ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

戦国の姫君たちの誇りと重み

2011-11-12 | 日記
「江の着物が展示されてるだって」という噂を聞きつけ、車を走らせて、
郷(本名から)が江にGO!30分ほどで会場に到着。
大河『江』役の上野樹里ちゃんが着ていた着物かな?だったら、
平家の蝶紋あしらった着物が展示されているのかな?
ワクワク、ドキドキ、
そーと、覗くと、
「わぁッ」と驚いた、本物の江様が御召しになっていた小袖柄の復元で、
『江に挑む』~江の小袖復元に挑む~、の展示だった。
ほ、本物やん。ちなみに、本物でもっと驚いたのは、これ。

細川ガラシャ様のお召しになっていた小袖を江姫の葵柄帯で絞めて、How much?
・注・モデルは私ですが、金額には含みません。
「高級外車を羽織ってると思えばいいよ」…って、
おもッ。ン千万を軽く着せんといてぇッ!!
しかし、普通にン千万を着こなす姫君って、こえッ。
これが、江の小袖復元版です。

姫たちが着こなす高級外車並のお値段のシルクだが、ふぁんと優しく、シュルと光沢のシルクが光って、十分、能が舞えるくらい軽い。ちなみに、能装束もそのくらい軽いらしい。
「武家の出はある階級以上になると、能は必ず舞えるようにするんですよ」
舞えるようにしなくちゃいけないんだ。必須項目だったんだな。
戦国武将って文武両道で…大変だ。良かった、平和な時代に生まれて来れて…、
ふいに、
「松…郷、さんって、武家の出?」らしいです。
私から、その面影Nothingですけど、、、
その方曰く、名前からその人の出が大体分かるらしいです。
例えば、主君から字(あざな)を一字賜るとか、縁ある地名を付けるとか、家紋と同じだね。
功績を挙げると家紋を頂き、戦になれば旗印にして戦う。
家紋は血筋だったり、主君から信頼だったり、自らの意思や願いだったり、
家紋はその人そのものなんだ。だから、
家紋を汚されて戦が勃発ッ!なんて事もあった。
“家”を汚してちゃダメだよ。我が家を作った祖は、もちろん、大切です。
お隣の“家”も大切。互いに誇りを持って戦ってきたんだ。
時に敵になり、味方になり、今の私たちを生かすために存続を図り、生き繋いで来られた。
感謝しないとね。ほんとに貴重な体験をありがとうございました。

ン千万の細川ガラシャ様江帯締め…か、
武将の姫って、
それ相応の立派な家に嫁がねばならないから、大変だったんだね…。
軽いはずのシルクが、重ッ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。