ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

臨月

2014-08-07 | 産前修行
臨月に入って、
健診は一週間に一度になりました。
看護師さん「お腹、張ってますね」
わぁ、パンパン。
妊婦「そうなんです…一日何度も張って張って…ちょっと苦しいんです」
胎児が重くなって、
持病の腰痛、
恥骨痛、
足の付け根、
残尿感、
で苦しみ、

さらに、

ガンッ、
ガンッ、

「それと、せんせ…あの、子宮の辺り?が、時おり痛いんですけど」

先生「子宮?」

妊婦「なんていうか、この子が頭突きしてくるって感じ?」

エコーで確認。

先生「あぁ、もうこんなに下がって」

頭で子宮口を広げるので、
ずきん、
ずきん、
痛みが生じます。

痛いので、
もう出て欲しいのですが、
推定体重は?

「2670g…少し小さいけど、あとは陣痛待ちだな」

ってことは、
あとはもう、
娘次第ってことです。

もう出ていいってよ。

出でよ、娘ぇ。

って、出てくるイメージトレーニングをします。

胎児が、
くるんと、
出やすいように胎内の形状に合わせて、
回ります。

通常呼吸から、腹式呼吸に切り替えましょう。

はい、
鼻から吸ってぇ、
お腹がぽっこり、
膨らみます。
そして、
口から、
「ふぅー…」
吐く。

時間をかけて、
ゆっくり、
吐いてぇ、

ヨガ、ですね。

痛みから解放されて、
リラックス出来ます。

朝は二時間ヨガって、
昼間は呼吸法の練習。
一日、延々とヨガです、ヨガ。

出産が究極のヨガって言った意味、
分かりましたでしょ?

兎に角、
人生の苦しみから解脱なんですよ。

さて、陣痛が始まったら、
「深呼吸」

んで、

陣痛が強く出たら、
「とにかく、吐く」

呼吸は止めない。
吐けば、自然と、
入るからって原理です。

余計な力を入れずに、
苦しみ痛みを抜いて、

おなかの赤ちゃんにも十分に酸素を送って、
「ウン」
イキむ。
そして、
短促呼吸「ハッ、ハッ、ハッ」

で、何時間もそれを繰り返して、

“おんぎゃぁ~”

無事出産、のはずです。

これら呼吸法を、
延々とイメージトレーニングして、

トレーニングし過ぎて…、

陣痛の夢を見てしまった。

ぼこんぼこんと、

娘に蹴られて陣痛が始まり…。

夜中、お腹のハリで目が覚めた。

妊婦「あの、もう暑いんで、早く産みたいです」

先生「あぁ、そうだよね」
って、
先生と共感出来る部分って、
暑いってところだけだと思うけどね。

兎に角、
リラックス呼吸法で陣痛の痛みを逃して、
スルー、ポンで、
生まれることを、

切に、願います。


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