奇跡への絆

図師ひろき

雑感522

2013年06月05日 23時43分22秒 | Weblog
 大手コンビニエンスストア“サークルKサンクス”の新社長となられた竹内修一さんのインタビュー記事を読みました。

 1962年生まれの50歳。

 役員に昇格してわずか半年後に社長就任を打診されて、最も驚いたのはご本人だったようです。

 それでも竹内さんには、入社から一貫して営業畑を歩んでこられ、現場主義で培った秘めた自信もあられたのでしょう。

 そして就任後すぐに社内ブログを立ち上げ、現場とのコミュニケーション活性化に取り組まれています。

 その新社長の信条は

 「現場の担当者が感じたアイデアこそ大事」

 ある映画では

 「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」

 というセリフがなんとなく重なるような気がします。

 現場を知り、現場の声に耳を傾け、その声を仕事の活かしていくことはどの業界にも共通することなのかもしれませんね。

 政治も同様です。

 政治の現場は、地域であり、住民生活そのものです。

 住民生活の中でも、弱い立場にある方々のために政策や制度、そして予算を創らなければなりません。

 日本は戦後、国民が一体となり復興を成し遂げ、経済高度成長により物質的には豊か過ぎる生活を手に入れました。

 そして今、政権が変わり再び経済成長重視、公共事業重視の政策が展開されようとしています。

 その中で、劣悪な環境で生活を余儀なくされている弱い立場の方々が増えつづけているのも事実です。

 竹内社長の言葉をお借りするならば

 「誰かがやらなければならない。 

 それならば自分が決死の覚悟でやれる限りのことをやってみよう。」

 耕す畑は違えども、やらなければならいという気持ちは同じです。

 現場を知る政治家として働き続けます。