ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

DNA螺旋の花

2014-07-07 | 産前修行
実家では、
毎年、イライラとカルシウム不足の解消に、
鮎食い放題ツアーをというのを決行します。

去年は、リフォームやら結婚やら何やらで、
私だけてんてこ舞で行けませんでした。が、

今年は決行。
五日、土曜、
実家の両親と、
清流の里庄川へ。

もちろん、
時価鮎が一匹いくらなのか知らない主人も、
主人「いやぁ、申し訳ない」
一応恐縮して、堂々便乗です。
嫁行った娘「私の功績なんだけど…(ーー)」
今回の鮎食い放題ツアーは父からの仕事の報酬です。
私だけが頑張ったのに、
主人「夫婦は一心同体だから」
一心同体は、娘だけでいいッ!

なんだかんだで、
到着しました。
庄川川金で・・す。

去年、お店をリフォームされたらしく、
こんな風な外観に変わりました。

内装も美しく、席数も増えて回転率up。
待ち時間も減ったようです。

待つことが嫌いな実家の父ですが、
鮎は待ちます。
11時開店の所、九時に出発。
一時間前に到着しておいて、
隣川金さんホテルロビーで、
ぷはぁ(煙草)を燻らせ、開店を待ちます。

ちなみに、リフォーム前はこんな感じです。

新旧とも囲炉裏の炭で鮎を焼きますが、
旧店舗の佇まい雰囲気も良かったです。

さて、

そろそろ11時、行きましょうか。
今回残念、五番目でした。
では、
実父「まず、酒。うるか三種盛」
頭の中、酒しかありません。
「と、鮎20」
兎に角、メインは鮎、鮎、鮎。
実母「白エビの天ぷらと、野菜の天ぷらと…」

どんどん喰らって、
妊婦の嫁で娘「う゛」
お腹の痛みを訴えます。

最近、お腹がよく張るんです。
特に、食事中。
足でぐぐぐと私のお腹を押します。
ここ、ここ、ぷぅとお腹が膨らみ、
婿「おぉ、ここ堅い」
ツンツン、
私のお腹を通して
娘の足らへんを押します。
それに反応して、私を蹴ります。
ぱんぱん、
私も負けずに、腹を叩きます。
妊婦「ねぇ、この子と直通ラインでもあるの?」
妊婦の食事が直、娘に届くのか?
食事前中後はよくよく動きます。
実母「食べたモノが直行くかどうかは…」
そんなこと知るか、という感じでしたが、
母が美味いモノ食えば、娘も当然食っている。
母が笑っていれば、もちろん娘も伝染するというモノらしいです。

兎に角、
食育、食育、美味しいモノを楽しく食べましょう。
そんな食育どうでもいい父は、
実父「まだか?」
待ちきれない様子でした。
実母「後20本追加で」
追加した後、最後のシメは、
嫁行った娘「アユ雑炊二つッ」
うどん、そばをそれぞれ注文して、
そろそろお会計です。
時価鮎の値段不明瞭が急に恐ろしくなったか、
財布から、お金を出す。
主人「これ…」
テーブルの下で、
堂々と金銭のやり取り。
金銭トラブル。
嫁行った頑固娘「いらんちゃよ」
母を代弁して突っぱねる。
それを見苦しく見ていた母はレシートをひっつかんで、
実母「いらんよいらんよ」
御精算、
よ、太っ腹ッ。
嫁行った贅沢娘「ご馳走様」
なでてなでて、腹を撫でて、
腹の娘に言って聞かせた。
「おじぃちゃんとおばぁちゃんを、大切にするのよ」

さて、
ぶぉーん、車を走らせ、
水記念公園隣の庄川ウッドプラザで、

娘の食器買いましたぁ~。

次は、
木彫りの里、井波瑞泉寺。




見事な木彫りです。


ウチョウラン(羽蝶蘭)だそうです。
小柄で薄紫の美しい花…、
娘もそんな可憐な花となって咲いてくれたらなぁ…と思いました。

いかんいかん、
親というのは、子に何でも押し付ける。
元気であればいいと口では言いながら、
あれこれいろいろと娘に、
自分の出来なかった事や、
消えた夢や望みをかけて、
自分と主人のDNAから、
それ以上を求めて…、

いかんいかん、
娘は娘。
娘が思うように、
納得するように、
…と思いつつも

いかんいかん。

望みをかけてしまう…。


この花、井波木彫りの里で見つけました。
昔からずっとずっと知りたかった花で、
ようやく分かりました。

螺旋の花、スピランセス(捩花)だそうです。

遺伝子のような螺旋が、美しい花。

さてさて、
我が花は、いつ咲くのやら。

何度も何度も、
子子孫孫と、
美しい。


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