を買ってもらったからであります」
続きは次回以降に少しずつ。
英語の本や、英語の学習本をとっかえ、ひっかえ読み始めるが、1/3も読みすすめたことがない。ジョークの本なら、話は細切れだし、最後まで面白く読めるだろうと思い、そのとおりになった。
英語のジョークは背景の歴史、文化の違いで理解できないあるいは面白くないことがある。おまけにTVや会話でのジョークはとくにテンポのよい早口になり、まったく意味がわからず、むなしくあいまいな笑顔をつくるしかない。ネイティブがあまりに大うけして笑っていると、そのうちこちらはしらけてしまう。
この本は、5つの話題別にいくつものジョークを並べている。簡単な背景説明のあとに、英語、そしてその翻訳文がつづく。難しい英単語はほとんどないし、日本語訳がすぐ続くので辞書なして、寝転がって読める。
著者の丸山孝男は、北海道生まれ。ニューヨーク大学大学院修了。英語学・社会言語学専攻。明治大学教授。
私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)
私がウケタジョークをいくつか紹介するが、残りのものは次回以降の記事の最後に付け足すことにする。
( )は私のコメント
There are more important things in our life than a little money - lots of money !
人生には少々のお金よりも、もっと大事なことがある。それは大金である!
A bank is a place that will always lend you money if you can prove that you don’t need it.
銀行というのは、お金を必要としていないことを証明できる人に、いつでもお金を貸してくれるところである。
(実際、中小企業の人が言っていた。「バブルのときは銀行の人が、必要もないのにお金を借りてくれとしょっちゅう頼みに来た。不景気になると、コロット変わり、資金繰りに困っても我々中小にはまったく金を貸してくれない」)
Teller : What sort of savings account would you like to open, Mr. and Mrs. Ray ?
Mrs.Ray : A Joint account, please. Mr.Ray deposits and I draw out.
「レイさんのお宅は、どんな預金口座を開きたいのでしょうか」
「共同預金口座をお願いしますわ。夫のレイが預金して、妻の私が引き出すの」
A door-to-door salesman knocked at the door of a suburban house in London.
Salesman : Good afternoon, would you care to buy a copy of “One Hundred Excuses To Give Your Wife For Staying Out Late” ?
Madam : Why on earth do I have to buy a book like that ?
Salesman : Because I sold a copy to your husband at his office this morning.
戸別訪問のセールスマンが、ロンドン郊外にある家をたずねてドアをノックした。
「こんにちは、“夜遅く帰宅したときの妻への言い訳100例集”という本はいかがでしょうか」
「いったい妻の私が、なぜそんな本を買わなくてはいけないのよ」
「じつは、今朝、会社でお宅のご主人さまにこの本を買ってもらったからであります」
続きは次回以降に少しずつ。