ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

兄弟と、兄妹

2014-07-19 | 産前修行
実家に兄が来ました。
前回、
兄とあったのは確か、
妊娠中期の6月だった。

兄の所カーコンに山川のアイスの差し入れを持って行き…、

私のデッカイ腹を、
妹「兄ちゃん、見て見て」
見せると、
ひと言…、
兄「すんごいぜ」
妹「…」
なんかこう、もうちっとだけ長い言葉か、
心のこもった労いの言葉が欲しかったが、
とっても短い言葉で妊婦の腹を片付けた。

思い起こせば、にゃろッ、腹が立ってくる。、
今年の正月、
妊娠検査薬で妊娠が発覚した後、
兄嫁「想像妊娠でも反応が出るんだって」

え!?

マジで?

実兄「なんだ、妄想か…」

いくらやや子が欲しいからって…、
そこまで妄想想像膨らませるかッ!

そして、
妊娠後期に入った今、
ん、と腹を突き出し、
妊婦「聞いてよ、体重10キロ近くも増えて…」
大変なんだよぉと訴えようとしたら、
実兄「そう言われてよう分からん」
軽く流された。

実は、兄のところは、まだ、なので、

妊婦というものが、
分かってないのだ。
ちなみに、
妊娠初期はあーだ、
妊娠中期はこーだ、
妊娠後期は…と、
イチイチ細かく説明するのも面倒だし、
知りたいと思うなら、自分で調べるか、
体験者にそれとなく、
マタハラに成らないよう配慮しながら、
やんやり聞いたらよかろう。

が!?

無知とは、時に恐ろしい。

「産まれる時、こう、パカッと開くんか?」

んなわけ、あるかいッ!
ロボット大戦でよく見られる、コックピットから、
うぃー…ん、
ガチャコン、
「生きていた…」

なんて、私の腹からやや子が出てくるかッ!

一応、
ドラゴンボールに登場するピッコロ大魔王みたいに、
口からではないにしても、
「うおぉぉぉぉ~…」と、
頑張って、
産むわい。

まったく、
妊婦「兄ちゃんさ、産まれる時、お母さん…大変だったんぜ」
実兄「そんなことないちゃよ」
あっちゃよッ!
妊婦「私ン時は(破水←兄に説明しても分からんと思うからカット、母子ともに危険だったことも省略)、あっという間だったよ、ねぇ?」
と、説明するものの、私も記憶無し。
出産の苦労を鮮明に記憶しているのは、
生みの親とそれを見守る父だけである。

兄の時は三日三晩出そうで出ない、
ぐりぐりぐいぐい、
陣痛の繰り返しで、
さらに、

産婆さん「お父さんが妊婦を甘やかすからよ!」

出ない事をキツク叱責され、
無関係無辜の父トバッチリを喰う。
内心、父はこう思ったはずだ。
怒って出るなら、
初めから怒ってるってば。
父「あん時の看護婦、きつかったのう」
実兄「…。ふぅ…ん」

身に降りかかる災難ではないので、
さらりと他人事のように聞き流し、
ハーゲンダッツ抹茶を美味そうに、
喉に流し話題を、スルゥと変える。

こんな兄ちゃん…
嫁「ながやぜぇぇ」って、
次の日、電話で主人に訴えたら、
主人「兄妹って…、いいなぁ」
嫁「はん?」
ってかさ私、
そんな微笑ましい兄妹愛、語ったか?
ちゃんと私の愚痴、聞いてた?

つまり、えっ…と、
男兄弟の二男坊が、
もし、
妹がいたなら、
あ~んな事や、
こ~んな話が出来るんだぁ♪って、
勝手に幻想を抱き、夢想してない?

時おり…じゃないな、度々、
夫婦間で大きな溝を感じる。

妊婦「私一人で、頑張る…」

ツーツーツー(通話終了)。


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