ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

破水

2014-08-26 | ~ 出 産 ~
お盆は何かと忙しかった。
13日夜、実家に兄夫婦が来て、
主人も顔を出して、私のお腹を肴に大宴会。
兄が推奨するスーパー英才教育法(“Zero to Three”)で盛り上がり、
「兄ちゃんってさ…、教育パパになりそうだね」
妹の子供だと持って好き勝手言いたい放題だった。
翌々日の16日、主人のお兄様が横浜から帰郷、そして、帰省されるという事から、
「ちょっと寄らせてもらった」と、嫁ぎ先の両親主人義理のお兄様が挨拶に来られて、
まだまだ元気そうな…つまり、兆候らしい御しるしも陣痛が起きて無い事を確認して、
「大事にしられ」と帰られた。娘が腹から出る予定は8月27日で、まだ2週間もある。
まだまだ妊婦の苦しみを味わうのかと、床に就いた。
すると、睡魔は打ち破られ、その兆候が起きてしまった。
じょじょじょじょ…
「ひぃ?」
この年齢(37歳と八ヶ月)にして、おもらし?を疑った。
いや、ちょっと待て、尿意を催さない尿って…もしや、
“破水(胎児を守る卵膜が破れて羊水が流れる)か?”
まさかの母の二の舞?
まずはトイレに行って、確に…「ん?」と思ったら、
御しるし(出産の前兆である出血)が、出た。
御しるしとは、出産が近くなると胎児が出やすいように子宮を収縮したり、子宮口が開き始めたりと活動する。すると、胎児を包む卵膜と子宮癖がずれて出血する。この御しるしがあって、数時間後、ないしは、数日以内に陣痛が始まり、出産という流れがあるが、如何せん、破水となると話は別である。
病院で配布された『こんにちは 赤ちゃん』を再読し、破水が起きたら、という項を読み返す。
すると、こうある。“迷わず、来院…”と。
では、破水経験者を起こし、
「お母さん…ねぇ、お母さん…」
夜11時40分過ぎであろうか、
掛り付けの病院に連絡して、そこへ向かった。